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これは決して対岸の火事では無い! [教育]

「アメリカでもっとも肥満率の高い街の闇深い実態が恐ろしすぎた」

これは、決して対岸の火事では無い。3人兄弟の中で、私だけ痩せている。兄も弟も肥満系。この違いは何か・・・それは「食生活」のみである!上記のyoutubeを拝見して、これは既に日本でも起こっている出来事であると感じている。なぜなら、私の周りはデブだらけだからだ!デブは食い過ぎ!と思い込んでいたが、実はそうでも無いらしい。これは後日、時間をかけて記事にします!なので今日は、明日は我が身と思って、動画をご覧ください!



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高専という選択肢 [教育]

私が住む街にも高専という高校というか、短大というか、5年一貫校というか、とにかく高専という学校がある。

私も自分の高校受験の際に見学に行ったことがあるが、当時(中3の15歳)は、何も目標がなく、やりたいこともなく、選択肢から外して流されて普通高校に進学した。今、思えばその時に高専に進学していたら自分の人生も違っていただろうけど、今の友人とも出会えなかった訳だから、人生にタラレバは無く、今の人生に満足している。


高校や専門学校や大学も含めて何の為に学校に行くのか?と私なりに考えると・・・やはり「社会に出る準備」の為であり、「就職」の為であると私は考えるから、就職率100%の学校は見逃せない。家事業を学ぶ為にお父さん・お母さんの家に就職するという箱入り娘も、それはそれで裕福な家庭の一員というラッキーさはあるから否定は出来ない。ただ学校からすると就職率(進学率)100%未満になる要因を作ったから対外的にはマイナスかもしれない。私が通った進学校も進学率100%を謳(うた)いたいらしく、就職を希望する人は来ないで欲しいと、今の受験生の親にはあからさまに言っているのだとか・・・恐ろしい時代だ。別に子どもが進学しようが就職しようがその家庭の勝手だろうが、イメージに傷が付くことを恐れるとは、現在の学校教育はどうなっているのか?疑問に感じる。まぁ、当時も弓道部内で私たち部員が良かれと思ってやりたいことをやろうとして、顧問の先生に反対されたから自由な校風というものは無かった。

娘は大学受験するらしく、今は受験戦争の真っ只中の最後の夏である。私はあの受験の一年間(高3)に戻りたいとも思わない。それだけ苦しく辛く悶々とした青春の1ページであった。受験戦争なんかなければいいのに!といまだに思う。行きたい人全員が希望する大学に行けるシステム。その代わり、入ったら大変で勉強しないと卒業できないシステム。その方が日本の社会の役に立つと思うのは私だけだろうか?

息子は高専という5年一貫校なので大学受験の苦しみを味わうこともなく、甲子園予選敗退した野球部引退後は、4年生5年生野球部に所属し、アルバイトもしながら軽音部にも所属してバンド活動もするという楽しそうな学生生活を送っている。学業も自分の興味ある研究室に所属して機械工学と水力学の応用?という私が聞いてもわからない専門的な勉強もしている。短大や大学なら当たり前かもしれないが、高専は高校1年生から夏休みが約2ヶ月間もあるのだ。その間に留学する学生も多いのだとか。海外から留学生を受け入れているので、交換留学とかもあるのだろう。学校側も語学面や世界的に通用する人材育成の為に積極的に留学を薦めている様子だ。それと4年生は今までは選択科目だったようだが、今年からは企業への1週間のインターンシップが必須科目となったようだ。実践的に企業内で活躍出来る人材を育てる目的らしいが、頭でっかちな学生では企業も困るから、世の中の当然の流れに沿っている。


将来高校受験をするであろうお子さんをお持ちの方に(相変わらず余計なお世話であるのだが)高専という選択肢もいいですよ!と言いたいのでご紹介したい。全国に55校あるらしい。


近くに高専が無くても寮も完備しているので遠方にまで行かせることも可能だ。私の実家の近所のお兄さんは、自転車で通える高専に行かずに100キロ離れた高専に寮生活しながら通われたのを知っている。

ただし、理系脳でなければ留年もあるので私のような文系脳では苦しむことになるかもしれない(苦笑)。息子の同級生で二回留年した子もいるほど。それでも4年制大学に通わせたと思えば学費も安いものだし、就職率は100%だからお釣りが返ってくる感覚かも。約160名の学生に対して多い年で約1000社の企業が募集に来るのだそうだ。娘も高専の見学会に行ったが、理数系の科目が好きではないからという理由で受験しなかった。情報システム系の学科もあり、元嫁も行って欲しかったみたいだが、嫌なものを強制することも出来ず、普通高校に進学した。娘は私に似たのだろう(笑)。私も高校の理科や数学が全く分からず、高専に行かなくて良かったと思っている。

もしも息子さんや娘さんが理系向きであればお薦めしたい。毎年約1/3の学生が大卒資格を得られる専攻科進学(2年延長)や国立大学に(3年生~)編入するらしい。企業に就職してからの出世や報酬面や結婚などの対外的メンツまでの長期的視野に立つと当然かもしれない。高専内の授業についていけれたら大体は受かるらしい。それを考えると私が経験した受験地獄の苦しみを味わうことなく、大学にまで行くことが出来るのだ。なんと素晴らしいシステムだろうか?

ただ、何度も言うが私のような文系脳では無く、理系脳のお子さんに限ると思う。私がもしも行っていれば、留年三昧で自主退学していたかもしれない。あまりに自由過ぎてそんな生徒もいるそうだ。まぁ今の大学がそんな自由さがあるからわからなくも無い。

ただ…偏差値を見ると近くの高専は県内トップレベルの進学校と同程度だからビックリする・・・

恐らく各高専に紹介ビデオがあると思うのでyoutubeで検索してもらいたいが、息子が通う高専verは14分と長いので興味ある人のみになると思うが一応貼り付けておきますのでご視聴ください。



がんばれ!モノ作りに興味ある子どもたち!

がんばれ!モノ作り大国ニッポン!

