SSブログ

母の別のタイムライン [社会]

私の母が、父と出会い、結婚するまでの物語を1時間ぐらい聞いた。


母は当時「吉永小百合」似ということで(本人談)、モテたらしく、父の縁談がある前に…好きな人が居たらしい。でも、世間を知らないので、実の父親(私からすると祖父)に観てもらったとのこと。すると・・・「うぅ~ん!」と首を縦に振らなかったらしい。その後、父からの猛烈アタックがあり、祖父も…笑顔で縁談を受け入れたらしい。


ここで、もしも、母が違う人と結婚していたら…私たち3兄弟は存在していないので、母方の祖父に感謝である。


恋愛という勢いの大事さに改めて気付くし・・・どうやら父と競り合った人は消極的な人だったらしい。父は私たち3兄弟の遺伝でもわかるが・・・グイグイ押してくるタイプだった模様。昭和的な話である。


自分自身が存在していないかもしれない話は、聞いている最中タイトロープを渡る曲芸師のようで面白かった。


そういう意味では、私の息子や娘も存在していなかったかもしれない…というタイムラインもあった訳で・・・やはり「世の中に偶然は無い」のだろう・・・。


いやぁ・・・母の恋バナを聞くのも人生の機微を知れていいものですよ~(笑)。

nice!(2)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 2

コメント 2

kawaii155cm

そうですね。人生が変わるきっかけはどこかにあるんですよね。
でも、人生が変わったのではなく、そのようにレールが敷かれているのでしょう。
昨年他界した私の義母も義父と2回もお見合いをして、義父は断られ続け、それでも義父が義母の実家を訪ね結婚を申し込み、叶ったことを聞いています。
義母は美人でしたから、引く手あまただったでしょう。
私も、子どもから、夫との出会いやどちらから告ったの?プロポーズの言葉は?などなど聞かれます。
これらについては話せば長いことになるので、置いておきます。
また、どうして子どもたちが生まれたかという話は幼いころから話していました。
子どもたちが友だちに普段の話と同じレベルで誕生の話をしたら、「友だちが引いた。」と驚き、帰宅して報告してくれたのも思い出します。
そして、子どもはこのことから、こうした内容の話はしてはいけないのだと学習をしたそうです。
子どもが幼い頃、ちょうど教材で保育分野の「誕生」を扱う時、教材研究で、VTRなど一緒に見ていたのです。
私は、大学卒業時、仕事が決まっておらず、誕生日の3月末になっても決まっていなければ、「吉本新喜劇」を友人と二人で訪ねるつもりでした。
結局、二人とも地元で採用が決まり、今に至っています。
「吉本に行っていたらよかったのに。」
「そうしたら、子どもたちは生まれていなかったよ。」 などなど、我が家でも一昨日、話題になりました。
「はるかぜさん」の言われるように人生の節目で様々なタイムラインが考えられるでしょうが、「世の中に偶然は無い」と私も思います。
「はるかぜさん」との出会いも、そうでしょう。
お母様の人生の機微を知れてよかったですね。
私もまた、機会をつくって、子どもたちに話しましょう。
by kawaii155cm (2020-12-27 06:52) 

はるかぜ

私も離婚はしてしまったけど、息子や娘にどれだけ、お父さんとお母さんが好き同士で結婚したかは、伝えたいと思っています。好きすぎて、親に反対されたけど、駆け落ち覚悟でした~。でも親の見立ては合っていたのかな?なんても思います。結果論ですが…。本人同士の問題ではなく、親同士の問題でもありますからね~。本音を言わないと子供にも伝わりませんから、第三者の意見は不要かと…。
子供たちに会うために結婚したのだと、離婚も今では納得できていますから・・・結果オーライ!全て私が望むタイムラインを生きています!本音で言える言えないというのは今の世の中も含めて大事なことですね~。先日の友人との電話会談は100%本音トークでしたからなお更、本音の大事さを感じました~。
by はるかぜ (2020-12-27 14:06) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント