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映画「四月になれば彼女は」 [映画]

佐藤健・長澤まさみ・森七菜出演映画「四月になれば彼女は」を観た。


暇だったから観ただけで、原作があることも知らず、予備知識ゼロで観たのが良かったのかもしれない。余韻に浸り過ぎて、毎日この映画の関連動画を観漁っている自分がいる。完成披露舞台挨拶、初日舞台挨拶や大ヒット御礼企画の花見中継ライブや佐藤健のyoutubeチャンネルやyoutuberによる映画解説etc。


それほど、ハマった!


出演する俳優陣皆素晴らしいのだが、やはり佐藤健が秀逸過ぎる!佐藤健は今年35歳だが、10年前の大学生役の時の演技が私は好きになった。20代前半の役でも違和感なく、初々しさと苦々しさの葛藤と恋愛の緊張感が伝わるほどの表情だった。写真部の二人の出会いなのだが、劇中に出て来る写真の数々も実際に素人の森七菜が撮った写真が多数使われているのだとか。一方、カメラに詳しい佐藤健が撮った写真は一枚も使われていないらしい。私も最近、一眼レフカメラを使って写真を撮り、イイ写真が撮れたので満足している。この映画がキッカケで、私の後半人生の新しい趣味として、「カメラ」に興味を持ち出したのもこの映画のお陰でもある。


宇多田ヒカルや藤井風のMV作品の監督の映画初監督らしく、映像が兎に角美しい。ボリビアのウユニ塩湖(天空と地表が合わせ鏡のような)などは劇場の大スクリーンで観れて大満足。人生で行くことも無い場所に、それだけで行った氣分になれ儲けものをした。


原作は、新海誠作品のプロデューサーも務める川村元気氏。原作を読むつもりは今の所無いが、原作との違いは大学時代の彼女と別れた理由と、その彼女(元カノ)と今カノが出会うシーンがインドだという点。両方とも映画の上映時間と予算の都合と思われるが、全く違和感は無かった。

最後のエンドロールに流れる曲:藤井風「満ちてゆく」も今作に向けての書下ろしらしく、ぴったりだった。まさに二人の人生が紆余曲折あって少しずつ「満ちてゆく」ものになると感じさせられる。こちらでは、今週で上映打ち切りだが、パンフレットは欲しいなぁ~と思う。

80万人動員で10億円突破の大ヒットで佐藤健作品でもベスト12になったらしい。

半年後、ネット配信で観れるようになったらもう一度観たい作品だ!




四月になれば彼女は

四月になれば彼女は

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2024/03/27
  • メディア: 単行本

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