ロボコン [DVD]

ロボコン [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD
ちなみにこの映画はうちの街の高専でロケされました。うちの近所の海岸も写っています。高専(モノ作りの楽しさ)を知るにはいい映画です!長澤まさみ、小栗旬、塚本高史、伊藤淳史らが出演。彼らのデビュー的な初々しい映画でもある。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%82%B3%E3%83%B3_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

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敵に塩を送る [教育]

うちの高1になる娘がチアリーダーに立候補したらしく、甲子園への切符を賭けた予選が始まった応援席で、選手とは違う戦いをしていることだろう。

高3になる息子の高校の応援を最初から最後まで応援団に混じってしたのだが(TVにも写っていたらしい、笑)、高校野球の良さは日本の伝統文化の継承にある・・・と感じた。

戦国時代の合戦は、まずは・・・「我こそは、どこぞの国の何がし」であると双方が名乗り、合図をもって戦いに挑む。 

また、戦国時代、上杉謙信が、敵将武田信玄の領国の甲斐が塩の不足に苦しんでいるのを知り、塩を送らせた故事から、敵の弱みにつけこまず、逆にその苦境から救う。。。という「敵に塩を送る」という言葉もある。

試合開始前に双方の応援団が挨拶をし、応援を披露し合い、エールの交換をする。

試合中は攻撃の際のみ応援団やチアリーダー、吹奏楽が自陣の応援をし、守りの時はおとなしく見守る。

5回のグランド整備の間に、相手チームの健闘を称えるエールの交換を行う。

そして試合終了後は、勝ったチームは相手チームの健闘を称え、負けたチームは勝ったチームの栄誉を祝し、再びエールを送る。

これは素晴らしい学びである。

高校によっては全校生徒で応援に来る場合もあれば、1年生は強制的に、その他は任意という場合もある。戦国時代は教科書しか知らなくても、似たことを体験しているのである。

選手だけでなく、応援団も共に喜び、悲しみ、苦しみ、楽しんでいるのである。しかも負けたら終わり。

そして3年生は引退。まさに引導を皆で渡すのである。

負けたうちの息子も応援団へ整列してからの一礼の後、泣いていた。

負けたチームにとっては葬式の儀式である。しかし新チームとして生まれ変わる出産の儀式でもあるのだ。

実に素晴らしい日本的な伝統文化である。

47都道府県の代表校が出場する甲子園大会でも、全然知らない高校や生徒なのに、自分の県の高校だけは気になるし、応援してしまう。戦国時代の遺伝子が残っているのかもしれない。

今年は高校野球大会が始まって100年ということらしいが、戦国時代から考えると400年の歴史のある高校野球ともいえる。

夏は始まったばかり、歴史ある高校野球を今年も楽しみましょう!


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高校野球100年 [教育]

今年は、高校野球が始まって100年。しかし、今回は第97回大会というのは、戦時中は開催出来なかったからである。改めて平和の有り難さをこの「-3」に感じる。高3の息子が甲子園を目指す最後となる夏を迎えるにあたって、約7年前に私が住む地元で行われた「人間魚雷 回天」の歴史を親子で臨海学校で学んだ(当時:息子 小4)経緯から、さりげなく伝えた。

昨日、生まれて初めて甲子園予選の開会式に参加させていただいた。選手宣誓も各会場によって異なるので、それぞれの参加者が唯一無二の体験となる。

緊張の面持ちで、「イッチ、ニッ!」と手の振りや足並みを揃えての入場行進に感動した。オリンピックの入場のようにダラダラと、周囲に手を振りながらのリラックスした雰囲気では無い、この伝統が100年の日本の歴史を感じた。

何でも新聞やテレビで聞くだけのことと、その場の体験というものは全く違う。

ユダヤ人の3歳から始めるわが子への教えの一つに・・・「結果より過程」というのがあるらしい。

開会式直後のわが子の第1試合で、5-0で敗退したが、遅ればせながら親子共にその体験を出来たことに喜びを感じた。節目の100年にふさわしい感動体験であった。今年も熱い夏が始まるが、私たち親子は既に終え、新たな次元に突入する。


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初心忘るべからず [教育]

息子のチームの試合を見に行きました。一回戦突破ならず、三年生の夏は終わり、泣いていました。もらい泣きしてしまいました。息子にとっては来年に向けて最後の夏が始まったとも言える。パンフレットの山口県高校野球連盟会長の話からちょっとした目からウロコがありました。以下は会長のあいさつ文より抜粋。

 


「初心忘るべからず」という格言があります。今から600年以上も前の室町時代、我が国の「能楽」を大成した世阿弥が遺した言葉と言われています。一般的には、「物事をはじめた時の素直な気持ちを忘れずに何事も励みなさい。」という意味に使われがちですが、本当は多少違うようです。初心とは、物事を始めたばかりの未熟で不慣れな状態のことだけでなく、上達したり大成しても、それ以前の未熟な状態のことを世阿弥は初心と言っているようです。単なる初心者という意味ではないようです。「何かを始めて上達していく過程のその時々に味わった惨めな思いや悔しさ、さらにそれらを克服するために努力したことの一つ一つを決して忘れるな」という意味だそうです。


やはり、人生はその過程に意味があり、努力が大事のようです。また結果の厳しさも味わいますが、それもいい思い出に変わっていくことでしょう。青春っていいなぁ。私たちも年齢に関係なく、初心を忘れずに青春していきましょう!息子が三塁コーチャーに出た途端にタッチアップを判断する重要な場面に。彼も大舞台で大きな役割を担った。春の甲子園に向けてがんばって欲しい。父さんもがんばるぞ[手(グー)][わーい(嬉しい顔)][手(グー)]
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よく遊ぶ子は賢くなる [教育]

NHKニュース【よく遊ぶ子は賢くなる】は勉強になったが時既に遅し!と悔やんでいる親も多いだろう。以下はその内容である。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140213/k10015207301000.html


「よく遊ぶ子は賢くなる」調査まとまる

2月13日 5時30分
 
いわゆる「難関大学」に合格するなどした経験がある人は、そうでない人に比べて、小学校に入学する前に思い切り遊んだり好きなことに集中したりしていた割合が高いとする調査結果がまとまりました。調査に当たった専門家は、「遊びのなかでさまざまな力を身につけることがその後の学習意欲を育む」と指摘しています。

この調査は、発達心理学が専門のお茶の水女子大学の内田伸子名誉教授らが20代の社会人の子どもを持つ保護者1000人余りを対象に行いました。

この中で、「小学校入学前の子育てで意識していたこと」について尋ねたところ、偏差値68以上のいわゆる「難関大学」に合格するなどした子どもの保護者の35.8%が「思いっきり遊ばせること」と回答したのに対し、そうでない子どもの保護者では23.1%にとどまっていました。

また、難関大学合格者などの保護者の24.1%が「好きなことに集中して取り組ませること」と回答したのに対し、そうでない子どもの保護者は12.7%となっていました。さらに、「子どもの遊ばせ方」について、難関大学合格者などの保護者の28.8%が「自発性を大切にした」と回答したのに対し、そうでない子どもの保護者は16%となっていて、小学校入学前の時期に遊びを通じて自発性や集中力を養うことがその後の学力向上につながる傾向を示す結果となっています。

