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ヨーソロー [教育]

 世界の海軍や日本の自衛隊や船舶に大変お詳しい先輩のお話と経営コンサルタントの船井幸雄の話を総合して今日は書きます。

船の上では「ヨーソロー」という掛け声(合図)があります。

例えば、船長が「面舵(おもかじ)いっぱい」というと舵を回す人が「ヨーソロー」と言うように。

 船舶用語であり、英語でいうところの「all right」「OK」といったところでしょうか。語源は幕末海軍の艦内号令「よろしく候(そうろう)」の名残だとか。いわゆる「了解しました。」「よろしくお願いします」といったことのようです。

 何が言いたいのかといいますと・・・船はいつでも出ることができるように港には後ろ(おしり)から入ります。よってこの日本の海軍精神「ヨーソロー」は靴などの履物をそろえる(いつでも出ることがきる)、明日の準備をして終える(すぐに出発できる)など今でも活用することができるということなのです。常に次に何があっても動くことができる体制(心構え)は海に限らず見習いたいものですネ!

 先の先輩(先輩が役員)の会社では、海軍式に時刻を言う時は「ヒトフタマルマル」(12:00の意味)と言う言い方(口での伝え方)に変えてから時間のミスはなくなったとか。例えば会議を明日の8時15分から始めます!という時に、とっさに朝の8時15分なのか夜の20時15分なのか迷うこともありますが、朝はマルハチヒトゴですし、夜は二マルヒトゴですので無駄に考える時間も省けるので明快です。(朝は先にマルが付くという点において)それだけ時間に厳しいということのだと思われます。海軍(日本には戦後海軍は無くなり海上自衛隊となりましたが)の場合、確かに一刻一秒で敵の攻撃を受けてしまいますので「時は命なり」なのでしょう。

 昨日、長渕剛の「Captain of the Ship」という曲を聴いていて思い出しました。「明日からお前がしっかり舵をとれ!お前が決めろ!そうさお前がCaptain of the Ship!生きる意味を探しに行こう!」「ヨーソローォー!」というようなリフレインでした・・・

子供にも風呂に入った際、船のおもちゃを浮かべて船が港に入ることを例に「ヨーソロー」を説明。

私「ヨーソロー」の意味が分からなかったら風呂の温度を50度にします!

子供たち「えぇー!?いやだぁっ!」

私「では「ヨーソロー」の意味が分かった人?」

子供たち「ヨーソロー!!」

私「明日から学校から帰ったら靴をそろえますか?」

子供たち「ヨーソロー!!」

※これで子供たちは靴を揃えるようになるだろうか?

 

 

私「皆さん私たちも生きる意味を探しに行きましょう!」

皆さん「ヨーソロー!」

Captain of the Ship (24bit リマスタリングシリーズ)

Captain of the Ship 

  • アーティスト: 長渕剛
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2006/02/08
  • メディア: CD

※自衛隊にいる先輩に聞きましたが、船の上では金曜日はカレーと決まっているそうです。(naonao様ご指摘ありがとうございます!)何日も海に出ていると曜日の感覚がなくなるので、カレーで「今日は金曜日だ」と分かるのだとか。いいですね。曜日の感覚がなくなるのって・・・


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桔梗

はい、ヨーソロー
by 桔梗 (2007-02-21 18:55) 

はるかぜ

桔梗さんnice!&コメントありがとうございます!
これからも宜しく候です!
by はるかぜ (2007-02-22 10:03) 

naonao

海上自衛隊のカレーの日は金曜日が正解です。前に土曜日であったこともあったようですけど。はるかぜさん、ヨーソロー?(笑い)
by naonao (2007-02-22 12:09) 

はるかぜ

『ヨーソロー!』naonaoさんご指摘ありがとうございます。失礼しました。後程訂正させていただきます。日曜日がカレーだったらいいなぁという私の希望が入ってしまったようです(笑)。一週間に一度はカレーが食べたくなります。やはり麻薬的要素のある香辛料のせいでしょうか・・・
by はるかぜ (2007-02-22 18:34) 

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