アナログ→デジタル→アナログ、社会は復古する [社会]
私たちは、試行錯誤の上、生きているようなもんだ。
先日の「米を研がない」では無いが、「米を研がない」→「米を研ぐ」→「米を研がない」に戻るように(?)、音楽の世界も「アナログ」→「デジタル」→「アナログ」に戻りつつある。レコードの復活やハイレゾがその証明かもしれない。
そもそも波のような波形(アナログ)をアナログに似た波形(1と0を使って)にボコボコ(カクカク)した波形のようにして、デジタル処理して人間が勝手に不要と思われるものを削って便利さを追求。しかし、それではどうも満足を得られないので、やっぱりアナログに戻る。
クラシックコンサートをホールで聴くのがいまだに無くならないのは、究極のアナログの世界を楽しみたいからであろう。私も来月開演される、お寺であるアコースティックライブを楽しみにしているぐらいだ。やはり、その場でしか味わえない空気感というか心地よい波長というものを求めているのだろう・・・。
さんまのホンマでっかTVで有名な研究者「武田教授」(中部大学)の音声ブログ【科学と命17:2万Hz】も興味深い→http://takedanet.com/archives/1062727057.html
この科学と命シリーズは是非いろんな人に聴いてもらいたい内容です。
2万Hz以上の音を人間は心地よいと感じるらしく、森の中ではその2万Hzが出ているという研究結果があるというのだ。
しかし、CDはその聞こえない領域の2万Hzをカットしているので、結局LPレコードに戻る人が居るというのだ。
私は海岸沿いの山の中腹に住んでいるので、波の音を聴くのも森林浴も可能だ。もっと積極的に活用すべきだった。
昨日の映画「イン・ユア・アイズ」もテレパシーがテーマだったが、今後「テレパシー」についても科学的な研究が進むことだろう。目には見えない・耳では聴こえないけれども・・・そこに存在する何か。それに気付くか、無駄だと考えるかはあなた次第です
CDでは味わえない2万Hzの世界をもっと積極的に楽しみましょう!