内田名誉教授は、「小学校入学前は五感を使うことで脳が発達する大事な時期で、関心を持ったことをすぐ吸収できる力があります。遊びのなかで楽しみながらさまざまな力を身につけることがその後の学習意欲を育むことにつながる」と話しています。


記事に登場する偏差値68以上の大学というのは東大、京大、早稲田、慶應レベルである。私の高校(偏差値63)からこの四つの大学に進学した同級生が何人も居るが、同じクラスになった時のことを今思い出すと・・・がり勉かというとそうではなく、ひょうきんな明るい子だった。恐らく幼児期の親の教育が良かったのだろう。調査した教授がラジオで語っておられたが、絵本の読み聞かせ一つでも全く違うのである。ある親はまるで何かの試験のような読み方、ある親は子供の想像力を膨らませる読み方。幼児期次第で子供は探究心を持って自発的に勉強していくのだとか。。。

私は子供に好きなことをやらせて来たから後悔は無いよ~。やはり三つ子の魂百までも・・・は本当だったのだ!


タグ:子育て 教育
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豊かな体験を [教育]

地域のコミュニティ誌を見ていて共感しましたので抜粋します。


豊かな体験を

子どもの頃の体験が、その後の人生にどんな影響を与えるのかを調べた結果がここにあります。

(時事通信社刊『内外教育』)

その調査対象は子ども時代を終えた20代から60代までの大人だからとてもひきつけられます。

〇子どものころ海や川で遊んだりする「自然体験」を多くもっている者ほど、大人になった今、物事に対する「意欲・関心」が高い。

〇「友達との遊び」の経験のある者ほど、大人の今「規範意識」が強い。

〇「地域活動」の経験が多い者ほど大人の今「職業意識」が高い。

 このことは当然仕事にも影響するらしく、年収も高くなるという結果が出ており、おもしろいです。

 問題は、大事とされる「自然体験」や「友達との遊び」が、大人であっても年代が下がるごとに減っているということ。今の子どもではもっと少ないと思われます。

 学校では今本年度のまとめをしていますが、子どもの多種多彩な体験活動を強力に進めていただいている〇〇地域の諸団体が児童の育成に大きく貢献していることに思いを致し、深く敬服、感謝しているところです。


この記事は地元小学校校長先生が寄せておられます。

内外教育:http://www.jiji.com/service/senmon/educate/index.html

私(40代)の小学校の同級生男女二人が引きこもりでいると聞いている。当時は賢い二人という印象しか残っていないが一緒に遊んだ記憶がない。もしかして親御さんが厳しくて「勉強!勉強!」と言ってきたのだろうか?

「自然体験」「友達との遊び」や「地域活動」が少なかったのだろうか?

子どもたちに「体験」が少なく、「勉強!勉強!」とばかり今言っていると、40になっても親が面倒をみないといけないことになって、年老いても死ぬに死ねない状況を自ら作り出すことになってしまいますよ。

だから、子どもたちには(小学校6年間ぐらいは)「外に出てよく遊べ!」でいいんではないだろうか?

私の場合、「自然体験」豊富すぎて、大人になった今でも物事に対する「意欲・関心」が高すぎて、世の中の陰謀・未来予測・宇宙の不思議・UFOの不思議を今も探求中である(笑)。

「友達との遊び」も豊富すぎて、「規範意識」が強く、お店でもルールを守らないお客さんに正面からぶつかりよくトラブルになる(笑)。

「地域活動」の経験が全くなかったので大人の今「職業意識」が低く年収も低いままである(苦笑)。

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礼儀作法 [教育]

礼儀作法については幼い頃から家庭で教わっているものだ!というのは幻想だった!

今や学校でも教えない・・・

そいういった子を雇う会社・企業は最初に大変な責任を負う。

『あいさつ』から教えないといけない!

唯一の解決策は・・・部活である!しかも文化系ではなく体育会系!

西洋スポーツでも厳しい集団ならOKだし、日本古来の武道系なら・・・『礼』に始まり『礼』に終わるからそこで鍛えられた子ならスタート(あいさつ)は問題ない!

一事が万事!で『あいさつ』が出来ない子は(過去の経験上で言うが)他の事も出来ない!

『おはようございます!』

『こんにちは!』

『ありがとうございます!』

etc

家庭に期待できない今、他のもの(部活)に依存するしかない!

企業も体育会系部活から採用する意味がよくわかります!



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エコかるた [教育]

冷蔵庫に新聞の切り抜きが貼ってある。

  • あ 明日もね いつも一緒のマイバッグ

 

  • い いい湯だな 続けて入ると 冷めないよ

 

  • う 打ち水で 地球冷やして いい気持ち

 

  • え エレベーター やめて歩くも エコのうち

 

  • お 贈り物 心は厚く 包みは薄く

といった具合のエコかるたなのですが、マジマジと眺めると心に染み入ります。

http://asahi-ecokaruta.com/

 


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ハイ [教育]

 先日の広島の高校に呼ばれての授業での最初のひとコマ・・・

 校長先生「それでは●●さんよろしくお願いします!」

 私「ハイッ!」

 と、脳天から突き抜けるような返事をしました!これは広島にいる時に経営者の勉強会で訓練されていました。人に呼ばれたら元氣よく返事をする!

 高校生160名が集まる会場では、ちょっとしたざわめきが起こりました。(多分、「何この人?」とか「今の何?」とか聞いたこともない返事だったと思います。実は毎年この返事に対しても先生からリクエストがあるんです。最初にあの元氣な返事をして欲しい!と。)

 高校生の皆さんにもこの「ハイ」の返事の意味をあるコラムをもとに紹介したのですが、ここで、ブログをご覧の皆さんにも漢字の不思議とも言えるあるコラムをご紹介します!


【拝とハイ】

「拝」という字は、様々な意味を持っています。

『広辞苑』によると、

  1. おじぎをすること
  2. 神仏をおがむこと
  3. つつしみ受けること

などの意味があります。

「拝」の字の成り立ちは、両手を並べる形から来ています。

 私たちは日常の中で何気なくこの「拝」を実行しています。挨拶で頭を下げる行為や、人から呼ばれた際に「ハイ」と返事をする言葉も、ここから出ています。

 さらに、「拝」には、「二つのものが一つになる」という深い意味もあります。挨拶は、頭を下げることによって、相手と対立せずに心を通わせる動作の一つであり、「ハイ」という返事も相手の呼びかけを受け入れる言葉です。

 「ハイ」の一言は、相手の心と自分の心が一つにつながりますように、との願いを込めた表れなのです。「拝」と「ハイ」の意味をもう一度見つめ直し、相手も自分も、明るくさわやかに仕事ができる職場づくりを、していきたいものです。

■今日の心がけ:心のふれあいを持ちましょう!


