ドラマ「マークスの山」 [ドラマ]
累計100万部の小説「マークスの山」高村薫(著)原作のWOWOWドラマを観た。
主演は上川隆也。警視庁の刑事を演じるのだが、スーツに白いスニーカーというのが特徴的だ。足で情報をかき集める仕事のため、当然動きやすい方がいいに越したことはない。彼は夜にその白い運動靴をゴシゴシと洗いながら、その日の出来事を振り返るのだそうだ。そして、別れた妻から「白いスニーカー」をプレゼントされる。復縁を希望するサインのようにもとれた。量子力学を研究する元妻の仕事が当時理解できなかったが、別れてから理解しようとする。元妻も刑事という仕事を別れてから理解しようとする。失って分かる大事なもの。この世の法則なのかもしれない。
5話完結の物語。北岳で起こる事件をキーワードに既に時効でもあるが、追い続ける刑事たちと事件当事者。
高良健吾がまたしても印象的な役を演じている。この人出演ドラマや映画にハズレなし(私の個人的意見です)!彼主演の「横道世之介」は最高です!
サスペンスものは今年入門した初心者だが、奥が深い。恋愛ものの1話を観ても次にまた観ようと思う氣がしなくなったほど。今まで全く興味が無かったがレンタル店に行くと【サスペンス】ものは、ものすごく数がある。これで当分生きていける(楽しめる)。
ちなみに登山の話でもあるのだが、山登りの魅力に取り付かれたものはなかなか止められないのだとか。これはいろいろな趣味にもいえると思う。(私の場合、HEAVY METAL)過去に一度だけ夏山登山で1,729㍍の鳥取県大山を先輩に連れられて登ったが・・・「死ぬかと思った」ほど。それ以降一度も登ったことはない。まぁ何でも食べず嫌いよりも、一度はかじって味わってみるのがいいかもしれない。そこでハマるかハマらないかは自分次第だから。私にとっては「サスペンス」が食わず嫌いの部類だったかもしれない。
wikiの【マークスの山】はこちら→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%B1%B1
ドラマ「蛇のひと」 [ドラマ]
2009年第2回WOWOWシナリオ大賞を受賞した「蛇のひと」を映像化した作品を観た。
先の全く読めないストーリーに観る者も、失踪者(西島秀俊)を捜索する部下(永作博美)も翻弄されながらも、なんとなく最後は腑に落ちる着地点で、一般の日本人が考える話って「すごい!」と「質」の深さに感じ入った。結局は私の心というか人の心は誰にも読めないし、上辺だけの付き合いの人にはほとんどわからないのだ。でも真相に触れた時にはお互いが少し理解できる。意味深長な作品だった。さすが大賞を受賞しただけのことはある。
「夜に口笛を吹くと蛇がでるで!」「蛇ってのはな!ジャとも読むから邪悪のジャなんや!」「悪いことが起きるから縁起でもないからやめときや!」と言ってた(記憶違いで話が前後していると思うが)大阪弁の上司が失踪する。部下としてその上司を探す過程で、その上司に関わった人はその後「微妙に不幸になっている」のだ。その上司はいいアドバイスをしているにも関わらず、それに従った人は「微妙に不幸」・・・その人に関わるとジャ(蛇・邪)なのか否なのか?
私もたくさんの人に余計なおせっかいなのだが、いろいろなアドバイスをしてきた。その後どうなったのだろうか?私も「蛇の人」なのだろうか?このドラマは最後は希望をもたらす終わり方だった。私のアドバイスが良い結果をもたらしたことを信じたい。でないとこのドラマの西島秀俊と同じく私も生きる意味を持たなくなってくる。ドラマを観た余韻でこんなにも記事を書けるなんて、面白いドラマだった・・・
しばらくはWOWOW製作ドラマを追っかけてみることにしたい。深い深い世界に浸れるのが面白いし心地よい。
ドラマ「蒼い瞳とニュアージュ」 [ドラマ]
2007年WOWOW放送のドラマ「蒼い瞳とニュアージュ」を観た。
有名原作者×有名監督×有名俳優というような帯がDVDに付いていたので氣になったのと、ここ1ヶ月シリアスなサスペンスもので脳が疲れ、妖艶な深田恭子作品もので心を癒そうと思った。
臨床心理士役の深田恭子が、ある事件の後遺症(PTSD)を抱える女性と接する中で、警察庁が内々に捜査をすすめる国家を脅かしかねないテロ事件と符合していく。警察庁のエリートを萩原聖人、現場の刑事を石橋凌が脇を固め、ヘタウマな女優を際立たせている。
原作は「千里眼」シリーズで有名らしい松岡圭祐氏。千里眼という水野美紀主演映画があることは知っていたが観た事がなかったが、少し調べると「防衛大学校を首席で卒業し航空自衛官になるが不祥事を元に臨床心理士になる」という設定や「人のわずかな表情の変化から人心を読む」という意味の千里眼による推理も面白そうだ。
監督は上川隆也主演の「震度0」や三上博史主演の方の「下町ロケット」や「マークスの山」監督の水谷俊之氏。偶然にも今「マークスの山」を借りている最中なのでこちらも楽しみだ。
母が言っていたが、TVでサスペンスドラマを観た日はぐっすりとよく眠れるのだとか。恐らく脳が働いてほどよく疲れているからだろう。推理や捜査を観る側も一緒に追っかける過程で顔の表情や人心を読んだり、物的証拠でそれが何を意味するのか考えるからだろう。
ニュアージュというのは生まれては消えていく「白い雲」のこと。
私たちも生まれた以上はいつか消えていく。
その時のために、しっかりと自分の中で自分の足跡を残しておきましょう!自分が他者のために生きた足跡を・・・
マークスの山 [レンタル落ち] (全3巻) [マーケットプレイス DVDセット商品]
- 出版社/メーカー:
- メディア: DVD
ドラマ「横山秀夫サスペンスⅡ」 [ドラマ]
横山秀夫原作のサスペンスドラマ「横山秀夫サスペンスⅡ」を観た。
横山秀夫サスペンス II [レンタル落ち] 全2巻セット [マーケットプレイスDVDセット商品]
- 出版社/メーカー:
- 発売日: 2012
- メディア: DVD
①谷原章介主演の「深追い」②北村一輝主演の「引継ぎ」③小出恵介主演の「締め出し」④三浦友和主演の「仕返し」
のDVD2枚の4部作である。サスペンスⅠではいろんな種類のサスペンスだったが、今回は警察の内部ばかりの4部作だった。故に、「64(ロクヨン)」に感動した人にはサスペンスⅠではなく、このサスペンスⅡがオススメである。
私は・・・親の評価ではあるが・・・小さい頃から正義感が強く、「警察官」か「教師」に向いているのでは?とのことだった。私は小学生の頃はX-MENならぬ「Gメン75」や「太陽に吠えろ」、「西部警察」などの警察ドラマ全盛の頃だったので、私も警察官に憧れていた。でもこの横山秀夫シリーズを観ると「警察官」も一人の人間であり、苦悩している庶民と同じなのが分かり共感できる。横山秀夫氏は元々新聞記者だから、警察と接する中で同じ人間であることを嫌というほど知り得たのだろう。超人的な話よりも人間味のある話の方がやはり面白い。XメンよりもGメンの方が日本人としては面白いようなものかもしれない。
映画やドラマにはジャンルというものがある。
【恋愛】 【ドラマ】 【歴史】 【ホラー】 【コメディ】 【サスペンス】
サスペンスものは避けて通ってきていた。人が死ぬということは悲しいし、それに纏わる悲喜こもごもとした感情の交錯も面倒のように感じていた自分が居た。でもいずれ死ぬ私としては避けて通れない問題・課題なのである。それをいろいろなドラマという事例を通して学びたい!そう今年は感じている。しかもWOWWOW製作ドラマは質が高く考えさせられる。今回借りたDVDでその紹介があったので片っ端から観ることにする。というのも横山秀夫ワールド(映像作品)もあとは「臨場」シリーズのみとなったもので・・・。
メモとして紹介作品を残しておきます。また観たら追ってご報告します!
