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コミック「アンダーカレント」 [コミック]

コミック「アンダーカレント」(2004年作品)を読んだ。

真木よう子主演で現在上映中の映画の原作だが、私が住む地方では上映が無く、都会まで行くまででは無いので、コミックを読んでみた。

「カレント」とは現在のとか、流れという英語の意味なので、アンダーカレントは現在の心の奥底にあるもの…といった意味だろうか?

周囲からは仲良し夫婦(夫は養子)のように見えていた銭湯を親から引き継ぎ経営する二人。しかし、ある日突然、夫(瑛太)が失踪。何がいけなかったのか?私は夫の何を理解していたのか?自殺なのか?それとも元気に暮らしているのだろうか?銭湯を休業していたが、このままではいけないと思い、おばと二人で再開。そこに組合からの紹介である男(井浦新)が住み込みで働きにくることになる。ひとつ屋根の下で生活が始まる男女。

数年ぶりに再会した友人(江口のり子)の紹介で探偵(リリー・フランキー)に捜索を依頼し、徐々に真相がわかってくる。

男は何者なのか?主人公や登場人物の底流にあるトラウマ、夫は何故蒸発したのか?

「人をわかるってどういう事ですか?」これが全てを表現しているのかもしれない。

半年後、サブスクリプションで観れるようになったら観てみよう。

長い間生きてきて自分の事さえ、わからないのに(笑)、恐らく一生かけても、人のことなんてわかる訳が無い。それがこの3次元で肉体を持って生きるということでもある。あちらの世界に行けば全て理解できる訳だから、今はそれ(3次元)を知る・体験・感じるために現在も生きている。非常に考えさせられた・・・。



アンダーカレント アフタヌーンKCDX

アンダーカレント アフタヌーンKCDX

  • 作者: 豊田 徹也
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/11/22
  • メディア: コミック

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コミック『夫がいても誰かを好きになってもいいですか?』 [コミック]

コミック『夫がいても誰かを好きになってもいいですか?』というのを読んだ~というより、youtubeで観た。興味あったら購入して続きを見て欲しいという公式のものなので、ご安心を。

結婚していても他の人を好きになるのも、夫にも問題がありそうだ。このコミックでは『レス』で『家政婦扱い』という問題が、夫から離れていく原因になっている。

以下のコミックは実体験を元に書かれたのか?フィクションなのかは別として、10話までyoutubeは続くが、その先はコミックを読まなければ分からない仕組みになっている。まぁ食事するぐらいは浮気では無いのでは?そういうルールにがんじがらめだと、結婚したら何も出来なくなる。だから結婚する人も減るのかもしれない。季節シーズンのドラマに必ず一つは浮気ものドラマがあるが、需要があるから供給される。といって…私も観てるのだが、harukazeさんという女性が歌うもの凄くいい曲があるので今度ご紹介しますね~ドラマ先行でまだ発売されていない(2023.2.3リリース)が、曲の全体像が知れるのだ楽しみだ!



夫がいても誰かを好きになっていいですか? (コミックエッセイ)

夫がいても誰かを好きになっていいですか? (コミックエッセイ)

  • 作者: ただっち
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2020/10/16
  • メディア: Kindle版

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コミック「凪のお暇」 [コミック]

コミック「凪のお暇」(なぎのおいとま)1巻~6巻を読んだ。


友人に紹介されたドラマがめちゃめちゃ(山口弁で言うと:ぶち!)面白かったので、私の凝り性が発揮され、コミックまで触手を伸ばし堪能した。正直な感想はというと・・・ドラマの数倍コミックの方が面白かった。コミックが面白いからドラマ化される流れが十分理解できるが、原作を上回る事って、やはり、無いのかもしれないな~と感じた。ドラマは時間制限もあるし、ビジュアルで表現するので、コミックのように詳細な文章による記述など無駄なのでカットされるのが当然である。私がこの漫画で一番印象に残ったのは2階に住む映画好きな老婆が20代の凪(なぎ)に「脚本・監督・カメラ・演出・主演諸々全て自分、地球上の生物の数だけつねにロードショー中!」(第6巻より)とか真理を突いているのがイイ!


私たちも自分の映画を自分で演じていきましょう!

凪のお暇(6) (A.L.C.DX)

凪のお暇(6) (A.L.C.DX)

  • 作者: コナリミサト
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2019/09/13
  • メディア: コミック

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コミック「マイガール」 [コミック]

2006年~2010年に発表されたコミック「マイガール」(佐原ミズ 作、新潮社)全5巻を読んだ。

読み始めてドラマ化されたことを知り、少し調べると・・・最後まで完結していない中の2009年製作ということで???で、話題性先行で数字(視聴率)重視で製作したのかもしれない。wikiを見ると・・・https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AB_(%E6%BC%AB%E7%94%BB) 

嵐の相葉雅紀が連続ドラマ初主演となるとあり、深夜枠でありながら視聴率10%は嵐ファンの賜物だろう・・・しかし、原作との相違点を見ると・・・「なんやそれ!?」と思わせるほど、それぞれに伏線としての大事な意味のあった原作の詳細設定がグダグダに変わっている。

原作でほっこりと温かい気分にさせられて感動しているので、これを観て「ドラマは観なくてもいいや!」と感じた。

今年、コミックという文化に初めて触れて知ったのだが、私が過去観たドラマや映画もコミックが原作であること多数。やはり時間制限や予算の関係で原作を端折る部分が少なからず出てくる。しかも、自分の想像力を使って行間を読み解いていくので、100人が読んでも100通りの解釈とか感じ方があるのだろう。ということは原作より面白いものは無いのではないだろうか?

