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映画「手紙」 [映画]

2006年公開の東野圭吾原作の映画「手紙」を観た。


手紙 スタンダード版 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 日活
  • メディア: DVD

山田孝之・玉山鉄二・沢尻エリカ・吹石一恵らが出演。両親がおらず、弟思いの兄(玉山)が秀才の弟(山田)の為に大学費用を捻出しようと一人暮らしの家に盗みに入り、誤って殺してしまい、刑務所行きになる。弟は社会から弾かれ、隠れてひっそりと暮らす。しかし、社会は犯罪者の弟であることを追いかけては暴露して、逃げるように暮らす弟。唯一のつながりは刑務所の兄との「手紙」。しかし、自分を苦しめるのは兄の存在のせいであると手紙も書かなくなる。

一流企業の重役の娘(吹石)と恋愛関係になるも、父に素性を調べられ破局。親がいなく苦労して育った前の会社の同僚(エリカ様)に救われる。結局は似たもの同士、似た苦しみを味わったもの同士しか理解出来ない世の中なのかもしれない。私は離婚経験者だが、離婚した人にしか分からない苦しみがある。子供同士でもそうかもしれない。円満な家庭で育った子供と親が離婚した子供はどこか分かり合えないのかもしれない。

以前、近所の人に聞いたことがある。「子供を持たない人は子供を持つ喜びを知らない。けど、それで泣くこともない。その人はその人で子供がいない人生を楽しんでいるから。」

同級生との飲み会や職場でも、結婚したことの無い人とは話がうまく噛み合わない。 

そんな中で、人間が男女問わず惹かれ合うのは、やはりご縁なのだろう。人間関係が上手くいくのもいかないのも人知を超えたものなのかもしれない。

今のご時勢、メールやラインで何でも済むのかもしれないが、アナログな「手紙」の良さを改めて感じさせてくれました。子供に手紙を書いてみようかな?いろいろと考えさせられる良い映画でした・・・。 

(エリカ様は世間ではいろいろと言われますが、いい女優だと思いました。) 


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映画「天空の蜂」 [映画]

2015年公開の映画「天空の蜂」を観た。 

天空の蜂 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 松竹
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一昔前、日本は50人も工作員がいれば、壊滅できるという話を聞いたことがある。

というのも約50基の原発に工作員を送り込み、爆発させるだけ・・・。

今回の映画は、敵は内部(日本人)に居た話だが、父親として息子を助ける覚悟というか、父性の素晴らしさを感じて泣いてしまった。(最近、泣ける映画ばかり観ている氣がする。泣くことは心理学上大事なんだそうだ。)国家を守る自衛隊の素晴らしさや警察の素晴らしさも垣間見ることができる。

今、近隣情勢は危うい、岩国基地(山口県)にミサイルが飛んできて、不精密で少し南西にずれても私は死ぬし、南東にずれると愛媛県伊方原発があるし、北東にずれると島根原発もある。先日の記事の交通事故の話ではないが、私(たち)はいつ死んでもおかしくないし、人は必ず病気や老衰で死ぬのである。その死ぬ瞬間まで、子供を守り、何か人さまの役に立つ良いことをし、天寿を全うしたい。そう感じた反面教師的な(最後まで分からない善人の仮面をかぶった悪役が多数存在する)いい映画でした。


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映画「バースデーカード」 [映画]

2016年公開の宮崎あおい主演映画「バースデーカード」を観た。 

バースデーカード [DVD]

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  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • メディア: DVD


http://www.birthdaycard-movie.jp/

10歳の娘を残して不治の病の為に亡くなる運命にある母が、10歳の誕生日に大人になるまで毎年手紙(バースデーカード)を書くことを約束する。残して旅立つ方も残された方も葛藤しながら生きていく。

DVDの裏書のストーリーを読んで、分かっていながらも泣いてしまった。ただ単に毎年毎年カードが届く内容なのだが、意外な展開もあり、飽きさせない素敵な映画でした。

私には娘がいるから、娘がいる親や自分が娘だった・・・という人にはオススメです。

いつか人は死ぬ訳ですから、心の準備には丁度よいかもしれません。

よく学校でタイムカプセルというのがありますが(私は経験無し)、サイトの最後に本当に届く「タイムカプセル郵便」というのがあります。私が死ぬ瞬間に娘や息子に書いてみようかな?


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映画「真夏の方程式」 [映画]

福山雅治主演映画「真夏の方程式」を観た。

テレビシリーズの「ガリレオ」は一度も観たことはないが、映画「容疑者Xの献身」は観たことはある。

物理学者の湯川准教授が事件にニアミスで巻き込まれてはいないが、科学的知識で警察側と協力して推理していくサスペンス。

私は、人が死ぬのが前提のサスペンスものを極力避けてきた人生だったが、どうせ人は一度は死ぬんだし、死ぬために生きているのだから目をそらさずに観ようと思って方向転換。しかも理系にあこがれた人生だったので、このサスペンスは渡りに舟のような内容だった。全てを知って、生きる道を選ぶ。そんな湯川博士のセリフが身に染みた。こんな先生と出会っていれば、赤点三昧だった私の物理嫌いも違っていたのかもしれない。(人のせいにするな!)

柴崎コウとのテレビシリーズもまだ観ていないので楽しみだ。いやぁ実に面白い!