ドラマWスペシャル パンドラ~永遠の命~ [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
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パンドラIII 革命前夜 [レンタル落ち] (全4巻) [マーケットプレイスDVDセット商品]
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- メディア: DVD
ドラマ「ルパンの消息」 [ドラマ]
横山秀夫氏原作のサスペンスドラマ「ルパンの消息」を観た。
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- メディア: DVD
主演は私のドッペルゲンガー:上川隆也氏。(といっても、母に「あんた似てるね!」と言われた程度ですが…)
amazonレビューで横山秀夫原作の映像作品を観ていたら・・・これが一番(というか最高)というのをいくつか見て、どうしても観たかったほどだ!。先日観た「陰の季節」などの比じゃないほど。そんなことは書いていなかったと思うが・・・妄想が妄想を呼ぶ。でも、こんなに期待した場合って・・・大体期待ハズレに終わる。それも想定して観た。
観終えた今現在午前3時過ぎだが、普通なら下書きして、一晩寝てもう一度冷静に見直して記事にするところだが、一刻も早く伝えたく記事にします!といってもも2008年の作品なので、私は今まで何をしてきたのか?何を見てきたのか?と問われるし、自問自答したくなるほどだ!
年明けの映画「64(ロクヨン)」が面白い!というタレコミがあったことから始まる。(メール不精な兄よりわざわざ・・・)
素直に観た私は、すっかり横山秀夫ワールド(1点集中の複雑な背景交錯世界)にハマリ、いろいろと観てきたが・・・やっと最高峰に登りつめた感である。まさにクライマーズ・ハイな世界であろう。というよりもサスペンス界の最高峰かもしれない。映画もドラマも一度観たら満足なのが一般的だろうが、このドラマは「もう一度観たい!」まぁ借りているのはDVDだから好きなだけ何度も繰り返し観れるのだが、何度も観たいと思う作品はそうそうない。
いやぁこれを観ずに死ななくて本当に良かった!
それぞれの役を演じている人たちが凄い!
私も自分という役を演じきれているのだろうか?
ドラマ「震度0」 [ドラマ]
2008年WOWWOW製作の横山秀夫原作サスペンスドラマ「震度0」を観た。
主演は上川隆也。国村準が重厚な役でさすが存在感がある。
映画「64(ロクヨン)」で警察組織の内部隠蔽工作や国家公務員としてのキャリア組と地方公務員のノンキャリア組との確執が描かれるが、これもその話。ロクヨンの世界にハマッた人にはオススメの一級品のサスペンスである。
舞台は1995年1月17日。関西地方では震度6の阪神大震災が起こった当日、遠く離れたある県警で、県警トップ6人の間では激震が走る。トップ7人の内の一人が失踪したのである。
横山秀夫ワールド炸裂である。一人の失踪その1点に複雑な世界が非常に入り組んで展開する。頭をフル回転させないと付いていけない。でも考えたら、人間関係ってそんなものだ。人間関係というものを観るものに(これでも)分かりやすく解説してくれているのかもしれない。色欲、出世欲、名誉欲、金銭欲・・・
WOWWOWという有料チャンネルが作るドラマというのは「質が高い」と聞いたことがあるが、まさにその通りである。
映画と同じく有料で観る者からお金をもらう訳だから、無料で観れるテレビドラマと一線を画す。スポンサー(広告主)に配慮した作りやスポンサーに配慮した配役や視聴率の上がる内容など関係ないから、俳優や脚本など実力で勝負といったところを見せつけられた。
このドラマでは「良心が痛む」もの、「良心をも隠そうとする」もののグループが対比して描かれ、「さぁ、あなたはどっちの生き方を選ぶ?」と突きつけられているかのようだった。
世の中真実は一つだが、「良心」と「欲」がせめぎあって闘っているのだろう・・・。
ドラマ「陰の季節」「刑事の勲章」 [ドラマ]
横山秀夫サスペンスドラマ「陰の季節」「刑事の勲章」を観た。
映画「64(ロクヨン)」の公開に合わせてドラマ化された仲村トオル版の方である。2000年の上川隆也版もあるらしいが、VHSのみ。
ドラマ「横山秀夫サスペンス」 [ドラマ]
4部作ドラマ「横山秀夫サスペンス」を観た。
いろんな映画を観たのですが、昨年買った中古パソコンが一年で壊れ(といっても10年前の製造品)、ブログ更新出来ずにおりました。古いパソコンを取り出し(こちらも10年前の製品)順次更新していきますが、私たちの身体と一緒で、いつどうなることやら…正常に動く・・・パソコンなどの機械類も生身の人間も当たり前のようで、実は奇跡の連続なのかもしれませんね。
「64(ロクヨン)」の物語に衝撃を受け、彼の原作「半落ち」「クライマーズ・ハイ」「臨場(ドラマ版)」と立て続けに観ました。
この四部作ドラマも面白かったのですが、ご興味ある方は本編をご覧いただくとして・・・ここでは、ドラマで紹介された「卵かけご飯」について書きます。
「自伝」という3作目で登場する「卵かけご飯」
一代で家電量販店を大きくした会長が、自伝を出版すべく、自伝代行サービス会社に依頼する。
記者と共に自宅にて昼食を共にするのだが・・・出されたのが「卵かけご飯」
貧しく、苦労した頃を忘れない為に今も「卵かけご飯」を食べるという一つのエピソードなのだが・・・私が感動したのは・・・記者が卵をかき混ぜようとしたところ、止めさせる場面。
①割った生卵を(かき混ぜずに)ご飯に直接掛けなさい!