内容はwikiの通りであるが、死んだ者との思い出も大事にしつつ、現実には居ない今、生きる者だけで未来を作っていかなければならない。皆が少しだけ前に進もうとする姿が勉強になる。辛い経験をたくさんしても・・・人より早く経験しているだけから「ついている!」と言い切る駐在のおまわりさん(これは最終話近くで描かれているから、恐らくドラマでは存在しないのだろう)の言葉にぐっときた。

そういう意味では「離婚」「別離」「転職」「痛風」といろんな辛いことも痛い(痛風は本当に痛い)こともあったが、私は人より早く、多く経験しているだけで「ついている!」のだ(笑)。

私のガール・・・は小学校2年の時に別離・離婚となったが、こんな感じで日々一生懸命生きてきたのかもしれない。彼女も今や高校2年生。人の痛みや小さな幸せが分かる女の子に育ったことだろう。 

この佐原ミズ女史はこれが漫画デビュー(会社員として働きながら、土日漫画家としてこの作品を書き上げた)らしいが、他の作品も読んでみたくなりました。


マイガール 1 (BUNCH COMICS)

マイガール 1 (BUNCH COMICS)

  • 作者: 佐原 ミズ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/04/09
  • メディア: コミック


マイガール 2 (BUNCH COMICS)

マイガール 2 (BUNCH COMICS)

  • 作者: 佐原 ミズ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/03/08
  • メディア: コミック


マイガール 3 (BUNCH COMICS)

マイガール 3 (BUNCH COMICS)

  • 作者: 佐原 ミズ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/06/09
  • メディア: コミック


マイガール 4 (BUNCH COMICS)

マイガール 4 (BUNCH COMICS)

  • 作者: 佐原 ミズ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/10/23
  • メディア: コミック


マイガール 5 (BUNCH COMICS)

マイガール 5 (BUNCH COMICS)

  • 作者: 佐原 ミズ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/11/09
  • メディア: コミック

 


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コミック「うせもの宿」 [コミック]

コミック「うせもの宿」(穂積 作、小学館)①②③を読んだ。非常に考えさせられる内容であった。というのも・・・

その宿に行けば、失くしたものが必ず見つかる。大切な物であり、記憶であり、人であり・・・

しかし、その門をくぐる者は「あの世」であり、死者として今世の失くしたものを見つけて旅立っていくのである。

「この世」があれば「あの世」があってもおかしくない。昼があれば夜があるように表裏一体なのかもしれない。

私はあの世で迷わず生きていけるのだろうか?そんな生き方をこの世でしているのだろうか?ふとこの世でも「私は何のために生きているのだろうか?」と迷ってしまうことがあるから、難しいだろうなぁ・・・

序盤は1話完結の話で、さまざまな今生に未練のある人たちの「失くしたもの」探しの話で、中盤は「うせもの宿」でお世話をする人たちの話になり、後半は「うせもの宿」の女将さん(といっても小学生ぐらいの女の子)と宿までの道先案内人の話になる。後半はひとつの映画でも観ているかのような展開で、感動した。ドラマ化や映画化されると面白いなぁと思う。

「死生命有り 富貴天に在り」

作中に論語の一節が出てくるのだが、まさにこの通りの内容である。同級生がもう既に何人も亡くなっているが、生きるも死ぬも恐らく「天寿」というものが決まっているのかもしれない。その中で個人の小さな努力で少しだけ、寿命を伸ばしたりすることが出来るのかもしれない。五十歳生きようが、百歳まで生きようが、地球にとってみれば五十歩百歩なのではなかろうか?それでも命ある限り、努力して目の前の探し物を見つけ、あとは天にお任せ・・・といったところだろうか?

大事なものに気付かせてもらえるいい漫画でした。 


うせもの宿 1 (フラワーコミックスアルファ)

うせもの宿 1 (フラワーコミックスアルファ)

  • 作者: 穂積
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2014/10/10
  • メディア: コミック


うせもの宿 2 (フラワーコミックスアルファ)

うせもの宿 2 (フラワーコミックスアルファ)

  • 作者: 穂積
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2015/05/08
  • メディア: コミック


うせもの宿 3 (フラワーコミックスアルファ)

うせもの宿 3 (フラワーコミックスアルファ)

  • 作者: 穂積
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2015/12/10
  • メディア: コミック

 


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コミック「人間交差点-ヒューマンスクランブル」 [コミック]

1980年作品 矢島正雄作、弘兼憲史画「人間交差点-ヒューマンスクランブル」第1巻(小学館)を読んだ。

1980年といえば、まだ私は小学生。昭和のまさに古き良き時代、その裏でドロドロした人間劇も当然あっただろう。1話完結の短編集だが、一気に読むというより、一話一話立ち止まって考えさせらる・・・そんな作品である。「生きる」とは?「死ぬ」とは何か?「欲望」とは何か?「愛する」とは何か?ヒューマンスクランブル。我が町に唯一あるスクランブル交差点。もうさびれてすれ違うのに肩がぶつかるようなことも無い。都会では日常茶飯事かもしれないが、そんなさびれた田舎でも人が出会い、別れ、生まれ、離別、死別していく貴重なこの世の中。何か大事なものを呼び覚ましてくれるような感じがしたのでこれかも読み進めていくことにする。

第27巻まであり、同じ弘兼憲史氏の「黄昏流星群」と交互に読んでいこうかな?

いろんなものに出会って、別れて、感じて、人生をより深めて生きたいものです。


人間交差点名作集 あの日川を渡って (My First Big)

人間交差点名作集 あの日川を渡って (My First Big)

  • 作者: 矢島 正雄
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/08/26
  • メディア: ムック

 

 


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コミック「黄昏流星群」 [コミック]

コンビニコミック「黄昏流星群」というのを買って読んだ。

コミックはレンタルと決めていたのだが・・・余命一年と宣告をされた中小企業のワンマン社長が、これまでの人生を振り返る旅に出る!という表紙の文言と「高校の恩師」「学生時代の親友」「初恋の女性」と三人に会いに行く旅という絵に惹かれ買ってしまった。

私が余命一年と宣告されたら何をするだろうか?誰に会いに行くだろうか?を考えさせられた。しかも、好きなこと(ドキドキワクワク)をすることで寿命が延びる話なのだ!

作者の弘兼憲史氏のことも全く知らず・・・「島耕作」シリーズの人で「東京ラブストーリー」の柴門ふみのご主人なのだとか。しかも我が山口県ご出身で、なんと私の住む周南市の唯一の大学、徳山大学で客員教授までされているのだとか。公開講座とかあれば行ってみたいなぁ・・・と思った。漫画の余命宣告をされた社長が東京の会社を突然、辞めて出身の山口県に向けて旅に出るのだが、どこかで見た風景が描かれるのだ。あぁ・・・これは岩国かな?これは長門(美祢)かな?とか。

コミックもどんどん続く作品は次が気になって仕方が無い。が、この作品のように一話読みきり完結だと、スッキリするし、私もアラフィフを迎えて、この作品の良さがようやく分かる年齢になってきた。というのも・・・


四十歳を越え多くの大人達は、死ぬまでにもう一度、燃えるような恋をしてみたいと考える。それはあたかも黄昏の空に飛び込んでくる流星のように、最後の輝きとなるかもしれない。この熱い気持ちを胸に秘めつつ、落ち着かない日々を送る大人達を我々は・・・黄昏流星群と呼ぶ-  


らしいからである。

 

しかし、レンタルコミック店で初めて気付いたのだが、何と52巻まである。頭文字D48巻で懲りたはずだが、一話読みきりならいいかも!?とあっけなく陥落。早速読み始めることにした。これで秋の夜長も、おひとりさまの私も十分楽しめるものを見つけた。1週間に1冊でも1年間はこれで「何を読もうか?」悩まずに楽しめる。ドキドキハラハラの高校生ものの恋愛漫画もそれなりに楽しかったが、人生後半を迎えている人向け(?)の示唆に富んだ、少しアダルトな大人の領域に足を踏み入れることにした。同じく弘兼憲史・画の「人間交差点」というのも借りてみた。

いろんなカタチで残された人生を楽しみましょう! 