※娘の中学校の同級生が甲子園にレギュラーで出場するらしく、知り合いが甲子園に出るなんて滅多にないチャンスなので応援に連れて行ってきますので、ブログはしばらくお休みします。閲覧頂きありがとうございます(^_^) 

真夏の方程式 DVDスタンダード・エディション

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
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映画「笑う警官」 [映画]

2009年角川春樹脚本・監督作品「笑う警官」を観た。

原作は「うたう警官」で2005年「このミステリーがすごい!」で10位、実際にあった北海道警による裏金事件をヒントに書かれている。「うたう」は警察の隠語で「自白する」を意味するがわかりにくいとのことで「笑う」に変更されたとのこと。

今、東京都でも百条委員会というのが行われているが、北海道警の裏金を調査すべく、道議会が百条委員会を設置。証人は嘘をついてはいけないらしいが、誰が証人に呼ばれているのかは明らかにされていない。しかし、証人予定の警官が殺人事件の容疑者に仕立てられ、道警察トップより射殺命令が下る。

射殺命令を受けている逃げている警官より仲の良かった警官に「俺は殺していない。助けてくれ!」とSOSが入る。

助けようとする警官(大森南朋)が指揮する裏チーム対道警との闘いが始まる。

裏切りあり、正義とは何なのか?裏金事件は実際にあったことから、観ている私も人間とか警察不振に陥る場面もあった。

今年に入り、初めてサスペンスの世界にハマってきたが、だましだまされ、人間不信に陥りそうである。

wikiによると監督の角川春樹は東映側に「動員が150万人を超えなかったら映画を辞める」と約束したらしいが、実際の動員は10万人に満たなかったのだとか。それ以降本当に撮っていないから本当に辞めたのだろうか?今後、新たに角川春樹監督作品が現れたら、益々人間不信に陥るかもしれない。

笑う警官 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
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映画「オー!ファーザー」 [映画]

吉本興業製作・2014年公開・伊坂幸太郎原作・岡田将生主演映画「オー!ファーザー」を観た。

http://oh-father.com/

wiki→

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC!%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC

よしもとだからお笑いとして観てもいいし、伊坂幸太郎だから複雑なサスペンスとして観ても面白いし、父親としての自信を失った時に、信頼回復のヒントとして観ても役に立つ。最後は不覚にもホロリと泣けました…。

母親が四股をかけており、出産当日に鉢合わせた四人の男性。大学教授に体育教師にホストにギャンブラー。どうせ別れるぐらいならということで、四人の父親として一人息子を同居して育てる。

息子に勉強を教える大学教授、ケンカの勝ち方を教える体育教師、女の子との接し方を教えるホスト、大人の世界を教えるギャンブラー。そこである事件に巻き込まれる。一人息子を必死で助ける四人の父親。

さすが、伊坂ワールド。映画「アヒルと鴨とコインロッカー」では衝撃を受けた。その伊坂氏さえも「観終えて、幸福な気持ちになれました。」と残している。私も息子が生まれた日に病院に駆けつけて、保育器に入る息子を1時間もただ眺めていたのを思い出した。

伊坂ワールドは奇想天外過ぎて、相当頭を使うから観るのに勇気がいるから遠ざかっていたが、今年に入りサスペンス慣れした私も伊坂映画化作品にまた触れてみたくなった。

テーマ別、俳優別、監督別、原作者別・・・etc 映画もネットサーフィンのように、自分の中で追っ掛けるテーマがその都度コロコロ変わるから面白いし、飽きない。飽きない=商いの原点かもしれないなぁ・・・。

私たち父親もいつかは死ぬ訳ですから、息子のために思い出の一つぐらい何か残ればいいですね。

オー!ファーザー [DVD]

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  • 出版社/メーカー: よしもとアール・アンド・シー
  • メディア: DVD



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映画「日々ロック」 [映画]

2014年公開・野村周平主演の青春映画「日々ロック」を観た。

wikiを観ると漫画の原作と若干異なるようである。まぁそれが映画化の良さなのかもしれない。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E3%80%85%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF

 主人公のバンドはロックというよりもパンクである。あまりパンクは聴いたことがないが、不覚にも泣いてしまった。

「ロックは世界を変えられる!」と癌に侵され死に行くファンの女の子に雨の中、屋上ライブを敢行する。

映画は主人公が日々沼という苗字でもあるのだが、「日々是好日」という言葉もある通り、「日々ロックな生き方」をすべし!的な内容だと思う。

でもロックな生き方って何?

石(ROCK)のように固い意志を持って突き進め!と解釈しておこう。

この作品で主演の野村周平は二つの賞を受賞している→第10回おおさかシネマフェスティバル 新人男優賞(『クジラのいた夏』と合わせて)、第7回TAMA映画賞 最優秀新進男優賞。確かにインパクトのある役だった。音楽をテーマにした映画もなかなか面白いなぁ。。。 

日々ロック [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 松竹
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映画「罪の余白」 [映画]

2015年公開・内野聖陽主演映画「罪の余白」を観た。

先日観た「さまよう刃」に似たテーマで、父親が死んだ娘の仇討(かたきう)ちをする。

「事件か事故か。死んだ娘の親友は悪魔でした。」というキャッチコピーの通りで、現代社会のイジメの恐ろしさを目の当たりにした感覚でした。

大学で心理学を教える内野は、娘と二人暮らし。母親は娘の出産と同時に亡くなっている。仲良しの親子だったが、ある日突然病院から連絡を受け、娘が学校のベランダから落ちたとのことで亡くなる。警察は事故と事件(自殺)の両面で調べるが事故と断定。学校もイジメは無かったとする。

心理学を教えながらも、自分の娘のことは何も分かっていなかったと自暴自棄になり酒に入り浸る。

パスワードの掛かったパソコンに日記が綴られており、同級生に心理的に追い詰められていたことを知る。

学校や警察も敵に回すこととなり、独自に調査を開始し同級生に接触していく。

酒を断ち、自分の死も覚悟しながら、自殺に追い込んだ同級生を「刑務所にぶち込んでやる!」と心理戦をふっかける。

同級生はダブルバインドという心理戦で娘を追い詰めていたのだ。wikiよりダブルバインドについて→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89

どちらを選択しても逃げ道が無いようにして二つの質問で相手を支配していく手法。「自殺」or「誰かを殺す」

内野も逆ダブルバインドで犯人を追い詰める。「真相を言う」or「俺を消す」

私も17歳の娘を持つが、学校では似たような世界があるのかもしれない。友達を維持するために自分の何かを犠牲にして付き合う。映画では誰とも付き合わない、いつも一人の女子生徒が現れるが、今のご時勢、協調性よりもこのような一人でも強く生きていけるように育てることが必要なのかもしれない。その子だけが同級生の悪魔と毅然と対峙して真相を証言しようとする。誰ともつるんでいないから怖いものがない。強いのだ。人は弱いから誰かとつるもうとするのかもしれない。特に多感な女子高生なら尚更である。

