映画「海よりもまだ深く」 [映画]
第69回カンヌ国際映画祭 「ある視点」部門出品作品 「海よりもまだ深く」を観た。
「夢見た未来とちがう今を生きる、元家族の物語」とキャッチコピーにはある。
先月、母がこの映画を観に行き、「まるで、あんたを見るようだった!」と言ったのが観るきっかけ・・・。
というのも、主人公の阿部寛はバツイチで、野球をやる息子を陰で応援しているが、売れない小説家で探偵事務所でアルバイト。美人の元奥さん(真木よう子)には新しい恋人がおり、探偵業を生かして調査済み。そんな元家族が、ひょんなことから息子が好きなおばあちゃん(樹木希林)の団地で過ごす台風接近の一夜での物語。
前回の「あん」と同様に、まさに「ある視点」という意味では面白かった。
監督の是枝裕和作品は「海街diary」「そして父になる」もそうだったが、淡々と流れていく日常の中で結構複雑な問題(腹違い姉妹、子供の取り違え)を扱っている。今回は、離婚はしたけど、新しい未来に進もうとする元家族とその周辺。
やっぱり、「子はかすがい」である。離婚しようとも、子供とは繋がっているものだ。今のご時世離婚も珍しくない。子供が居なければ離婚は楽なのだろうが、子供が居れば離婚は一生尾を引くような・・・経験上そんな氣がする。
「女は水彩画じゃなく油絵」という視点が面白かった。
過去の男をデータ消去して上書きするのでは無く、油絵のように上塗りして、元の絵は見えなくなるけど、心の中にはずっとある・・・。
この脚本は男性である是枝監督自身のようだが、女心が本当にそうなのか?は女性に聞いてみないと分からないが「ある視点」という意味でも面白い。
終わり方もいろいろと考えさせられるが、日本映画ってやっぱり「深い」なぁ・・・。
映画「あん」 [映画]
第89回キネマ旬報ベストテン 読者選出日本映画ベストテン第3位の映画「あん」を観た。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%82%93_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)
正直な感想は・・・泣けたけど、複雑な心境になった映画だ。日本の闇というか、目にフタをしてきた部分であり、カンヌ映画際の「ある視点」部門出品、オープニング上映というのが上手く物語っている。
思うようにいかないのが人生であり、その思うようにいかない中で、思うように一瞬でも叶ったら、その幸せを噛みしめたいものである・・・。
映画「世界から猫が消えたなら」 [映画]
映画「世界から猫が消えたなら」を観た。
原作が本屋大賞に選ばれたから・・・というのと、映画紹介で試写会で泣く女性が多数というのが観ようと思った動機である。
http://www.sekaneko.com/index.html
期待しすぎたせいか、泣けなかった・・・。
悪性脳腫瘍をわずらった若者が、自分の命(1日分)と引き換えに世界から何かが消える取引を悪魔と行う。
何かが消える度に、そのモノにまつわる過去の思い出や現在の状況までもが変わっていく。変わらないのは自分の命があるということ。そのモノがきっかけだった元彼女との関係も無くなってしまう・・・。親友も今では赤の他人に・・・。
やはり、ソレを通じた思い出とか過去の記憶とか大事なんだなぁ・・・
元恋人役の宮崎あおいが変わっていない可愛いさと、母親役の原田美枝子もこちらも変わらず美しさに感動した。
世界からヘビメタが消えたらどうなるのか?少し考えてしまった。きっと私の今の人生も大きく変わっていたことだろう(笑)。
皆さんの大切なものは何ですか?
病気や事故や災害で明日が来ない人も居るので、今日一日を心して生きましょう!
映画「愛を積む人」 [映画]
大切な人へ のこしたいものは、 何ですか?
映画「愛を積む人」を観た。
6月は結婚式のシーズンに合わせてか、レンタルコーナーに「夫婦愛」をテーマにしたコーナーがあり、佐藤浩市が好きなので借りてみたのがきっかけ。このDVD紹介には「こんな夫婦だったら素敵!」みたいなコメントがあった。
「えぇ~!?いきなり、そんな展開?」と、まぁ映画(ドラマ)だから仕方ないが、意外な展開にドキドキハラハラ。泣けました。
私たちの人生も平凡で展開が無ければ、傍から見ていて面白くないんだろうなぁ・・・だから、現実に、いろんな問題や障害が降りかかってくるのかもしれない。それを必死になって対処して乗り越えたり、乗り越えられなかったり・・・。
人生に正解は無いから、とにかくやってみるしかない。結果、それが失敗だったとしても、次に生かせばいい。逃げることが一番、あの世に行ってから後悔するのかもしれない。
結婚しててもして無くても、ひとつひとつ愛を積んで生きましょう!
映画「駆け込み女と駆け出し男」 [映画]
第39回日本アカデミー賞受賞作品(優秀主演男優賞・優秀助演女優賞)映画「駆け込み女と駆け出し男」を観た。
実在した幕府公認の縁切寺(鎌倉:東慶寺)を舞台にした井上ひさし原作「東慶寺花たより」でラストサムライ出演の原田眞人監督(ラストサムライで使われたお寺が出てくる)作品。
私が観ようと思ったきっかけは・・・大泉洋出演作品に「ハズレ無し!」と理不尽な現代社会(未だにある男尊女卑家庭:田舎には未だに現存、てか、うちの実家がまさにその典型的例)に物申す!為に(といってもブログだけの仮想世界であるが)江戸時代に政府公認の妻からの縁切り可能な寺があったことを知り、他者を知り、我を知る意味で借りてみたのだ!
まさに「大泉洋出演作品にハズレ無し」である!アカデミー賞受賞がそれを裏づけている!
(私の少ない鑑賞歴でも・・・「龍馬伝」「スープカレー」「グッモーエビアン」「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」「探偵はBARにいる」「UDON」「アフタースクール」だけだが、全て満足作品です!)
