乳粥(ちちがゆ) [社会]
偶然にも不思議な味「もち米玄米カレー」 [社会]
映画「キツツキと雨」 [映画]
映画「南極料理人」 [映画]
映画「モヒカン故郷に帰る」 [映画]
生涯の記念切符 [社会]
映画「ニライカナイからの手紙」 [映画]
2005年公開・蒼井優主演映画「ニライカナイからの手紙」を観た。
先日観た宮崎あおい主演映画「バースデイカード」と同じ分類の映画である。
※ニライカナイとは・・・沖縄に伝わる海のかなたにある楽園のこと。太陽の微笑みに包まれたほほえみの国。今でも沖縄ではそんなニライカナイから幸せがやってくると信じられている。(映画予告編より)
【竹富島】かつてこの島は米も育たないやせた土地で台風にみまわれることも多かった。そのため島民たちがお互いを助け合う「うつぐみ」 の心が今でも強く根付いている。(映画冒頭脚注より)
写真家?の父と死に別れ、6歳で母が何らかの事情で東京へ行くことになり残された風希(ふうき:蒼井優)は郵便局長のおじいと二人暮らし。毎年東京の母から届く手紙を楽しみに生きている。高校生になる頃は父が残したカメラで幼なじみと協力して撮影。観光客相手に販売している程の腕前に。母の居る東京で写真の世界で働きたいと思うようになるが、おじいに反対される・・・
詳しいことはこちら→ wiki(ニライカナイからの手紙) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E6%89%8B%E7%B4%99
屈託の無い蒼井優の笑顔が観たくて選んだ主演映画だったが、悲しくも美しい物語だった。
私の娘もカメラに興味を持って挑戦している最中である。何かのヒントになると思うのでこの映画を薦めてみようと思う素敵な映画でした。
いつも通うレンタル屋さんには置いてなく、違うレンタル屋さんで見つけた。今までは、いつも通うお店の在庫の中の作品から「何観ようかな?」と選んで観ていたが・・・ネットで俳優女優出演作品や内容など事前に調べて「これがどうしても観たい!」という自分の中から湧き起こる何か・・・というのも大切なんだなぁと今回感じました。それはきっと何かのヒントがあるサインなんだろうと思いました。 連続ドラマも捨てがたいが、最近私の中では2時間完結の映画がすっきりしており、しばらくは映画の世界から抜け出せそうにありません・・・恐るべし「蒼井優」
神さまより仏さま [社会]
先日観たドラマで・・・身寄りの無い嫁が夫のお墓参りをし、自分の安産祈願をしている。
方や、夫は毎日神社で神さまに安産祈願をしている。
お寺の和尚さんが夫に向かって「神さまはたくさんの人の祈願を受けているので、あなたの祈願なんか後回しにされていると思いますよ!」「けれど、ご先祖様にとっては身内はあなた一人なんですから、あなたの望みは叶えてやりたいと思っているはずですよ!」と言われ、信心深くなり、お墓参りをするようになる。
この話は一理あると思う。
毎日最寄の神社参りをし、その足でお墓参りか仏壇参りすれば理想かもしれないが、なかなかそうもいかない。
ならば、ご先祖供養(心の中で想うだけでもいいと個人的には思う)を優先すべきかもしれない。
全人類のことを神さまは思ってくれている訳だし、ご先祖様にとっては遺伝子を継いでくれている今を生きる私たちが全人類よりも可愛くて仕方ないのではないだろうか?私も全人類より我が子が一番である。
だとしたら、縁あるご先祖様に日々想いを馳せるのがいいのではないだろうか?