黄昏流星群 52 (ビッグコミックス)

黄昏流星群 52 (ビッグコミックス)

  • 作者: 弘兼 憲史
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/06/30
  • メディア: コミック

 


人間交差点(1) (ビッグコミックス)

人間交差点(1) (ビッグコミックス)

  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1981/08/28
  • メディア: Kindle版


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コミック「おやこっこ」 [コミック]

コミック「おやこっこ」(武田一義 作、講談社:イブニングコミックス)上下巻を読んだ。


おやこっこ 上巻 (イブニングKC)

おやこっこ 上巻 (イブニングKC)

  • 作者: 武田 一義
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/03/23
  • メディア: コミック


おやこっこ 下巻 (イブニングKC)

おやこっこ 下巻 (イブニングKC)

  • 作者: 武田 一義
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/03/23
  • メディア: コミック 

 

 

 

絵を見てもらえればわかるが、精巧な描写というよりも、あきらかに漫画という世界である。

が、しかし、内容はシリアスで、私も息子と離れ離れの生活をしばらくしているので感情移入して涙してしまうほどだった。

この作品も・・・いつも行くレンタル屋さん(GEO)で「読むならコレ!」的なコーナーであった作品。

自分の出産と同時に母親が死んでしまい(私の親戚に母子共に亡くなってしまい、上のお兄ちゃんだけ残ったハトコがおり、しかもうちの息子と同学年。うちも離婚して息子には不憫な思いをさせたが、その子よりまだ幸せなのでは?と自分に言い聞かせている。)ショックのあまり、真面目な父親が酒に溺れ、子供は児童施設に入る。子供は高校卒業と同時に父親に見切りをつけて北海道から東京に出る。「もう、二度と会うものか!」という決意で10数年。「意識不明」の連絡を受け、妻と共に看取る覚悟で故郷へ向かう・・・。

表紙の絵(上巻)は他人の親子の「キャッチボール」のシーンなのだが、それを見て、自分が自分の父親とキャッチボールしたシーンを走馬灯のように思い出すのだ。ここから劇的に自分が変わっていく。自分が忘れているだけで、自分に注がれた愛情を少しづつ思い出していく。テーマは「三つ子の魂百まで」である。本作に名言や格言があったのだが、返却してしまったので・・・うろ覚えになるが・・・「親と離れて一人で生きていくために、三つ子の魂(それまでに注いでもらった愛情)を忘れるものなのかもしれない」「でも注がれた愛情だけは一生消えない」・・・あれほど嫌いだった父親を少しずつ受け入れていくのである。

相変わらず、極端な表現で申し訳ないが・・・全人類の内、息子を持つお父さんは必読の書である! 

※上巻の絵:左・・・幼い自分、右・・・現在の自分。下巻の絵:左・・・昔の父親、右・・・現在の父親。だと思う。 


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コミック「子供はわかってあげない」 [コミック]

コミック「子供はわかってあげない」(田島列島 作、講談社モーニングコミックス)上下巻を読んだ。

これまたお薦めコーナーにあった作品である。表紙から推察すると・・・ほのぼのとした高校生男女の話なのかな?と思いきや、最初は普通の高校生の日常生活なのだが、話が急展開してドキドキハラハラ。私のブログを見て、「じゃぁ読んでみようかな?」と思う人がどれぐらい居られるのかわからないが、その場合ネタバレになるので多くは書かない方が絶対にいい。漫画の面白さはストーリーにあって、描写の精密さは二の次のような気がする。46歳にして漫画初心者ですが、なんとなく・・・。次に読んだ「おやこっこ」もデフォルメされた登場人物にリアルさは無いが、ストーリーに涙したほど。

人を好きになる瞬間というのが誰にもある(あった)と思うが、最後は「キュン死」してしまいそうになりました。

漫画(コミックというより漫画と言いたい!)の世界はいいですね!2次元なのに3次元・4次元まで含んでいそうな感じが。想像力を膨らませてもらっています。たかが、漫画・・・されど漫画。この勢いで今年の秋の夜長はどんどんハマりそうだ! 


子供はわかってあげない(上) (モーニング KC)

子供はわかってあげない(上) (モーニング KC)

  • 作者: 田島 列島
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/09/22
  • メディア: コミック


子供はわかってあげない(下) (モーニング KC)

子供はわかってあげない(下) (モーニング KC)

  • 作者: 田島 列島
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/09/22
  • メディア: コミック

 


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コミック「トーチソング・エコロジー」 [コミック]

コミック「トーチソング・エコロジー」(いくえみ稜 作、幻冬舎)三巻を読んだ。

最近、忙しくブログ更新出来ず申し訳ございませんでした。(てか誰も期待してねーよ!)

忙しい中でも・・・何食べようかな?何読もうかな?考えているとワクワクします。まさに生きる原動力なのかもしれません。

「いくえみ稜」という名前は聞いたことがあったのですが、少女マンガの作者というイメージだけで敬遠していました。女性コミック初挑戦か?と思いきや「オレンジ-orange」 も少女マンガ分類になるし、映画「潔く柔く」(長澤まさみ・岡田将生主演)もいくえみ稜原作によるもので、いいものに少女・少年という垣根は無いのだ!その分類や壁を作っているのは大人の方であり、面白いものはジャンル・分類問わず面白い。過去観た映画「アオハライド」「午前3時の無法地帯」なども少女マンガ発信であることをコミック検索している中で気付いた程。

そもそも「トーチソング」って何?て読んだ後で調べると・・・失恋や片思いなどを歌った歌なんだそうな。まさにその「失恋」や「片思い」が交錯する内容で、しかも今を生きる人や死んだ人(存在?)の「失恋」や「片思い」や「念」が登場し、「潔く柔く」でも死んだ人を引きずる主人公からして、これが「いくえみワールド」なのかな?と少し理解した。

ネタバレになるので多くを語れないが、「不思議な存在」を見ることが出来るようになった売れない俳優男性が主人公。その隣に偶然高校時代の同級生が引っ越してくる。順番は逆で・・・その同級生と会ってから「不思議な存在」との生活が始まる。幽霊なのか座敷童子なのか生霊なのか何かはわからない。ある意味「大いなる存在」「神」といっても過言ではない存在である。これはいずれ映画化されるかもしれないなぁ・・・と思うほどリアリティがあり、面白かった。

このコミックに触れたのは・・・いつも行くレンタル屋さんで「5巻以内読みきりコーナー」というのがあり、そこで紹介されていた作品である。お薦め作品や全国の書店員が選ぶとか人気ランキングに載る作品に間違い(ハズレ)無し!