男と女に関する問題は今も昔も同じなんだなぁ・・・
映画「海街 diary」 [映画]
日本アカデミー賞受賞作品、「そして、父になる」是枝裕和監督作品「海街diary」を観た。
今日から上映される映画「海よりもまだ深く」http://gaga.ne.jp/umiyorimo/鑑賞チケットを母の日プレゼントにしたから、是枝作品が氣になっていた。
「やっぱり、日本人(日本映画)っていいなぁ・・・」というのが感想である。
外国人から見たら、日本人・中国人・韓国人・台湾人・モンゴル人…外見上区別がつかないかもしれない。外国映画で日本人役で韓国人や中国人が出ていて違和感を感じるが、作り手の外国人は気にならないのだろう。最近の相撲を観ていて違和感を覚えるのと似ているのかもしれない。しかし、外見上は同じでも、遺伝子上は大きく異なるらしい。
死んだ父が残した腹違いの妹と同居することになった四姉妹。
島国の中でひとつの大きな家族として生きてきた日本人。片や大陸で侵略や防御で生きてきた大陸人。親が誰であろうが、お互いを守りながら生きてきたのかもしれない。
湘南という海沿いでゆったりと時間が流れていく。映画鑑賞って贅沢なひとときですね~。「海よりもまだ深く」が益々楽しみになりました。
全ての映画を観ることは不可能だろうが、ひとつでも多く良質な映画を観て死にたい。これがあの世に行く前の私の願望である。神さまから「お前は事実は小説よりも奇なりを体験しとるやないか!」と言われそうだが・・・。
映画「起終点駅 ターミナル」 [映画]
佐藤浩市・本田翼主演映画「起終点駅 ターミナル」を観た。
http://www.terminal-movie.com/
外国映画を観た後だっただけに、「あぁ日本映画って、やっぱりいいなぁ・・・」 としみじみ感じた。
それと劇中に出てくる、独り暮らし主人公の手料理に救われる傷付いた女性と傷付いた自分。「手料理ってやっぱりいいなぁ・・・」と。自分で作った料理というのは、自分で自分を癒してくれるのかもしれない。
物語は・・・東京に幼い息子と妻を残して北海道単身赴任中の裁判官が、法廷で偶然会った罪を背負った昔の彼女。それをきっかけに逢瀬が始まる。これが原因で離婚。その後は国選弁護人として北海道釧路に留まって数十年。昔の彼女と似た罪の若い女の子を担当することになる・・・。片や自分は、東京に残した大人になった一人息子と向き合うことが出来るのか?
いくら丼が無性に食べたくなります!
人生、生きてさえいれば、やり直しが出来る!自分の覚悟ひとつで、いつでもそこが起点になる!
映画「パパが遺した物語」 [映画]
映画「パパが遺した物語」を観た。
映画「幸せのちから」の監督の最新作というフレーズに興味をひかれた。「幸せのちから」は、父親と息子の物語だったが、今度は父親と娘の物語といったところだろうか…。
自分が自転車に初めてコロ(補助)無しで乗れた時のことは覚えていなくても、自分の子供がコロ(補助)無しで一人で乗れた時の感動は覚えているのではないだろうか?そんな昔の息子や娘のことを思い出させてくれたいい映画だった。
じゃぁ・・・と小さい娘さんや大きくなった娘さんと一緒に観るのは要注意です。傷ついた娘が大きくなり、誰も愛せなくなり、誰とでも寝るシーンがいくつか出てくるからです。
タイトルを観た時に「これは娘にも観てもらいたいなぁ・・・」と思ったが、やめることにします。だってそんな女の子になって欲しくないから・・・。
物語としては・・・その女の子にも素敵な出会いが待っていますからご安心ください。
人は必ず死ななくてはならない。先日も近所の農家のおじさんが亡くなったが、人の田んぼを頼まれて、耕運機で耕している最中に田んぼで倒れたらしい。年子の女子中学生二人を遺して・・・。やっぱり、いい人は早く死ぬのかもしれない。この法則が正しいならば・・・私は長生きである。私は人の田んぼまで善意でしかもあの重労働な耕運機で耕そうとは決して思わないからである。世の中にはいい人が必ずいる。逆の意味で、人の振りみて我が振り直さないといけない。
人生には限りがある。その中で「いい映画」をたくさん観て死にたいと思った。そんな素敵ないい映画でした・・・。
映画「心が叫びたがってるんだ。」公開記念特番 [映画]
- アーティスト: コトリンゴ,仁藤菜月(雨宮天),相沢基紀(大山鎬則),成瀬順(水瀬いのり),坂上拓実(内山昴輝),清浦夏実,ミト,横山克,岡田麿里,岩木寿則(古川慎)
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2015/09/16
- メディア: CD
映画「心が叫びたがってるんだ。」 [映画]
アニメ映画「心が叫びたがってるんだ。」を観た。
アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」のスタッフが贈る・・・というキャッチコピーにひかれ、軽い気持ちで観始めただけなのだが、のっけからヘビーな内容で衝撃を受けた。今のところ、私の中で「今年一番」かもしれない・・・。というのも連続で3回も観た。そして1日経過して、もう1回また観た。てか、これを書いている最中にもう1回観た。2日で計5回、人生で最高回数更新中。しかし、これは私だけの問題なのかもしれない。ネタばれになるので詳しいことは書けないが・・・離婚した私、明るさを封印した私の息子と娘・・・まさにこの映画の真実が身に染み入るからかもしれない。
言いたいけど、心の奥底に封印してしまった、言葉・・・。
言葉は人を傷付ける。しかし、言葉は人を勇気付けることもある。
そして・・・映画にも登場する「音楽」の素晴らしさ!「Over the rainbow」
https://www.youtube.com/watch?v=lwEcAN2SZs0
まさに、先日の単なる私の氣づき・・・まさにこの映画は「新・岩戸開き」である。
支離滅裂な解説となってしまったが・・・高校生やその他の学生生活で、何かを本気で取り組んだ経験のある人は是非観て欲しい映画である!もう1回観ようかな?(笑)。
※2015年、興行収入で10億円を超えた日本アニメとしては「ジブリ」「細田守」級であることが、良質な作品を物語っているだろう。
映画「実写版 INITIAL D(頭文字D)」 [映画]
2005年公開の映画「実写版 INITIAL D(頭文字D)」を観た。
https://www.youtube.com/watch?v=m9ugpvPQsYc
予告編にもある通り、実現不可能とされた漫画をCG無しのスタントで香港のスタッフが新潟県で製作。
ただし、原作の登場人物の設定をかなり変えているのが不満だが、峠の公道バトルを映像として観れるのは価値あり。といっても真似をする訳でも無いし、そんな技量も持ち合わせて無いが・・・。日本人ならコピーする氣も起こらないものを、コピーする中国人の凄さといったところだろうか?