②その上に醤油を掛けなさい!
③さぁ食べなさい!
その心は・・・いろんな味が楽しめる。
私も観た直後に早速実践してみた。
①透明な白身部分とご飯だけの味②透明な白身部分と醤油の掛かったご飯の味③割れた黄身と醤油の掛かっていないご飯の味④割れた黄身と醤油の掛かったご飯の味⑤全部が混ざった味・・・他にも白身だけのヌルッとした味、黄身だけの濃厚な味、醤油とご飯だけの味、小さい頃食べた「卵かけご飯」の懐かしい記憶・・・
実は、この食べ方は会長もある方から教わったのだとか・・・それがライターとの重要なキーワードになるのだが。
実にアナログでファジーで素晴らしい食べ方であることを教えてくれた。それ以降、私は毎日「卵かけご飯」である。ただし、違うのは「卵かけ玄米ご飯」であることだが、卵と醤油と玄米の組合せも最高にいい!これだけで一生食べていけるかもしれない(笑)。
多分、横山秀夫氏自ら忙しい新聞記者時代にこの食べ方を発見したのだろうが、小説という財産を残すだけでなく、素晴らしいレシピまで残してくれたことに私なりに感動した。
コンビニ等でも「たまごかけおにぎり」なる金太郎飴状態の商品が流通しているが、そんな金太郎飴(一律に同一なデジタル商品)ではなく、箸を入れる角度や口に入れる盛り具合で様々な味が楽しめるアナログ的な要素が本当に楽しめる。もし、試してみて気に入ったのなら、このドラマ「自伝」の衝撃的な結末まで観てみて下さい。このアナログ的な「卵かけご飯」に想像力まで足され、この上無い味になること間違いありません。それに付け加え、自分の幼少の頃の「卵かけご飯」の記憶まで呼び戻されるので不思議だ!
恐るべし!横山秀夫!
理系の人々 [ドラマ]
皆さんは「3.14」と聞いて何を想像しますか?
ちなみに私は「円周率」を想像し、3.1415までしかでなかった。
「ホワイトデー」をイメージした人は「文系」であり、「円周率」をイメージした人は「理系」だそうだ!円周率:3.14の先を思い出したくて検索した人は間違いなく「理系」らしい。私は検索までしてしまっていた。ちなみに3.14159265359・・・
実は私・・・高校で進学校に進み(大学進学がほぼ必須)一学年500人の中で東大合格者が10数人。私の最後のクラス(文系)でも東大一人、京大一人、早稲田一人、慶応一人・・・私にしたら「彼らは人間では無い!」と思わせる程、天才というか秀才の域だった。クラブ活動(弓道部に所属)でも東大合格者が一人いたが、彼(理系)も独特な理論で弓道を求道しており(笑)、面白い奴だった。私は昔からモノづくりが好きで理系に進みたかった。2年で理系クラスに進むも「物理」で赤点(平均点以下)、「数学」で赤点で、微分積分なんかは全く分からなかった。これでは大学に行けないと判断し、3年で文系に突如変更。五教科必須の国立大学は落ちるも、国語・社会・英語のみの文系私立は受けた大学全て合格し、選り取りみどりで好きな大学に行くことが出来た。そこで唯一無二の親友も出来たから、今では神さま(天)の計らいだと感謝している。
で、就職こそは文系でも就職出来る理系分野に行きたいと思い、富士通子会社のSE会社にSEとして内定。しかし、先輩経理マンが退職したらしく、就職前に急遽私に声が掛かった。採用担当の総務の人に憧れを感じてその会社を選択した為、その先輩に説得され、路線変更して経理マンとして5年間生きることとなった。やはり、神さま(天)は見ていたのだと思う。「そなたは理系でうまく生きていけない!」・・・と。先日、その時の同期入社のSEたちと20年ぶりに飲んだ際、「多分、○○ちゃん(私のこと)はSEだったら、辞めていたと思うよ!」とのこと。やはりそうだったのか!?人生は成るように成っている。
昨日、短編ドラマ集(なんと2時間で42話もあり楽しめる)「理系の人々」を観た。主演は伊藤淳史と真野恵理菜。「よしたに」氏の漫画が原作らしく、伊藤氏演じるSE(システムエンジニア)と真野女史演じるリケジョ(理系女子)が交互に「理系あるある」を観た。
きっかけは・・・私は文系、でも元嫁は理系(だと思う立ち振る舞い)。そして息子は理系に進学(男の子は母親に似ると聞く)、娘は文系に進学(女の子は父親に似ると聞く)。息子がどんな思考というか生活をしているか知りたく(離婚後は離れて生活している為)て借りた。
いやぁ、めちゃめちゃ面白かった。先日観たトム・クルーズの「ジャック・リーチャー」ばりに面白かった。ジャック・リーチャーも行動は破天荒だが、思考は論理的思考の理系だと思われるからだ(笑)。
極論を言えば・・・世の中には「文系」タイプの人間と「理系」タイプの人間しか居ない。(作中に文系の人の対比が出るからわかりやすい。だから文系の人も必見)相手や自分を理解しようと思えば、これは必見です!
ドラマ「運命に、似た恋」 [ドラマ]
北川悦吏子・・・誰それ!?というのは先週までの話。
原田知世主演ドラマ「三つの月」を借りて初めて知った。「愛していると言ってくれ」の脚本家なんだね!・・・と。
ラブストーリーの神様と言われるぐらいの人気脚本家がNHK初作品となるのが・・・「運命に、似た恋」原田知世と斎藤工が主演。先週の出来事はこれを観るための布石だったのか?
http://www.nhk.or.jp/drama10/unmei/
本日夜10時10分スタートらしい。何だか面白そうな予感がするのでご興味ある方は是非どうぞ!
