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しゃーないやんかーその2 [社会]

(続き)大阪ではこういう時、「しゃーない!」と言うことを伝えた。

起こったことは仕方無い。次のことを考えよう!・・・と。

まずは、スペアタイヤに交換。当然のことながらスペアタイヤは1個しかない。しかし、FR(後輪駆動)の車で前タイヤに付けるべきか?後輪に付けるべきか?考えてみて・・・と。私もこんなこと初めてなので、同時に考える。息子の結論は、山道を下る為、前輪に力が加わるし、後輪駆動とはいえ、ハンドルを切る際に前輪に付けたスペアタイヤで方向が安定するから、後輪はホイールの下にタイヤのゴムがクッションになるので損傷が最小限に防げる・・・さすが理系。「よし!じゃぁそれでいこう!」ということになった。私の考えは「車は前の方がエンジンがあって重いから前輪に付けよう」ということで一致。


息子はガソリンスタンドでアルバイトをしており、タイヤ交換はするらしいのだが、油圧式のジャッキアップがあり、電動でボルトを外す機械でやるので、手動のジャッキアップも足や手を使ってのボルトを外すのは初めてらしい。私は毎年の冬用タイヤへの交換は自分でするので何ということも無いが、息子にとっては新鮮そのもの。

タイヤを浮かしてしまうと、タイヤが空転してしまうのでボルトが外れない。それも自分やってみて初めて理解する。またジャッキを戻して、タイヤと地面を接地させて足で力を入れてレンチを踏み込む。対角線上に軽く外して、再びジャッキアップ。

職場のシステムがデジタルとしたら、こちらはアナログである。個人というのはいろんな面でアナログなのだ!

まぁそんなこんなでスペアタイヤに付け替えて、ゆっくりと下ることに。

今、振り返るとすぐにロードサービスを呼べば良かったのだが、自力で下山。裏道を使って(メイン道路だと他の車に迷惑を掛けるので)ガソリンスタンドかタイヤショップまで近い方に行こうということになった。

ガソリンスタンドに着いたのが午後7時40分。セルフ方式の24時間営業の店舗だったが、状況を見た上で「タイヤ交換は午後6時半までの受付なんですよね~」と自動車整備士のネームプレートをつけた人に言われた。

「どうすればいいですかね?」と聞くと・・・「1キロ先に別のガソリンスタンドがありますので、そこで聞いてみて下さい!」とのこと。

息子と「しゃーない!」ということになり、電話で聞いてみると・・・「うちは交換出来る人間がもう帰りまして出来ないんです!」と断られた。3キロ先のまた別のガソリンスタンド(実は息子が勤めているスタンドと同じチェーン店)に電話すると・・・「出来るんですけど、タイヤサイズを教えて下さい!」とのことで195/50R15と伝えると・・・「それ置いてません。本来ならタイヤメーカーに言えばそのサイズ持ってきてくれるんですけど、ゴールデンウィーク中で休みなんですわぁ・・・」と。(その時点でまだ午後8時前だったのでイエローハットとかにタクシーで行ってタイヤだけ持ち込めば良かった・・・と、次の朝にひらめいたが後の祭り)

自力回復は万事休す・・・ということでロードサービスを呼んでレッカー移動してもらうことに。(続く)


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