現代(デジタル)社会に生きる私たちこそ、目に見えない「存在」にも気付ける感性が大事なんだろうなぁ・・・と。

改めてコミック(漫画)の素晴らしさを味わいました。これから「いくえみワールド」にハマリそうで怖いです[わーい(嬉しい顔)]


トーチソング・エコロジー (1) (バーズコミックス スピカコレクション)

トーチソング・エコロジー (1) (バーズコミックス スピカコレクション)

  • 作者: いくえみ 綾
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2012/05/24
  • メディア: コミック


トーチソング・エコロジー (2) (バーズコミックス スピカコレクション)

トーチソング・エコロジー (2) (バーズコミックス スピカコレクション)

  • 作者: いくえみ 綾
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2013/01/24
  • メディア: コミック


トーチソング・エコロジー (3) (バーズコミックス スピカコレクション)

トーチソング・エコロジー (3) (バーズコミックス スピカコレクション)

  • 作者: いくえみ 綾
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2014/01/24
  • メディア: コミック

 


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コミック「彼女と彼女の猫」 [コミック]

新海誠原作「彼女と彼女の猫」(アフタヌーンKC、漫画:山口つばさ)を読んだ。


彼女と彼女の猫 (アフタヌーンKC)

彼女と彼女の猫 (アフタヌーンKC)

  • 作者: 山口 つばさ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/08/23
  • メディア: コミック

新海誠といえば・・・今、公開中の映画「君の名は。」が興行収入100億円を突破したとのことで、スタジオジブリの宮崎駿に次ぐ日本アニメの若手(といっても40代)クリエーターとして世界が注目している人物である。

「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「もののけ姫」「踊る大捜査線THE MOVIEレインボーブリッジを閉鎖せよ!」「崖の上のポニョ」「風立ちぬ」に次ぐのだから凄いことは間違いない。でも我々世代からの表現で言うと・・・「南極物語」を超えた!とか「E.T.」「マトリックス」「ハリーポッター」「ラストサムライ」「アルマゲドン」に迫る勢いといった方がわかりやすいだろうか? 

このアニメ版は観たことがあるから、最近、私の中でハマッテいるコミックで読み解こうと思って借りた。

しかし、内容は全く違っていて(タイトルをテーマにした感覚は同じだが)期待を裏切られる感じだった。

アニメもこの作品も、ある女性に飼われている猫の視点で描かれているのは一緒。現代に対する風刺を利かせた一面が新海誠氏の顔や表情や語り口調を見てもわかるが、そのワールドなのだ。宮崎駿氏が古き良き日本の代表者ならば、新海誠氏はその次の世代の表現者である。今の若者は更にその次の世代だからまた新たな表現者が新時代には現れるのだろう。

息子もこの我々世代(新海誠氏:43歳)の作品に初めて触れたらしく、「秒速5センチメートル」ジャンルは少し違うけど面白いよ!と薦めたら即借りたのが嬉しかった。

今はギリギリ共存しているのかな?①古き良き日本②我々世代の新感覚(古き良き+新世代)③全く新しい世代。

もしも「君の名は。」から入った人には・・・「秒速5センチメートル」「言の葉の庭」お薦めです。「秒速5センチメートル」のDVDは何回も観たのですが、その後読んだ同名のコミックの方が面白かった!と感じたのは、最近の私がコミックにハマッているだけなのかもしれませんが、セットで楽しむことをお薦めします。新海ワールドは映像の妙味、しかし原作の面白さ。アニメといい、漫画といい奥が深い世界です。商業的にも成功しているのが良さを実証しています。


秒速5センチメートル 通常版 [DVD]

秒速5センチメートル 通常版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: コミックス・ウェーブ・フィルム
  • メディア: DVD


秒速5センチメートル(1) (アフタヌーンKC)

秒速5センチメートル(1) (アフタヌーンKC)

  • 作者: 清家 雪子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/11/22
  • メディア: コミック


秒速5センチメートル(2) <完> (アフタヌーンKC)

秒速5センチメートル(2) <完> (アフタヌーンKC)

  • 作者: 清家 雪子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/04/22
  • メディア: コミック


劇場アニメーション『言の葉の庭』 DVD

劇場アニメーション『言の葉の庭』 DVD

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD

 

 

 


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コミック「波よ聞いてくれ」 [コミック]

マンガ大賞2016 第6位「波よ聞いてくれ」①②を読んだ。(沙村広明作、アフタヌーンKC)

漫画を店舗で探すのにタイトル名だけで無く、作者名と出版社名を知らないと自分では探せないことにようやく気付いた。

北海道の札幌のスープカレー屋の美人だが男勝りな店員が主人公。自分の失恋話をラジオで流され、ラジオ局に乗り込んでいく。まぁとにかくテンポの良い展開で飽きさせません。ラジオのDJになる話なのか?恋愛話になるのか?まだ連載中で今後の展開は読めません。

気の強い女性というのは正直怖いですが、漫画で見ると面白いです。笑えます。ほっとけなくなります。

漫画もいろいろなジャンルがあるが、「事件もの」や「歴史もの」や「SFもの」や「ゾンビもの」などは避けていて、「恋愛もの」「日常生活もの」を選んでいます。その中で何を読んでいいのかわからないので、マンガ大賞や店舗の人気ランキングは参考になりますし、やはりハズレが無いです。知らない言葉も出てくるので辞書を引きながら読むことも・・・。まぁ人生は死ぬまで勉強なんだろうけど、こんな勉強なら楽しいです。

レンタルコミックなんて2泊3日で40円なので、40円でいろんな日常の勉強が出来るなんて安いもんだ!想像力も働くし、アンチエイジングになるのでは?と本気で思っています。別にご機嫌取りをする訳ではないのだが、息子とも共通の話題が出来るし、感じ方は人それぞれだと思うが、同じ世界とか感動を共有できるのは幸せなことだと思います。息子や娘に「コミック」をプレゼントするのはいいことかもしれない。想像力や創造力が膨らむし、言葉や空気感を読む勉強にもなるし、子どもが一回りも二回りも成長する手助けになるのでは?ないだろうか?昔でいう絵本の読み聞かせみたいな・・・。

