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コミック「アンダーカレント」 [コミック]

コミック「アンダーカレント」(2004年作品)を読んだ。

真木よう子主演で現在上映中の映画の原作だが、私が住む地方では上映が無く、都会まで行くまででは無いので、コミックを読んでみた。

「カレント」とは現在のとか、流れという英語の意味なので、アンダーカレントは現在の心の奥底にあるもの…といった意味だろうか?

周囲からは仲良し夫婦(夫は養子)のように見えていた銭湯を親から引き継ぎ経営する二人。しかし、ある日突然、夫(瑛太)が失踪。何がいけなかったのか?私は夫の何を理解していたのか?自殺なのか?それとも元気に暮らしているのだろうか?銭湯を休業していたが、このままではいけないと思い、おばと二人で再開。そこに組合からの紹介である男(井浦新)が住み込みで働きにくることになる。ひとつ屋根の下で生活が始まる男女。

数年ぶりに再会した友人(江口のり子)の紹介で探偵(リリー・フランキー)に捜索を依頼し、徐々に真相がわかってくる。

男は何者なのか?主人公や登場人物の底流にあるトラウマ、夫は何故蒸発したのか?

「人をわかるってどういう事ですか?」これが全てを表現しているのかもしれない。

半年後、サブスクリプションで観れるようになったら観てみよう。

長い間生きてきて自分の事さえ、わからないのに(笑)、恐らく一生かけても、人のことなんてわかる訳が無い。それがこの3次元で肉体を持って生きるということでもある。あちらの世界に行けば全て理解できる訳だから、今はそれ(3次元)を知る・体験・感じるために現在も生きている。非常に考えさせられた・・・。



アンダーカレント アフタヌーンKCDX

アンダーカレント アフタヌーンKCDX

  • 作者: 豊田 徹也
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/11/22
  • メディア: コミック

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コメント 2

kawaii155cm

9月 10月から始まったドラマも多々ある中、ほとんど見ていません。
何だか疲れてしまった感じです。
そんな中「はるかぜさん」から紹介されるこうした情報は貴重です。
映画も書籍も自分の体験がベースで理解するので、一人一人細部は違う見方、感じ方、考え方で見ていくのでしょう。
俳優さんはいつもいつもセリフを覚え、演技する、試験勉強のようです。それを、何年もやっておられる
すごいです。
伝えたいことが伝えられたのかチェック、フィードバックの繰り返しでしょう。
どの仕事にも似たようなところはありますが。

少し、休んで 元氣を取り戻して夜中に録画したドラマをみることができる、また、月2回くらいは映画も観に行ける体力を回復したいです。
されど、ご心配なく!仕事にも休まず行っていますし、畑仕事も頑張っています。明後日は玉ねぎの苗を植える予定です。

そう、今日はあるクラスが40人中7人のみが出席で、欠席理由は発熱とインフルエンザでした。
明日は、学級閉鎖になるかもしれません。
私も、手洗い、うがいの励行、怠りなくやります。

by kawaii155cm (2023-10-23 18:12) 

はるかぜ

この秋シーズンドラマはあまり私も観れていません。自分の人生で忙しく、他人のドラマどころではないのかもしれません。
でも、映画やコミックや小説は何故か引き込まれて読んでしまいます。そんな時期なのでしょうね。
今回、映画「アンダーカレント」の俳優・監督たちの上映舞台挨拶をいくつか観ましたが・・・やはり、彼らはストイックですね~(この俳優陣:真木よう子、井浦新、瑛太、今泉監督がよりそうなのかもしれませんが)よりこの映画を観たくなりました。観たくても観れないので、原作の方を先に読んだ次第です。この漫画は世界でも評価されているらしく、確かに読んでいる最中はこの世界に没入してしまいました。約10年前の作品ですが、新鮮でした。人をわかろうとする前に・・・自分自身を知らなければいけないなぁ~と。何か自分にふたをしている事があるかもしれません。それを開放することから自分の人生が始まる・・・。リリーフランキーの演技をみたくなりました!
by はるかぜ (2023-10-24 15:12) 

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