私も子供に呼ばれたら「ハイッ!」と返事をするように心掛けています!

(カミサンに呼ばれることはなくなりましたが・・・笑)


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単純化 [教育]

世の中どんどんと複雑化していっている。

例えばTVのビデオのリモコンなどでもボタンがありすぎて訳がわからない。

携帯電話も機能がありすぎて次の機種変更するまでに全部使いきることが出来るのだろうか?

でも本当は至って単純なのではないだろうか?

TVも■電源と■チャンネルと■音声のボリュームがあれば。

携帯電話も■話す、■番号、■切るのボタンがあれば。

実は・・・今年も広島のある高校から講演依頼があった。まさに、ツイてる!

今年で6回目となり今回で聴講延べ人数は約千人。最初に聞いた子供達は既に立派な社会人になっていることと思う。(このブログの読者の姪っ子さんも私の話をこの高校で聞いたという話を聞いて(笑)世間は広いようで実は狭いものだと感じた)

実は毎年同じ話をしているのだが、毎回同じ話で良いのでお願いしますとのこと。

主な内容は『言霊(ことだま)』の話。良い言葉を使えば良かった環境が開けてくるという。実例や言霊の実験などを通して感じてもらうのだ。ただそれだけなんだけど・・・

世の中益々単純な話が良いのではないだろうか?わかりやすいのが一番。

欧米化!ではなく、ニッポン化!

なんせ何百年・何千年も日本は言霊(言葉には魂が宿る)を大切にしてきたのだから。

 言霊の話を聴く高校生たち

 

今から私もワクワクしている。新しい感動を子供達に!まさに生きがいの創造だ!

【関連記事:これからの人生をどのように設計していけばよいのか


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農業体験塾報告 [教育]

初参加の方が全国へ発信した報告内容にて『第6回農業体験塾』の概要をお伝えさせていただきます。


★10月7日(日)の10:00~17:00、はるかぜさんのご実家所有の敷地田んぼにて、第6回農業体験塾(稲刈り編)を開催いたしました。今回は、とりあえず露払いとして速報させていただきました。参加者は約30名です。(半数以上はお子さんでした)。

★私自身は、早朝地元で行事があったため、昼からの参加となりました。到着すると拍手でお迎え・・・実は、もう稲刈りは終わってみんなお昼ごはん中だったのです・・・・「わあ、ごめんなさい。」。にもかかわらず、駆けつけ10杯?玄米のおにぎりと手作りのおでん、そしてノンアルコールビールを沢山ご馳走になってしまいました。

★さらに、太い孟宗竹を割った長い筒に、冷たい真清水を流してのそうめん流し、箸ですくいあげて、つゆに浸すとものすごく美味しい!こどもたちは争ってすくって食べてました。

★その後、菅原道真公にまつわる地元の伝承、聖徳太子のお話を、はるかぜさんが分かりやすく手作り紙芝居で伝えられ、次に散策。江戸時代の街道沿い(世界遺産の「熊野古道」ならぬ「居守(いもり)古道」と言います。)に、山から海へ親子揃って仲良く歩きました。

★海に着くと、大人も童心に返って子供たちと一緒に「飛び石」で夢中で競い(最高は6段です!)、海に向かって大声大会(必ず「○○○ありがとう」で叫びます。)をしました。さて、優勝は誰だったでしょうか?一番感動したのは、やっぱり「お父さん、お母さんありがとうでした!」ね。

★帰ってくると、案山子(かかし)作り。はるかぜさんのお父さんが竹で十字架を作ってくださり、そこに、藁を付け服を着せて布を巻き、最後は、「へのへのもへじ」ではない立派な顔を書いて帽子をかぶらせ、案山子を完成させました。さあ、コンテスト、よく見るとみんな下半身がない。・・・優勝は唯一ズボンをはいていた●●さんご一家の案山子に決まりました!

★あれれ・・・子供たちは、いつの間にかいなくなっています。気がつくと、田んぼの藁の中で飛んだりはねたり藁をぶつけあったり、いつまでもあきることなく遊んでいました。ものすごくうれしかったのでしょう。都会では絶対に体験できないこと。きっといい思い出になるでしょう。 


花束のような稲を抱える子供達


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第6回農業体験塾 [教育]

去る10月7日(日)に第6回農業体験塾を山口県周南市で開催しました。

県内はもとより広島県・福岡県より総勢30名(15名は子供)が集まり、昔ながらのやり方で稲刈りを体験しました。

  1. 国旗掲揚
  2. 開会挨拶
  3. 『ハイ』の挨拶(点呼)
  4. 注意事項説明(マムシと遭遇した際の対処方法)
  5. 自己紹介(楽しみにして来たこと)
  6. 玄米の試食(刈ったままの籾から一粒)
  7. 鎌(かま)の使い方講座
  8. 稲刈り
  9. 手ねる(ワラで刈った稲を手で束ねる)
  10. 竹で干し竿(ざお)作り
  11. 天日干し
  12. 昼食(玄米むすび・おでん)
  13. 清流孟宗竹そうめん流し
  14. 地元に伝わる菅原道真公の紙芝居
  15. 八つの耳の王子の紙芝居(聖徳太子のお話)
  16. 居守(いもり)古道探検
  17. 海で飛び石競争
  18. 海に向かって大声絶叫大会
  19. 稲ワラ飛び込み大会
  20. 稲ワラ合戦
  21. 家族対抗案山子(かかし)作り
  22. 案山子品評会
  23. 国旗降納
  24. 閉会の挨拶
  25. 記念撮影

 こうして振り返ってみるとホント盛りだくさんでした!都会育ちの子供達は日頃出来ないことばかりで大喜びだった様子です。一番楽しかったのは稲ワラを投げあったことだったという子もいましたが、それはそれで貴重な思い出として残るでしょうネ!また少しずつ報告していきます!

 


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手を合わす甲子園球児 [教育]

 昨日は62回目の終戦記念日を迎えました。

 正午のサイレンと共に甲子園球場の球児たちも試合を中断し、黙祷をささげていました。

 仙台育英の選手や智弁学園の選手が両手を合わせて、黙祷をしていたのに感動しました。

 両手を合わせる・・・安らかに眠られることを祈る、感謝の気持ちを表す・・・いろいろな気持ちがあると思いますが、形で示すというのはものすごく大事だと思います。

 155キロで騒ぐのではなく、そういった素直な選手の一面が甲子園出場につながっている点に注目したいと思います。

 いまどきの高校生も捨てたもんじゃないなぁと感じました。

 これなら(彼らは少数派かもしれませんが)今からの日本は大丈夫だと感じました。


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さざれ石 [教育]

 先月親子3人で参加させていただきました、NPO法人主催まほろば教育事業団主催 『まほろば小学生合宿(大津島会場)』での体験記です。初日行事等については直近ブログをご覧下さい!