タイトルは「罪の余白」だが、観て丸一日経過するが、余韻がずっと残っている。

主人公のように、警察や学校や社会を敵に回しても、嘘が無いなら一人強く生きていきたい。

罪の余白 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
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映画「さまよう刃」 [映画]

2009年公開映画「さまよう刃(やいば)」を観た。この作品で主演の寺尾聰は第19回日本映画批評家大賞主演男優賞を受賞している。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%95%E3%81%BE%E3%82%88%E3%81%86%E5%88%83

二人の未成年の男たちにレイプの後、殺された娘の父親が復讐(二人を殺しに行く)する物語。

私も17歳の娘を持つので気持ちは十分わかる。

レイプ犯罪って身近に無い出来事と思っていませんか?

私が以前勤務していたお店の従業員さんの友達が被害に遭ったのだとか。被害現場は人口3万人の小さな街。そんな街にもレイプ犯は捕まらずにのうのうと生きているのだ。

それが人口10万人、100万人、1000万人の都市となればなる程、確率は高くなる。

夜遅くのコンビニで「それ、風呂上りのパジャマでは?」と思う格好で一人買い物をする女の子も見かけるが、もっと親が世の中の危険性を教え込まないといけない。世の中、良い人間ばかりではない。確率的に悪い人間も存在するのだ。

映画では、未成年が起こした殺人は、現在の法律では10年で世の中に出てくるから、私がこの男を殺す!と警察に予告する。警察はレイプ犯を守るために動く。何ともおかしな世の中だ。

東野圭吾という人のサスペンスは最後の最後にどんでん返しがあるみたいだ。

一昔前のように「誰も見ていなくても、お天道様はちゃんと見ているんだよ!」と子供たちに教えないといけない時代かもしれない。

さまよう刃 [DVD]

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映画「インフェルノ」 [映画]

トム・ハンクス主演の映画「インフェルノ」を観た。

http://bd-dvd.sonypictures.jp/inferno-movie/#!/

インフェルノ (初回生産限定) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」も衝撃的だったが、今回は人口削減をテーマにした謎解き。

人口爆発を問題視する大富豪がカルト的カリスマとなり、自ら開発した殺人ウィルスをばら撒こうとする。それを阻止しようとする謎解き名人の教授。誰が敵で誰が見方なのか、最後の最後まで分からない仕掛け。

人類は本当に地球にとっての癌なのだろうか?

人類が増え続けたせいで、絶滅した動物や種もあるのも事実だろう。

人類が増え続けてきたのは、地球外生物のエサになるためなのかもしれない・・・というSF映画もある。

日本の人口は1億2千万人。日本はこれから人口増加ではなく、減少に転じる。約7千万人になるという。江戸時代が確かそれぐらいだったから、文明は無くとも、恐らく幸せだったに違いない江戸時代のように、日々生きているだけで喜びを感じながら生活することになれるのだろうか?江戸時代の職人は・・・まずは他者のために物を作り働き、家族や自分の飯の種として稼ぎ、後は自分の楽しみ(酒なのか、趣味なのか人それぞれ)をゆっくり愉しむ。そんな時代だった様子。

今はどうだろう・・・妻や子供に暴力をふるう男もいれば、子供にも食べさせないで自分だけの楽しみを追っかける女もいるという。子供同士でいじめ合い、それに先生や親も大人も見てみぬふり。本当にスマホ文明社会が幸せなのだろうか?

世界規模は人口増加。昔の日本のように江戸時代→明治時代→大正時代→昭和時代→平成時代と経過したように成長発展人口増加していく国もあれば、日本にいれば便利だが人口減少。何か矛盾しているようで矛盾していない。謎解きならぬ、頭の体操のようで面白い。 

何が幸せかは人それぞれ。それでいいのだ!(バカボンパパ)

※映画は日本のサスペンス映画ばりに謎解きの仕掛けが多く愉しめました! 


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映画「夏美のホタル」 [映画]

有村架純主演の映画「夏美のホタル」を観た。

「出会ってくれて、ありがとう。思い出をつなぐ物語-」

「人は寄り添いながら、生きていく」というキャッチコピーとYAMAHAのバイクSRと有村架純というキーワードに惹かれて観た。

物語は公式ホームページより→ 


写真家になる将来の夢と、恋人の慎吾(工藤阿須加)との関係に悩んでいた夏美(有村架純)は父の形見のバイクで思い出の森へ向かう。そこで小さな商店を営んでいる、通称 地蔵さん(光石 研)とヤスばあさん(吉行和子)親子に出会い、居候することに。

テンカラ釣りを教わり、きゃらぶきや川エビなど地元の食を味わい、近所の子供たちと遊びながら自然の中で自由にシャッターをきる夏美。

地蔵さんの友人、雲月(小林 薫)の不遜な態度を腹立たしく思いながらも、あとを追ってやってきた恋人・慎吾も加わり、“たけ屋”での穏やかな生活を楽しんでいた。

しかし、ある日、地蔵さんが別れた家族との間に埋められない溝を抱え、長い間苦しんでいることを知る。

親子、夫婦、家族、友達。誰かを大切に想うことが、夏美の心を少しずつ癒していく。
まるでホタルの淡い灯火のように。


泣けました。今、私たちが生きている(生かされている)真実が、この映画が教えてくれたような氣がします。その真実を知りたい人は是非おすすめです。SRのバイク音もいいし、最近私の娘が始めたカメラといい、自分に重ね合わせたからかもしれませんが。光石研がいいです!公式ホームページはこちら→  http://natsumi-hotaru.com/index.html

ホタルが出る季節にもう一度観たいと思います。昨年の夏にこんな素敵な映画があったことも知らず。常時公開映画も忘れずにチェックしたいものです。

夏美のホタル [DVD]

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  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • メディア: DVD



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映画「ボックス!」 [映画]

