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誰かの為にいきている [社会]

人は自分の為に生きているのだろうか?

それとも誰かの為に生きているから、生かされているのだろうか?

今現在、息子の為にレポートを書いている。テーマ〔どうしたら自動車メーカーに就職できるのか?〕である。もう4枚目に突入である。何故、こんなことをしているのか?というと・・・私は離婚してから月に一度の裁判所に決められた面会日にしか会えない。もう、かれこれ9年目を迎えた。普通の親子のように一緒に過ごしていたら、食卓での会話やリビングルームでの会話が出来るのだろうが、私の場合は、そうは問屋が卸さない。

息子は高専の4年生だが、来春には就職内定が出る時期だ。親バカで申し訳ないんですが・・・(このフレーズをある人に言うと・・・あなたが、○○君の親バカに成らなくて、だれが○○君の親バカに成るっていうの?と怒られたことがある。それ以降、そうかぁ・・・私は親バカでいいんだ!と自分に言い聞かせている(笑))

息子が通う高専は200名の生徒に対し多い時で約3000社からの募集があるそうだ。

高専(5年生)といっても就職すると高卒扱いになるらしく、それを嫌ってか(昇給とか昇進とか確かに高卒と大卒では大きな開きがあり、生涯賃金も大きく開く)大学に編入(3年生に)する子も(というかコレは親の入れ知恵じゃないかな?)高専から東大編入もあるらしい。確かに大学に入るまでは勉強するが、入学するとサボってしまう。これが日本の大学と米国の大学との違いであるが・・・。)高専の勉強に付いていければ(毎年40人クラスの内5人ぐらいは留年するそうだ!ということはひとクラス40人で入学したのに、卒業するときには10人ぐらいは同級生は入れ替わっているらしい。)

とは言っても、企業側はそこに至る過酷な高専を卒業できる人材を求む!らしく(留年は問わないらしい)、 40人との就職競争があるのだ。

私がレポートを書く気になったのは・・・トンビが鷲(タカ)を生んだ!と感じたからである。

私は理系に行きたかった!モノ作りに興味があり・・・。でも高校の数学や物理が全く分からず(赤点三昧:赤点というのは校内平均点の半分以下)これでは理系の大学には行けないと諦め、3年生で文系に転向した。そしたら、水を得た魚の如く(国語・英語・社会)で難なく文系学部大学進学。

先日、息子とドライブしながら、「物理や数学は好きなの?」と恐るおそる聞くと・・・「好き!」と返ってきた。

これで俄然やる気になった。私が果たしえなかった夢(理系の世界への進出)を代理で応援することでもある・・・と。

高専生が就職率100%なのは理解できるが、妥協の無い世界なのかどうかは不明。実際に就職先決まったけれど、行きたい企業や業種だったかは不明。

息子のように「自動車メーカー」に行きたいのに「他業種」に就職でも就職率でも100%となる。希望率とは異なる。

私の文系脳を駆使して、子供の理系脳を活用させれば、世の中上手くいくのではないだろうか?と思い、文系脳を駆使し、私の就職活動体験記を書いている。(25年前と今では就職活動の様子も違うだろうけど、本質は変わらないはず!)これを記事にしても面白いかもしれないなぁ・・・役に立つのか私の就職活動記?

と、まぁ・・・ 今の私は来年の息子の就職内定の為に生きているのだろう。(生かされているだけなのか!?)


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