映画「変身」 [映画]
2005年公開の東野圭吾原作映画「変身」を観た。
出演は玉木宏と蒼井優。
大好きだった恋人だったのに、ある事件・事故がきっかけで、自分が自分で無くなっていくことを恐れて、逆に離れていってしまう。それを献身的に支える彼女だが・・・詳しいことは→wiki 変身(東野圭吾)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%89%E8%BA%AB_(%E6%9D%B1%E9%87%8E%E5%9C%AD%E5%90%BE)
先日も免許の更新の際、臓器提供の裏書について考えさせられた。臓器提供は相手の人格を変えてしまう可能性があるというのを聞いたことがある。だから私は臓器提供しないことにサインしている。相手の人が私みたいな面倒くさい人間になってもらったら周囲が困るし、私みたいな変な人間は私だけで十分だからだ。でも相手の人は提供を受けないと死んでしまう。先日起こった雪崩で亡くなった高校生の母親が・・・「息子は社会の役に立ちたい研究者になりたいと言っていた。死亡が確認された時、とっさに臓器提供を申し出た。これで息子も社会の役に立てる。」とTVの音声のみのインタビューでおっしゃっておられた。私も息子が先に亡くなったとしたらそうするかもしれない。日本のどこかで息子の一部が生きている。そう信じ、そう思っているだけで自分は生きていける。自分の臓器の件とは矛盾しているけれども、それが親というものであろう。
臓器提供はもしかして神の領域なのかもしれない。そんなことをいろいろ感じた素晴らしい映画だった。蒼井優が素晴らしい。(私が女性なら玉木宏を押すのだろうけれど、男なのでお許しを)彼女の出演作品を追っ掛けてみたくなりました。あの屈託の無い笑顔が素敵でした。俳優・女優つながりの映画サーフィンやテーマ別サーフィンなども面白い。映画は星の数ほどあって死ぬまで洋画含めて全てを観るのは不可能だが、自分なりのその時々の感じ方や気持ちに素直に選んでいきましょう!
臓器も含めて私は私・・・それでいいのだ!
過熱式タバコ [社会]
巷で流行っている「過熱式タバコ」、昨年は(といっても今現在も)生産が追いつかず、品切れ状態が続いていたほど。煙も灰も出ないのでクリーンなイメージで売られている。子供を持つ親や孫がいる祖父母などが好んで買っている。
先週聞いたラジオで禁煙学会の医師が警鐘を鳴らしておられた。以下は私のメモです。
- 世界の中では日本(70%)、イタリア(20%)あとはロシアで実験的に販売されている。
- タールは紙巻タバコの1/10だが、紙巻タバコと同等またはそれ以上のニコチンは含まれる。
- これにより脳梗塞、心筋梗塞になる。
- 煙が出ない、匂いもないが呼気にニコチンが含まれるので受動喫煙での心筋梗塞、ニコチンアレルギーなどの害あり。
- ニコチン、ニッケルクロム、アセトアルデヒト、ニトロソアミンなどの有害物質、発ガン物質が出る。
- タクシードライバーが「喉が焼けるように感じ、息が出来なくなった。」後ろで過熱式タバコを吸っていた。ニコチンアレルギーの人にとっては危険。
映画「手紙」 [映画]
2006年公開の東野圭吾原作の映画「手紙」を観た。
山田孝之・玉山鉄二・沢尻エリカ・吹石一恵らが出演。両親がおらず、弟思いの兄(玉山)が秀才の弟(山田)の為に大学費用を捻出しようと一人暮らしの家に盗みに入り、誤って殺してしまい、刑務所行きになる。弟は社会から弾かれ、隠れてひっそりと暮らす。しかし、社会は犯罪者の弟であることを追いかけては暴露して、逃げるように暮らす弟。唯一のつながりは刑務所の兄との「手紙」。しかし、自分を苦しめるのは兄の存在のせいであると手紙も書かなくなる。
一流企業の重役の娘(吹石)と恋愛関係になるも、父に素性を調べられ破局。親がいなく苦労して育った前の会社の同僚(エリカ様)に救われる。結局は似たもの同士、似た苦しみを味わったもの同士しか理解出来ない世の中なのかもしれない。私は離婚経験者だが、離婚した人にしか分からない苦しみがある。子供同士でもそうかもしれない。円満な家庭で育った子供と親が離婚した子供はどこか分かり合えないのかもしれない。
以前、近所の人に聞いたことがある。「子供を持たない人は子供を持つ喜びを知らない。けど、それで泣くこともない。その人はその人で子供がいない人生を楽しんでいるから。」
同級生との飲み会や職場でも、結婚したことの無い人とは話がうまく噛み合わない。
そんな中で、人間が男女問わず惹かれ合うのは、やはりご縁なのだろう。人間関係が上手くいくのもいかないのも人知を超えたものなのかもしれない。
今のご時勢、メールやラインで何でも済むのかもしれないが、アナログな「手紙」の良さを改めて感じさせてくれました。子供に手紙を書いてみようかな?いろいろと考えさせられる良い映画でした・・・。
(エリカ様は世間ではいろいろと言われますが、いい女優だと思いました。)
緊急情報(備えあれば憂い無し) [社会]
私の総合判断でいうと2021年以降の現実問題としての重要な話であった。が、サリン爆弾や核爆弾に対処していく個人としての対処方法など非常に大事な内容であった。→ https://www.youtube.com/watch?v=ViX5r8VzGBU
備えあれば憂いなし!