そのためには親が熱く語れるマンガを益々読み込まなくては・・・。この歳(46歳)で気付くとは遅すぎだが、子どもも死ぬまで勉強であるのは同じで、人類共通の課題だから遺言のように残せるかもしれない。

「これを読みなさい!」・・・ガクっ・・・と死ぬ・・・みたいな。

私にとって未知なる世界・・・漫画。返却と同時に次の一冊に出逢えるのがまた楽しみである。


波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)

波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)

  • 作者: 沙村 広明
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/05/22
  • メディア: コミック


波よ聞いてくれ(2) (アフタヌーンKC)

波よ聞いてくれ(2) (アフタヌーンKC)

  • 作者: 沙村 広明
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/02/23
  • メディア: コミック

 


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コミック「町田くんの世界」 [コミック]

安藤ゆき作(マーガレットコミックス)「町田くんの世界」を読んでいる。

てか、マーガレットコミックスてこれ少女マンガ分類かよ!(でも、ある方曰く、漫画に少年・少女も無い、同様に面白いとのこと)マンガ大賞2016第8位ということで借りてみたが、やっぱり面白い!

町田くんは5人兄弟の長男16歳の高校一年生。見た目はメガネなのでインテリに見えるが成績は平均点以下。かといってスポーツも女子並みの体力。しかし、老若男女問わず好かれる。その姿が毎回描かれるのだが・・・もしかして彼は「人類全部を家族と思っているんじゃないか!?」という彼に恋する同級生は疑惑を持つ程。

何だか癒されます。こんな人間に成れたら、どんなにいいことか?

同じクラスの女の子で昔いじめられた経験から人間嫌いで人との関わりを絶っていた子が登場する。その女の子が町田くんの全人類に対しての優しさに触れることで・・・その一部が自分だけにのみ向けられる一瞬に恋し、少しずつ町田くんに心を開いていく。

小説とかでも、識者が選ぶ○○賞とかよりも、全国の書店員が選ぶ○○とかでランキングに入ってくる作品の方が面白い!と小説を読み込む人に聞いたことがある。

マンガに於いても、たくさん読み込む人から選ばれる作品・・・「マンガ大賞」や「このマンガすごい」にランクインする作品はハズレが無い。マンガ初心者の私としては大いに参考にさせてもらっている。

「僕だけがいない街」なんかは内容が強烈すぎて、一度読んだらまた読むのにエネルギーがいるから所有では無く、レンタルで十分だったが、こういった癒し系の作品は手元に置いて、人間関係で疲れた時にふとまた読みたくなるものかもしれない。漫画本を所有する意味もようやく分かってきた。

今調べると・・・ 「THE BEST MANGA 2016 このマンガを読め!」で第7位に、全国の書店員とKADOKAWA『エンタミクス』編集部が選ぶ2015年の漫画ランキングで第9位、「このマンガがすごい! 2016 オンナ編」で第3位、2016年第20回手塚治虫文化賞・新生賞を受賞している。

今も連載中なので今後も期待したいし、この作者の他の作品にも興味が湧きました。今の私には無理だが、全人類を家族だと思える町田くんを少しでも見習いたい。 


町田くんの世界 1 (マーガレットコミックス)

町田くんの世界 1 (マーガレットコミックス)

  • 作者: 安藤 ゆき
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2015/07/24
  • メディア: コミック


町田くんの世界 2 (マーガレットコミックス)

町田くんの世界 2 (マーガレットコミックス)

  • 作者: 安藤 ゆき
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2015/11/25
  • メディア: コミック


町田くんの世界 3 (マーガレットコミックス)

町田くんの世界 3 (マーガレットコミックス)

  • 作者: 安藤 ゆき
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2016/03/25
  • メディア: コミック

 


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コミック「聲の形」完結 [コミック]

コミック「聲の形」全7巻を読み終えた。

映画化され先週から上映開始だったので、レンタル中ばかりだったが、3店舗をハシゴして7巻タイミング良く借りることが出来た。私の性格上、購入するとキリが無いので(CDで懲りた)買わないと決めている。

いじめっ子のガキ大将だった小学生の男の子が、耳の聞こえない転校生の女の子をいじめたのが原因で、クラスの全員から先生からもいじめられ、小学校・中学校・高校の約6年間友達が一人もいないまま高校3年生を過ごす。死を決意し、その前にいじめた女の子に謝罪しようと探し、会いに行く・・・。

私が小学生の頃(1980年代)イジメというのはあるにはあったが、集団でというより、一対一の喧嘩のような感じだった。いじめられる側もキレたら何をするかわからない狂暴性を持っていたので、対等なバランスのようなものがあった。ただ、障害のある子たちをいじめることは無く、それは人間として許されないでしょ…的な暗黙のルールのようなものがあった。中学に行くと、まさにリアル「スクールウォーズ」の世界で、当時全国でトップ10に入る悪さらしく、運動場に暴走族が入ってくるわ、喧嘩で番長が死んだほど。部室は燃えるわ、3階から給食のカレー鍋が丸ごと降ってくるわ…尾崎豊の歌詞ではないが校舎の窓が全部割られるわで、悪と善が共存していた感じだった。

この漫画は、いじめた側が今度はいじめられる側といういわゆる「因果応報」を描く、今の陰湿ないじめ社会に一石を投じる作品ではないだろうか?映画化された作品も興味あるが、この密度の濃さを端折らずに描くのは難しいと思う。

私はこの40代後半人生で初めて漫画という文化に触れるが…昔から漫画に慣れ親しんだ先輩の話を聞くと、映画化とか実写化とかされて原作を読んだ上で見るのだけど、がっかりすること多数なのだとか。実写化とか映画化とかしなければいいのに!ともおっしゃっておられた。

いろんなエピソード全てを、端折らずに映像化するのは時間制限があるからやはり無理があるのだろう。かといって映画やドラマという儲かる媒体があるが、オリジナルを作るのは実績が無く未知数だから危険(リスク:赤字)を伴う。原作があるものは発行部数や人気度合いは結果として既に表れているので、映像化しても儲けの数値化目標は立てやすいのだろう。まさに商業主義である。今までの私は原作も知らずに、最初に映像化で触れるので十分満足していた自分がいる。本当はもっと深い世界があったんだね~。

