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初心者農家の方からのアドバイス [社会]

先日、銀行を退職され、農業を始められた方から面白いアドバイスをいただき、それを実践しているが、結構、イケるのでご案内です。

その方は70代の方で両親は農家だった。でも農業に従事することなく、銀行マンとして生きて来られ、定年後、自分の畑を持ち、家庭菜園を楽しんでいるのだとか。私が「私は47歳でこの歳でも肉体的にはえらい(山口弁:しんどい・辛いの意)のに、皆さんお元気で凄いですよね!?」と言ったところ・・・そのおじさんは「私も小さい頃、親の農業を手伝いしていて、こう言われたのを思い出します!」とおっしゃる。「手ぶらで行くな!」「行ったら何か持って返って来い!」とのこと。

例えば、畑に出るのに、鍬(くわ)を持っていくとする。休憩で家に帰る時には大根を一本引いてかえる。というのだ。例えば、手ぶらで帰って昼ご飯になったとする。お昼のおかずに大根を使うから一本抜いて来て!と言われたら、また行かないといけない。往復歩くだけでも体力を使うのだ。農業は重労働なだけに、効率よく、目的地に行くのに何を持って行くか考え、持って行き、農作業という重労働した後でも、帰り道は何か役に立つものや片付けのものを事前に持って帰る。これが、歳をとっても体力を無駄に消耗せず、長続きできるコツなのだ!と。元銀行マンがおっしゃるのだから、効率=利益になるともいえる。仕事をする上で至極当たり前のことではあるのだが、私もその教訓を胸にいろいろと考えながら行動(行く前に、何を持つべきか!?、帰る時は何を持って帰るべきか!?を常に考えながら)すると・・・体力の温存にもなるし、効率的で時間も短縮できた。しかも、体は疲れていない。銀行マン上がりの農業マンのお話は面白かった!農業マン(小さい頃の経験を経た上での)銀行マンも優秀な銀行マンだったに違いない!小さい頃の親からの教えも大切だし、定年後の人生でも役に立っているし、ヒントを得た私まで役に立つお話だった。

私は半農半X(エックス)でエックスは人それぞれ(半農半医者も居る世の中)だが、私の場合:コンビニ勤務。でもこの手法はコンビニ業務では効率の改善にかなり繋がります!何か皆さまの業界のヒントにどうぞ!

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