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映画「2001年宇宙の旅」 [映画]

1967年公開、スタンリー・キューブリック監督映画「2001年宇宙の旅」を観た。

2001年宇宙の旅 [WB COLLECTION][AmazonDVDコレクション] [DVD]

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映像が美しく、今から52年前に既にAI(人工知能)の恐ろしさも表しているのにも驚きを覚えた。冒頭の猿たちの生活シーンに約15分間使われているが、このシーンの意味を聞いた後に観たので、理解できた。


野獣におびえながら草食で生活する類人猿が、地球外生命体による黒色板のモノリス(一枚岩)に遭遇することで、変容し(覚醒し)→武器を初めて持ち、動物を殺し、肉食になる。しかし、同じ種族とも武器で殺し合うことに・・・。その後、月や木星・・・と、地球外生命体を探索する旅にまで進化発展する。


映画から50年経って、今この辺りに私たち地球人類は来た。映画では、その後更に覚醒した一人の人間を描き続けて終わる。その続編が「2010年」となるようだ。

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私たちはどうしたら覚醒できるのか?最近、そればかり考えている。
お釈迦さんが苦行を通して悟ることもなく、空腹でもう死ぬのか?と死を待っていたら、貧しいスジャータ(女性)から「乳かゆ」をめぐんでもらった瞬間に、悟りの境地を開いた!というエピソードのように・・・人(地球外生命体含む)からの施しを受けて変容するのか?大自然の恵みの中で一人瞑想していたら悟るのか?それとも都会の喧騒の中で「天気の子」のように日々雑多な生活の中で祈りが通じたように目覚めるのか?そもそも目覚める必要があるのか?日々の生活に追われ、食べて飲んで寝て、死んでいく・・・。それでいいのか?
技術の進歩が目覚めに繋がるのか?スジャータのように他者への奉仕が覚醒のきっかけとなるのか?そんな事考える暇があったら仕事しなさい!と言われるかもしれないが・・・私たちの探求の旅はこれからも続く…。

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