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コミックから学ぶ [社会]

最近、読んだ『僕だけがいない街』と『orange-オレンジ』というコミックから学んだことを書きます。

『僕だけがいない街』の主人公男性29歳は、身近に起こる事故や事件の直前に、もう一度その瞬間に舞い戻る特殊能力がある。2回同じ出来事を経験する中で「違和感」を見つけ出し、その「違和感」を取り除くことで事故や事件を未然に防ぐという、人知れず世直しをしていた。でも、今回タイムワープしたのは…11歳の小学生の頃の自分。心は29歳のままで身体は当時の小学5年生。なぜその時代に戻ったのか?「違和感」は当時殺された同じクラスの同級生の女の子。未来から来た自分には、その女の子が殺される日が分かっているので、その事件当日まで未来を変えることに努力する。
 
「未来は白紙」…常に未来を自分の行動や言動や努力で変えることが出来る。今を生きる私にとっても勇気が持てる内容でした。

『orange-オレンジ』の主人公高校2年生の女の子に届いた一通の手紙。それは10年後の未来からの自分。10年後、後悔している自分がおり、10年前の自分に未来を託し、その年に起こる出来事を変えて欲しいという内容。是非読んで欲しいからネタバレになるので書きませんが、『僕街』同様に非常に考えさせられるものでした。

というのも…私の大学の同級生で4年前に亡くなった女性がいます。一緒にバンドをしたり楽しかった思い出があります。事件や事故や自殺などでは無く、亡くなった後、病気だったということを知ったのでどうしようもないことなのですが、彼女を救えたのでは?という大それたことでは無く、「人と関わること」の大切さを感じました。死ぬ前にもっと関わっておけば良かった・・・と。これはよく聞く、「親孝行、したい時には親は無し」に似ているのかもしれません。
 
二つの作品の主人公は元々は引っ込み思案でオクテで、あまり人と関わらないように生きるタイプなのです。私の内面もそれと似ており(笑)、離婚して心を痛み、転職した後はあまり積極的に自分から人と関わりを持たないように生きてきました。
 
しかし、これではいけない…亡くなった彼女が生きられなかった分を私は生きている。だったら、今までよりもっと、私自身が後悔の無いように、自分が良いと「感じたこと」「思ったこと」を実行に移してみよう!…と。

するとどうでしょう…離婚前の勤務時代のお客さんから「これ読んでみて!」と本『ついに、愛の宇宙方程式が解けました』が届いたり・・・

ついに、愛の宇宙方程式が解けました: 神様に溺愛される人の法則

ついに、愛の宇宙方程式が解けました: 神様に溺愛される人の法則

  • 作者: 保江 邦夫
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2015/11/05
  • メディア: 単行本

 
新卒勤務時代の同僚から20年ぶりに同期会の連絡があったり、同級生から映画『ふたりの桃源郷』という老夫婦農家のドキュメント(まさにリアル『北の国から』でした。)の鑑賞券をもらったり、私の提案を素直に実践することにより、同級生のコンビニ店舗の売り上げが上がったり…と目に見える形で現実が変わってきたのです。

まさに、フォースを信じろ!というスター・ウォーズの世界観です。

と、言っても良いことばかりではありません。悲しいこともたくさんあります。その両方(酸いも甘いも)を知ることが人生なのかもしれません。

小説も漫画も映画もドラマも音楽も星の数ほどあります。全てを観たり聴いたりすることは出来ませんが、良質なものに触れて、感性(感じ考える力)を深めてもらいたいと思います。何もしないよりも、した方が気持ちや心や知識の引き出しが増え、人生がそれまでよりも楽しくなります。こんな一個人の意見を聞いてくださる機会を与えてくれたこのブログ世界の皆さんとの出会いに本当に感謝しています。

ありがとうございます。
 
皆さんの未来が益々明るくなることを願っています。


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