漫画「頭文字(イニシャル)D」48全巻持っている息子に、今年映画化された「劇場版 頭文字D」観たか?聞いてみたが、「観ていない」との答え。原作で十分とのこと。それでも私はハマリついでに観てみたが、「原作と違う」部分があり、少し落胆したのを思い出す。

私も漫画「僕だけがいない街」の深い世界を読み、その後実写化された映画(出演していた有村架純も好きだが)はまだ観ていない。こういうことも予想してか、原作とは違う結末という触れ込みだった。

映画を観るか、観ないか・・・これも自分との闘いである。

https://www.youtube.com/watch?v=Klp3kzCM-OA

http://koenokatachi-movie.com/ 


聲の形 コミック 全7巻完結セット (週刊少年マガジンKC)

聲の形 コミック 全7巻完結セット (週刊少年マガジンKC)

  • 作者: 大今良時
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/12/17
  • メディア: コミック

 


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コミック「喰う寝るふたり、住むふたり」 [コミック]

マンガ「喰う寝るふたり、住むふたり」を読み始めた。

コミックを2泊40円でレンタルする術を覚えて(頭文字Dのおかげ)でコミックコーナーを閲覧するようになった。

この作品は2015年に5巻で完結している話だけど、先月レンタルランキングに未だに食い込んでいきているので気にはなっていた。その理由が分かった。口コミで続いているのだ!1・2巻観ただけだがめちゃめちゃ面白い。NHKBSプレミアムで実写版化までされているが、DVD化には至っていないようだが(こんなに面白い作品をDVD化しないのはおかしい。版権をとったNHKのセンスを疑ってしまう!恐らく、視聴率でDVD化を決めているのかもしれないが愚の骨頂である。私みたいに原作に惹かれてリアルドラマ(視聴率世界)を観ていないけど、DVDを観たい人達はたくさんいるはず!しかも小西真奈美と金子ノブアキの「のっぴきならぬ事情前編・後編」なんかは貴重な作品である。カップルの床事情について語る貴重な話だから)

しかし・・・基本的には・・・脳は動画(動くもの)に関してはあまり働いていないそうだ。静止画に対して(これは何なのか?とか、これは何を表現しているのか?とかいろいろと考え巡らして自分なりに働かせているそうだ。)故に脳にとっては動画は無意識、静止画は活性化しているのだとか。今年後半は面白いと言われている脳の活性化を図るべく「コミック」にハマるぞ!と言った手前からめちゃめちゃ面白い映画が上陸予定。その映画についてはまた書きますね!


喰う寝るふたり 住むふたり コミック 全5巻完結セット (ゼノンコミックス)

喰う寝るふたり 住むふたり コミック 全5巻完結セット (ゼノンコミックス)

  • 作者: 日暮キノコ
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2015/03/20
  • メディア: コミック

 

 


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コミック「聲の形」 [コミック]

コミック「聲(こえ)の形」を読み始めた。というのも映画「君の名は。」の上映の際の予告編で9月17日上映とのことで、今まで(てか漫画を読む文化がこの46歳まで無く、最近取り組み始めた文化なので、それまでは・・・えぇ歳したおっさんが漫画読んでる!と馬鹿にしていた。しかし、人生が180度変わった。これは息子が変えてくれた!・・・というのも8年に渡る息子との月に一度の面会日に漫画を買ってやっていた。タイトルは「頭文字D」当初これなんて読むの?と思ったほど:正解はイニシャルディである。その息子が免許を取り、その息子に中古車を買ってやろうと思い『どんな車が欲しい?』と聞くと・・・『リトラクタブルのロードスター』というではないか!リトラクタブルというのはスイッチを押すとライトがパカッと見開く、昔のスーパーカーモデルの今は無いタイプ:過去作ではマツダRXー7、ロードスター、ホンダプレリュード、トヨタトレノ・・・とまぁ数十年前の車である。私が乗っている車(7人乗りワンボックスカー)を売って、買い換えようと安易に考えた。私の2000年式の車は1万円。しかし、25年前の(カープが前回優勝した年に生産された車)マツダロードスターが38万円。「どういうこと?」と思いながらも息子がこのタイプが欲しいという。今年の年賀状で私の大先輩が「念願の車を手に入れました!」的な内容で写真と共に1980年代の日産「Z」を観ていたので、「動けば、あり!」なんだな!と背中を後押ししてくれた。ありがとうございます!「夢だったあの当時のZをご購入され」(物持ちの良いおじさんと言われているそうですが・・・笑)話を元に戻すと・・・何故息子がその車が欲しいか?というと漫画「頭文字D」に出てくるのだという。しかもFRしか興味ないとも。FFしか乗ったことの無い親父としてはFRの良さを全く知らないので反論のしようもない。※FF:フロントエンジンフロントドライブ(前輪駆動)、FR:フロントエンジンリアドライブ(後輪駆動)では、ここでいろいろな疑問からまずは私自身が・・・漫画「頭文字D」を読んでみようではないか!と思い立った。それが今年の2月か3月のことである。読み始めると止まらなくなった。なんと全48巻あるのだ!先にアニメ68話を全部見た後だったのだが、なんと効果音の出ない原作漫画の方が断然面白いのだ!(息子はアニメは観ていない模様)そうか、これが漫画(コミック)の面白さなのか?と教えられた。ある人曰く、「動画を見せられてもも脳は働いていないそうですよ!」「逆に静止画を観て脳はいろいろと働くそうですよ!」・・・。これだ!脳の活性化!なのだ。映画もドラマもアニメも素晴らしい。しかし、自分の脳自体はそんなに使っていないのだ。小説や漫画はそれを自分の脳の力で読み解くのだろう。だから忘れられない体験なのだ。同じ小説や漫画を読んでも感想や感じ方が違うのはそのせいだ。先日のアニメ「君の名は。」の試写会コメント見てほとんど同じ内容だったのはそのせいだ!脳で考えながら見ているのではなく、観させられているのだろう。話は変わるが食べる時はTVとか何も見ない方がいいらしい。ながら族は要注意。今日は本題に入れない…。お詫びに「聲(こえ)の形」の舞台挨拶の内容で少しでも良さが伝わればと思います。2015年「このマンガがすごいオトコ編第1位」でこのマンガの凄さが伝われば幸いです。

https://www.youtube.com/watch?v=Zugl3L96BqE

https://www.youtube.com/watch?v=aJSXEsoT-ZI


聲の形(1) (講談社コミックス)

聲の形(1) (講談社コミックス)

  • 作者: 大今 良時
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/11/15
  • メディア: コミック