BOXという英語は「箱」という意味だけではなく、「なぐる」という意味もあることを初めて知った。

Boxing(ボクシング)、Boxer(ボクサー)・・・ボクシングではレフリーが試合再開などで選手両者に合図としての掛け声として「BOX!」と言う。「殴り合え!」ということなのだろう。

この映画は7年前に再会した小学校時代の同級生の巨匠が主演の市原隼人が凄い!と大絶賛していた。

(私が彼を巨匠と思うのも・・・彼は天才的な絵画センスで当時から画家を目指していた。今、歯磨きチューブを最後まで搾り取るプラスチックの器具があると思うが、彼が小学生3年生の時に夏休みの宿題で針金で考え、その年の県知事賞を受賞している。恐らくそれを当時特許でも出願していたら彼はものすごいリッチマンになっていたのだろうが、再会したた時は日雇いのような仕事をしていると言っていた。ゴッホも存命中は貧乏な生活をしており、彼の死後、絵が評価され高価な値段で取引されることになるのと何か似ている。私の絵は彼のお陰でいつも銀賞止まりだった。金賞の彼の絵を見ると・・・彼には叶わないやぁ・・・と悔しさは全くなく、銀賞でも最高に嬉しかった。やはり、天性の才能には叶わないのを小学3、4、5、6年で悟った。30年振りに再会して私の部屋で夜通し飲んだのだが、その時のフレーズが「BOX!の市原隼人は凄い!」だったのを最近思い出して、今やっと観るに至る。やはり私は凡人の証である。私も彼のような才能の持ち主なら、「そうか!?」と感じすぐにでも観ていたのだろう。でも7年後でも観てよかった!)

この作品は「永遠の0」や「海賊とよばれた男」の著者のあの百田尚樹氏原作であることも知らなかった。

天才的なファイターが、挫折を経験し、親友の補佐に回る経験をすることで、更に強くなる物語。頭脳派で努力家の親友(高良健吾)もちゃんと陽の目を見ることができる。ボクシング部監督の教師役の筧利夫が節々に重要な真理を突く発言をするのが興味深い。恐らく原作ではその辺のフレーズがビジネスマンや学校関係者に支持されているのだろう。

凡人なので遅ればせながらではあるが・・・市原隼人に興味関心を持った。しばらく追っかけてみることにする。

ボックス! (2枚組) [Blu-ray]

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映画「ぼくが命をいただいた3日間」 [映画]

吉本興業が映画でも日本のためにやってくれました!

漫才やコントや演劇などのお笑いだけでは無い、日本人にとって古来から大切にしてきた「いただきます」という食育に関する映画を製作していたのだ!

http://bokunoinochi.com/

ぼくが命をいただいた3日間 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: よしもとアール・アンド・シー
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物語は、都会に住む小学6年生の男の子が今まで一度も行った事の無い、父親の山村の実家に冬休みの3日間だけ、一人で行くお話。

初めて対面する孫におばあちゃんが「何が食べたい?」と聞いて「鶏のから揚げ」という孫。

では・・・ということで孫とおじいちゃんが飼っていた鶏を殺すところから始める・・・。

大人でも・・・現実に牛肉の と殺場の現場を観た人は牛肉が食べれなくなるという・・・。

私たちは他の生き物の命をありがたく、いただいて自分の血や肉と同化させているのだ。

「いただきます」の意味はシンプルにそこにある。

それを知らずに、黙って手も合わさずに食べ始める孫に、初めて会うにも関わらず祖父は恫喝する!

動物だけの残酷な話だけではない、野菜もさっきまで生きていたのだ。それを人間のご都合主義で命を捨てて人間の体内に飛び込むのだ!やはり、動物・野菜や山菜・魚・海草も含め自分の命を捨てて人間の為にお役に立とうとしているのかもしれない。

それなのに人間は何をやっているのか?

本当にヒエラルキーのトップに居るのだろうか?

傲慢で、争いを繰り返し・・・恐竜が滅びたように我が物顔の人間は絶滅するかもしれない。代わって我が物顔で無い謙虚で感謝を忘れない違う人間が今後この地球を闊歩するのかもしれない。

何だかその分岐点に立っているような氣がするのは私だけだろうか?

いろんな人に観てもらいたい映画なのだが・・・出された茶色い食事が嫌になる主人公だが、出されたご飯がピッカぴかの「白米」だったのが減点対象である。せめてそこまで「茶色い食材」こだわるのなら茶色い「玄米」で統一して欲しかった!もしかしてお米=白米という製作スタッフの思い込みなのかな?そこまで「玄米」が茶色いことが忘れ去られたのか?ここ100年ぐらいの白米の歴史なのに・・・少し残念だった。(もしかして玄米を売り込まずに、白米を売り込むための戦略なら有り得る!まぁ良しとしよう。パン食を勧める映画ではないのだから。まずは一歩ずつ歩を進めることである!)


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映画「太陽」 [映画]

映画「太陽」を観た。

【Amazon.co.jp限定】太陽 Blu-ray (非売品プレス付き)

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  • 出版社/メーカー: アミューズ
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http://eiga-taiyo.jp/

21世紀初頭、謎のウィルスにより日本人の人口は激減し、太陽の下で生きられる貧しい旧人類(映像では明治時代の雰囲気)と太陽を浴びると死んでしまう裕福な新人類(映像では都会の高層マンションに住むイメージ)の二極化している。

しかし、旧人類からも抽選に受かれば、手術を受けて新人類への移行も可能。

親として、娘を新人類への抽選願いを提出すべきか悩む場面もある。どちらが幸せなのか、親として判断してやらないといけない。

・お金はあるけど、理不尽で性格の悪い人

・お金もあって、思いやりもあって優しい人

・お金は無いけど、思いやりもあって優しい人

・お金も無いし、理不尽で性格の悪い人

ここではこの4パターンの全ての分類が描かれる。理想はお金もあって思いやりもあって優しい人だが、生まれ持って二極化しているなら、お金は無いけど、思いやりもあって優しい人になることも出来る。その中でも、お金が無いのに理不尽で性格が悪い人も出現するのだ。不思議だ・・・といっても映画の世界だから・・・だろうか?現実にも有り得る世界ではないだろうか?人はその与えられた現実の中で更に二極化は自分で選べれるのだ。自業自得の法則とでも言おうか。なかなか考えさせられる内容だった。