まぁ日本でも当時、漫画はマンガの世界と思わず、本当に対向車も来る可能性がある公道でドリフトしようとする輩も居たということに私自身驚いたのだが・・・。
不満だったのは、主人公のオヤジ:文太は原作では寡黙で威厳のある存在だったのが・・・飲んだくれの女ったらしで息子の前でエロ本を見るスケベオヤジに変更になっているところ。息子の前でエロ本なんか見る日本人オヤジなんか居るか?2005年といえば小泉政権時代、靖国参拝問題などで中国では反日感情真っ只中と考えると、国策としてツマラナイ日本人像を描くとして製作されたとみてもおかしくない。他にも親父の店の金に手を付ける馬鹿息子(原作には無い設定)や援助交際する女子高生(これは原作では微妙なニュアンスで描かれていたが、映画ではクローズアップして描いている)。これを観たら「日本人って、やっぱりアホやなぁ・・・」と信じるかもしれない(笑)。
漫画はマンガ、映画は栄華、TVはテレVisoin・・・あくまでも作られた世界です。
まぁその中で踊らされて楽しみましょう!
※事故には氣をつけましょう!イニシャルDを真似て向こうから突っ込んでくることだって有り得ますから!
頭文字[イニシャル]D THE MOVIE スタンダード・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ
- 発売日: 2011/10/17
- メディア: DVD
映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」 [映画]
カー・アクション映画「ワイルド・スピードSKY MISSION」を観た。
邦題は「ワイルド・スピード」だが原題は「THE FAST AND THE FURIOUS」
FASTは速いというのは分かるが、FURIOUSは猛烈な・荒れ狂う・すさまじいという意味。観てこの意味がやっとわかった。
18歳になる息子がこの映画シリーズが好きというのは知っていたが、私自身観たことは無かった。
子供に阿(おもね)る:機嫌をとってその人の気に入るようにする、つもりは無いのだが、子供の思考とか興味・関心事を知るためにとりあえず大ヒットしたという最新作(7作目)を観ることにした。制作費約220億円(1ドル115円換算)に対し、1,330億円の興行収入という6倍の投資効果にも興味があった。オープニング記録や配給元のユニバーサルとしても上映8日目で北米興行収入2億ドル最速突破(映画のスピードと同様)記録という実績を持つ。
感想を一言でいうと・・・「ミッション・インポッシブルと似た感動」であった。
私も男なので車は好きなので(というか嫌いじゃない程度)すっかりハマッてしまい、シリーズ3作目「TOKYO ドリフト」1作目、2作目「X2」と観始めた。
残念ながら・・・本作でのクランク・アップを前に、プライベートな皮肉にも交通事故で、シリーズ当初からの準主役ポール・ウォーカーが亡くなったのだとか。そういった意味でも過去作が益々観たくなった。
死亡原因は友人の車の助手席に乗っていて、制限速度75キロのところ160キロ出しており、コンクリート製の街灯に激突し爆発、炎上。その場で死亡確認。
子供がFR(フロントエンジン・リア駆動)車が好きというのは、ドリフトとかに興味を持っているのかもしれない。しかし、この映画シリーズでもクラッシュ・シーン多数あり、ポールの事故死などを教訓に言い聞かせてやることが出来る!と改めて映画を観て良かった。しかも、子供が免許を取る前、車を買う前で良かった。
子供の思考や興味・関心事から、親として子供が悪い方向に行かないように軌道修正してやるのも親の役割かもしれない。子供にとっては未知なる世界でも、親からすると過去に通った道であることもある。
やはり、生きてこそ!だから・・・。
生きていれば、人生なんとかなる!
映画「ハッピーエンドが書けるまで」 [映画]
映画「ハッピーエンドが書けるまで」を観た。http://happy-movie.com/
フィル・コリンズの娘:リリー・コリンズが可愛いので追いかけるとこの映画に行き着いた。
その母親役がジェニファー・コネリーで濃い眉毛といい細身な美人といい、似ているのでキャスティングはバッチリである。
娘が高校生の時、母が不倫により、家を出て行き離婚、娘は母を許せず、愛を信じない大学生になってしまった。
父は母が帰ってくると信じて、元嫁をストーカー中。
弟はおくてな高校生だが、父より「いろんな経験をしろ!」と助言を受け、好きな子に近づく。
今、日本で問題になっている麻薬などの描写もあるので、子供たちと観るには要注意だが、タイトル通り「ハッピーエンド」に向かっていくのは観る前からもわかるので、安心してみていられる。
ある人との出会いにより愛を信じられるようになる、勇気を持って前に前進すること、親子や家族の絆など得るものがあった。他人にはいえないことも、家族や心許せる人には話せる。そんな関係ってやっぱりいいもんだなぁ・・・と。
自分に向き合い、前に向かって進んで生きましょう!
