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映画「ボックス!」 [映画]

BOXという英語は「箱」という意味だけではなく、「なぐる」という意味もあることを初めて知った。

Boxing(ボクシング)、Boxer(ボクサー)・・・ボクシングではレフリーが試合再開などで選手両者に合図としての掛け声として「BOX!」と言う。「殴り合え!」ということなのだろう。

この映画は7年前に再会した小学校時代の同級生の巨匠が主演の市原隼人が凄い!と大絶賛していた。

(私が彼を巨匠と思うのも・・・彼は天才的な絵画センスで当時から画家を目指していた。今、歯磨きチューブを最後まで搾り取るプラスチックの器具があると思うが、彼が小学生3年生の時に夏休みの宿題で針金で考え、その年の県知事賞を受賞している。恐らくそれを当時特許でも出願していたら彼はものすごいリッチマンになっていたのだろうが、再会したた時は日雇いのような仕事をしていると言っていた。ゴッホも存命中は貧乏な生活をしており、彼の死後、絵が評価され高価な値段で取引されることになるのと何か似ている。私の絵は彼のお陰でいつも銀賞止まりだった。金賞の彼の絵を見ると・・・彼には叶わないやぁ・・・と悔しさは全くなく、銀賞でも最高に嬉しかった。やはり、天性の才能には叶わないのを小学3、4、5、6年で悟った。30年振りに再会して私の部屋で夜通し飲んだのだが、その時のフレーズが「BOX!の市原隼人は凄い!」だったのを最近思い出して、今やっと観るに至る。やはり私は凡人の証である。私も彼のような才能の持ち主なら、「そうか!?」と感じすぐにでも観ていたのだろう。でも7年後でも観てよかった!)

この作品は「永遠の0」や「海賊とよばれた男」の著者のあの百田尚樹氏原作であることも知らなかった。

天才的なファイターが、挫折を経験し、親友の補佐に回る経験をすることで、更に強くなる物語。頭脳派で努力家の親友(高良健吾)もちゃんと陽の目を見ることができる。ボクシング部監督の教師役の筧利夫が節々に重要な真理を突く発言をするのが興味深い。恐らく原作ではその辺のフレーズがビジネスマンや学校関係者に支持されているのだろう。

凡人なので遅ればせながらではあるが・・・市原隼人に興味関心を持った。しばらく追っかけてみることにする。

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