主題歌「樹海の糸」 →https://www.youtube.com/watch?v=SLtlmskowQk
ドラマ「月に行く舟」 [ドラマ]
月に祈るピエロ 月に行く舟 三つの月 月シリーズ三部作 [DVD]
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聲の形 コミック 全7巻完結セット (週刊少年マガジンKC)
- 作者: 大今良時
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/12/17
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ドラマ「月に祈るピエロ」 [ドラマ]
2013年のスペシャルドラマ「月に祈るピエロ」を観た。http://hicbc.com/tv/tsuki-pierrot/
恋愛の神さま:脚本家 北川悦吏子 作 月シリーズ三部作の第一弾。常盤貴子主演 相手役は谷原章介。
昔読んだ絵本「月に祈るピエロ」が読みたくて、ネットオークションで購入。その絵本にメモが残っていたことで、送り主とのメールのやりとりが始まる。片や岐阜県の片田舎、片や東京。 キャッチコピーにもあるが「二人は一度も出逢わずして、一番大切な人になった・・・」二人とも心に傷を負った人同士。遠く離れた互いを思いやるのに、ただただ共通の「月に祈る」しかない。
八千草薫が「ピエロはみんな泣いている。」「ピエロはみんな泣いている。」と二回も繰り返すのに、その解説は無く、なんで泣いているんや!と疑問だけが残った。ドラマでは恐らく、人を喜ばす人の裏側には誰にも見せない悲しみを持っている・・・ということを伝えたかったのだと感じる。常盤貴子演ずる静流(しずる)にも悲しみを今も引きずり、谷原章介演ずる戸伏航(わたる)も悲しみを抱えているから、似たもの同士が惹かれあう恋愛の法則の通り。
そこで、何故、ピエロ(道化師)というものには涙マークが目に付いているのか、調べてみた。以下はコピペです。これは非常に勉強になりました。さだまさしの「道化師のソネット」がきっと聴きたくなりますヨ。あらかじめ貼り付けておきます。→https://www.youtube.com/watch?v=LzuQjMSZDHM&list=RDLzuQjMSZDHM#t=0
昔々、ある国に演技のうまい道化師がいました。その道化師が演技を始めると、どんな仏頂面の人も笑顔になりました。彼はみんなの人気者で、彼の演技を一目見ようと近隣諸国からも大勢のお客さんがやって来るほどでした。ある日、王様が来賓へのレセプションのために、その道化師と小屋の仲間を呼びました。しかし、レセプションの当日に彼の息子が大病を患い寝込んでしまいました。この子は、長く子宝に恵まれなかった夫婦にとって、やっと生まれてきた一人息子で、夫婦はこの子をとても可愛がっていました。
「今日のレセプションは断ろうか?」
そう夫婦が話していると、息子がベッドの中からこう言いました。
「パパの道化師大好きだよ、だってみんながパパを見て笑顔になるんだもん。僕は大丈夫だから、パパはみんなを笑顔にしてきてよ!」
彼は後ろ髪を引かれつつも、レセプション会場へと向かいました。道化師が会場で準備をしていると、小屋の仲間が口々に言いました。
「こんな日くらい休めばいいものを、そんなに名声が大事なのか!」
道化師はいつものように演技を始め、いつものように観客をわかせます。
「自分の子供が苦しんでいるのに平然としてやがる!なんて奴だ!!」
道化師は演技を続けます。観客をわかせ続けます。ショーの半ばに、使いの者があわてた様子で現れました。使いの者が道化師に耳打ちします。
「息子さんが先ほど息を引き取りました、帰ってあげてください。」
けれども、道化師は演技を止めません。観客をわかせ続けます。
「子供よりも名声を取りやがった!子供を見捨てやがった!!」小屋の仲間は言いました。
それでも道化師は演技を止めません。観客をわかせ続けます。
しかし、いよいよショーも終わりにさしかかった頃、客席がざわつき始めました。
「道化師が泣いてる・・・」
「みんなを笑顔にしてきて!」
彼は息子との最後の約束を果たすためにステージで演技を続けていたのですが、観客の子供と息子がダブり、泣いてしまいました。顔は笑ってるのに、体は楽しそうに動いているのに涙が止まりません。彼は演技中に泣いてしまったことを恥じて、その後は二度とステージに立ちませんでした。人々は彼を惜しみ、また彼を讃える意味で道化師のメイクに一筋の涙を描くようになりました。道化師の笑顔の下には、深い悲しみが隠れているのです。
月に祈るピエロ 月に行く舟 三つの月 月シリーズ三部作 [DVD]
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ドラマ「三つの月」 [ドラマ]
2015年のスペシャルドラマ「三つの月」を観た。
北川悦吏子(えりこ)脚本という紹介だったが、彼女が誰か知らずに借りた。私たちと同世代の原田知世の現在を観てみたい!という単純な理由だった。実は北川悦吏子女史は「愛していると言ってくれ」や「ロングバケーション」などのヒットメーカーで恋愛の神さまとまで言われているらしいが、不倫をテーマにしたのは今回が初めてらしい。
岐阜県の白川郷を舞台にしたピュアな不倫・・・とでもいうのだろうか、不倫自体がピュアではないから、プラトニックな不倫とでもいうのだろうか?濡れ場は無く、会って会話して、電話してお互いを思いやる、そんな程度の関係だがなかなか勉強になった。
まずは「一月三舟」(いちげつさんしゅう)という言葉の意味:一つの月も、止まっている舟、北へ行く舟、南に行く舟から見るとそれぞれ異なってみえるように、お釈迦さまの教えは一つなのに、人はそれぞれの立場により異なって受け取るということ。
そして文豪:夏目漱石は「I LOVE YOU」を「月がきれい」と訳したということ。それを知っていて「月がきれいです!」と伝えるという心憎いピュアさ。今度から私もウィットに富んだ女性には「月がキレイですね!」と言ってみようかな?
実はこの作品「月」をテーマにした三部作目だったらしい。早速、 第1弾「月に祈るピエロ」(常盤貴子主演)と第2弾「月に行く舟」(和久井映見主演)を借りてきた。相手役は全て谷原章介。また追ってご報告します!