映画「新劇場版 頭文字D Legend1,2」 [映画]
アニメ映画「頭文字D~Legend1 覚醒」「頭文字D~Legend2 闘走」を観た。
※頭文字Dはイニシャル・ディーと読むらしい。オヤジ世代はDをデーと言ってしまいそうだ。
18歳になる高3の息子が小さい頃からこのコミックが好きで、一緒にゲームセンターでバトルをしたものだ。
現実にはドリフト走行などしたことが無いが、ゲームではそれが楽しめるので、免許を持っている父親が無免許の息子に負けるものか?と、本気になってやっていたのも今は懐かしい思い出だ。そのゲームセンターも時代の波には勝てず、つぶれて無くなってしまった。
その息子も免許が取れる年齢になり、現実に車を買う段階まで来ている。
どんな車が欲しいのか?聞くと・・・FR車だという(FRはフロントエンジン、後輪駆動の略)。FF車(フロントエンジン、前輪駆動)がほとんどの世の中で、何故FR車なのだろうか?「速そうだから・・・」という理由がこの映画を観てやっと分かった。
映画の主人公:高校3年生の男の子がお父さんの豆腐屋の配達で使う車:トレノ(型式番号AE86:ハチロクという愛称)がFR車なのだ。
息子は学校帰りにスーパーでアルバイトしながら、好きな車を買う為にお金を貯めている。
私は走り屋を観たこともないが、車を走らせることが好き!という「熱く」なれるものがあるだけでいいと思う。それがあれば、生きる原動力になるからだ。
私もヘビメタのお陰で熱くなれるからだ。好きな曲を聴くだけで生きる勇気・元気が出る。「よし!がんばろう!」・・・と。
熱くなれるものを持ち続けましょう!
映画は3部作目の「Legend3 夢現」が公開中。残念ながらこちら田舎は4月まで待たなければならない。アニメとはいえ、親子の絆・友人との絆、物を大切にする想いetcいろんなものを教えてくれる。映画はジャンルを問わずいいものだ!
新劇場版 頭文字 イニシャル D Legend 1 覚醒 [レンタル落ち]
- 出版社/メーカー:
- 発売日: 2015/01/07
- メディア: DVD
新劇場版 頭文字[イニシャル]D Legend2 -闘走- *初回限定生産盤 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ
- メディア: Blu-ray
きみがぼくを見つけた日 [映画]
2009年公開のラブ・ファンタジー映画「きみがぼくを見つけた日」(原題:The Time Traveler's Wife)を観た。
まさに原題の通り、自分の意志とは関係無く、過去にタイムトラベルしてしまう男性と運命の出会いをする女性の物語。
私は何故かタイムトラベルの話が大好きで、自分もタイムトラベルしてこの世に来ているだけなのでは?と考える程(笑)。でも考えてみると、人類全員が前にしか進めない時間軸という時間旅行しているのは間違いない。まさに全員がタイムトラベラーなのである。
このブログで過去に暴露したことがあるが、最近観始めた方もおられるので・・・私は平成5年に不思議な体験をした。
当時、社会人2年目で宇部市にある宇部興産ビル9Fの事務所から、事務作業で目の疲れからか窓の外を眺めていた。一瞬(1秒未満)記憶喪失になった。「え?俺誰なん?」という感じで・・・また一瞬で我に返る。
その時、「俺は○○○○という名前で、○○歳、○○という会社に勤めている・・・」という振り返りの作業があるのだが、これが結構辛い。何故かというと、「まだ○○年しか生きていないのか?」「これから先の人生を考えるとまだまだ長いなぁ・・・」と。
その第1回目の時、隣の先輩女性に「今、一瞬記憶喪失になりました。」「どこかに行って帰ってきた感じです。」と言うと・・・「大丈夫?疲れたんじゃない?休憩してきたら?」と言われてコーヒーブレイクした。普通、そうなるよね?映画でも医師に相談するんだけど、「からかっているのか?冗談はよしてくれ!帰ってくれ!」と追い返されそうになる。まぁ当たり前の反応であろう。
私はその時に「あぁ、これは普通の人に言ってはいけないことなんだ!」と封印した。
その後、普通では無い人に出会って(笑)相談したことがある。
そしたら、前世療法なるものを紹介されて受けた。その時に言われたことは・・・「魂が肉体を離れ、エネルギー源のようなところで補充をしています。その間、肉体に他者が入り込まないようにガードしなさい!」・・・と。
ガードしなさい!と言われても、この映画のようにいつ起こるか分からない。
世が終わると言われていた2012年前後を境に「一瞬の記憶喪失」から戻って来た際の振り返り作業が苦痛ではなくなった。というのも「人生を楽しまなくては!先が短いのだから・・・」と感じるようになった。
40代という人生後半に突入したのも関係あるだろう。いや、本当に短いのかも・・・。
一瞬の事故で亡くなる場合もあるが、人生には限りがあるのは間違いない。この映画が教えてくれる。
前回観た映画「アバウト・タイム~愛おしい時間について」に出ていたレイチェル・マクアダムスの笑顔が素敵で追っかけたらこの映画にたどり着いた。改めて、口角を上げていこう!と感じた素敵な女優さんです!しばらくこの女優さん映画追っかけてみようかな?
今をしっかり楽しみましょう!
