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出口のない海 いよいよ公開 [映画]

 今楽しみな映画がある。出口のない海である。地元山口でたくさんのロケが敢行され、また今年何度も行った大津島の回天(人間魚雷:水上特攻大和と水中特攻回天に過去ブログ記事あり)の歴史に光が当たるからである。
 ただ、原作も読んでいないので内容は現時点では何とも言えないが、あの感動の名作「たそがれ清兵衛」と大好きな寅さん「男はつらいよ」の山田洋次氏が脚本だから安心している。山田氏は原作を読み感動、監督として映画化の話が来たそうだが、次世代を担う監督に任せたいとして山田監督を師と仰ぐ佐々部清氏に依頼したという。

 子供は少年野球をやっている、回天記念館にも一緒に行った。大好きな人のために野球の夢を捨てて国を護る、そんな時代があったことを教えてやりたい。あの人たちがいたからこそ、今の時代がある。一緒に映画も行きたいと思うのだけど、無理かなぁ・・・「カーズ」が見たいと言ってたしなぁ

[監督]佐々部清・・・山口県出身 代表作「半落ち」「カーテンコール」「四日間の奇蹟」他
[原作]横山秀夫  [脚本]山田洋次 「男はつらいよ」「たそがれ清兵衛」他
[出演]市川海老蔵、上野樹里、永島敏行、田中実、高橋和也、香川照之、小手川祐子、三浦友和
[主題歌]竹内まりや「返信」
公式ホームページ http://www.deguchi-movie.jp/

ストーリー (映画館の紹介より)
 甲子園の優勝投手・並木浩二は、大学進学後に肩を痛めて自慢の速球が投げられなくなり、エースの座を失ってしまう。それでも野球への情熱を燃やし続ける並木だったが、世界は戦いの時代を迎えようとしていた。ついに日米開戦、太平洋戦争が日ごとに激しさを増していく中、愛する家族や友、そして恋人と別れて海軍に志願する並木。そこには彼と同じく、大切な人たちを守るために戦うことを決意した若者たちがいた。日本の敗戦が日に日に濃厚になっていくなか、海軍は最後の秘密兵器"回天"を開発。やがて、脱出装置のない定員一名の回天に乗って敵艦に激突するということの究極の任務についた若者たちは、自らの進む道を迷い、怒り、悲しみながらも、明日への希望、愛する者への思いを胸に秘め、そして遂に出撃の時が訪れる・・・。

 
出口のない海

出口のない海

  • 作者: 横山 秀夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/07/12
  • メディア: 文庫


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コメント 4

オオタ

先人の努力で今がある、はるかぜさんの一貫した理念に共感するものであります。地元を深く愛すお気持ち、一地方出身者としてみならっていきたいです。
by オオタ (2006-09-10 04:47) 

はるかぜ

古きをたずね新しきを知る。歴史は今を生きる私たちに何かのメッセージを伝えてくれている。そう信じています。「聖なる予言」を読み更にそう感じました。また、ある経営者から地元に尽くせというお話を聞きました。自分がその土地に生まれたのも何かのご縁なのでしょうね。
by はるかぜ (2006-09-10 20:40) 

naonao

出口のない海は、回天という存在が私には実にショッキングでした。基本的には明るい映画が好みの私ですが、現実を知るために、こんな映画も悪くないと思っています。アフガンやイラン、イラク、トルコなどの映画を以前見たときにも、フィクションとは思えない、ほとんどノンフィクションではないかと思える問題が映画の中にちりばめられていたので、気分はすごく重かったです。こういうことを知ることで、今自分が生きてる幸せを感じてしまいます。
by naonao (2006-09-11 12:08) 

はるかぜ

50年前に作られた「人間魚雷回天」というモノクロの映画をDVDで夏に観ました。宇津井健主演です。島から出撃する場面などは忠実に描写しています。モノクロなので非常に重苦しい雰囲気で何とも言えません。回天記念館に出口のない海で使われた回天の内部のセットが寄贈されると聞きました。今度「回天記念館」の記事も書こうと思います。今生きていること生かされてることが幸せですね!
by はるかぜ (2006-09-11 13:01) 

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