ドラマ『すいか』 [ドラマ]
2003年の小林聡美主演ドラマ『すいか』全10話を見終えた。
世代の違う女性4人が『ハピネス三茶』という賄い付き(朝晩は一緒に食事する)下宿で生活する物語。
『なんでこんないいドラマ今まで知らなかったんだろう…』というのが感想。
それぞれが自立していて、依存関係では無く、それでいて互いを尊重して、美味しいものを共有するのって、やっぱり理想ですね~。近くには『泥舟』というバーもあり、たまには飲みに出ることもあるという自由な生活。プロデューサーも振り返っておられたが、今では数字取れないから絶対に通らない企画。続編も無いだろう…と。2013年にシナリオ本も出版されてその時のオマケとして登場人物の10年後が描かれているから、そっちも氣になる。
この作品から小林聡美・もたいまさこ・片桐はいりの映画『かもめ食堂』や『めがね』へと繋がっていくのね~
慌ただしくも、人との繋がりが制限させる今の世の中、逆にスローな生き方、人との物理的な繋がりを大切にしたくなったし、それを目指したいと思った。
エロ漫画家の絆(ともさかりえ)に振られた響一が最後の別れのシーン。駅前でハグして欲しかった!本人(きずな)は『試してみる?』とOKしてるのに『人前だから恥ずかしいからしませんよ!』と断る響一。男なら同じ場面に遭遇したなら、人が見ていようが、絶対にハグしよう!後悔せず今を生きよう!