 二日目の早朝、あいにくの雨のため、室内でのラジオ体操に続き、国旗国歌について学びました。日本の恩恵を受けて独立したパラオの国旗(日の丸を真似た月と海の旗)も見て日本の旗との違いに触れました。また国歌(君が代)も昨日学んだ和歌(五七五七七)であり、歌の意味について学ぶなか、なんと歌にも出てく「さざれ石」の本物が登場しました。小さな石が何年(何百年)もかけて大きな巌となった実物に触てみました。
 また、まほろばの心にもある「明るく大きな声であいさつをします」の実践として「おはようございます」「いただきます」「いってきます」「ありがとうございます」などの挨拶を全員で行いました。また、暗誦(あんしょう)した和歌をもう一度声に出して読んだり和歌を作ったりしました。


 さざれ石を見たのは大人の私でも生まれて初めてでした!氣の遠くなるような時の流れの結果を実物(さざれ石)としてみたのは感動しました。やはり百聞は一見にしかずとはこのことかもしれません。子供たちは何を感じてくれたでしょうか?


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星の観察 [教育]

 先月親子3人で参加したNPO法人まほろば教育事業団主催『まほろば小学生合宿(大津島)』の日記第11弾です。意味不明な方は過去(直近10記事)をご覧下さいませ。


 子供達も楽しみにしていた天体望遠鏡での星の観察は、厚い雲に阻まれ中止となりました。その替わりに宇宙という無限の世界のお話をあるお母さんからお聞きしました。(このブログも宇宙に想いを馳せるため、一時衣替えをいたしました。過去は羊の皮をイメージしたものでしたが)

 太陽系にはどんな惑星があり、一光年という光が進むスピードでも何年(何万年?)もかかる宇宙から星の光が地球に届いていること(もしかかして今見ている星の光はもう存在しない?)、無数の星が宇宙にはあるということ。途方もない無限の世界を知ることで、自然の不思議さ偉大さ尊敬の念など感じたのではないでしょうか。資料では、夏の星座が配られました。

あおぞらを 見あげてみると きれいだし ほしもひかって いたらいいなあ (小4女子)


※和歌にしたぐらい、私も含めて星を見たかった子供達は多かったです。天体望遠鏡で見る土星や木星の神秘さは見た人でないと分からないとか。それにしてもどう転んでも人間は自然には勝てません。勝とうと思う人間の方が傲慢ですが・・・。


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親への手紙 [教育]

先月親子3人で参加したNPO法人まほろば教育事業団主催『まほろば小学生合宿(大津島)』の日記第10弾です。意味不明な方は過去(直近9記事)をご覧下さいませ。

【親からの手紙~親への手紙】
 その後、子供達は目を閉じて自分のご先祖様を思い出し想像しながら、事前に参加者の親にお願いしていた「子供への手紙」をそれぞれのテーブルに。そっと目を明けるとお父さんやお母さんから直筆の手紙がありました。わが子が生まれた時の気持ち、名前の由来、将来どんな人になってもらいたいかなど親の願いが書かれています。子供たちはそれを静かに目を通しながら、身近に命のつながりを感じたことでしょう。参加者を代表してあるお父さんから子供への手紙を読んでもらいました。

 聞いている親は涙ぐむ場面もありました。聞いている実の子供も直立不動で親からのメッセージを受け取っていました。その後、今度は自分に命を与えてくれたご先祖様である両親に各自が手紙を書きました。子供への手紙、そして親への手紙は親子の強い絆となったことでしょうね。

ここでうちの子二人が書いた手紙の一部を公開してみます!

『・・・(中略)父さんがぼくの心の中にいると思うので、いつも見守っていてください。父さんお仕事いそがしいと思うけど、がんばってください。』

『父さん、てがみをありがとう。●ちゃんは、学校でも習字でもいつも心で父さんのえ顔がうかんでくるよ。●ちゃんもべんきょうがんばるから、父さんもしごとがいっぱいあると思うしがんばってね。●ちゃんは心からきたいしているね!!てがみだいじにするね。ときどきてがみよむね!!ずーとわすれないでね。●ちゃんはわすれないよ!』

 なんだか今生の別れのような手紙で嬉しくも、いつかは来るであろう別れを事前に教えてくれたような氣がします。親の方が先に亡くなる定めだからねぇ。これは合宿が終わってからもらったのですが、正直いって読んだ時涙がでました。この企画をしてくれた方々『ありがとうございました!』


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命のまつり [教育]

 先月親子3人で参加した「まほろば小学生合宿」(NPO法人まほろば教育事業団主催)の日記シリーズ第9弾です。


「ヌチヌグスージ」沖縄の言葉で命のまつりという意味の絵本の読み聞かせが始まりました。

いのちのまつり―「ヌチヌグスージ」

いのちのまつり―「ヌチヌグスージ」

  • 作者: 草場 一寿, 平安座 資尚
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 単行本

 しかしこの合宿では普通の絵本のサイズではなく、なんと模造紙に手書きで写した大きな絵本でした。あるお母さんが一週間かけて作成したものです。模造紙を大人二人が持ちその後ろに声優が3人が隠れる程のものでした。

 内容は・・・自分に命を与えてくれた人はご先祖様、お父さんもお母さんもご先祖様、おじいちゃんおばあちゃんもご先祖様。ではいったい僕のご先祖様は何人ぐらい?

お父さんお母さんで2人。そのまたお父さんお母さんで4人。そのまたお父さんお母さんで8人・16人・32人・・・思い切って千人ぐらい?百万人?

 その頃には模造紙何枚分かのサイズ(大人も手を伸ばして持つほどになり)に無数に描かれたご先祖様の顔・顔・顔。子供も大人もひと目でわかる「いのち」のからくり、大切なつながりを目と耳と感性で体験しました。

どんだけ大きいかと言うと・・・こんな感じでした。

 


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スイカ割り [教育]

みなさんはスイカ割りってした記憶ありますか?

