ハロウィンまで受け入れる多神教民族 [社会]
私がハロウィンというものに触れたのは…もう30年も前の話である。
てか、それはドイツのヘビメタバンドの「ハロウィン」やろ!
スウィート・シダクションズ【3CD+1DVD / 日本未発表曲2曲収録 / K2HDマスタリング+HQCD採用】
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- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2017/11/01
- メディア: CD
しかもHALLOWEENという綴りではなく、ヘビメタらしく…地獄という意味のHELLと掛け合わせたHELLOWEEN。でもこのバンドをコピーしたお陰で、自分たちのライブでは仮装してステージ(といっても学園祭の教室の一室を貸し切って)に立ったこともある。生まれて初めてメイクしたかもしれない。でもその頃はハロウィン関連グッズ(ヘビメタではないイベントとしての)商品としてはあったものの、仮装して街に繰り出すという文化まではなかった。でもそれが30年も経過すれば、ひとつの文化となったようである。
前置きが長くなったが、何故、日本人はここまで外国の異文化をいとも簡単に受け入れるのだろうか?その疑問に答えてくれたのが、いつもの武田邦彦教授である。(さんまのホンマでっか!?TVにご出演の中部大学教授の科学者)今度、著書を出されるらしいので読んでみたい!と思っている。
10月31日はハロウィン
12月25日はイエス・キリストの誕生を祝い
12月31日はお寺に行って鐘を突き、その足で
1月 元旦は神社に御参りし
2月14日はバレンタインデー
しかも、クリスチャンでもないのに教会で、信じてもいないキリスト教のイエス・キリストの前で誓い、結婚式を挙げるので、結婚初日から嘘をついているので結婚もうまくいかない(笑)。
そのうち、メタボが気になる人たちが、イスラム教の断食まで取り入れるかもしれないなぁ・・・
結論から言うと・・・神道の八百万(やおよろず)の神という考え方(多神教)が日本人だから、あれやこれや至る所に神さまが居られ、自分以外の他の人間も神さまなんだから、金持ち喧嘩せずではないが、他人も尊敬し敬ってきた。例えば、当初、神道だった人が、仏教の教えを聞いて・・・「そういう考え方も有りだね!」と受け入れていく。今でいう「いいね!」とか「nice!」のボタンを押す感覚かもしれない。
つい、先日も米袋を見てびっくりした。米粒のキャラクターが・・・やっぱりお米は「い~ね!」(稲と掛けている、てか解説するな!?)と叫んでいるのだ。スマホが普及する前から、そんなセンスがあったのだ。各地のゆるキャラ文化もそんな日本人が持つ八百万(やおよろず)文化の証明かもしれない。
神社にお供え物をするのも、祟りを畏(おそ)れてのことであり、お墓や仏壇にお供えものをするのも、目には見えないけど、あの世に行ったご先祖様を想ってのことであり、道端のお地蔵さんにもお供え物が置いてあるのも見ず知らずの地の神さまにも思いを馳せているのである。
なので、他人と接する時も「この人も神さまなんだなぁ・・・」と接しておけば、腹が立たないかもしれない。
他人と共同生活する結婚生活なんかも、この理論の応用で「思いやり」や「それも有りだね!」とか相手にお供えをする「畏れ入る」「感謝」の気持ちがあれば、いいね!
今日の話に納得していただいたらnice!ボタンを押して下さ稲!
我が日本には800万の神様がおられるので、おひとりとかお二人はおろか、何十人の神様が新しく来られても、1%増にもならずにビクともせず受け入れるのです。
なんという心の広い民族だことでしょうって想います。
by LargeKzOh (2017-11-01 22:36)
LargeKzOhさま ナイス!なコメントありがとうございます。
宣教師ザビエルのような奇抜な格好、変わった髪形(といっても学校の教科書で見たイメージですが)をして来ても、こっちも辺なちょんまげや着物だし、そんな髪型や首周りのビラビラもありなんだな!?ときっと受け入れたんでしょうね!心の広い民族であり続けたいものです。
by はるかぜ (2017-11-02 07:25)