ある科学者がおっしゃっておられた・・・結婚をする際、男性を見るべきポイントは「優しさ」と「思いやり」であるとか。

そもそも女性には母性本能で「優しさ」や「思いやり」は兼ね備えているが、男性には攻撃的な要素があり、「優しさ」と「思いやり」というものを攻撃性と併せ持つのは難しいのかもしれない。

よく10代の女性が、攻撃的な男性を優しさと勘違いして付き合っているのを見かけるが、結局のところ後悔することになるのだろう。

娘が結婚する時もこの「優しさ」と「思いやり」を相手の男性が持ち合わせているか見極めたいところだ・・・。

てか、離婚した私には「判断」する場も与えられない。結婚したことを知らされない身近な事例だってある。事後承認しかないのだ。ということは毎月の面会日の時にそっと男性を見極めるポイントだけは「気づかれない」ように教えておこう。

お父さんのような「優しさ」と「思いやり」をそれとなく、すり込み(サブリミナル)のように教えておくのだ!(笑)


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映画「星ガ丘ワンダーランド」 [映画]

友人や子供たちとで行った北九州市にあるスペースワールドが今年で閉園になるのだとか。

楽しい思い出がつまった場所がなくなる。まぁ物理的に無くなっても、私たちの思い出の中には永遠に残り続ける。

映画「星ガ丘ワンダーランド」を観た。http://hoshigaoka-movie.com/

こちらの遊園地には、主人公をはじめ家族にとって辛い思い出がつまった場所である。

「星ガ丘ワンダーランド」スタンダード・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD


母親が二人の幼い兄弟を残して家を出る。母親には新しい家族が出来、残された兄弟は父子家庭となり、大人になる。子供にとってはやはり、父親よりも母親からの愛情の方がいかに大事かが思い知らされる。

※子供は母親のお腹から出てくるので、子供にとって母親は分身であり、全てである。しかし、父親はDNA鑑定でもしない限り正確には分からないので、子供は何となく他の男性よりは心を許せるぐらいの警戒感で、母親に対してと父親に対してとでは全く異なるらしい。

20年経って現れる、義理の姉と弟。大人になっても複雑な心境が描かれる。

今は三組に一組が離婚する程、離婚が増えているのだとか。子供が居ないならまだしも、子供が居れば離婚出来ない法律を作った方がいいのでは?というお方もおられる。離婚経験者の私としてもそれは理解できる話だ。大人になっても深い心の傷は残る。この映画はそんなことを表現しているように感じた。

もしも、結婚して子供が居れば離婚出来ない法律が出来たとしたら・・・(子供が出来たら結婚しなくてはならない、そして離婚も出来ないとしたら・・・)女性は付き合って性的関係になるにあたって、よっぽど慎重に相手を選ぶのではないだろうか?あまりに慎重になりすぎて、今よりも結婚率が下がるだろうか?勢いで結婚とかもなくなるのかな?でも再婚相手からの幼児虐待などはなくなるのかな?子供が心の傷を持たずに健全に育つのかな?次の世代のために私たち古い世代は生きているのだから、新しい世代の人たちのために何が出来るのだろうか?を考える必要がある。

それにしても脇役の市原隼人の存在感がものすごい。友達になる瞬間ってこんなだよなぁ・・・利害など関係ないところで心を通じ合わせる。無償の愛というやつなのだろう。損得が絡み合う世の中で、利害関係なく付き合える友人というのはやっぱり大事だ。感情をむき出しにしても受け止めてくれる相手、なかなかそう居ないよなぁ・・・「市原隼人」に興味を持った。そういえば・・・彼主演の「ボックス」という映画はすごい!と以前、聞いたことがある。レンタルショップにいつ行っても貸出中なので、私の中でプレミアがついてるぐらいだ。観たら追ってご報告します。

いろいろと考えさせられる、私にとっては複雑な映画でした。

ボックス! スタンダード・エディション [DVD]

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映画「半落ち」 [映画]

横山秀夫原作の「半落ち」の映画を観た。

原作は2003年週刊文春推理小説ベストテン第1位、映画は2005年日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞している。

半落ち [DVD]

半落ち [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映
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「半落ち」とは警察用語で完全自供の「完落ち」に対して、一部自供したという意味。故に半分は謎のまま。ただし、映画を観ている側は全て分かるので、その半分が深い内容である。

有能な刑事だったが、白血病で息子を亡くし、その後、妻がアルツハイマー病で壊れていく。妻の介護の為、教官に異動。その妻に乞われて妻を殺害という嘱託殺人を犯す。しかし、自首したのは三日後。その空白の二日間に何があったのか?が焦点となる。

「大切な何か」を守ろうとして半分しか自供しない(半分嘘をつく)。

その謎を追求しようとする刑事、検察官、新聞記者、弁護士、裁判官それぞれにも「大切な何か」を抱えており、妥協していく。

セリフが少ない主人公だが、顔の表情や間で対峙する刑事や検察官や弁護士、裁判官と沈黙のバトルと駆け引き。

日本映画らしい作品で監督は山口県出身の佐々部清氏。この作品で主演の寺尾聰氏は日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞している。

人にはそれぞれ他人には言えない秘密というか、半分がある。大切な何かを守るためにはそれも必要なことである。

一点に様々な背景が幾重にも織り重なっていく「横山秀夫」の世界。私自身、サスペンスものは、人が死ぬからあまり好きでは無かったが、人間の色々な感情があらわになるので面白い!と感じた。今年はこれをきっかけに「サスペンス」もの鑑賞に挑戦してみようと思う。遅ればせながらであるが、新たな世界を見せてくれた原作者「横山秀夫」氏や製作陣に感動である。日本映画って本当に素晴らしい!

