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和歌と俳句 [教育]

日本には古くから伝わる歌があります。

和歌と俳句です。

 俳句は575で季語(季節を表現する言葉)を入れ、和歌には季語は必要ありませんが57577で詠みます。字足らずより字余りの方がよいとか。

先日、和歌の師匠からあることを教えていただきました。

 俳句とは写生であり、和歌とは心を詠むもの。俳句は誰が見ても聞いてもその情景が浮かぶように忠実にキャンバスに風景を描くように。和歌はその人の心を伝えるのである意味自由ですが、風景描写というより心の描写だとか。


【俳句】

古池や 蛙(かわず)飛び込む 水の音 (松尾芭蕉)

さみだれや 大河を前に 家二軒 (与謝野蕪村)

雀(すずめ)の子 そこのけそこのけ お馬が通る (小林一茶)

【和歌】

なにごとの おはしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる (西行法師)

霞立つ ながき春日を 子供らと 手毬(まり)つきつつ この日暮らしつ (良寛)

敷島の 大和ごころを 人問わば 朝日ににほふ 山桜花 (本居宣長)


ちびまる子ちゃんの短歌教室―かがやく日本語・短歌の魅力を感じてみよう!

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  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 単行本

 

 


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