映画「アバウト・タイム~愛おしい時間について」 [映画]
2014年「an.an」エンタメ・アワード心に残る映画部門第1位という映画「アバウト・タイム~愛おしい時間について」を観た。
「ハリー・ポッター」にも出演のティム役と「きみに読む物語」にも出演のメアリー役の心温まる恋愛・家族の物語。
about timeまさに時間についての一考察でもある。
タイムトラベル出来る能力を駆使し、当初は自分の恋愛成就に使うが、その後・・・お世話になった人や妹、父のために使っていく。自分さえ良ければという我良しから他者の為へ自分の能力を使っていく。そして時間の楽しみ方を悟るのである。
疲れていてもテンパッテいても「他者を楽しませる!」「今を楽しむ!」そして「今日を最後の一日と思って過ごす!」
何だかもう一度勉強の為に観たくなる素敵な映画でした。
映画とは関係ないが、あの世は時間が固定の退屈な世界らしい。そして自ら神さま(大いなる創造主)にお願いして時間が流れていくこの世に困難承知で生まれ出てきているらしい。ということは時間の流れはこの世だけの大切なものである。死んでしまったら、もう経験出来ないこの「愛おしい時間」
生きている間に、この大切な時間を楽しんでいきましょう!
先日のDEPAPEPEの曲「いい日だったね♪」に続き、ここでも「今日はいい日だった?」「うん、いい日だった!」というフレーズが出てきて微笑ましかった。このブログタイトル「今日もいい日だなぁ」を付けたのにも意味があるんだね!きっと・・・。
映画「スターウォーズ/ジェダイの帰還」 [映画]
1983年公開映画「スターウォーズ/ジェダイの帰還」(エピソード6)を改めて観た。
1983年というと私が中学1年生。映画館で観たのを思い出す。当時、TVでエピソード4と5を観て、この6を観たのだろう。当時、「ジェダイの復讐」だった。何故、帰還なのか30年の時を越えてやっとわかった。
最近、エピソード7を映画館で観て、エピソード1→2→3→4→5→6と観終えて、やっと話が分かった(笑)。
地球上(地下・海中含め)には約50種類の宇宙人が存在しているらしいが、まさに映像として教えてくれている。
改めてジョージ・ルーカスは宇宙人からメッセージを受け取ってストーリーを書いたとしか私的には考えられない。
そして、このエピソード6の最後に、既に全員亡くなったジェダイマスターのヨーダ・師匠のオビワン・父のアナキンが息子と娘を見守るシーンが印象的だった。
私たちには見えないが、ご先祖さまが今も見守ってくれていることを教えてくれているからだ。
私が1歳の頃亡くなった祖母、6歳の頃亡くなった祖父が今も見守ってくれているかの如く・・・。
「○ちゃん!がんばれ!」・・・と。
いやぁいい映画だった。
今年、12月にはスピンアウトエピソード(3と4の間の物語)が公開されるらしいので見ようと思う。
映画って知らないことを目の当たりに教えてくれるので本当に勉強になります!
(アニメのクローンウォーズシリーズも観たいのだが、いつ行っても貸出中。スターウォーズ人気再燃しているんだね!私みたいに宇宙のことやご先祖様のことに気付かせてくれるので、社会現象としてはいいことである。)
「フォース(内なる力)を信じよう!」
スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還 リミテッド・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
映画「あと1センチの恋」 [映画]
イギリス恋愛映画「あと1センチの恋」原題は「Love,Rosie」を観た。
私の中で「ロージィー」といえば、やっぱりリッチー・サンボラ(元ボン・ジョヴィとなるのだろうか?脱退というか解雇か?有能だが、アル中なら仕方ないかぁ・・・) のソロアルバムの名曲「Rosie」
https://www.youtube.com/watch?v=toXJUM_OQ0A
本題から反れました。
「P.S.アイ・ラブ・ユー」の原作者が書いた「愛は虹の向こうに」 を映画化。アン・ハサウェイの映画「ワン・デイ」にも似た、主人公もアンに似ている、幼馴染の男女のすれ違いの十数年の物語。お互いに好きだが、好きと言えずに親友を装う。別々の人と結婚するも夫婦という価値観の相違は埋まらず、心の隙間を埋めてくれるのはやはり、親友というより、相思相愛の男女・・・。
「なんやねん!?」という「あと1センチ」のすれ違いの連続にドキドキハラハラ。
人生は小説より奇なり!というが、小説は人生よりありふれた話ならば、私たちの個々の人生の方がやっぱり面白いのだろう。
それぞれの人生の奇を楽しみましょう!
映画「スター・ウォーズ/シスの復讐」 [映画]
映画「スター・ウォーズ/シスの復讐」 アナキン(ダースベイダー)三部作を観た。
いろいろと考えさせられる三部作目だった。
というのも、フォース(潜在的な力)の悪の側面を利用する勢力が登場するからである。それは現代社会にも通ずる。
俺オレ詐欺に引っ掛かる方が悪いような言い方をする人も居るが、人の良心や良い面を逆手に取って商売(詐欺)をする方が悪いのである。性善説を信ずるならば、詐欺をする人の心にも良心というものが存在するのであろうが、悪に支配されて目にフタをされているかの如くであろう。
人に認められたい、大切な人を救おうとして、その面を利用してダークサイドに引き込む…。
エピソード4・5・6は観たことがあったので(といっても約30年前)、やっと1・2・3で完結した。DVDで4・5・6をもう一度観て、もう一度劇場公開中のエピソード7を3Dで観るのが理想系かもしれない。
都会では4Dという上映もあるらしい。イスが揺れたり、匂いが飛び出して感じたりと、まさにUSJ並みの臨場感らしい。長生きはするもんですねぇ・・・(笑)
映画「LUCY」 [映画]
2014年公開の映画「LUCY」を観た。
フランス映画「レオン」他様々な良質映画を創り出すリュック・ベッソン監督と美女スカーレット・ヨハンソンが組んだSFとでも言うのだろうか?人類の謎に迫る映画だった。
https://www.youtube.com/watch?v=sx_bLvKF6o4
人類の脳は10%しか機能していない。
何故、90%は眠ったままなのだろうか?
これは私の仮説だが、いずれ到来するミロクの世(お釈迦様の死後3000年後に現れる万人幸福の世の中)のために温存しているのではないか?・・・と。
では、その前に残りの90%を使ったらどうなるのか?