侘(わ)び寂(さ)びと間合いを大切にしたいものである。
 


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映画「64 ロクヨン 前編・後編」 [映画]

映画「64 ロクヨン」〔前編〕〔後編〕を観た。

http://64-movie.jp/

「クライマーズ・ハイ」「半落ち」「出口のない海」などの原作者:横山秀夫の映画化。最初はNHKで2年前にドラマ化され、ピエール瀧主演で好評を博し、映画化に繋がったものとみられる。映画は原作と違うエンディングとのことで、私は映画を観た後、原作に忠実なエンディングのドラマの方も観た。どちらも秀作で甲乙つけがたいエンディングだった。原作者も特典映像で語っていたが、「映像班の執念」にご本人も納得したとのこと。

原作は・・・〔このミステリーがすごい!(2013年) 第1位〕〔週刊文春ミステリーベスト10 第1位〕〔2013年本屋大賞 第2位〕テレビドラマは・・・平成27年度文化庁芸術祭賞(テレビ・ドラマ部門)大賞を受賞している。

wikiによる内容はこちら→
https://ja.wikipedia.org/wiki/64%EF%BC%88%E3%83%AD%E3%82%AF%E3%83%A8%E3%83%B3%EF%BC%89

昭和64年は昭和天皇崩御により7日間。その時に起きた少女誘拐殺人事件。天皇崩御の報道に押され、埋もれてしまった凶悪事件。未解決のまま時効まで後一年と迫った平成15年、64(ロクヨン)の事件を模倣した少女誘拐事件が発生。県警・報道・被害者関係者全てが昭和64年の事件に引き戻される。

横山秀夫の世界は・・・1点に複雑な人間模様が交錯していくのを得意としているらしく、動と静が織り成す映像シーンでも観る者の頭の中はグルグルとフル回転させなければ追い付いていけないほど、観るものを圧倒させる。私の感想では「日本映画の最高峰!」「日本アカデミー賞はこれで決まり!」「とにかく佐藤浩市がすごい!」といった感じ。

アナログな昭和の時代とデジタルな平成の時代を生き抜いた人たち全てに「冥途の土産」として観てもらいたい!

※やはり、日本映画はすごい!あまりにも凄すぎて、この直後に息抜きに「X-MEN アポカリプス」を観たが何も残らず、もう一度「ロクヨン」を観たほど・・・。

64-ロクヨン-前編 通常版DVD

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  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
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64-ロクヨン-後編 通常版DVD

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  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
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映画「ローグ・ワン」スターウォーズ ストーリー第1弾 [映画]

スターウォーズの流れをおさらいをしておこう。
 
  1. 1999年公開:ファントムメナス
  2. 2002年公開:クローンの攻撃
  3. 2005年公開:シスの復讐
  4. 1977年公開:新たな希望
  5. 1980年公開:帝国の逆襲
  6. 1983年公開:ジェダイの帰還
  7. 2015年公開:フォースの覚醒
  8. 2017年12月公開予定
  9. 2019年公開予定
エピソード1~3はその後ダースベイダーとなり闇に落ちる過程のジェダイ:アナキン・スカイウォーカーの物語
エピソード4~6はアナキンの双子の子供:兄妹ルーク・スカイウォーカーとレイア姫の物語
エピソード7は更に次の世代の物語
 
今回公開の「ローグ・ワン」は本流の流れの中で重要な別の話で、3と4の間ということになる。
 
映画「ローグ・ワン」スター・ウォーズストーリーを観た。http://starwars.disney.co.jp/movie/r1.html
 
スターウォーズにはクローンとクローンを操る帝国軍(暗黒軍)v.s.人間を率いるジェダイ(宇宙の平和を守るフォースの使い手)の反乱軍との戦いである。しかし、今回のアナザーストーリーにはなんとジェダイが登場しない。クローンを率いる人間と人間の戦いである。当たり前だが、故にとても人間くさい。なんとも言えないが、涙が溢れ出た。唯一無二の物語なので例えるのもおかしいが、映画「プライベート・ライアン」に近い感動といったところだろうか。
 
それにしても壮大な物語である。2018年5月には今回の「ローグ・ワン」とエピソード3との間のアナザー・ストーリー第2弾(若きハン・ソロ(ハリソン・フォード)の物語)と2020年には第3弾も公開予定だとか。
 
私が大好きなのは、フォースという「内在する力」が人間を含む全宇宙に存在しているということである。 
 
May the Force be with you!(フォースと共に) 
 

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー  オリジナル・サウンドトラック

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: WALT DISNEY RECORDS
  • 発売日: 2016/12/16
  • メディア: CD

 
 
 

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映画「TOO YOUNG TO DIE 若くして死ぬ」 [映画]

映画「TOO YOUNG TO DIE 若くして死ぬ」を観た。

http://tooyoungtodie.jp/

地獄へ行く仕組みや輪廻転生の仕組みなど現代人にもわかりやすく、面白おかしく描かれており、コメディではあるが、「自殺は絶対ダメ!」「罪を隠しても見られている」「生まれ変わり」など私は有り得ると思う話がこれでもか!?という程出て来て、教育上も楽しめる内容である。

私の大好きなヘビメタが根底にあり、音楽的にもカッコ良く結構楽しめる。

私が所属した最後のバンド名が当時好きだったドイツのメタルバンド:ウド・ダークシュナイダー率いるU.D.O.を真似て○.○.○.DEATH (苗字+です!というおちゃらけのつもり)だったが…「自殺」をテーマにした曲がもとで地獄に落ちたケースを見ると、私も恐らく「死」を礼賛した罪で地獄に行くのかもしれない。

不倫の罪(といっても、イエスをおとしめる為にマグダラのマリアも村人たちにだまされるのだが)でマグダラのマリアに石打ちの刑をイエスに迫る村人たちにイエスは・・・「罪の無いものから石で打て!」と宣告する!すると・・・老人達から石を捨ててその場を立ち去っていく。最後に残ったのはイエスのみ。年を重ねた老人たちほど罪をたくさん犯したということでもあり、その場に誰もいなくなったことから・・・罪を犯したことのない人間は居ないという話。私はこの逸話が大好きだ。そして最後にイエスはマグダラのマリアに「私も石でぶたない」・・・このイエスの「も」が何を意味するのか?イエスも過去に罪を犯したというのか?それとも人類の罪を一手に背負うイエスだからこそ、この村人たちがマグダラのマリアを裁こうとすることを我が罪としたのか?考えるだけでも深い内容だ。

それと似た深い内容がこの映画にあったと感じるのは私だけだろうか?