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ドラマ「弱くても勝てます」 [ドラマ]
2014年のドラマ「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」を観た。
http://www.ntv.co.jp/katemasu/
弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~ DVD-BOX
- 出版社/メーカー: バップ
- メディア: DVD
ドラマ「優しい時間」を観てからというもの、二宮和也の演技力には一目置いている。
息子が甲子園を目指して野球をやっていた頃、「これを観ろ!」というのも「お前たちは弱いんだ!」とタイトルを通して言っているように伝わる気がして遠慮していた。しかし、先日高専大会の野球の試合を見て、観たくなった。ブラッド・ピットの「マネーボール」のようなデータ野球で勝つのでは無い。プレイヤーの頭の良さを利用して、奇想天外な発想で勝とうとするのだ。
原作は東大合格者数No.1の東京:開成高校(なんと偏差値77)の野球部のルポを基にした実話である。
「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー (新潮文庫)
- 作者: 高橋 秀実
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/02/28
- メディア: 文庫
私が通っていた高校の一クラスだけ、特殊な選抜クラスがあったが(私が三年の時はそのクラスから東大に十数名合格)、そのクラスでも偏差値70で県内トップ。そのクラスの連中も異常な程賢い奴らばかりだったが、偏差値77ってどんな人間やねん!そんな超賢い進学校の野球が好きで好きでたまらないけど、ヘタで弱い野球部の物語。
開成高校の野球部の戦歴を少しみたが・・・東東京という150近い数の中でベスト16まで行っている。弱くても勝てる証明を現実でもしているのだ!
私が高3の時(今から約30年前)に創立100年で甲子園初出場を果たしたが、そのチームのキャプテンはキャッチャーで先程お伝えした特殊な選抜クラスの一人だった。このドラマでもキャプテンはキャッチャーで東大を目指している山崎賢人だ。監督の二宮も13年前この母校で野球をやっていた時、キャッチャーで東大合格という設定。やはり、キャッチャーは野球の要なんだろうなぁ。それが最終話でよくわかる。「キャッチャーだけが、守備の時、全員の顔が見える」
ちょうど今、高校球児たちの祭典:甲子園大会の真っ只中。熱いスポ魂ドラマに久々に私も熱くなった。
最終話のラスト15分ワンカットで二宮が生徒に語りかける場面はドラマ史上歴史に残るのでは?
それにしても二宮和也は凄い人間だ!と改めて感じた。
人生も実験→検証→考察・・・再度実験→検証→考察・・・この繰り返しなのかもしれないなぁ・・・。今後の人生にも勇気が持てる内容でした。単なる野球バカのドラマではありませんでしたので、野球に興味ない方にもお薦めです。ある意味、職場教育にも活かせるし、子供の教育上にも活かせるのかもしれません。原作にも興味が湧きました。
ドラマ「恋仲」 [ドラマ]
ドラマ「恋仲」全9話を観終えた。
http://www.fujitv.co.jp/koinaka/cast/
「恋仲」とかまさに恋のライバルの話である。
幼馴染のあかり(本田翼)と葵(福士蒼汰)と高校時代転校生の苗字が蒼井(野村周平)の三人の恋愛模様。
予備知識無いままで観たので、この展開今後どうなるんや!?とドキドキハラハラで大どんでん返しの最終話を迎えた。(さすがドラマである。面白おかしく最後まで引っ張る展開にまんまとハマッてしまった)
最後は涙を流しながら、二回続けて観てしまった程。
結果を気にせず、思いっきり後悔しない人生を生き切ること!
そんなことをこの青春ドラマから学んだ。
実はこの三人、映画「江ノ島プリズム」でも似た関係を演じており、それが今回の起用につながったのかな?
私は40代後半だが、生きている限り常に青春真っ只中!ぐらいの気持ちで思いっきり、今の人生を楽しみましょう!
(本田翼ってお父さんがバイク好きで、ホンダWING(ホンダのロゴマーク、本田宗一郎はバイクエンジンをいずれ飛行機に発展させたかった。ホンダはその夢を叶えている。)から命名したのだとか。本田翼だけで無く、そんなお父さんも好きになりそうだ!)
Xファイル2016 [ドラマ]
この広い宇宙に私たち「地球人」しか存在しないと考える傲慢な人とは少し距離を置きたいと思う今日この頃、ワクワクするドラマに再会した。
その名も「Xファイル2016」(笑)。
http://video.foxjapan.com/x-files/2016/
謎の超常現象を突き詰めるFBIのXファイル課が14年ぶりに再開したのだ。
モルダー捜査官も私たちが目指すような良い歳の取り方をしており、相棒のスカリー捜査官も相変わらず艶があり好きだ。日本語吹き替えは往年のコンビ風間杜夫と戸田恵子バージョンとそれ以外の二つのパターンがあり、場面や状況に応じて変えることも出来、楽しみ方は人それぞれだ。
ホラーやサスペンスといった夏の定番ジャンルもいいが、こういった現代の科学で解明出来ないものに触れてみるのもいいものである。今思い込んでいる常識を疑うことも出来るし、新しい発想も生まれる氣がするので過去作も改めて観てみようかな?・・・と。シーズン9や劇場版まであるからかなり長丁場になりそうである。最近、映画やドラマに依存症気味だから丁度よいかもしれない。昔、3S政策を批判していた私がミイラ捕りがミイラになった感じである(笑)。または・・・飛んで火に入る夏の虫かな?。
X-ファイル 2016(SEASONSコンパクト・ボックス) [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」 [ドラマ]
坂元裕二オリジナル脚本ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」を観た。
http://www.fujitv.co.jp/itsu_koi/index.html
坂元裕二氏といえば・・・「Mother」「Woman」「それでも、生きてゆく」「最高の離婚」「問題のあるレストラン」などヒットメーカーである。現代社会の問題を風刺していく最高の脚本家であると私は感じているので、坂元氏脚本というだけで、迷わず手にとって借りてみた。
視聴率が月9史上最低を記録したとあるが、twitter書き込みランキングでは2位の「真田丸」に10万件以上の差をつけるダントツの1位だったのだとか。視聴率(旧世代)と新世代の行動と乖離しているのがよくわかる。
「結婚」とか「ブラック企業」とか「ブラック人間」とか、非常に考えさせられる内容だった。
そんな中で、何気ない日常の中で、キレイなものをキレイと思える共通の価値観を持つ人たちとの関わりあいが、どんなに大切かを改めて感じさせてくれた。
「この続きはどうなるの?」と一気に観たのだが、もう一度じっくりと観て味わいたい!そう思える素敵なドラマでした。私の中で「高良健吾」出演作にハズレ無し!の記録更新中である。
辛い人生でも、主人公の二人のように前を向いて生きていこう!