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コミック「まだ、生きてる…」 [コミック]

本宮ひろ志氏の2007年の漫画「まだ、生きてる…」①②を読んだ。

本宮ひろ志氏といえば、「サラリーマン金太郎」や「俺の空」が有名らしいが、いずれも読んだことがない。

コンビニに陳列しているコミックで面白そうな表紙(原始人みたいな格好)と裏表紙の解説(離婚し、家族も退職金も年金も無い中で老後、山の中で生きていく・・・そんな内容だった)に惹かれ、読んでみた。

コツコツと真面目に定年退職まで働き続けた経理一筋のしょぼくれた男。退職金が振り込まれると同時に、妻と娘と息子に全財産を持ち逃げされ、所持金は1万6千円。故郷の田舎で死のうとロープを買って山奥へ。自殺は成功したかにみえたが、目が覚める。そこから「死ぬまで生きる」と決意し、自給自足の生活が始まる。

昔、おじいちゃんに育てられた時、鹿の家族と出会った時の言葉を思い出す。「ナベ・カマ持たねえで所帯はって子供育てて・・・苦労とも思ってねえ」「人間が一番バカじゃ」「食うだけじゃあきたらず、戦争までおっぱじめて殺しあってのぉ」この一節に私は何だか救われた氣がする。

最近、私の同級生が小さい子供を残して亡くなった。私たちは何のために生きているのか?自問自答している。

寿命にはいろいろとある。80や90歳で亡くなり「大往生」と言われることもあれば、胎児でお母さんのお腹の中で亡くなる場合だってある。その命の寿命(いわゆる天寿)を全うしたのだろう。

前記の小さい子供を残して亡くなった同級生と比べれば、私なんかはまだ幸せだ。離婚したとはいえ、二人の子供もそろそろ一人で生きていける年齢になってきた。ここまで見届けてこれたのだから・・・。子供が就職して、結婚して、子供を持ち・・・その頃まで生きて見届けたい!それは今の時点では欲に値するのだろう。

この漫画の主人公:うだつのあがらなかったサラリーマン:岡田憲三のように山の中でひっそりと暮らし、文明という社会には属していないが、地球の背中で暮らす生き物としては立派な社会の一員である。「食べることのみ考えて、死ぬまで生きる」結局のところ・・・人間も動物なんだからシンプルに生きたのでいいのかもしれないなぁ・・・。

今年は益々コミックにハマリそうである。深い世界観があるし、映画と違って、自分のペースで自分の頭で考えながら読み進むことが出来るので脳の活性化にもなるのではないのかな?

これは決して、愚民化政策の3S(Sports・Screen・Sex)にハマるのとは一線を画していると思うのは私だけだろうか?


まだ、生きてる… (ヤングジャンプコミックス)

まだ、生きてる… (ヤングジャンプコミックス)

  • 作者: 本宮 ひろ志
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2007/07/19
  • メディア: コミック


まだ、生きてる… 2 (ヤングジャンプコミックス)

まだ、生きてる… 2 (ヤングジャンプコミックス)

  • 作者: 本宮 ひろ志
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/08/19
  • メディア: コミック

 


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漫画「BLUE GIANT」 [コミック]

2016年漫画大賞第3位「BLUE GIANT」第1巻~8巻まで読んだ。

http://bluegiant.jp/


BLUE GIANT 1 (ビッグコミックススペシャル)

BLUE GIANT 1 (ビッグコミックススペシャル)

  • 作者: 石塚 真一
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2013/11/29
  • メディア: コミック

これを読み始めて、最近この歳(46歳)になって初めてyoutubeでジャズを聴き出した。

漫画本からは音も出ないのに、臨場感があって本当に音が聴こえてくる感じが不思議だ。

日本の漫画って世界に誇れる文化であり、海外の人間があまり理解出来ない世界なのかもしれない。それだけ、日本人の遺伝子って同じアジア人の中でも違うらしい。

私はレンタル・コミックで読んでいるのだが、涙がポタポタこぼれ落ち、コミックを汚さないように心掛けているのが精一杯で、それだけこの「ブルージャイアント」の世界に没入してしまっている。音楽に関係があった人にはジャンル問わず(私なんかヘビメタですからね~そんな人間でも感動するんだから・・・)読んでもらいたいなぁ・・・。音楽版「頭文字D」というのが私の感想です。

作者:石塚真一氏の他の作品「岳-みんなの山-」 は山岳救助隊の話で映画化もされている。今日は山の日・・・こちらもチェックしたい作品です。

岳 -ガク- DVD通常版

岳 -ガク- DVD通常版

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD

 

 


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コミック「それでも僕は君が好き」 [コミック]

コミック「それでも僕は君が好き」全7巻を読み終えた。

 


それでも僕は君が好き(1) (講談社コミックス)

それでも僕は君が好き(1) (講談社コミックス)

  • 作者: 絵本 奈央
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/04/17
  • メディア: コミック

誰でも恋愛は初めてからスタートするし、相手も変わるので初めての連続である。

自分のことを「クズ人間」だと思っている男の視点を通して、目の前に現れる女性たちとの恋愛オムニバス。クズと自分で思っているのは未熟で純粋な故なのだが、常に全力投球している様子が、傷つけた女性には申し訳無いのだが、憎めない。最終巻7は表紙をはぐって本体の裏表紙?を観ないと結論が分からないので、それだけはご注意を。

中学生の恋愛から始まるのだが、当初、主人公が言うように「クズ」な話で読むのを止めようと思ったが、あきらめないで最後まで読み終えて良かった(笑)。コミックも連続ドラマもそうだが、スタートが肝心である。「クズ」のような話でも、続きを知りたくなるので、無駄な時間を過ごすこともある。「クズ」なドラマの1話を観てしまい、観るのが苦痛だけど、消化してしまう自分がいる。そんなドラマはここでは紹介しないことにします。

コミックもドラマも依存性が高いから、最初が肝心ですヨ!

人間って本来は未熟で純粋なのかもしれない。 


それでも僕は君が好き(7)<完> (講談社コミックス)

それでも僕は君が好き(7)<完> (講談社コミックス)

  • 作者: 絵本 奈央
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/05/09
  • メディア: コミック

 


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コミック「オレンジ-orange」 [コミック]

もしも、映画「orange-オレンジ」を観たのなら・・・原作のコミックも読んで欲しい。

といっても、「頭文字(イニシャル)D」のように48巻読む必要もなく、5巻完結だから読み易い。コミックレンタルって1巻50円とかだから、5巻250円で人生観が良い方向に変わるのなら、良いではないですか?