そこに興味があったのでこの映画を観ることにしたのだが、ビジョンとして教えてくれた。さすが、リュック・ベッソン!
宇宙人は別として(笑)、現存する生物の中で脳を人間以上に機能させている動物がいる。イルカだそうだ。イルカは20%使っているらしい。潜水艦よりも性能の高いソナー(センサー)を使っている。テレパシーも出来るというのは聞いたことがある。
映画とは関係ないが、その高性能ソナーを有するイルカが何故、海岸に大量に打ち上げられる事件が多発するのか?というと、潜水艦が出す有害なソナーにやられて、方向感覚を失うらしい。
人類初の覚醒者LUCY(ルーシー)がマフィアに捕まり、リベンジしていくのだが、人がドタバタ死んでいくので、血生臭いのが嫌な人は観るべきでは無いが、非常に有意義な映画であった。
人間(生物)は二手に分かれるらしい。長生きしようとするか?種(情報)を残そうとするか?
私は後者でありたい!
映画「スターウォーズ/フォースの覚醒」 [映画]
映画「スターウォーズ/フォースの覚醒」を観た。
スターウォーズは全部で9部作、その7作目。私は1977年公開「新たなる希望」1980年公開「帝国の逆襲」1983年公開「ジェダイの帰還」は観ていたが、その後の三部作を観ていなかったので、今回の公開も興味が薄れていた。
しかし、単なる私の勘違い(無知)で、私が観たのはエピソード4・5・6。観ていないのはエピソード1・2・3と時代が遡った話であり、今回は私が観た続きから始まることを兄から聞かされて、俄然観る氣になった。やはり無知というのは恐ろしい。改めて自分が無知であることを知らされた(無知の知)。
http://starwars.disney.co.jp/home.html
ウィキペディア→
そして面白い記事を読んだ→「スターウォーズのセリフは人生の指針」
映画は疑似体験の場でもあるので、映像と共に心に刻まれ、分かりやすい参考書なのかもしれない。
早速エピソード1から勉強を始めることにします!楽しみながら学べるので映画はこれほどいい教材は無いかもしれない。
映画を活用して、人生をもっと楽しみましょう!
皆様の内なるフォースが覚醒しますように!
映画「007 スペクター」 [映画]
イギリススパイ映画「007 スペクター」を観た。
http://www.007.com/spectre/?lang=ja
今作が24作目だが、6代目ジェームズ・ボンド:ダニエル・クレイグ登場の過去3作を観た上で鑑賞した方がより楽しめるとのネット感想を参考にし、「カジノ・ロワイヤル」「慰めの報酬」「スカイフォール」を観た。確かにストーリーが繋がっているので、過去作を観て良かった。改めて、ネット情報の大事さを感じた。
ダニエル・クレイグは私たち世代のいわゆる「オヤジ」だが、カッコイイ!おやじ世代の我々も自信を持って生きたくなる。
前作「スカイフォール」でも描かれてあったが、スパイ(国家諜報機関)の世界の世代交代が必要なのか否かが問われる中で、古き良きものを大事にする生き方(髪型やスタイル、データでは無く直感を信じるなど)も大切だ。
見た目や体力は衰えていくが、知識や能力や経験値は日々上げていかなければならない。そうでないと生きる意味が無い。現状維持は退歩。
爽快なスクラップ&ビルド映画でした!
ボンドガールを演じた女性がインタビューで語っている。
「内面を見つめ死の気配に包まれていて、危険でセクシー。キスされるか、さもなくば殺されるか、っていう気分だったわ(笑)」・・・と。
日々、向上心を持って生きましょう!
エルトゥールル号遭難事件 [映画]
15年前ぐらいに「エルトゥールル号遭難事件」ということを学んだ。
まさに、国や民族を問わない日本人の「真心」の素晴らしさである。
映画「海難1890」を観た。http://www.kainan1890.jp/
【事件の経過】
<訪日>
木造フリゲート・エルトゥールル(1864年建造、全長76m)は、1887年に行われた小松宮夫妻のイスタンブル訪問に応えることを目的に、オスマン帝国海軍の航海訓練を兼ねて大日本帝国(日本)へ派遣されることとなった。
1889年7月14日、イスタンブルを出港。数々の困難に遭いながらも航海の途上に立ち寄ったイスラム諸国で歓迎を受けつつ、11か月をかけて翌1890年6月7日に、ようやく日本に到着した。横浜港に入港したエルトゥールルの司令官オスマン・パシャを特使とする一行は6月13日に皇帝親書を明治天皇に奉呈し、オスマン帝国最初の親善訪日使節団として歓迎を受けた。
<帰途に遭難>
紀伊大島トルコ記念館の直下の海岸。画面奥中央の岩礁にエルトゥールル号が乗り上げ座礁した。
エルトゥールルは出港以来、蓄積し続けた艦の消耗や乗員の消耗、資金不足に伴う物資不足が限界に達していた。また、多くの乗員がコレラに見舞われたため、9月15日になってようやく横浜出港の目処をつけた。そのような状況から、遠洋航海に耐えないエルトゥールルの消耗ぶりをみた日本側が台風の時期をやり過ごすように勧告するも、オスマン帝国側は、その制止を振り切って帰路についた。このように無理を押してエルトゥールルが派遣された裏には、インド・東南アジアのムスリム(イスラム教徒)にイスラム教の盟主・オスマン帝国の国力を誇示したい皇帝・アブデュルハミト2世の意志が働いており、出港を強行したのも、日本に留まりつづけることでオスマン帝国海軍の弱体化を流布されることを危惧したためと言われている。遭難事件はその帰途に起こった。
9月16日21時ごろに、折からの台風による強風にあおられ紀伊大島の樫野崎に連なる岩礁に激突、座礁したエルトゥールルは、機関部に浸水して水蒸気爆発を起こし22時半ごろに沈没した。これにより、司令官オスマン・パシャをはじめとする600名以上が海へ投げ出された。
