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最近のイジメ [社会]

私の息子もこの4月で高専5年生、娘も高3となる。イジメに会わずに成長してきたので、イジメ事情に疎かったのだが、最近のイジメというのは私たちの小さい頃のイジメと違うようだ。

私たちの頃は、ガキ大将がいて、横着な同級生や先生をいじめていた。勉強が出来ないからイジメるというようなことはなくて、自分たちも勉強が出来ないからバカに出来ない立場にいた。勉強は出来なくてもスポーツが出来るやつ、スポーツが出来なくても勉強が出来るやつ、勉強が出来なくても絵や漫画が上手いやつ、それぞれの個性を尊重していたような気がする。

その後、偏った平等教育・ゆとり教育を経験して歪んだイジメになっているのだとか。

というのも、人と違っていたらイジメられるのだとか。例えば「ピアノが弾ける」のに人と違うから黙っているとか、40人学級だったとしたら1対39でいじめられるのだとか。メールやラインもすぐに返信しないと仲間外れにされ、イジメられるから四六時中スマホを見ていないといけないらしい。

何だか今を生きる子供が窮屈でかわいそうになってくる。技術の進歩や便利さは本当に素晴らしいことなのだろうか?「三丁目の夕日」の頃の方が幸せだったのかもしれない。といっても映画では無く実際のその頃を知らないから、実はどっちもどっちなのかもしれない。

私は未だにスマホを持っていなくて、先日もGEOのネットチャンネルを店舗で登録する際に「スマホはお持ちですか?」と聞かれ・・・「持っていません。」と答えると「ガラケーですか?」と聞かれ・・・「ガラケーでもありません。PHSなんです。」と答えると「メールは出来ますか?メールさえ出来れば何でも結構です!」とのことで、「メールと電話のみなんです。」と答え手続きが出来た。今のご時勢スマホが当たり前でアプリのみ対応のサービスもあるから少し戸惑った。私の場合、TVは無くても生きていけるが、ネットが無いと生きていけないかもしれない。スマホは無くてもwifiが無いと生きていけない。こんな変わったタイプは今の時代ではイジメ対象なんだろうなぁ・・・難しい世の中だ。今私が学生でなくてよかった。

でも、人とは違う・変わっている!というのは素晴らしい個性である。徒競走を皆で手を繋いでゴールするというおかしな教育が今の現実を作ってしまったのかもしれない。教育というのは本当に大事だ!

人と違っていいんだ!他人はどうだっていい!もっと自分を極めろ!

そんな教育があってもいいと思う。 


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