ドラマ「とんび」 [ドラマ]
内野聖陽主演ドラマ「とんび」全10話を観た。(堤真一のNHK版もあるが私が観たのはTBS版)キャッチコピーは「どうしようもなく不器用な父が、ただ一つ、僕を精一杯愛してくれた30年の物語―。」どうやらNHK版とは時代設定が現代寄りになっているのだそうだ。
私は「北の国から」のようなヒューマン・ドラマが大好きだ。私の中で、それに次ぐ作品となった。
親を知らずに育ったヤス(内野)が、相手も親を知らずに育った美佐子(常盤貴子)結婚し、旭(あきら:佐藤健)が生まれる。ヤスも美佐子も家庭とはどんなかも分からずに精一杯育てる。それを全力で応援する会社の同僚や幼なじみやお寺の和尚や近所の女将さんたち。古き良き昭和の香りがプンプン漂う内容だ。
NHK版はDVD化されていない為、オンデマンドで観るしかないが、そちらの方が先に放送され、その結果他社も追随したということは・・・初期版も価値がありそうである。
私の息子も来年二十歳。社会に飛び立っていく。まさにとんびがタカを育てた物語である。