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自家製しめ飾り [教育]

 昨年、神社のしめ縄作りに参加させていただいた。<関連記事:しめ縄作りに参加

 農業体験に来る子供達に教えてあげることはできないだろうか?と考えての体験参加であったが、大人でも握力がなくなる程の力がいるので体験は難しく見学のみになると思われる。その替わりに「しめ飾り作り体験」は出来ると思い父にその作り方を年末に伝授してもらった。


 最近は正月にしめ飾りをしている車もほとんど見かけない。その一方で山口市内で親子しめ飾り作り教室には約100名が参加したという読売新聞の記事もあった。何事でもそうかもしれないが、興味ある人と興味ない人の二極化が進んでいるのだろう。


 作り方はしめ縄と一緒で縄を左回しで編んでいく。二本で編むのが違うくらい。興味深かったのが・・・末広がりに見える「うらじろ(別名もろば)」と「ゆずりは」という葉を二枚、しかも裏向きにするのだ。もろば・ゆずりはとも裏が白いのだ。父も「なんでじゃろうなぁ?」と由来は知らない様子。私が「腹黒いの反対なんじゃない?」というと苦笑していた。


 そして二枚重ねるという由来も知らないとのこと。私が考える(感じる)に「神さまは男性と女性が存在する」「物事には陰と陽がある」といったことからその一体を表現しているのではないだろうか。


 この自家製しめ飾りは車のバンパーに取り付けた。どうしてもナンバープレートにかぶってしまい、ナンバーが一部隠れてしまう。対向車やパトカーから見ると暴走車がナンバーを隠すように思われたかもしれない。まぁ軽自動車なのでありえないのだが・・・


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コメント 6

オオタ

これまた興味深い記事。しめかざりなんて、ついぞみなくなりました。
特に車の。暴走車云々はわらけましたが、ほんとうに少なくなりました。
そのしめかざりを自作されるというのもかなり個性的でおもしろい試み。
もろばゆずりはもまったく未知の世界でして勉強になりました。
裏向きにするのは裏から見るものだったのではないか
という仮説はいかがでしょうか。
家の中からみて一番美しいといったかんじです。ただし、その場合、ガラス戸につけないと見えませんが。。
二枚重ねるのを陰陽説になぞらえるのはありえます。。
by オオタ (2007-01-05 13:49) 

はるかぜ

そもそも『しめ縄』『しめ飾り』にどんな意味が隠されているのでしょうか?そういった素朴な疑問が何か新たな発見、気付き、ヒントがあるような氣もいたしますネ。
オオタさんの発想好きです。普通ではありませんから・・・(^_^)
陰陽説が陰謀説に見えたのは私だけのようです(謎笑)
by はるかぜ (2007-01-05 20:39) 

naonao

手作りはいいですね。こういう伝統の継承がいつまでも続いて欲しいです。
それぞれに意味があったろうに全くわからなくなってる私たち。どこかでストップかけないといけませんね。
by naonao (2007-01-05 22:03) 

お久でございます。
「しめ縄」、今でも家で作っています。
親父は現役ですが、私は子供の頃、作った覚えがある程度です。
もっとも、家にも車にも飾らなくなりましたので・・・
by (2007-01-05 23:04) 

はるかぜ

naonaoさんnice!&コメントありがとうございます!伝統を伝える人間も意味が分からなくなっていますネ。日本は革命で新しい時代を切り拓いてきたのではなく、常に復古(元に戻る)ということを繰り返してきたと聞きます。古きを訪ね新しきを知る・・・でしょうか。
by はるかぜ (2007-01-05 23:26) 

はるかぜ

鬼瓦権造さんご訪問ありがとうございます。ご実家ではしめ縄作りされておられるとのこと。素晴らしい伝統文化ですネ。鬼瓦さんもそろそろ北斗神拳の継承者としていろいろな技の復活されてはいかがでしょうか?正月に国旗を掲げている家も少なくなりましたね(苦笑)
by はるかぜ (2007-01-05 23:30) 

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