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映画「変身」 [映画]

2005年公開の東野圭吾原作映画「変身」を観た。

出演は玉木宏と蒼井優。

変身 [DVD]

変身 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD


大好きだった恋人だったのに、ある事件・事故がきっかけで、自分が自分で無くなっていくことを恐れて、逆に離れていってしまう。それを献身的に支える彼女だが・・・詳しいことは→wiki 変身(東野圭吾)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%89%E8%BA%AB_(%E6%9D%B1%E9%87%8E%E5%9C%AD%E5%90%BE)

先日も免許の更新の際、臓器提供の裏書について考えさせられた。臓器提供は相手の人格を変えてしまう可能性があるというのを聞いたことがある。だから私は臓器提供しないことにサインしている。相手の人が私みたいな面倒くさい人間になってもらったら周囲が困るし、私みたいな変な人間は私だけで十分だからだ。でも相手の人は提供を受けないと死んでしまう。先日起こった雪崩で亡くなった高校生の母親が・・・「息子は社会の役に立ちたい研究者になりたいと言っていた。死亡が確認された時、とっさに臓器提供を申し出た。これで息子も社会の役に立てる。」とTVの音声のみのインタビューでおっしゃっておられた。私も息子が先に亡くなったとしたらそうするかもしれない。日本のどこかで息子の一部が生きている。そう信じ、そう思っているだけで自分は生きていける。自分の臓器の件とは矛盾しているけれども、それが親というものであろう。

臓器提供はもしかして神の領域なのかもしれない。そんなことをいろいろ感じた素晴らしい映画だった。蒼井優が素晴らしい。(私が女性なら玉木宏を押すのだろうけれど、男なのでお許しを)彼女の出演作品を追っ掛けてみたくなりました。あの屈託の無い笑顔が素敵でした。俳優・女優つながりの映画サーフィンやテーマ別サーフィンなども面白い。映画は星の数ほどあって死ぬまで洋画含めて全てを観るのは不可能だが、自分なりのその時々の感じ方や気持ちに素直に選んでいきましょう!

臓器も含めて私は私・・・それでいいのだ! 


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