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中村耕一withレイニーウッド [音楽]

先週、山口県周南市のお寺のお堂で開催されたコンサートに参加した。vol.中村耕一withレイニーウッド(key.上綱克彦・bass.ミッキーヤマモト)というものだったが、サポートメンバーでギタリストとドラマーもいた。

革ジャンを着たご住職が前説で「これは私の餅まきなんです!」とおっしゃっておられたが・・・一人2000円のチケットだが、恐らく3000円分ぐらいをこのお寺が負担していると思われる。このメンバーの他のライブは5000円~だからこのコメントからそう感じた。お堂の中は300人~400人ぐらいだろうか?立ち見もあり別のお部屋でモニター鑑賞もあったらしいからもっと居たのかもしれない。世代層は私(40代)から私の親世代だろうか?でも20代の若い男女もいる。私は元J-walkの「中村耕一」目当てだったが、上の世代は柳ジョージ&レイニーウッドの楽曲目当てだったようだ。そりゃぁそうだ・・・J-walkの中村耕一も北海道の「小柳ジョージ」と言われたぐらいで、先輩と後輩の格付けである。

開演が15分遅れた理由を説明された・・・「私たちも何十年も音楽やっていますが、こんなこと初めてで、ドラマーが楽屋前で倒れて入院したんです!」

ここからが凄いと思った。

「さて、どうしようか?と思って近く(広島)で連絡がついて来てくれたのが・・・『吉川晃司』の同級生で彼のバンドにも居たんです!」という紹介で、観ている方もヒヤヒヤでしたが、さすがプロです!始まりキッカケや終わりキッカケはベースとの目線で上手く合わせていました。バンドメンバーも「彼すごいでしょ!『口合わせ』しかしていないんですよ!」とのこと。職人というのは経験をフル活用して『空気』を読む技術がすごいんだろうなぁ・・・と感心した。

私の中では『中村耕一』の衰えていない復活ライブも嬉しかったが、そのドラマーとのメンバーとの暗黙の会話みたいな副産物も楽しめた。楽器演奏は円熟が増すが、声は生身から生み出されるものなので衰えも避けられない。が、彼(中村氏)の場合、円熟さが増して更にセクシーな感じがした。他のメンバーに対して凄く謙虚で謙遜して、65歳ということだが・・・私もヒゲをはやしながらこんな歳の取り方をしたいなぁ・・・と。私も罪を犯したことが無いと言えば嘘になるが、何かの罪を犯してもちゃんと更生できる証明として今後もがんばってもらいたい存在である。まさにASUKAの真逆を行く感じである。

柳ジョージも素晴らしかったのだろうが、私にとっては元J-walkの中村耕一を追っかけていきたい!と思う。彼のソロ作品に触れてみてくなった。やっぱり好きな人の声はいつまで経っても好きなんだなぁ・・・元J-walkのvo.中村耕一は健在でしたよ!「Just because」最高でした。前から二列目で大きなスピーカーの前で聴いていて涙が出たほどです。やはり2万ヘルツ以上で聴くと心地良いと感じることも体験しました。

https://www.youtube.com/watch?v=RXtrIRtMAB4

単純なコメントで申し訳ありませんが「音楽は最高です!」「ライブはもっと最高です!」「好きな人や好きなアーティストを『好き!』ということは変わらない・・・」 


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