人間と鳥 [社会]
最近は米作りのための準備段階「田起こし」や野菜作りのための「畑の耕し」を行っている。
トラクターで耕し始めると鳥やカラスが寄ってくる。
耕した後のトラクターをゆっくりと追いかけてくる感じである。
耕した田んぼには冬眠していたカエルが無理やり起こされてムクムクと動き出す。
畑ではミミズや虫が掘り返されて地中から出てくる。
それを狙ってやってくるのだ。あんな小さな頭なのに「かしこいなぁ」とつくづく感じる。
人間の脳は未発達な状態なのだとか。故に自分中心で物事を考えたりするらしい。
鳥はトラクターの前に出てくることはない。それは命の危険を本能的に知っているからかもしれない。
人間はどうだろう?先日も車が行き来する大きな道路を、横断歩道も無い場所を堂々とゆっくりと渡るおじさんがいた。しかも夜で黒い服を着ている。轢かれて死んでも自業自得だが、轢いた車やバイクが悪いとされる。
自分の命は地球より重いから誰も轢かない(止まってくれる)とでも自分中心に思っているのだろうか?
一切トラクターの邪魔をしない名前も知らない鳥やカラスの方が賢いと感じる。
スマホをいじりながらとか、酒を飲んでとか、子供たちの通学の列に突っ込む人間もいる。人間の脳は鳥の脳みそ以下なのではないだろうか?
人間は本当に霊長なのだろうか?そのうち、SF映画ではないが、邪悪な地球外生命体に取って食べられるのかもしれない。そのために存在しているのかもしれない・・・とさえ思えてくる春の土作りの一日でした。