映画「天空の蜂」 [映画]
2015年公開の映画「天空の蜂」を観た。
一昔前、日本は50人も工作員がいれば、壊滅できるという話を聞いたことがある。
というのも約50基の原発に工作員を送り込み、爆発させるだけ・・・。
今回の映画は、敵は内部(日本人)に居た話だが、父親として息子を助ける覚悟というか、父性の素晴らしさを感じて泣いてしまった。(最近、泣ける映画ばかり観ている氣がする。泣くことは心理学上大事なんだそうだ。)国家を守る自衛隊の素晴らしさや警察の素晴らしさも垣間見ることができる。
今、近隣情勢は危うい、岩国基地(山口県)にミサイルが飛んできて、不精密で少し南西にずれても私は死ぬし、南東にずれると愛媛県伊方原発があるし、北東にずれると島根原発もある。先日の記事の交通事故の話ではないが、私(たち)はいつ死んでもおかしくないし、人は必ず病気や老衰で死ぬのである。その死ぬ瞬間まで、子供を守り、何か人さまの役に立つ良いことをし、天寿を全うしたい。そう感じた反面教師的な(最後まで分からない善人の仮面をかぶった悪役が多数存在する)いい映画でした。
映画「バースデーカード」 [映画]
2016年公開の宮崎あおい主演映画「バースデーカード」を観た。
http://www.birthdaycard-movie.jp/
10歳の娘を残して不治の病の為に亡くなる運命にある母が、10歳の誕生日に大人になるまで毎年手紙(バースデーカード)を書くことを約束する。残して旅立つ方も残された方も葛藤しながら生きていく。
DVDの裏書のストーリーを読んで、分かっていながらも泣いてしまった。ただ単に毎年毎年カードが届く内容なのだが、意外な展開もあり、飽きさせない素敵な映画でした。
私には娘がいるから、娘がいる親や自分が娘だった・・・という人にはオススメです。
いつか人は死ぬ訳ですから、心の準備には丁度よいかもしれません。
よく学校でタイムカプセルというのがありますが(私は経験無し)、サイトの最後に本当に届く「タイムカプセル郵便」というのがあります。私が死ぬ瞬間に娘や息子に書いてみようかな?
交通事故の現状 [社会]
免許の更新に行ってきた。過去5年以内に違反がある為、ゴールド免許は未だお預けで、60分の一般運転者講習を受けた。バイキングの小峠氏に似た60代の教官の話が興味深かった。
出来たての資料を基にお話が進んでいくのだが、独自に勉強された様々な科学的見解を基に具体例を話していかれる。
興味深いというのは、「人間の脳が勝手に過去の記憶や想像をもとに視ていると錯覚させている」とのこと。これは私も聞いたことがある。最近の科学の研究では人間が見ているものの半分は脳の想像や過去の記憶であり、半分しか目の前の現象を見ていないということを。確かによくあることだ。目の前にあるのに「無い!ない!」と大騒ぎしているから、第三者が「ここにあるじゃん!」と言うと・・・「本当だ!」ということが。
死亡事故を起こした人のほとんどが「視ていた」というのだとか。視ていたら→判断して→行動を起こす。前は向いて視ているようで、視ていないのだ。
資料では平成28年の全国死亡者数は昭和24年以来の3,000人台になった。という事実が書かれているが、教官は「喜べないんですよ!」・・・と。(正確には3,904人)
まずは、これは事故後24時間以内に亡くなった人の数であり、事故後30日以内の死亡者数は600人ぐらい増えるのだとか。
次に、過去最高の死亡者数は1970年(奇しくも私が生まれた年)の16,000人。そのピークから比べて1/4になっているが、負傷者数は70万人から60万人と1/4になっていない。そもそもこの負傷者事故を起こしてはならないのだ!というお話であった。
最後に死亡事故の多い時間帯は18時~22時の日没後。ここでも資料に無い興味深いお話。人間の脳が明るい時と暗い時の視界に切り替わるのに30分程度かかるのだとか。故にこの時間帯が多い。有り得る・・・視ているようで視えていない。いつも通っているからという慢心した気持ちで過去の映像が脳に見せているだけなのだろう。
講習を待っている間、先日あったお隣の街での死亡事故の現状のポスターを読んだ。軽自動車に乗っていた家族四人の内、運転していたご主人はエアバックに守られて生き残ったが、奥さんと幼い子供二人は即死。写真を見ると運転席はエアバックで残っていたが後部座席はペチャンコで2シーターの車にしか見えないほど。孫と娘を亡くしたおじいちゃんの手記があった。相手の運転手を殺してやりたいほど・・・とあった。
加害者にも被害者にもなりたくない。しっかり視て(脳にだまされずに)目の前の現実と向き合いましょう!
