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子供は親を超えていくもの~息子のバンド初ライブを観て思うこと [社会]

私が初めてバンドとして人様の前に立ったのは高校卒業後の卒業ライブ。浜田省吾の「My Home Town」「Money」「オン・ザ・ロード」とアースシェイカー「ありがとう君に」のコピーだった。高校に入ってギターを始めるが、ベースでのデビューだった。イメージ映像→https://www.youtube.com/watch?v=MQQIuqAsOz4

母親が隠れて観に来ていたことを後で知る。


先日、息子(19歳)のバンドの初ライブにして解散ライブを観に行ってきた。高3で高校野球の甲子園予選で敗退後、引退した野球部員でメンバーを集い、皆素人からギターやベース(息子)やドラムを始め、よくぞ!ここまで練習してきたものだ!と正直感動した。(親バカ評価含む)演奏したの以下のバンドの5曲。


・My hair is bad:①「真赤」


②「接吻とフレンド」 


③「卒業」 


・フレデリック:④「オドループ」 


・ヤバイTシャツ屋さん:⑤「あつまれ!パーティピーポー」



③と④の間にはコントのようなMCあり、④と⑤の間には会場との掛け合いもあり、そしてなんと息子がベースを弾きながらメインボーカルをとり出したしたのだからビックリ!ベースを弾きながら歌うというのは至難の技!なのだが、いとも簡単にこなす息子に「イ~ネ!」と「nice!」の応援うちわの連打だった!

一緒に行った友達も、「今の子は何だって出来るからすごいよね!」と言っていた。


私自身の初ライブは演奏に必死で手元を見るだけの棒立ち。息子の初ライブは本人動き回り、MCもこなし、会場との掛け合いもやってのけ、ベースを弾きながらメインボーカルまで!会場の観客も・・・ワンオクのライブとかでよくある・・・中心にサークルが出来て、みんな走り回っていた!ここまで盛り上げるなんて「すげー奴だ!」と息子ながらに感動した。なんだか私の父親としての役割を終え、いつ死んでもおかしくない状況に思えた。それだけ私自身も達成感を感じた。


帰って、母親にビデオを見せると・・・「これ、本当に○○くん?」「一人舞台なの?」(息子を中心に撮っていたため)「楽しそうなら、それが一番!」と言っていたが、私が持参したうちわにも感動していた。

応援うちわ表面.jpg


男の子というものは科学的に、自分の父親を超えていくのを一つの命題としているようで、それで次の新しいより良い時代を創っていくのだろう。


初ライブにして解散ライブとのことだったが、今度はアコースティックギターを演りたいのだとか。私が21年前に買ったアコギをプレゼントすることにする。自分の結婚式でギターを披露したのだが(苦笑)、その為に買ったギター。当時は息子も当然居なかったが、息子が誕生するきっかけとなる思い出のギター。私がこの世から居なくなってもそのギターだけは息子と共に残ることだろう・・・。


音楽を奏でる楽しみ、喜び、人に聞いてもらう喜び、それまでの努力を後世にまで繋いでいって欲しい。


いいもの観させてもらった。今日もいい日だなぁ・・・きっと明日もいい日だろうなぁ・・・


moment.jpg

(当日のライブ写真がアップされていたので拝借)

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