 子供達は初めての子が多く、貴重な体験だった様子です。いろいろな学びがありましたが、感想文でもスイカ割りのことがたくさん出ていて、これも合宿の副産物といったところでしょうか。楽しい・自然体験・ありがとう!がテーマですので大切なことでした。楽しい自然体験をすることが子供の成長過程においていろいろな事に役立つのかもしれません。

 目隠ししてくるくる回ってから歩き出すのでこんなことに。見本であるお父さんに20回ぐらい回ってもらったので全然違う方向に行ってしまいました。しかも目隠しは変な顔に見えるタオル。子供達も大うけ。

みんな右とか左とか手をたたいて「こっち!こっち!」と言うのですがなかなか当りません。思いっきり地球を叩く子ばかり。また、割れてしまうと体験することができない子がかわいそうなので軽い竹の棒で。何回叩いても割れないので最後は包丁で切りました。

美味しくいただく子供たち

※先月親子で参加したNPO法人主催の「まほろば小学生合宿(山口県周南市大津島会場)」でのひとコマです。先日よりシリーズで記事にさせていただいております。


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セミの一生 [教育]

※昨日に引き続きNPO法人まほろば教育事業団主催の「まほろば小学生合宿(大津島)」に親子3人で参加させていただいた体験記です。

さまざまの虫の声にもしられけり生きとしいけるもののおもひは


 この明治天皇御製の解説からアブラゼミの一生を考えてみることに。今鳴いているせみは、たまごから6年間も木や土の中にいる、だから今鳴いているのは参加者六歳の子と同い年。でも生きているのは一週間から半月しかない。その成虫の間に結婚して卵を残す。そして自分の番であるいのちのバトンについて考えてみました。自分が生まれたのはお父さんとお母さんから。そのお父さんお母さんにもお父さんお母さんがいて、そのまた先には・・・。その誰か一人欠けていたら今の皆はここには居ないという事を考えさせられました。


1、自分の番―いのちのバトンー相田みつを
 過去無量の いのちのバトンを 受けついで いま、ここに
 自分の番を生きている
 それがあなたのいのちです それがわたしのいのちです

という言葉を暗誦(覚え、声に出して読むこと)をしました。
2、倭(やまと)は 國のまほろば たたなづく 青垣 山(やま)隠(こも)れる倭(やまと)しうるはし 倭建命(やまとたけるのみこと)(古事記)
3、銀(しろがね)も金(くがね)も玉も何せむに勝れる寶子(たからこ)にしかめやも 山上憶良(万葉集)
4、父母が頭かき撫で幸あれていひし言葉(けとば)ぜ忘れかねつる 丈部稲麻呂(万葉集)
5、親思ふこころにまさる親ごごろ けふの音づれ何ときくらん  吉田松陰
明治天皇御製
6、さまざまの虫の声にもしられけり生きとしいけるもののおもひは
7、たらちねの親につかえてまめなるが人のまことの始なりけり
昭和天皇御製
8、遠つおやのしろしめしたる大和路の歴史をしのびけふ(きょう)も旅ゆく
9、来る年も咲きて匂へよ櫻花われなきあとも大和島根に 長澤徳治

 その後、一つずつ暗誦し、大人相手に覚えた言葉を「お願いします」と正座で向き合い発表する姿に時代を超え、言葉も蘇ったようでした。多い子は五つも暗誦していました。子供の脳のやわらかさには大人も驚くほどです。


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わかづくり [教育]

 わかづくりといっても若作りではありません。

 日本古来の五七五七七の調べ、和歌について学びました。見たこと、感じたことを写真のように何年も残せる和歌を小学生たちが実際に作ってみたお話です。先月子供二人と一緒に参加した山口県周南市大津島でのいわゆる臨海学校(NPO法人まほろば教育事業団主催:まほろば小学生合宿)で和歌作りの時間がありました。
 日本の国歌も和歌であり、合宿会場の正面の大きな垂れ幕にも明治天皇御製(天皇がお作りになった和歌を御製(ぎょせい)といいます)


「あさみどり 澄みわたりたる 大空の 広きをおのが 心ともがな」

(意味は晴れわたったこの大空のように、私は広々とした心を持ちたい)を見て身近なものとして学びました。小学生で和歌を学ぶ機会がないらしく初めて作る体験に感動があった様子です。保護者である大人も初めてという人もたくさんおられました。多い子は15分の間に五つも作っていました。

 あとで先生が子供達が作った全員の和歌を紹介してくれたのですが、私が一番印象に残ったのは小学1年生が作った以下の和歌です。

ふねにのって すずしかったよ つよいかぜ きもちよかった とんでいきそう (小1男子)

飛んでいきそうというのが子供らしい表現で心に残りました。フェリーの手すりにずっとしがみついているような感じが目に浮かびます。子供って奇想天外な表現をして驚かせますね。うちの長男もこのような和歌を作っていました。

海と山 しぜんがたくさん おおづしま ふねがたくさん 山がいっぱい (小4)

山がいっぱいという表現は考えたこともなかったですね。 

行きのフェリーで感じていたのでしょう。

また長女も以下のような和歌を・・・


きたないな トイレそうじで みがいたら ベンキもかべも とてもピカピカ (小2)

和歌をたくさんつくったので先生から表彰されました。

ピカピカという表現が、「和歌を作りましょう」と言われて大人なら表現しない氣がします。本当に情景や気持ちを写真のように切り取って残すことができるのが和歌だと先生がおっしゃっておられましたが、まさにその通りです。私が作った和歌も思い切って公開します。子供たちに感化されてあえて古語にとらわれず素直な気持ちを言葉にしてみました。

まほろばの 心を今も この島に 伝える人が 今もいるんだ (はるかぜ)

※まほろばとは、古事記に登場する美しい日本を表現する言葉


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素手素足のトイレそうじ [教育]

 まほろば小学生合宿(NPO法人まほろば教育事業団主催、山口県周南市、周南市教育委員会後援)では、大津島小学校とふれあいセンターに分かれてトイレ掃除の実践を行いました。素手素足によるトイレ掃除は子どもも大人も初めての人も多く、感想文や和歌でも多くの子供たちが取り上げるほど印象に残る体験だったようです。掃除道具は「日本を美しくする会」よりお借りしましたのでいろいろな道具がそろっていて、子供達はそれを駆使して小さなよごれを取っておりました。以下は子供達が作った和歌です。和歌作りに際し、トイレ掃除のテーマを与えた訳ではないのにほとんどがトイレそうじだったのはそれほど楽しかったのでしょう。また何かに挑戦(うんこの壁)する体験だったことと思います。


くさかった 男子のトイレを そうじした べんきとかべも きれいになったよ(小4女子)


初めての トイレそうじが 思ったより よごれをとるのが むずかしかったよ(小4男子)

きたないな トイレそうじで みがいたら ベンキもかべも とてもピカピカ(小2女子)

くさかった そうじしていると きれいだよ シールいっぱい ためてよかった(小1男子)

二時からの トイレそうじで ピカピカに してある便器は 使いたくない(小6男子)

 

キレイだな ピッカピッカの すいどうは きもちがすごく つたわってきた(小2男子)

トイレそうじを してみたら くさいトイレも きれいになった(小3男子)

トイレでは ふだんはふつうに してるけど トイレそうじは たいへんだった(小3男子)

おそうじを がんばってする こするとき うんこがあって きもちわるいよ(小3男子)

きれいだな トイレそうじをしてみると 心はればれ 気もちいいなあ(小3女子)

二時からの トイレそうじは たいへんだ たいへんだけど たのしかったよ(小5男子)


※どうですか?こどもたちが挑戦する姿が目に浮かびませんか?

