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ドラマ「弱くても勝てます」 [ドラマ]

2014年のドラマ「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」を観た。

 http://www.ntv.co.jp/katemasu/



 

ドラマ「優しい時間」を観てからというもの、二宮和也の演技力には一目置いている。

息子が甲子園を目指して野球をやっていた頃、「これを観ろ!」というのも「お前たちは弱いんだ!」とタイトルを通して言っているように伝わる気がして遠慮していた。しかし、先日高専大会の野球の試合を見て、観たくなった。ブラッド・ピットの「マネーボール」のようなデータ野球で勝つのでは無い。プレイヤーの頭の良さを利用して、奇想天外な発想で勝とうとするのだ。

原作は東大合格者数No.1の東京:開成高校(なんと偏差値77)の野球部のルポを基にした実話である。


「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー (新潮文庫)

「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー (新潮文庫)

  • 作者: 高橋 秀実
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/02/28
  • メディア: 文庫

 

私が通っていた高校の一クラスだけ、特殊な選抜クラスがあったが(私が三年の時はそのクラスから東大に十数名合格)、そのクラスでも偏差値70で県内トップ。そのクラスの連中も異常な程賢い奴らばかりだったが、偏差値77ってどんな人間やねん!そんな超賢い進学校の野球が好きで好きでたまらないけど、ヘタで弱い野球部の物語。

開成高校の野球部の戦歴を少しみたが・・・東東京という150近い数の中でベスト16まで行っている。弱くても勝てる証明を現実でもしているのだ! 

私が高3の時(今から約30年前)に創立100年で甲子園初出場を果たしたが、そのチームのキャプテンはキャッチャーで先程お伝えした特殊な選抜クラスの一人だった。このドラマでもキャプテンはキャッチャーで東大を目指している山崎賢人だ。監督の二宮も13年前この母校で野球をやっていた時、キャッチャーで東大合格という設定。やはり、キャッチャーは野球の要なんだろうなぁ。それが最終話でよくわかる。「キャッチャーだけが、守備の時、全員の顔が見える」

ちょうど今、高校球児たちの祭典:甲子園大会の真っ只中。熱いスポ魂ドラマに久々に私も熱くなった。

最終話のラスト15分ワンカットで二宮が生徒に語りかける場面はドラマ史上歴史に残るのでは?

それにしても二宮和也は凄い人間だ!と改めて感じた。

人生も実験→検証→考察・・・再度実験→検証→考察・・・この繰り返しなのかもしれないなぁ・・・。今後の人生にも勇気が持てる内容でした。単なる野球バカのドラマではありませんでしたので、野球に興味ない方にもお薦めです。ある意味、職場教育にも活かせるし、子供の教育上にも活かせるのかもしれません。原作にも興味が湧きました。 

 


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