<救難活動>
樫野埼灯台下に流れ着いた生存者の内、約10名が数十メートルの断崖を這い登って灯台にたどりついた。灯台守は応急手当を行なったが、お互いの言葉が通じず、国際信号旗を使用して、遭難したのがオスマン帝国海軍軍艦である事を知った。通報を受けた大島村(現在の串本町)樫野の住民たちは、総出で救助と生存者の介抱に当たった。この時、台風により出漁できず、食料の蓄えもわずかだったにもかかわらず、住民は浴衣などの衣類、卵やサツマイモ、それに非常用のニワトリすら供出するなど、生存者たちの救護に努めた。この結果、樫野の寺、学校、灯台に収容された69名が救出され、生還することが出来た。その一方で残る587名は、死亡または行方不明となり、大惨事となった。遭難の翌朝、事件は樫野の区長から大島村長の沖周(おき しゅう)に伝えられた。付近を航行中だった船に、大島港へ寄港してもらい、生存者2名が連絡のため神戸港に向かった。神戸港に停泊中だったドイツ砲艦「ウォルフ」が大島に急行し、生存者は神戸に搬送、病院に収容された。沖村長は県を通じて大日本帝国政府に通報した。知らせを聞いた明治天皇は、政府に対し、可能な限りの援助を行うよう指示した。各新聞は衝撃的なニュースとして伝え、義捐金・弔慰金も寄せられた。
<送還>
日本海軍のコルベット艦、「比叡」と「金剛」が、遭難事故の20日後の10月5日に、東京の品川湾から出航、神戸で生存乗員を分乗させ、翌年の1891年1月2日にオスマン帝国の首都・イスタンブルに送り届けた。なお2隻には、秋山真之ら海兵17期生が少尉候補生として乗り組んだ。
この史実にはその後、時空を超えたトルコからのお返しがあるのである。映画ではこれをセットで描いている。
涙、涙の連続であった。トルコではこのエルトゥールル号遭難の事件を教科書で学ぶらしい。だから100年を超えたお返しが出来るのである。
日本人が反日教育をしてどうするんや!と最近の教育に疑問を持つが、今やインターネットを通して、賢い子供たちは真実の歴史を自分で学ぶことが出来るから賢い人や賢い子供たちに対しては何も心配はしていない。
私が心配するのは、TVや新聞の言うことを鵜呑みにする人たちである。今こそ、覚醒しなければいけない。まさにフォースを信じろ!である。何か別の映画の宣伝になってしまったが、日本人の覚醒のきっかけになる映画かもしれない。
人にやさしく生きましょう!
映画「神様はバリにいる」 [映画]
映画「神様はバリにいる」を観た。
800万円の負債を抱えた女性がバリで自殺しようとしていたところ、「こんな所で死んでもらったら、地価が下がる」と言われ、助けられ、大富豪に弟子入りすることになる。
「悲壮感が縁を逃がす!」
「失敗した時こそ、笑え!」
バリの人々は町の至るところに神さまが居ると信じて敬っている、感謝の達人なんだとか…。だから、助けてくれる神様もたくさん居る!
日本人が忘れてしまった大切なことかもしれない。先日お亡くなりになった水木しげる氏も「お金は飢え死にしない程度にあったらええ!」とおっしゃっておられたとか。凡人には目に見えないが、大いなる存在を妖怪というカタチで目に見えるカタチにしていただいた。
「今の日本は、生きてる先祖も敬えへん奴が、死んでるご先祖どうやって敬うねん!?」
バリの人は金銭的には貧しいけど、とにかく明るいんや!
失敗を人のせいには絶対せぇへん!
劇中で尾野真千子演じる勉強が出来て会社を興したけど、失敗した元女社長が弟子入りしてメモをたくさんするが、私も二回目を観てそうしよう!と思った程、幸せになる秘訣がたくさんある映画だった。
貧しい家庭の子供を預かる幼稚園を建設するのが夢と言ってリゾート計画を変更しようとするのだが、頓挫する。その後どうなるのかは観てのお楽しみ!
笑いあり、涙ありの実話を基にした幸せになる秘訣満載の映画です!
忘れてしまった日本人を取り戻しましょう!
日本の復活はそこからかもしれない!
映画「海難1890」 [映画]
映画「ジヌよさらば~かむろば村へ~」 [映画]
映画「ジヌよさらば~かむろば村へ~」を観た。
ジヌとは東北弁で「銭」つまり「お金」のこと。お金恐怖症の松田龍平演じるタケが東京から引っ越して、東北のある村でお金を使わない生活を始めるのだが、キャラの濃い村の面々との珍騒動物語。
先月夏フェスで観た「グループ魂」の面々が出演ということで観たが、田舎での自給自足をテーマに描くのかと思いきや、笑いあり、涙ありのコメディ映画で、西田敏行演じる神さまがなかなか深い言葉を発するので、少しだけ生きる勇気ももらえた。「やらねぇで何する!?なんかやんねぇといられんねぇのが人間だべぇ!」とかetc
監督の松尾スズキ氏を知らなかった為、wikiで調べると大人計画という劇団を主宰されており、劇団概要の通りの映画内容だった。以下wikiより抜粋。
1988年、松尾スズキ作『絶妙な関係』公演で旗揚。ブラックジョークや下ネタ、一般的に言われる「差別用語」などを駆使して人間の残虐性を身も蓋もなくさらけ出し、心理の奥底にある本音と建前、それによって生まれる社会の歪みを、冷静な観点から問い掛ける風刺的な作品を上演している。その作品群は、世間的にタブーと見なされるもの(精神・知的・身体障害、差別、性癖、特異体質など)を題材にしながらも、コミカルな作風に仕上がっている。観客の好みの分かれるところではあるが、人間や社会への悪意に満ちていながらも単なるパロディに終わらせず、一貫して本質を冷静に描き出そうとする姿勢に溢れている。異色かつ意欲的な作品と個性的な俳優達の確かな演技で支持を集め1990年代、小劇場演劇を代表する劇団となった。
失敗したっていいじゃないか!自分の思う道を進んで思いっきり、この世の中を愉しみましょう!
