美女からの微笑み [社会]
母の部屋には「氷川きよし」のでっかいポスターカレンダーが貼ってある。毎月毎月氷川きよしが母に微笑んでいる。
氷川きよしのファンでコンサートに一人で行くぐらい好きらしい。
そこで、母の誕生プレゼントに私が買ってあげたものだ。
方や、私の部屋は殺風景でポスターもカレンダーも無い。シンプル イズ ベストと思っているからだ。
しかし、昨日世界は一変した。
大阪の友人の娘さんに向けて、発行部数1部の農家おじさん新聞を作ったので郵便局の窓口に出しに行った時のこと。
よくある、コンビニのレジ横にチョコや饅頭が置いてあるのと似ていて(衝動買いを誘う)、窓口に郵便局限定の「雑誌」が置いてあった。最近ハマッているドラマ「運命に、似た恋」に主演中の「原田知世」が微笑みかけてくれている。局員さんから「いかがですか?」と薦められ、ぬるい私は「じゃぁ、お願いします!」 とあえなく陥落。
ドラマの撮影現場のことがインタビュー記事で書いてあり、ドラマでは分からない舞台裏が知れて更にドラマに深みが増す。視聴率は5%程度らしく、あまり芳しくないようだが、それは私たちはにあまり関係ない。観ている人が感じて考えさせられ、何かを得られれば丸儲けである。若い人の純愛物語では無く、それなりに苦労を経験して、今も苦労して生きている人向けの大人の純愛ドラマで、大人の「原田知世」に毎回胸がキュンキュン鳴っている。
いつも使うノートパソコンの向こう側には手帳を拡げた月間カレンダーを置いているが、そこに「原田知世」が微笑む雑誌の表紙を置いてみた。夜、寝る前に見る。朝、起きて見る。パソコンの合間に見る。何だかいつもの日常が変わってきた。私の内面がドキドキワクワクしているのである。
母もこんな感じで「氷川きよし」を見ているのかもしれない。来年は大相撲のポスターをプレゼントしようと思っていたが、「勢」や「遠藤」とかが微笑むならいいが「豪栄道」が微笑んでも何か怖い気がしてきた。来年もやっぱり「氷川きよし」か?
「写真」っていいですね!止まっている写真を見て、脳が勝手に動き出す感じだ。脳の活性化にもいいのかもしれない。
やはり、何かに恋するのっていいもんですね!
http://www.nhk.or.jp/drama10/unmei/html_unmei_midokoro.html#new5pr