ドラマ「東京センチメンタル」 [ドラマ]
男と女は正反対の生き物のようである。だから面白い。
ドラマ「東京センチメンタル」を観ている。
ひとことで言うとTV版「寅さん」
東京:言問橋の老舗和菓子屋「くるりや」の店主兼職人の久留里卓三(離婚歴三回)が、1話完結の大人の恋愛模様を昔ながらの東京の街並みを紹介しながら描かれていく。
NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」で主演の高畑充希演じるアルバイトに店番をさせ、自分はマドンナとカメラ片手に街歩き。
ある時は相談ごと、ある時は街の紹介依頼、ある時は女性のアリバイ作り役・・・etc
その一瞬の出会いや偶然の再会で片想いの恋に落ちる。そんな時は恋愛経験や若造ながらも人生経験豊富な小栗旬演じるそば屋の店主に相談する。
まぁ寅さんと同じく、ことごとく成就しないのだが・・・何故か微笑ましい。
紹介文にもあったが「どこか懐かしく、ちょっぴり切ない、大人の恋愛物語」である。
日本人の感性っていいなぁ・・・。地方の田舎にもあるが、下町をカメラ片手に一人でぶらっと歩きたくなります。
ドラマ「サムライせんせい」その2 [ドラマ]
昨年放送されたドラマ「サムライせんせい」を観終えた。
http://www.tv-asahi.co.jp/samuraisensei/
今年6月にDVDが出るのが楽しみである。いろんな人(息子・娘含め)にプレゼントしたいからである。
最後の方は涙というよりは号泣に近い感じだった。
ストーリーは・・・幕末の土佐藩の志士:武市半兵太と坂本龍馬が、150年後の現代、神里村という村にタイムスリップ。居候しているお屋敷で小学生を対象とした塾の講師を務めながら、現代社会の問題(いじめ・金銭至上主義・横領・セクハラetc)と向き合う。
土佐藩の歴史を知っていたら(武市半兵太と龍馬の関係・土佐藩の上氏下氏の身分制度・土佐勤皇党・吉田東洋暗殺・龍馬脱藩などの背景)なお更面白い。
ドラマ「北の国から」の脚本家:倉本聡氏演出の舞台でも描かれたという、戦前の特攻隊の隊員が現代社会にタイムスリップして「俺たちはこんな社会の為に命をかけたのでは無い!」というメッセージに近いものを感じた。
第1話「侍がタイムスリップ 坂本龍馬もいた…!?今のニッポンを斬る!」
第2話「坂本龍馬と今の日本で最強タッグになる!腐った上司を斬る!!」
第3話「最愛の妻もタイムスリップ!?150年の時を超えた涙の夫婦愛」
第4話「人を見下す金持ちを斬れ!幕末最強タッグが乙女の純愛を守る」
第5話「学校の幽霊は幕末からの使者!?金欲にまみれた学校を斬る!」
第6話「神里村を救え!150年の時を超えた絆…!!幕末最強2人の戦い」
第7話「侍がついに東京へ!龍馬の秘密とタイムリープの真相」
最終話「150年の時を超えた衝撃の真相!!命をかけ龍馬と戦う」
漫画が原作らしい。こんな内容が物語になり、ドラマ化され、深夜枠で視聴率7%
日本もまだまだ捨てたもんじゃない!
ドラマ「ニーチェ先生」 [ドラマ]
ドラマ「ニーチェ先生」を観始めた。
コンビニ店員が書いたtwitterが原作となり、漫画化され、私が勤務するコンビニ店員内でも話題になった。
hulu限定かと思いきや、読売テレビや日本テレビでも放送中とのこと。
コンビニというものは私が小さい頃無かったが、今では無くてはならない存在である。離婚を機に、この業界に関わって10年近くになるが、現場からお伝えできるのは「現代社会の縮図」ということである。
原作も読んで、ドラマを観てのポイントは店長役の佐藤二郎氏と渡利(宝くじ)先輩役のシソンヌ・じろう氏の演技力である。
佐藤二郎氏のアドリブ的な演技で、決して笑わない店員:仁井(にい)君が「クスっ」と笑って顔を背けるシーンがある。普通ならカットされるのだろうが、敢えてカットせずオンエアされているのがまた面白い。改めて俳優の凄さを感じさせてくれる。
痛快!一刀両断!・・・同時並行的に観始めた「サムライせんせい」と似た雰囲気を持つドラマである。
改めて・・・便利な現代社会に生きている「有難さ」を実感させてくれる。
ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~ 1 (MFコミックス ジーンシリーズ)
- 作者:
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2014/01/27
- メディア: コミック
ドラマ「サムライせんせい」 [ドラマ]
ドラマ「サムライせんせい」を観始めた。
http://www.tv-asahi.co.jp/samuraisensei/
幕末の土佐藩士:武市半平太(錦戸亮)が現代にタイムスリップして塾の講師を勤めるという設定。坂本龍馬(神木隆之助)も武市(たけち)の1年前にタイムスリップして彼らしく現代社会に順応して生きている。
錦戸亮演じる侍が現代にタイムスリップというと・・・傑作映画「ちょんまげぷりん」の痛快さを思い出す。未だ観てない方は必見である。ドラマはまだ1話観ただけだが、それに次ぐ傑作の予感がする・・・。
車といい、TVといい、インターネットといい、現代社会の便利さを改めて感じさせてくれる。
歴史は好きだが・・・幕末に生まれなくてよかった。
ドラマ「コウノドリ」 [ドラマ]
TBS金曜ドラマ「コウノドリ」を観始めた。
ネット上でどこかのおえらいさんが原作をベタ褒めで、このドラマも全人類必見!とまで書いておられたので、そこまで言うのなら観てみよう!というのが動機である。
まさに、全人類必見!である。http://www.tbs.co.jp/kounodori/cast/
産婦人科が舞台で命の尊さ、命に対する愛を感じることが出来る。第2話は交通事故により妻か子供かを選択しなければならないという男として究極の選択。飲みながら観たせいもあるのか、涙腺が緩みっぱなしで涙が止まらなかった。
我が子の誕生を思い出させてくれる。
18年前、当時、広島に住んでおり、嫁の実家(山口県)の近くの大きな病院での里帰り出産だった。
明け方6時ごろ義理の母より電話をもらい、朝5時に無事産まれたとの知らせを受けた。
仕事の段取りを付けて午後お休みをもらい、病院に駆けつけた。
大きな病院であり、その週に産まれた約10人ぐらいの赤ちゃんが並べられた保育器のあるガラス張りの部屋から眺めるのだが、最初どれが我が子かもわからないが、皆かわいい。人間種としての父性なのだろうか?
