ドラマ「イヴの贈り物」 [ドラマ]
舘ひろし主演のWOWOWドラマ「イヴの贈り物」(2007年)を観た。昨年公開の純愛映画の「イブの贈り物」というのもあるらしいがサスペンスものなので全く別作品。でもある意味、純愛ものでもある。
監督は佐藤純彌(じゅんや)氏で今年御歳84歳。「男たちの大和」を手掛けた後、本作を撮ったらしい。
大手商社で派閥争いに破れ左遷、しかも末期癌。娘は病気で亡くしており、友人が経営する喫茶店で働く女性(貫地谷しほり)が、他人の空似ではあるのだが、似ていて娘と重ね合わさる。主人公の舘ひろしは娘のようにかわいがるのだが、貫地谷演じる母子家庭で苦学生の女の子の方は大人の魅力に惹かれていく。が、ヤクザにレイプされ身売りされていく。復讐に燃える主人公が「イヴの贈り物」として望んだものは・・・ピストル。
ネットでレビューを観たが、賛否両論。そりゃぁそうだろう・・・人間の感性なんて千差万別。それでいいのだ!(バカボンパパ)
まぁこれはTVドラマだが、2時間ものという点では同じとしたら・・・映画を劇場で観れば1800円。レンタルで旧作だと100円。(準 新作という人の名前をテーマにしたコントがあったが、準新作は200円。新作は300円)たまには劇場で観たくもなるが、同じ料金を使うのなら18本分の良質なドラマをたくさん観たいと思う私。同じお金で18倍の人生の幅が拡がると思うのは私だけだろうか?
と言っても劇場には劇場の良さがあるから、こちらも止められない。限られた人生時間とお金。その中で自分なりの楽しみを見つけて生きましょう。