映画「こんにちは、母さん」 [映画]
映画「こんにちは、母さん」を観た。
山田洋次監督は今年御年92歳。本作が90本目の作品。吉永小百合(78歳)は本作が123作品目。凄い人たちだ！
ちなみに、山田洋次氏は１５歳～１８歳の時期、山口県（宇部市）で過ごしているとのこと。
吉永小百合は、本作で引退も考えたが、１２３作と縁起の良い飛躍の数なので、次もお呼びが掛かれば出たいと意欲を示している。
さて、足袋屋の主人を亡くし、一人で足袋屋を切り盛りし、ホームレスへの配給や炊き出しのボランティア活動もする母。一人息子は、大手車メーカーの人事部長。妻は出て行き、別居中。一人娘は大学にも行かず人生迷走中で祖母の足袋屋で居候。
本当にどこでもありそうな、昭和な世界観を堪能できるクスっと笑いあり、また、田中泯演じるホームレスには考えさせられた。大企業の内部を風刺したりと社会派な面も描いている。また、近年多い離婚や高齢者同士の恋愛など話題盛り沢山で約２時間あっという間だった。
来場者も私たち世代（５０代）より上の６０代、７０代が多く、劇場を後にする時でも「楽しかったねぇ～」と談笑する母親（祖母）世代の会話。
何歳になっても恋したっていいじゃないか！私も変に勇気をもらえた。
１１月から一人暮らしになる母へプレゼントしたい作品。さすが山田洋次監督！ありがとう、母さん！
観られましたね。
私は先週観に行く予定でしたが、畑が忙しく、畑仕事で午前中が終わり、後はヘロヘロで映画館に足を運ぶ元気が出ませんでした。
でも、ぜひ観ておきたい映画です。
大泉洋さんも大好きなので、楽しみにはしていますが、今週末はお彼岸ですし、お墓参りで西へ東へ走っていたら、映画館は１０月に先延ばしになりそうです。
小説や映画、ドラマで他者の人生から学ぶことが多いです。
自分はこの人生しか知らないから。
この、私の人生も語ってみるといいのかもしれない。
昨日 あるブロガーさん著の本を読んでいたら、ブログで自分を語ることは 読み手を引き付けるのに大切！と書かれていました。
家族のあるある 友だちとのあるある ４５年間の高校生徒とのあるある 教員のあるある ご近所さんとのあるある 介護のあるある ペットとのあるある 他にも沢山あるある。
この脳がボケてしまわないうちに楽しみながらやっておくとよいように思います。
そのブロガーさんはそのブログで月に１００万円を稼いでおられるそうです。そのノウハウも書かれていました。すごいです。
この「はるかぜさん」のブログのようにＵＰし続ければ、自分の整理にもなるし、時に知らない誰かを映画のように元氣づけるかもしれない。
そうした人間としての財産を共有することは画一化している今、貴重なのかもしれない。
昭和の考えだ、シュールだと思われるかもしれない内容が、発見や気づきにつながるかも。
生徒さんの前に立てなくなったとき、こうしたことも私のライフワークになりますね。
未来はそんなに長くはないでしょうが、そろそろ準備時期かも。
元氣をいただきました。ありがとうございます。
by kawaii155cm (2023-09-21 05:17)
スミマセン…ネタばれになってしまいましたね。もう先生は観られたと思っていたもので…。令和の「寅さん」と山田監督も大泉洋の事を呼んでおられました。youtubeで各地の舞台挨拶でキャストや監督が撮影の舞台裏を語っておられます。鑑賞前でも鑑賞後でもどちらでも楽しめます！ので、この映画が２度楽しめますよ！ご参考まで。
blogやyoutubeで食べていけたらいいなぁ～と今でも思います。好きな事をして食べていく。理想です！今のところ、人と接するのが好きなので「接客業」で食べていくにシフトチェンジします。
先生のように経験も豊富、書き込みも上手、伝える事が好きな人にとっては、blogは最高のツールだと思います。恐らく、それが分かっていてこのblogのコメントツールを利用されておられるのだと思います。職務上禁止ルールとかなければ、是非ご自身のサイトを作られるのをおススメします。自分専用のコミュニティですので、生き甲斐になります。私も１７年、続けているのは「好き」だからでしょうね。収入にならなくとも趣味で続けていけるのは、発信する喜び、観てもらえる喜び、自分専用の社会と繋がる唯一の場所etc人との関係でも仕事でも趣味でも何でもそうですが、好きでなければ続きません。
昭和の時代は今から３５年前。映画「こんにちは、母さん」もまさにそんな作りですが、今、若い人に「レコード」や「ラジカセ」、ファッションでいうと「シャツin」が流行っているとのこと。自分達が生まれる前の文化が氣になるのでしょうか？時代は繰り返す！私達の出番かもしれません！コメントありがとうございます。
by はるかぜ (2023-09-21 11:09)