【全国の交通事故による(事故後24時間以内)死者数】(平成28年)ご冥福をお祈りいたします。
- 北海道 158人
- 青森 53人
- 秋田 54人
- 岩手 73人
- 山形 28人
- 宮城 71人
- 福島 90人
- 群馬 62人
- 栃木 76人
- 茨城 150人
- 埼玉 151人
- 東京 159人
- 千葉 185人
- 神奈川 140人
- 新潟 107人
- 長野 121人
- 山梨 35人
- 静岡 137人
- 富山 60人
- 石川 48人
- 福井 51人
- 岐阜 90人
- 愛知 212人
- 滋賀 53人
- 三重 100人
- 京都 60人
- 大阪 161人
- 奈良 47人
- 和歌山 40人
- 兵庫 152人
- 岡山 79人
- 鳥取 17人
- 島根 28人
- 広島 86人
- 山口 64人(人口比ワースト14位)
- 香川 61人
- 徳島 49人
- 愛媛 77人
- 高知 42人
- 福岡 143人
- 大分 42人
- 佐賀 35人
- 長崎 41人
- 熊本 67人
- 宮崎 45人
- 鹿児島 65人
- 沖縄 39人
ドラマ「とんび」 [ドラマ]
内野聖陽主演ドラマ「とんび」全10話を観た。(堤真一のNHK版もあるが私が観たのはTBS版)キャッチコピーは「どうしようもなく不器用な父が、ただ一つ、僕を精一杯愛してくれた30年の物語―。」どうやらNHK版とは時代設定が現代寄りになっているのだそうだ。
私は「北の国から」のようなヒューマン・ドラマが大好きだ。私の中で、それに次ぐ作品となった。
親を知らずに育ったヤス(内野)が、相手も親を知らずに育った美佐子(常盤貴子)結婚し、旭(あきら:佐藤健)が生まれる。ヤスも美佐子も家庭とはどんなかも分からずに精一杯育てる。それを全力で応援する会社の同僚や幼なじみやお寺の和尚や近所の女将さんたち。古き良き昭和の香りがプンプン漂う内容だ。
NHK版はDVD化されていない為、オンデマンドで観るしかないが、そちらの方が先に放送され、その結果他社も追随したということは・・・初期版も価値がありそうである。
私の息子も来年二十歳。社会に飛び立っていく。まさにとんびがタカを育てた物語である。
改めて玄米食 [健康]
今はソフトバンクの監督となった工藤公康氏が41歳で200勝を達成した時のインタビューだったと思うが(記憶間違いだったらスミマセン)18歳で西武ライオンズに入団した際、当時の監督、広岡監督より「玄米食」を薦められ、それを実践してきたお陰である・・・ような事を言っていた。
本日の新聞一面広告でサンスターの「飲む一膳分」 という玄米のぬかを利用した栄養ドリンクが紹介されていた。http://jp.sunstar.com/products/brand/kenkodojo/kenkodojo_13.html
玄米の効果効能が書いてあるのだが、私からすると「玄米」を食べればいいのに!?と思った。
玄米には炭水化物はもとより、たんぱく質・食物繊維・鉄・ビタミンB1・ビタミンB6・ビタミンE・銅・マンガン・亜鉛・パントテン酸・リン・マグネシウム・ナイアシン・葉酸・カリウム・脂質を含んでいる。どれが何に効くのは全くわからないが、白米に無い栄養素が多数ある。
では何故、玄米を食べないのか?