その後、義理の母より「あの子よ!」と教えられ、しばらく眺めていた。極端な話だが、何時間見てても飽きない感覚だった。当たり前だがあの時にはもう戻れない。
あの時の感動、希望、夢・・・いろんなものを思い出させてくれる、そんな素敵なドラマです。
出産の時の感動を忘れてしまったお父さん!お母さん!是非観てみて下さい!
ドラマ「対岸の彼女」 [ドラマ]
2006年放送のドラマ「対岸の彼女」を観た。原作は直木三五賞を受賞しているし、ドラマも賞を受賞している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E5%B2%B8%E3%81%AE%E5%BD%BC%E5%A5%B3
出演は夏川結衣、財前直見、多部美華子、石田未来、香川照之他。
昭和の時代の高校生の女の子二人と現代の35歳の女性同級生二人の物語が交互に描かれる。
一人の友との出会いで性格は良い方向に(対岸に)変わることを表現している。
私はこの事はよ~くわかる。今年45歳になるが、20歳までの前半は暗い引きこもりタイプの性格だった。でも大阪で出会った友達のお陰で、「人生を自分の手で楽しむ」ことを学んだ。40歳頃までは明るい表に出掛ける性格に変わった。
しかし、離婚を機にまたまた引きこもりに逆戻り(笑)。
でも心許せる友達との再会で、またまた出掛けるタイプへとリハビリ中。酸いも甘いも両方知って人生が完成していくのかも?
無償の愛を施せる友の存在って大切にしていきましょう!
ドラマ「青い鳥」 [ドラマ]
18年前の1997年放送のドラマ「青い鳥」全11話を観た。
「本当の愛とは何か?幸せとは何か?」という紹介文に惹かれた。
「愛していると言ってくれ」で素晴らしい演技と高視聴率を叩き出した豊川悦司が主演。他にも夏川結衣、永作博美、鈴木杏、佐野史郎、前田吟。
長野県の田舎の清澄駅に勤務する駅長の前田吟と息子の豊川悦司。地元建設会社の御曹司 佐野史郎のもとに嫁いだバツイチ親子の夏川結衣と鈴木杏。9歳の鈴木杏が電車で通学することから駅員 豊川悦司と仲良くなる。そして、夏川結衣と出会うことになる。家で不遇な扱いを受ける夏川と鈴木杏が引き離されることになり、「三人で暮らそう!」と職場放棄したトヨエツが二人を連れて電車を乗り継いで東北へ逃避行する。
視聴率も20%弱と高視聴率。
物語「青い鳥」は読んだことは無いが、重要な場面で紹介される。未来の国で恋人だった二人が、この世に生まれ出るのに女の子が「世界で一番不幸」を目印にして見つけてね!と男の子に言う。
このドラマで、男の子(トヨエツ)はその目印の女の子(夏川結衣・鈴木杏→山田麻衣子)に出会うのだ。
ドラマでは皆(幼なじみ役の永作博美含め)がトヨエツに惚れるのだが、私も惚れてしまった(笑)。このドラマのトヨエツのヘアメーク担当の一般女性とトヨエツは現実に結婚している。
愛とは何か?私たちも幸せの青い鳥を探して日々誠実に生きていきましょう!きっと近くに居ることでしょう!
ドラマ「6時間後に君は死ぬ」 [ドラマ]
ドラマ「6時間後に君は死ぬ」と続編「3時間後に僕は死ぬ」を観た。
主演は真木よう子と塚本高史。人の未来が見える圭史が、街で見かけた美緒に「君は6時間後に死ぬ」と告げる。ストーカー被害に遭っている美緒は怖くなり、圭史と一緒に未来を変えるべく、まさに命を懸けて6時間を生き抜く。
続編は自分の未来が見えてしまった圭史。「未来は変えられない」という圭史に対して、圭史を好きになってしまった為、未来を必死に変えようとする美緒。
「希望」とか「運命は変えられる」という言葉が心に響いた。
現代科学では解明できない予言とか予知。でも特殊能力を持っている人は現実に存在するようだ。
今、ネットでは夏休み前に大きな地震が起こるのでは?と噂になっている。http://chiebukuro.yahoo.co.jp/my/myspace_ansdetail.php?writer=primecherrysweet
予言・予知のたぐいは…世に出た段階で、それを見た世の人の意識が少しずつ変わり、未来も変わるという話は聞いたことがある。なので過去に予言・予知が外れるのはその為だとか。今回もそうあって欲しい。
「6時間後にあなたは死ぬ」と言われたら何をするだろうか?
私はドラマのようにもがかずに、運命を受け入れてそっと静かに死を待つかもしれない。ドラマでは、もがくことで他の人の運命まで変えてしまう!と圭史は言う。大分の父親放火による我が子4人が亡くなるのは、そのいい例かもしれない。
6時間以内に会えなくても子供や友人に電話するだろうなぁ・・・「ありがとう!楽しかったよ!」と伝えるかもしれない。
未来は白紙。運命は変えられるのか?子供たちに楽しい夏休みが今年も来て欲しい!