 全員が体験発表を行い、最後に「なぜ、トイレ掃除なのか?」素手素足トイレ掃除を十年以上やっておられる先生から以下の五つを教えていただきました。
1、謙虚(すなお)な人になれます。
2、気づく人(よく見て、よく考える人)になれます。
3、「すごいなぁ~」と思える気持ち
4、「ありがとう」と言える人になれます。
5、あなたの心を磨きます。


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伝えよう日本のこころ [教育]

 まほろば小学生合宿(※まほろばとは、美しい日本を表現する言葉)で「学の夏休み」というアニメを子供達と一緒に見ました。これは社団法人日本青年会議所が愛・地球博に出展し小学生用教育プログラムの一環として教育現場で使用しているものだそうです。分かりやすく日本のこころを伝えておられ、子供達も何かを感じとってくれた様子です。夏休み初日に素晴らしいアニメを見させていただきました。


<製作にあたって>

 古くから私たち日本人は、四季折々の美しい自然の中で日々接している山や川や田畑など、あるいは台所道具から身につけている衣服に至る日常品まで、あらゆるものに感謝の気持ちを持ち、調和しながら和を重んじてきました。そして、全てのものを畏怖し神さまが宿ると考えてきたのです。もし、そんな気持ちを世界中の人たちが持ったとしたらどうでしょう。この地上から無用な争いがなくなり、地球の自然は守られ、全てのいのちが共存していけるのではないでしょうか。
 また、日本人は異なる文化や考え方を上手に理解し受け入れ、独自の文化を作りあげてきました。もし、そんな認め合う気持ちを世界中の人たちが持ったとしたらどうでしょう。国同士の考えの違いから起きる戦争もなくなり、世界中が平和になるのではないでしょうか。
 『学の夏休み』~伝えよう日本のこころ~は、この作品を見ていただいたすべての方々に、古くからの日本人の考え方の一端に触れていただき、昨今私たち日本人が忘れてしまった伝統的な日本のこころを思い出していただければとの思いを込め製作いたしました。 2005年度社団法人日本青年会議所  愛・地球博連携特別委員会


 都会育ちの小学生、学はゲーム好きな男の子。夏休み山あいのおばあちゃんの家に預けられ、同い年のいとこ清美と過ごすことに。一緒に魚釣りに出かけ、都会とは違う体験をする。なかなか思うようにならず、魚を粗末にし、傘を捨て、草や野菜をあらし、その結果不思議な体験をする。おばあちゃんから全てのものには神さまが宿る、八百万(やおよろず)の神さまがいるということを教わる・・・という内容でした。


「学の夏休み」で生きものの大切さがよく分かりました。とった魚を、つぶしてすてるのなら、持って帰って食べないと魚がおこることがわかりました。(小学4年生男子)

食い入るように見る子供たち


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腰骨を立てる [教育]

腰骨を立てる・・・これは立腰といって幼児から指導しているところもあるらしい。

 先日参加したNPOまほろば教育事業団主催のまほろば小学生合宿(山口県大津島会場)で子供と共に学んだことです。どのようにやるかといいますと・・・

 正座や椅子に座って

  1. まず、お尻をウンとうしろに引きます。
  2. 次に腰骨の中心(おへその下辺り)をウンと前へ突き出します。
  3. 胸や肩の力を抜き、やや下腹に力を込めます。

このような姿勢を一日中続けることによって、我々人間には注意力と持続力が身に付き、その上さらに判断力も明晰になるそうです。いいえそればかりか、一段と行動的な人間になれるのです。あの森信三先生がご提唱される立腰の功徳十か条なるものもあるようです。

  1. やる気がおこる
  2. 集中力がでる
  3. 持続力がつく
  4. 内臓の働きがよくなる
  5. 頭脳がさえる
  6. 行動が俊敏になる
  7. バランス感覚がするどくなる
  8. スタイルがよくなる
  9. 勉強が楽しくなる
  10. 成績もよくなる

こども(小学生)たちも一泊二日の合宿と通して徹底的にこの腰骨を立てることを身につけました。わたしは15歳になってこの腰骨を立てることを(そういえば)学んでおりました。弓道という武道を通じて常に腰骨を立てる姿勢でした。おそらく柔道や剣道や茶道や華道や書道な日本の道がつく教えは同じではないでしょうか。姿勢が人生を形作るは言い過ぎではないような氣がします。私は15歳で初めて武道を通して学びましたが、この『まほろば合宿』では小学生から日本古来の学びを教えてくれました。有難いものです。昨日に引き続き「ありがとうシール」1枚です!

 

見てくださいこの姿勢の良さを!

ある詩が配られましたのでご紹介します!


腰骨を立てる

 

下腹に力を入れて

腰骨をシャンと立ててごらん

かたやむねに力を入れないで

あごをひきましょう

   すばらしい姿勢です

   元氣な体のもとです

   あたまがすんできます

あなたのわがままに勝てる姿勢です

あなた自身を見直せる姿勢です

きびしい世の中をのりきる姿勢です


この記事は腰骨を立てて書きました。何かいつもと違う何かが伝わりましたか?


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ありがとうカード [教育]

私のありがとうポイントは17個です!

小学1年生でなんと50個の子も二人いました!

これは何かと言いますと・・・

 先日参加させていただいた、まほろば小学生合宿(1泊2日)で通してのゲームのようなものでした。中学校の先生が考え準備してくれたものです。非常に楽しく合宿が『ありがとう!』という良い言霊(ことだま)が飛び交うものでした。

有難いことをしてくれた人に『ありがとう!』と言ってシールをその人に貼ってあげるのです!

例えば、消しゴムを貸してくれた、物を取ってくれた、褒めてくれた、教えてくれたetc

 私も子供達にたくさん『ありがとう!』を言って貼ってあげましたし、子供達に急にシールをもらったら嬉しい気持ちになりました。子供の素直なありがとう!に感謝しました。

 みなさんもご自宅でやってみられたらいかがですか?


