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映画「笑う警官」 [映画]

2009年角川春樹脚本・監督作品「笑う警官」を観た。

原作は「うたう警官」で2005年「このミステリーがすごい!」で10位、実際にあった北海道警による裏金事件をヒントに書かれている。「うたう」は警察の隠語で「自白する」を意味するがわかりにくいとのことで「笑う」に変更されたとのこと。

今、東京都でも百条委員会というのが行われているが、北海道警の裏金を調査すべく、道議会が百条委員会を設置。証人は嘘をついてはいけないらしいが、誰が証人に呼ばれているのかは明らかにされていない。しかし、証人予定の警官が殺人事件の容疑者に仕立てられ、道警察トップより射殺命令が下る。

射殺命令を受けている逃げている警官より仲の良かった警官に「俺は殺していない。助けてくれ!」とSOSが入る。

助けようとする警官(大森南朋)が指揮する裏チーム対道警との闘いが始まる。

裏切りあり、正義とは何なのか?裏金事件は実際にあったことから、観ている私も人間とか警察不振に陥る場面もあった。

今年に入り、初めてサスペンスの世界にハマってきたが、だましだまされ、人間不信に陥りそうである。

wikiによると監督の角川春樹は東映側に「動員が150万人を超えなかったら映画を辞める」と約束したらしいが、実際の動員は10万人に満たなかったのだとか。それ以降本当に撮っていないから本当に辞めたのだろうか?今後、新たに角川春樹監督作品が現れたら、益々人間不信に陥るかもしれない。

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