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鈴と鈴緒 [社会]

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父は生前、「ここまで長生き出来るのは神社のお陰」と常々言っていた。

17歳の時、木から地面に落ち、腹が裂け、十数針縫う手術をし、その後一週間意識不明状態だった…という。神社の総代を四十数年間し、晩年「鈴とヒモを寄付する!」と言っていた。そういえば鈴も錆び、ヒモもボロボロだった。私が、「そもそもどうやって、どこに頼むのが良いか」「何という名称なのかもわからず」弟に相談したところ…弟の知り合いの宮司さん(山口市)に聞くとカタログのコピーを頂いた。「えぇっ!?そんなカタログがあるのか?」と驚いた。フリーダイヤルに電話すると・・・なんと長崎県(当方山口県)だったのもビックリ!それが9月の終わりの出来事。見積書とイメージ図が封書で送られて来て注文依頼をした。

そして父には「鈴と鈴緒、頼んでおいたからね~」「寄贈者の名前で父さんの名前も入れてもらうから、永遠に父さんの名前が残るから~」とも伝えた。

安心したのか、その2週間後にあの世に逝った。(享年:78歳)

その2週間後に立派な現物が到着した。

年末に総代全員で取り付けを行った。

コロナ終息を願う為か、それとも新しい鈴と新しい鈴緒のお陰か?お賽銭もいつもの1.5倍だった。(母と私がお賽銭回収係なのでわかる)


ありがとうございました!(株)民族工芸の皆さま! 御礼の意味も含めて当ブログで写真と共にご紹介させていただきます。

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私も後世に名前が残る生き方をしたい!

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