私は娘が高校2年生という「オレンジ」真っ只中だからコミックを5巻プレゼントしようと思案中です!

というのも、映画で感動していろいろ検索しているとコミック(原作)では他の同級生(萩田くん、貴子、あずさ)にも未来からの手紙が届いていたと知り、それがどんな内容だったのか知りたくて俄然読みたくなった。

読んだ感想:やはり、原作を上回ることは無し!(頭文字D、僕だけがいない街 他)

映画とかドラマとか時間制限があるから致し方無いのである。端折るしかないのだ!

ということは私たちは実は損して生きているのかもしれない。

映画とかTVのドラマとかアニメとかで簡単に見ることは出来る。

しかし、そもそもの原作は時間の制約が無いからすごく深く深く突き詰めて描いてあるのである。

でもその原作にまで手を伸ばす人は少ない。TV、映画止まり。

私たちは簡単に何かに満足しているのではないだろうか?

もっと突き詰めて何かに向き合ってみるとか・・・でもそれを避けて生きているのかもしれない。

簡単に映画やドラマやアニメで満足している自分。 

その途中途中を端折り、45分ドラマや2時間映画として観ているのが私たちの現実なのである。ようやくそのことにこの歳になって気付いた。(遅っ!)

私は上辺だけを観て生きてきたのだともいえる。

もっと原作と向き合うべきだと。

というのも今の世の中は・・・

原作(小説・漫画)がヒットして確実にファンがおり、面白さ確定しているから収益が見込める!だから実写化とかになる。

オリジナルドラマやオリジナル映画というのはコケたら製作費用とかリスクを伴う。

ということは、映画化やドラマ化される原作は間違いなく面白いのだ!

てか、私たちの人生そのものが原作そのものだから、私たちの人生が一番面白いのかもしれないなぁ・・・。


orange コミック 全5巻完結セット (月刊アクション)

orange コミック 全5巻完結セット (月刊アクション)

  • 作者: 高野 苺
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2015/11/12
  • メディア: コミック

 


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漫画「僕だけがいない街」 [コミック]

「全国3000店の書店員と選んだコレ読んで漫画ランキング第1位」作品:「僕だけがいない街」第1巻~第8巻を読み終えた。漫画で泣けるなんて我ながら素直な心持ってるんだなぁ・・・って(笑)

 http://www.kadokawa.co.jp/sp/bokumachi/

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%83%95%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84%E8%A1%97 

アニメ化・映画化されているが、原作(漫画)と少し内容が違うらしい。というのも、連載中の作品をアニメ化・映画化するにあたって、結末もまだ決まっていない中で製作していくから独自路線になったのだろう。なぜ、そんなに製作を急ぐ必要があるのかというと・・・スタートのストーリーが物凄く面白いからである。

私は漫画しか知らないが・・・映画もアニメも観た人のレビューによると・・・やはり、漫画というか原作が一番面白いのだとか。

実は私はこの漫画に出会ってから、人生が180度変わった!といってもいい程、この我が人生に対する本気度が増した!

私も主人公と同じく、可も無く、不可も無く人生を過ごしてきた(といっても結構な波乱万丈な人生だったが(笑))。「あまり、誰かと関わりの無い人生」の方が断然楽である。 でも、主人公の人生がある事件で一変したように、何かをきっかけに180度変化し、「本気」「全力投球」「他人と積極的に関わること」「あきらめない」「実践あるのみ」・・・やってみよう!と感じた。

逃げていた自分が居る。それは自分だけが知っている。ということは逃げない自分も自分次第だ!

この原作1巻~8巻は子供にプレゼントしようと思った。この本の中に描かれている普遍的な法則というか理論(金言、名言多数あり!)を出来るだけ若いうちから知っておくことは46歳のこの歳になって知るよりも有意義な人生が送れる!

私はいつも極端な表現をするが・・・全人類が読むべき書物である!

「未来は白紙」「一歩踏み込む」「空白を埋める」etc私たちがまだまだやるべきことはたくさんあるのだと感じた!

 「バカなの?」と言われても一生懸命に動く主人公が大好きだ!

私も誰かに「バカなの?」と言われてみたい(笑) https://www.youtube.com/watch?v=uGsJaleNm2s


僕だけがいない街 (1) (カドカワコミックス・エース)

僕だけがいない街 (1) (カドカワコミックス・エース)



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コミック「僕だけがいない街」 [コミック]

マンガ大賞3年連続ランクイン「僕だけがいない街」を読み始めた。

映画になっているのも知っている。アニメもあるのも知っている。

でも、ここ最近「原作」という素材そのものの面白さに気付いて、今回は「原作」から入ろうと思った。

「原作」が面白いから、「ドラマ」化したり「アニメ」化したり「映画」化しようとしたりするのだろう。「これならいける!」みたいな感じで・・・。

あまり、サスペンス(殺人事件)などは好きでは無いのだが・・・○○大賞に選ばれる作品というのは「面白い」のは事実だからかじってみよう。

重大な事件や事故が起こる直前にもう一度タイムスリップする体質を持つ漫画家志望の(デビューはしているが、食えずピザ屋の配達でアルバイトしている)青年にまつわる物語。

一度経験した場面をもう一度追体験する(本人は「リバイバル」と呼ぶ)ので、しかも事件や事故が起こるのが前提なので、それを防止する為に(本人は面倒くさいから嫌なのだが)何か違和感が無いか探す。そして、その「違和感」を取り除くことで事件や事故が起きるという未来を変えるのだ。その特殊能力を持つ彼にも忘れ去りたい過去があった・・・。

いやぁ実に面白い。時々記憶喪失になり、自分という人間を数秒で追体験する無駄な能力を持つ私もこのマンガを参考にして、もっと世の中のお役に立てるかもしれない。

最近特に感じる「デジタル」から「アナログ」化、「出来合いのもの」から「自分で作る」、「与えられる」よりも「自分からつかむ」、「アニメ・映画・ドラマ」よりも「原作」・・・という大きな流れがある。

私の場合、全巻借りて一気に読んでしまう性格なのだが、それだと楽しみも一気に終わる。「終わりたくないよ~」というもう一人の自分が居るので一巻ずつ借りて読むことにした。そうしたら、少し未来が変わった氣がした。 

日々、少し先に何かちょっとした楽しみがあるというのはいいもんだ。 

 


僕だけがいない街 (1) (カドカワコミックス・エース)

僕だけがいない街 (1) (カドカワコミックス・エース)

  • 作者: 三部 けい
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2013/01/25
  • メディア: コミック


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