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海の道 [教育]

ふねにのり あわがふきだす うみのみち きれいなうみに ふねがすすむよ

 昨年小学3年の子供が生まれて初めて作った和歌です。行きのフェリーで子供と一緒に海の道を眺めながらこの歌がよくわかりました。

 山口県周南市大津島(人間魚雷:回天の島)に渡り、一泊二日の小学生親子合宿に参加した際、日本の伝統の歌『和歌』を指導していただきました。今年も参加させていただきました。昨年とは違う感動を味わうことができました。少しずつ公開していきます。

以下は今年4年生になった子供の和歌です。どうです?成長していますでしょうか?

 

海と山 しぜんがたくさん おおづしま ふねがたくさん 山がいっぱい

なみとあわ ふねがとおった うみのみち うみのどこかに ふねがただよう


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トマトも人間も器次第? [教育]

 三歳になる甥っ子が保育園からもらって来たミニトマトの鉢を母が大きなバケツに植え替えたところこんなにも大きくなりました。そのままの鉢だったらそれなりの小さな成長しかしなかったことでしょう。大きな器に移し替えたことにより大きな成長につながったのでしょう。

 そこで人間にも同じことがいえるのでは?と感じました。

 『あれしちゃダメ!』『これしちゃダメ!』と行動や考え方を規制していくと小さい器の大人になる。何してもいいよ!責任はお父さん(お母さん)がとるからという広い心で見守ると大きな器の大人になる?!

 だからといって何でもし放題というのではありません。三つ子の魂百までと言いますが、大事なことはそれまでしっかりと教えてあとはしっかり見守るのだそうです。今の時代は逆で3歳までが一番かわいい(しかも少子化)から甘やかして育て、幼稚園に行き始めて子供に対して親が怒り始める。子供は混乱するのだそうです。『今まで良かったことが急に悪いと言われてもなぁ』って。本来逆なんだそうです。3歳までしっかり厳しく。それ以降は温かく見守る。

 なんだかこのミニトマトを見ながらそんなことを感じました。農家の母にこのトマトの器の違いのことを言うと『そうかもしれんねぇ』と。そんなトマトがまさに鈴なりになっています。

人間も器をでかく持ちたい(子供には与えたい)ものです!


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まほろば小学生合宿 [教育]

 昨年、親子で参加させていただいたNPO法人まほろば教育事業団

http://www.mahoroba-ed.org/

主催の『まほろば小学生合宿』に今年も参加します!子供もまた行きたい!と言っていましたので申込みをしておりました。昨日、当日の開催概要が送られてきましたので、皆様にもご紹介しますネ!既に40名の申込みがあるそうです。定員〆切間近だとか。まだ間に合うと思うので夏休み初日から子供たちと素晴らしい体験を一緒にいかがですか?

※『まほろば』とは、大和は国のまほろば・・・という古事記からきており、美しい日本や日本人の美しい心を表現する言葉だそうです。


 この合宿では、子どもたちに発見・感動・挑戦・歴史体験を通して、生き生きと輝く自分(自己の可能性の発見、自己信頼感)を実感していくための体験型合宿を開催します。特に学校では学べない美しい日本の心を次代を担う子どもたちに伝えていくための学習を展開します。

  1.  <初日>開会式~実践:腰骨を立てよう!
  2.  自己紹介/唱歌を歌おう!、ありがとうカード(言霊の実験)
  3.  アニメ「ある小学生の夏休み」
  4.  実践:素手素足でトイレそうじ
  5.  和歌作り
  6.  偉人の言葉に学ぶ(素読:原文のまま繰り返し暗唱します)
  7.  野外夕食(食事の大切さ、スイカ割り)
  8.  命のつながり
  9.  星の観察(バンガローにて宿泊)
  10.  <二日目>国旗、国歌について、挨拶実習
  11.  野外朝食
  12.  紙芝居「人間魚雷回天」~回天記念館見学~平和の鐘つき
  13.  そうめん流し~閉会式

日 時:平成19年7月21日(土)12時30分開会(11時30分受付開始)
           7月22日(日)13時30分解散予定(1泊2日)※現地集合現地解散
会 場:〒745-0057 山口県周南市大津島2823-1 大津島ふれあいセンター
     電話/FAX 0834-85-2777
対 象:小学生(できれば親子参加)
参加費:一人8千円
主 催:NPO法人 まほろば教育事業団 (電話/FAX 03-3485-6554)

後援:周南市、周南市教育委員会


 このブログ経由で参加される方とは合宿終わった後プチオフ会を予定しております!生のはるかぜ親子に会うことができます!(って誰もそれが目的じゃねーよ!って?)



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和歌と俳句 [教育]

日本には古くから伝わる歌があります。

和歌と俳句です。

 俳句は575で季語(季節を表現する言葉)を入れ、和歌には季語は必要ありませんが57577で詠みます。字足らずより字余りの方がよいとか。

先日、和歌の師匠からあることを教えていただきました。

 俳句とは写生であり、和歌とは心を詠むもの。俳句は誰が見ても聞いてもその情景が浮かぶように忠実にキャンバスに風景を描くように。和歌はその人の心を伝えるのである意味自由ですが、風景描写というより心の描写だとか。


【俳句】

古池や 蛙(かわず)飛び込む 水の音 (松尾芭蕉)

さみだれや 大河を前に 家二軒 (与謝野蕪村)

雀(すずめ)の子 そこのけそこのけ お馬が通る (小林一茶)

【和歌】

なにごとの おはしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる (西行法師)

霞立つ ながき春日を 子供らと 手毬(まり)つきつつ この日暮らしつ (良寛)

敷島の 大和ごころを 人問わば 朝日ににほふ 山桜花 (本居宣長)


ちびまる子ちゃんの短歌教室―かがやく日本語・短歌の魅力を感じてみよう!

ちびまる子ちゃんの短歌教室―かがやく日本語・短歌の魅力を感じてみよう!

  • 作者: 小島 ゆかり, さくら ももこ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 単行本

 

 


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父の日に思う [教育]

親思う 心にまさる 親ごころ きょうの音ずれ 何ときくらん

(吉田松陰)

 

これは、松陰先生が斬首刑にあう朝、武蔵の野辺で読んだの辞世の句のひとつです。

私が親のことを思っている以上に親は私のことを心配している。その親が私が斬首刑で死んだことを知ったらどんなに悲しむことだろう。

これを書いていたら何だか涙が止まりません。親というものは有難いなぁ!

(今の時代親が皆偉いというより、親を実践しておられる人が偉いのかもしれません。変な親が多いですから)

 


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