まず売っていない(買う人が少ないから)。売っていても高い(無農薬玄米は白米の倍以上する)。買っても炊くのが面倒である(水分吸収に時間が掛かる)。 食べても食べにくい(硬いのでよく噛まないといけない)。ぬか臭い(独特の匂いがする)。食べるとおなかがゆるくなる(1日3回ぐらい便通がある)。
でもこれをクリアすると・・・毎日食べたくなる。脳はバカで腸はかしこい理論からすると・・・腸が求めるのであろう。
息子の就活が始まった。車の部品を開発する職に応募するのだそうだ。その会社には寮は無く、借り上げ社宅扱いとなるのだとか。ということは・・・一人暮らし。まさに広岡監督が息子のように可愛がった工藤選手のように息子にも「玄米食」を伝授してやりたい。今は離婚した母親の庇護の元で白米食だろうから、やっと父親としての料理の腕の見せ所である。この一年間、私は玄米食に関係するレシピを作ろうと思います。上手く出来たらこの場でも公開していきます。
人生初スープカレー [社会]
カレーは週に1度は食べたくなる食べ物ではないだろうか?(ちなみに私は毎日カレーです。メニューに悩むことも無いので楽ですよ。)
昔はスパイスを巡って戦争が起こったほどだから、スパイスというのは人間を支配するには余程重要なものなのだろう。てか逆で人間の身体にとって重要なものなのかもしれない。
昔の日本海軍は日曜日がカレーだったというのを聞いたことがある。海の上での生活が長いと曜日感覚が無くなる為、カレー=日曜日を知らしてくれるのだとか。今の海上自衛隊では日曜日が休みの人も居るのでその慣習は無いとも聞くが定かではない。
さて、前置きがいつも長いが、47歳にして人生初のスープカレーを食べた。レトルトで自宅で食べたことはあったが、本来スープカレーは札幌が発祥らしく、遠く離れた山口県でスープカレーを提供してくれるお店は無かった。
以前CoCo壱番屋でのアンケートハガキで「是非スープカレーが食べたい」 旨出したことがあったが、なんと実現していた。5月末限定企画らしいのであと2ヶ月弱ありますので(ココイチの回し者ではありませんが、カレーは健康に良い食べ物なので推奨しております!)まだスープカレーとやらを食べたことが無い方はオススメです。
それにしても、1億2千万人居る中の一個人(当然、私だけの意見では無いのだろうが)の意見を大企業が反映してくれるなんて、なんて良い会社なんだ。今度生まれ変わったら、ココイチに就職したい(笑)。
http://www.ichibanya.co.jp/index.html
人間万事塞翁が馬 [社会]
私の中でのテーマ「人間万事塞翁が馬」という教訓がある。
人間万事塞翁が馬とは、人生における幸不幸は予測しがたいということ。幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないという例え。
【人間万事塞翁が馬の解説】
昔、中国北方の塞(とりで)近くに住む占いの巧みな老人(塞翁)の馬が、胡の地方に逃げ、人々が気の毒がると、老人は「そのうちに福が来る」と言った。やがて、その馬は胡の駿馬を連れて戻ってきた。人々が祝うと、今度は「これは不幸の元になるだろう」と言った。すると胡の馬に乗った老人の息子は、落馬して足の骨を折ってしまった。人々がそれを見舞うと、老人は「これが幸福の基になるだろう」と言った。一年後、胡軍が攻め込んできて戦争となり若者たちはほとんどが戦死した。しかし足を折った老人の息子は、兵役を免れたため、戦死しなくて済んだという故事に基づく。
学生時代の友人と飲んだ際、娘と二人で一泊二日の甲子園旅行の話をした。
友人にも私の娘と同い年の娘がいる。その彼から「お前、幸せもんやで!」「二人で出掛けるなんて有りえへん!」「離婚して良かったんちゃうか?」「月に一度の面会システムってええなぁ…」と言われた。
思春期の娘と父親。二人で買い物とかドライブとかも無いという。まして旅行なんて。