 


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映画「イン・ユア・アイズ 近くて遠い恋人たち」 [映画]

2014年アメリカ映画「イン・ユア・アイズ 近くて遠い恋人たち」という映画を観た。

予告編→https://www.youtube.com/watch?v=8cr0e7ilZSk 

脚本家があの独創的な世界「トイ・ストーリー」の脚本家で、SF恋愛ファンタジーという不思議な感じでオススメコーナーに置いてあった。

アメリカは広く、方や北東部のニューハンプシャー州(ニューヨークの更に北でカナダに近い)に住む女性と、方や南西部のメキシコに近いニューメキシコ州に住む男性との恋物語。なんと時差が2時間もある。

二人は小学生の頃、不思議な体験をする。女の子が雪山でのソリ遊びで止まらずに木に激突する大怪我をするのだが、男の子も授業中、急に目の前に雪山を滑走する場面が見え、女の子の激突と同時に教室内で倒れ、意識を失う体験をするのだ。

それから時は流れ、女の子は病院の院長夫人として何不自由ない優雅な生活をしていた。

男の子は賢いが、幼馴染の悪ガキに利用され、犯罪に加わり自分だけ捕まり、現在は仮釈放中で車の洗車場で働く日々。

そんな中、ある日突然、男性の目の前には院長夫人の視界が映し出され、院長夫人の目の前には男性の視界が映し出される。ニューメキシコは暑くても、ニューハンプシャーは雪が降っている。それぞの寒さ、暑さや匂いまでも感じることが出来るのだ。そして口に出してしゃべることで会話も出来る。鏡を通して観ればお互いの顔や姿が観れることも。お互いに美男美女。だんだんと惹かれあっていく。しかし、周囲にとってみれば「ひとり言」なので、奇妙な光景であり、洗車場主からも怖くて雇えないと解雇。院長からも浮気や統合失調症の疑いで精神病の独房のようなところへ入院させられることになる。

そこで、男性が警察に追われながらも助けに行くという純愛物語。

今年大ヒット中のアニメ「君の名は。」も時空を超えたラブストーリーであり、やはり設定が面白い。音楽が誰が演奏するとか誰が歌うとかよりも「メロディ」が全てであるのと同じで、映画やアニメ(漫画)はやはり「設定」が全てなんだろうなぁ・・・。

科学では分からない事多数らしいが、その内、「テレパシー」についても解明出来る日が来るかもしれない。

親子レベルなら「相手が何を考えているか」分かるかもしれない。しかし、夫婦レベルでは「全く分からなかった。」だから私は離婚した。でも映画やドラマやアニメの設定は赤の他人の男女が「テレパシー」で惹かれあうのが常だから、やはり無いものねだりなのかな?でもそんな事を言っていたら世の男女は惹かれ合わないから、やはり「惹かれる」何かがあるのだろう。こんな冷めた事を書く時点で私は引かれているのかもしれないなぁ。

映画は「こんな美人な女優さんがいるんだな!」と目の保養にもなり、ストーリーも単純に面白かったです。さすがにトイ・ストーリーの脚本家ですネ!人間の才能はきっと枯れないのだ! 

主演女優:ゾーイ・カザン→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%B6%E3%83%B3 


イン・ユア・アイズ 近くて遠い恋人たち [DVD]

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  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
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映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」 [映画]

トム・クルーズ主演映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」を観た。
 
 
前作「アウトロー」をDVDで観た時、続編公開時は絶対に映画館で観ようと決めていた。
 
そもそもの人物設定が面白い。wikiより

アウトロー7カ条
  1.  職には就かない(陸軍憲兵隊の捜査官だったが、除隊後は全米を放浪)。
  2.  住居は持たない(徒歩やヒッチハイク、バスで移動し、流れ着いた街の安宿を転々)。
  3.  身分や居所を明かす物は持たない(携帯電話・免許証、クレジットカードなどは持たない)。
  4.  人とは絶対につながらない(恋人・家族・友人など面倒な人間関係は必要なし。女も一夜限り)。
  5.  証拠は信じない(警察はまったく信用せず、証拠も信じない)。
  6.  法律は関係ない(自分に絶対的な自信を持ち、己が定めたルールこそが法)。
  7.  悪は決して許さない(悪を見過ごすことができず、正義のためには手段を選ばない)。 

 
原作では2メートル近い身長で100キロの巨漢ということだが、トム・クルーズ演じるジャック・リーチャーしか知らない私としては、最高のハマリ役でミッション・インポッシブルに次ぐ彼の代表シリーズに今後なると思う。
 
ネタバレになるので多くを語れないが、今回は一匹狼というよりはチームワークの良さが面白い。相変わらずアクションシーンではドキドキハラハラ、娘と離れて暮らす孤独な私としては少しホロリと泣けた。昔、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「コマンドー」という映画を観て角刈りにしたことがあったが、今回はジャック・リーチャーの髪型にしたい!と思っているぐらいだ。表現が変かもしれないが、それほど良かった(笑)。
 

コマンドー(ディレクターズ・カット) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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アウトロー [DVD]

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 他作の予告編で「スター・ウォーズ ローグ・ワン」が12月16日公開ということを知りました。こちらも期待!