ドラマ「空飛ぶタイヤ」 [ドラマ]
2009年WOWOWにて放送されたTVドラマ「空飛ぶタイヤ」を観た。
原作は「半沢直樹」「下町ロケット」の池井戸潤氏。
2002年に現実に起きたトラックの脱輪による死亡事故、リコール隠しを基に小説は書かれ、「HOPE」自動車・「HOPE」銀行などの財閥グループという架空の設定で作られている。
こちらも「下町ロケット」と同様に大企業と中小企業の戦いだが、人が一人亡くなっているだけに、「下町ロケット」とは違う重苦しい雰囲気で展開していく。
自動車整備会社を経営する友人が居るだけに、これは是非観てもらいたいと感じた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E9%A3%9B%E3%81%B6%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A4
スポンサーが広告料を支払う民放放送では作れないドラマとあるが、有料放送だからこそ、良質なドラマが出来るのか?とも感じた。
「下町ロケット」と同じ製作陣、というより、このドラマが先で大好評だった為、「下町ロケット」が同じ製作スタッフで作られたのだとか。「下町ロケット」を観ずには死ねないと感じたが、ロケットは私たちの生活に繋がりが薄いが、このドラマは車という接点でいうと我々の生活にも密接に繋がっており、現実に起こった事件でもあるので、上かもしれない。
先日もタイヤ交換を自分でしていて、5穴のボルトの内、ひとつが磨耗・空転して締まらず、ネットで調べると「強度が20%落ちるので、走行せず、すぐに修理して下さい」という常識的な意見もあれば、「4穴でも2穴までは大丈夫」という無責任な人もいた。世の中には2種類の人が居るのは間違いない。
「責任を取ろうとする人」と「無責任な人」。このドラマで改めて教えられた。
※ラジオパーソナリティを務める妻役「本庄まなみ」が「お悩み相談室」をラジオで受け持っている。夫役「田辺誠一」が会社内部の悩みを抱え、「今日は『お悩み相談室』開いてる?」と聞いて・・・あたかも他人事のように相談するのだが、そんなお悩み相談出来る夫婦でありたいとも感じた。
ドラマ「下町ロケット」 [ドラマ]
いやぁ…生きていて本当に良かった!というドラマを観た。(相変わらず大げさでスミマセン)
2011年WOWOWで放送された5話完結ドラマ「下町ロケット」である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E7%94%BA%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88
あの「半沢直樹」の原作者:池井戸潤氏原作のドラマ化である。
観るきっかけとなったのはアニメ映画「秒速5センチメートル」の舞台が種子島であり、そこに東京から転校した男の子が深遠なる宇宙の旅を続けるロケットに興味を持つからである。男というのは、機械いじりが好きで、宇宙などにも夢を抱くものである。(てか、私だけ?)
このドラマ「下町ロケット」で、三上博史演じる佃製作所の佃社長は二代目であるが、以前は宇宙科学開発機構でロケットエンジンの製作に携わっていたが、打ち上げ失敗で、責任を取らされ退職して親の下町の町工場を継ぐ。
もの作りに対する情熱や執念、「挑戦の終わりは、新たな挑戦の始まりである」
中小企業と大企業の戦い、夢に対する情熱、夢だけでは食えない現実…親子とは?夫婦とは?上司とは?部下とは?友人とは?技術立国の日本のさまざまなものが縮図として描かれている。
音楽も映像も演技も素晴らしいし、日本の男性諸氏はこれを観ずには死ねない!女性弁護士として大手に戦いを挑む女の戦い、男を助ける女性の姿でもあるので、女性諸姉も是非ご覧あれ!
私も畑は違えど、農業という現場で、もの作りを頑張ろう!と思います。
皆さんの挑戦は何ですか?
スープカレー [ドラマ]
最近、我流スープカレーにハマリ、毎日食べて(飲んで)いる。
日本人が毎日味噌汁を飲むように、東南アジアでは毎日カレーをスープとして飲んでいることにヒントを得た。彼らが痩せていてもエネルギッシュ(これは私のイメージであるが)なのはそのせいなのでは?と感じている。
いろいろ調べていると、大泉洋の「スープカレー」というドラマ(2012年放送)があったことを知り、全10話を観た。
レシピのような、また、さまざまなスープカレーを紹介する場面が毎回あり、非常に役に立った。
以下は冒頭のセリフをご紹介。
人生はスープカレーに似ている。
僕は今、40歳。
人生80年だとすると、ちょうど折り返し地点。
人生のスパイスを理解できる年齢になり、残り半分の人生にどんなスパイスを加えていくのか?
夢を叶えたという訳ではない、けれど不幸ではない。現状に不満はないが、人生に成功したという訳でもない。
そんな僕らの中のもう一人の自分が言う!
「人生にもっとスパイスを!」
人生は、スープカレーのようだ。
複雑で、それでいて味わい深い。その人なりの人生があるように千差万別。
スープカレーは食べてみなければ、その素晴らしさはわからない。
そして人生も歩いてみなければわからない…。
なかなか面白かった。
ちなみに私のスープカレーは・・・まずは、味噌汁を作って、それにカレールーを入れるだけ!簡単で毎日楽しめる!
何事も続けるには「簡単に楽しめる」というコツが必要です。
ドラマ「花燃ゆ」-18 [ドラマ]
ドラマ「花燃ゆ」第18話【龍馬!登場】を観た。
印象に残った台詞は…松陰門下生が語る「我が成すことは、我がのみぞ知る」
師を失い天涯孤独の玄瑞が妻、文に「俺にはお前しかおらんのやから」
身分差別の中で生きる龍馬が「松陰先生の言う「フレーヘード」(オランダ語で自由という意味)ちゅうもんを見てみたい!」
先日、山陽小野田市にある、佐藤隆太演じる「前原一誠」旧宅跡地を訪ねました。今は民家となっておりましたが、川沿いに立って萩の方向を眺めて、当時に思いを馳せました。その横の文化財の方がスゴかったです。
ドラマ「花燃ゆ」-17 [ドラマ]
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第17話【松陰、最期の言葉】を観た。
男らしさに泣けた…
処刑される二日前から書き始めたとされる「留魂録(りゅうこんろく)」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%99%E9%AD%82%E9%8C%B2
二部ある中で現存するものは、なんと…牢獄で一緒だった会津藩士:沼崎吉五郎が三宅島に島流しになり、明治維新の後、許されて東京に戻り、明治9年に門弟の手元に渡されたものだという。松陰の死後17年経過していたとは!会津藩と萩藩は戊辰戦争で戦った相手同士だから犬猿の仲であったにも関わらず、事の大事さを感じ取ったのであろうか?17年間も獄中で大事に保管してくれたお陰の産物である。
萩の野山獄同様に江戸の囚人であっても、松陰に触れる人は皆、惚れていったのだろう。至誠は万国共通ということなのだろう。
至誠にして動かざる者は、未だ之れ有らざるなり!