私は調停離婚後、月に一度の面会が設定されている。もう9年になる。毎月、子供が食べたいお店に行き、ドライブし、買い物やたまにカラオケやボーリングやゲームセンターに行く。毎日毎日顔を合わせている親子からすると有り得ないのかもしれない。たまにある非日常だから続くのかもしれない。離婚して辛い思いをさせていると思っていたが、何が不幸か幸福かわからないものである。
昨日の記事の高校野球観戦だってそうだ。元々山口県勢の試合を観る予定が雨で順延の為、別の試合を観ることに。その結果劇的な二つの試合を私自身観ることが出来たし、娘もチアリーダーとして早稲田の背番号0を背負うチアリーダー達を観て何かを感じただろう。ちなみに観る予定だった宇部鴻城ー大阪桐蔭は0-11で観ていたら無惨な気持ちになっていたことだろう。
目の前の現実に起こることをしっかりと受け止めて生きていけばいいのかもしれない。
帰りの新幹線で娘に「人間万事塞翁が馬」の故事の話をした。彼女にとって忘れない故事となるだろう。私にとってもいい冥途の土産が出来た。私がいつか死ぬ時、娘も思い出してくれることだろう。
人間というものは全て 塞のお爺さんの馬の出来事のようなものである。幸か不幸かは最後(死ぬ)まで分からないから、一喜一憂せず生きていきたいものです。
最後までわからない [社会]
ネット社会から遠ざかっていました。なければ無いで生きていけるネット。お休みすると復帰するのに勇気がいります。てか、誰も期待していないからマイペースで更新していきます。
先月の春の選抜高校野球の甲子園。娘と二人で行ってきました。
当初、娘の中学時代の同級生が宇部鴻城高校でレギュラーで出場するとのことで、職場からお休みをもらい、宿も確保しておりましたが、雨の為、一日順延したために日程を変えずに違う高校の応援となりました。
でも結果オーライで、物凄い劇的な試合を観ることができました。
1塁側アルプススタンドでその学校の保護者たちに混じっての観戦でした。
一試合目は1塁悪送球でサヨナラ。
二試合目は清宮率いる早稲田実業が奇跡の逆転劇。
早稲田実業 対 明徳義塾 に関しては「1回戦から決勝戦やなぁ・・・」と後ろ側から声が聞こえるほど。
4対3で9回2アウトまで勝っていた高知の強豪校:明徳義塾。最後のバッターとなるはずの選手をピッチャーゴロに打ち取った。しかし、ピッチャー強襲でグラブを弾く。ここまではまだ良かった。落としたボールを1塁に投げれば余裕で間に合うタイミング。私たちが居た早稲田アルプス応援席は「走れ~」と打ったバッターに声援を送る。するとどうだろうか?ピッチャーはボールが手につかず、投げれず1塁セーフ。そこから同点に追いつき、延長戦で逆転で早稲田の勝利。話題の清宮が1回戦で去ることもなく、首の皮が一枚つながった瞬間が観れた。まさにアルプス一丸となった応援の勝利とも言えるのを間近に体験した。
自宅でTVで観戦していた私の父母からは・・・「あんたらの高校の試合を思い出したよ!」と帰って言われた。
私もそう感じていた。その時は真逆の側だった。
30年前の1987年の夏、私が高校3年生の時、私の高校が創立100年にして甲子園初出場を果たした。私のクラスメートがホームランを打ち1-0で勝っていた試合。9回2アウトまできた。最後のバッターをピッチャーゴロに仕留めた。私たちがいた応援席は全員が「やったぁー!」と歓声をあげた。
次の瞬間、ピッチャーがファーストへ大暴投。
歓声が悲鳴に変わった。
そこから逆転負けで、帰りのバスは皆無言だったのを思い出す。
当時の試合を見ていた作詞家の阿久悠氏はこのピッチャーに詩を残したほど。TVの熱闘甲子園でも「甲子園には魔物がいる!」と叫んだほど。(私のブログ内で検索していただけると出てくると思います。)
今回は逆の立場を味わった。無口の娘も笑顔で他の早稲田実業保護者と喜びを分かち合っていた。
慢心すると足元を救われる。大人でも普通に有り得る出来事。それを若い頃から経験する。
チアリーダーとして応援で今年も参加する予定の娘にも、応援の力を信じることを目の当たりにしただろう。
そして、試合も勉強も含めて「最後までわからない」だから「最後まであきらめない」ことを学んだに違いない。
私も「人生は最後までわからない」ことを学んだ。だから「最後まであきらめずに生きる」こととします。