そう思える、不思議な世界観のある映画でした。それにしてもあの松田優作の子供:松田龍平もスゴイ役者ですね。瑛太と競演した「まほろ駅前 多田便利軒」も面白かったが、TV版の番外編や映画続編「まほろ駅前狂騒曲」も観たくなりました。こうして役者つながりで追っ掛ける映画サーフィンもまた映画の面白いところでもある。
映画「想いのこし」 [映画]
映画「想いのこし」を観た。
人は死んだらどうなるのか?生きている限り永遠のテーマである。死んでみて初めて分かることである。
女と金、今さえ良ければという刹那主義のイケメン岡田将生演じる本多ガジロウが自分が原因の交通事故で死んだ四人の幽霊の望みを叶える物語。
想い残すことがあれば成仏出来ないのだろうか?
例えば、私で言うと・・・子供(高3の息子・高1の娘)の社会人になった姿を見てみたい。結婚する相手を見てみたい。孫の顔を見てみたい。孫の成長を見てみたい。孫の社会人になった姿を見てみたい・・・と永遠に続くのである。どこかで「はい!ここまで!」と人生はいつか終了しなければならない。なんだか、そんなことを教えられた。
全人類がいつか必ず来るその時、まで。成仏出来るように、精一杯生きましょう!
映画「悼む人」 [映画]
映画「悼む人」を観た。
「悼む」は辞書では:人の死を嘆き、悲しむ、とあるが、この映画では少し違う。偲(しの)ぶに近いかもしれない。
週刊誌や新聞の事件や事故などの赤の他人の死亡記事を元に全国を旅し、その亡くなった人の事を忘れない、慰霊といえる。
慰霊の旅を続ける静人(しずと)役に、大河ドラマ「花燃ゆ」で高杉晋作ハマリ役だった高良健吾。
夫を殺した妻役に私と同い年のアンチエイジング代表格:石田ゆり子。
石田ゆり子の夫役に柴門ふみのドラマ「同窓生」で好感の持てた井浦新。
静人の母役に倉本聰のドラマ「優しい時間」でも母役で存在感たっぷりだった大竹しのぶ。
死亡事件の記事を書く雑誌編集者に椎名桔平、今回この人(静人と真逆な現代的な人間)が存在感を増している。
今年観た映画の中では一番と言える心洗われる良作だった。
世の中、理不尽な事も多いが、された事(被害)よりも、どう強く自分が、その人(故人)が生きたかを覚えておこう。
映画「おとこ(漢字では女編に男)の一生」 [映画]
榮倉奈々・トヨエツ主演映画「おとこ(女男)の一生」を観た。
http://otokonoissyou-movie.jp/
52歳独身の大学教授 恋をしないと決めた女
「ずっとひとりだと思っていたのに-」
きっとあなたの側にある。寄り添い生きる、優しい愛の物語。
キャッチコピーの通りの作品。「きいろいゾウ」の監督作品で「きいろいゾウ」が好きな人はオススメです!
「若い女性で枯れセンが好きな人も居ますからねぇ・・・」と言われて「枯れてへんから!」と反論するトヨエツが可笑しかった。
確かに私も45歳のおじさんだが、枯れているとは全く思っていない(笑)。
てか、ここまで書いて、枯れる=精子が枯渇のことなのか?と少し恥ずかしくなる。
「枯れ専」で検索すると・・・枯れた男性専門のことで、50代以上の枯れた男性を好む女性や趣向のこととある。おじさんに対する萌えジャンルの一つ。類語に「ロマンスグレー」があるなど。
枯れた男性の特徴・魅力に・・・
- どこか哀愁を漂わせている
- 金や女を深追いしない
- 若い女子だからといって馬鹿にしない
- さりげなく物知りだがそれをひけらかしたりしない
- 人生経験が豊富なので尊敬できる
- 一人称が「おじさん」なところがかわいい
こうして見ると・・・なかなかいいじゃないですか!?
私たちが生きている理由のひとつに「経験値を上げる」ことにあると思う。ただ闇雲に年齢を重ねているだけでは無く、年齢を重ねた分だけ多くの経験をし、学び、次の世代(子供や自分より若い人に)伝え、生かし、世の中や社会をより良くしていく。
季節と共に木々や草花も自然と枯れていく。人間もそのひとつである。今の時代のよき肥やしとなるようにしっかりと役割を果たしましょう!
昨日見た映画「くちびるに歌を」の中学生の生徒に学ぶ!とは真逆で、枯れた50代おじさんに学ぶ、いい映画だった。
いい映画やいい音楽は生きる勇気を与えてくれます!
逃げたら!あかん!もっと人生を愉しみましょう!
映画「くちびるに歌を」 [映画]
映画「くちびるに歌を」を観た。http://kuchibiru.jp/
泣くことでストレスを取り除くと言う(涙活)らしいが、二度泣けた。ということは、二つのストレスから開放されたのかもしれない。
アンジェラ・アキの「手紙 拝啓 十五の君へ」がテーマになっている。
https://www.youtube.com/watch?v=vqiFAU_1KQg
大人はとかく、この映画のガッキー(新垣結衣)のように上から目線になりがちだが、子供から教わることの方が多い。俺たちは何年人間やっているんだろうか!?と反省することしきりである。「逃げずに自分と闘おう!」そう、登場人物の子供たちにガッキー共々教わったいい映画だった。(学校関係者には特にオススメです)
十五歳には戻れないが、あの頃の純粋さは忘れずに居たいと思う。
生まれて今、ここに居る意味を考え、逃げずに自分と闘いましょう!