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映画「星を追う子ども」 [映画]

2011年公開の新海誠監督作品「星を追う子ども」を観た。

私が新海作品に触れたのは純愛もの「秒速5センチメートル」→同じく純愛もの「言の葉の庭」→SF「雲のむこう、約束の場所」→純愛SF「君の名は。」→SF「星を追う子ども」という順番になる。

製作順はSF「雲のむこう、約束の場所」→純愛「秒速5センチメートル」→SF「星を追う子ども」→純愛「言の葉の庭」→純愛SF「君の名は。」ときている…ことからみて、新海監督のやりたいことはSFなのかもしれないが、興行的にSFではヒットしなかったので(いや、ヒットしたのかもしれない。)誰もが共感できる純愛もので仕切り直し!といったことなのだろうか?神木隆之介君も「星を追う子ども」30回観たとは言っていない。「秒速5センチメートル」を30回観たと言っている。私の中の順位は①「君の名は。」②「秒速5センチメートル」③「言の葉の庭」となり、やはり純愛ものを期待してしまう。

本作品は、スタジオジブリか?と思う程である。

「シャンバラ」とか「アガルタ」とか地球の内部に存在すると言われる別の世界と表の世界との物語。

これはスターウォーズ(①か②)でも似た話が描かれており、ある星の内部(内側)にもうひとつの別の世界があるという。私も何かで読んだことがある。「ムー」だったかもしれない(笑)。ある漁師の親子が北極海で漁をしていたら暴風雨に遭い遭難して、気がついたら温暖な気候の世界を舟で通過し(結果的にそれが地球内部だったのでは?という仮説)。というのも・・・親子はそのまま漂流して、気がついたら南半球の喜望峰沖(アフリカ)に出ていた…からである。

私はこんな話大好きだが、一般人にとっては・・・純愛「秒速5センチ」の次が本作品なら、ヒットしなかったのだろうなぁ・・・それで期待に応えて純愛「言の葉の庭」となったのか?で、次の結果が現在上映中の最新作「君の名は。」は純愛とSFの合体作で折衷案だったのかもしれない。 

アーティストは難しいだろうなぁ・・・一般大衆の期待に応えるべきか?自分のやりたい作品を作るべきか?

そのアーティストが本当に好きならどちらの作品が出てきても、ひっくるめて好きとなるのだろうが・・・。

私はドイツのヘビメタバンド「ハロウィン」のCDを30年近く買い続けているがもう最近は惰性である。「ここまで買い続けてきたのだからどんな作品でも受け入れる」的な。最近(といってもここ16年)は初期に戻ってきてくれたが、途中「お前らビートルズか?」という作品もあり、(いやビートルズをこよなく愛する友人も複数いるので批判している訳ではなく、ヘビメタバンドがビートルズになってどうすんの?という話です!ので・・・)でも私は彼らをこよなく愛しているので(ビートルズでは無く、ハロウィンを・・・)そんなビートルズサウンドも好きだった。

分からない訳ではない、自分たちが影響を受けたアーティストに対する、いわゆるオマージュ的な?作品という作品。

この「星を追う子ども」は宮崎駿氏へのオマージュだと語っている※wikiより「オマージュ」:オマージュ(仏: hommage)は、芸術や文学においては、尊敬する作家や作品に影響を受けて、似たような作品を創作する事。また作品のモチーフを過去作品に求めることも指す。しばしば「リスペクト」(尊敬、敬意)と同義に用いられる。

そんな訳(どんな訳?!)で、私は新海誠氏が純愛だろうが、SFだろうがその作品が大好きです。地球内部別世界説:シャンバラ(アガルタ)世界を私も信じているから(笑)。それと、一度好きになった人とかアーティストとか嫌いになれないです。それは自己全否定に繋がるから・・・ 

 


劇場アニメーション『星を追う子ども』 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
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Chameleon

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  • 出版社/メーカー: Castle
  • 発売日: 2008/01/01
  • メディア: CD

 


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映画「君の名は。」 [映画]

「秒速5センチメートル」の新海誠監督作品「君の名は。」を観た。

昨日、youtubeの映画宣伝で出演していた今回の主人公の声優役(で俳優の)神木隆之介君が「新海監督の大ファンで『秒速5センチメートル』は30回観ました!」と言っているのを聞いて、私は5回ぐらいだが、上には上が居るもんだ!と思い、どうしても映画館で観たくなった。

 http://www.kiminona.com/index.html

https://www.youtube.com/watch?v=n5PTXYUV3hA 

恋愛映画と予想していたが、後半予想外の展開で胸が締め付けられる感じで、祈りに近い感情で観ていた。

氣が付いたら涙が頬を伝っているというシーンが何度かあり、無理やり泣かせるのではなく、ストーリーで泣かせる。

音楽もメロディが命だが、映画も脚本というか物語が命である。評判の映像美は勿論だが、この新海誠の頭の中身は唯一無二である。43歳にして世界に誇れる日本の存在である。帰り道にまだ観たことの無かった「星を追う子ども」を借りた。SFよりも「秒速5センチメートル」や「言の葉の庭」といった恋愛もので彼のファンになったもので、対象から外れていた。観たらまた追ってご報告します! 最近、映像で楽しむよりもコミックで自分の脳で時間経過を氣にせず、ゆっくり楽しむという術も知ったので「君の名は。」コミックも読んでみたい。


君の名は。 Another Side:Earthbound (角川スニーカー文庫)

君の名は。 Another Side:Earthbound (角川スニーカー文庫)

  • 作者: 加納 新太
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2016/07/30
  • メディア: 文庫


秒速5センチメートル 通常版 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: コミックス・ウェーブ・フィルム
  • メディア: DVD


劇場アニメーション『言の葉の庭』 DVD

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  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD


劇場アニメーション『星を追う子ども』 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • メディア: DVD
※10日間の興行収入38億円だそうだ。今日もレイトショーなのにすごい人だった。このペースだと「千と千尋の神隠し」304億円までは行かないだろうがこのペースだと日本史上歴代5位のポニョと6位の風立ちぬの間ぐらいだろうか?と推測。といってもこれはアニメ興行ランキングでは無く、日本映画史上ランキングだからどれだけのハイペースか?というのをご理解いただきたい。納得の中身である。上映終わるまでにもう一回観に行きたい程だから・・・

 


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映画「捨てがたき人々」 [映画]

ジョージ秋山氏原作の映画化作品「捨てがたき人々」を観た。

 


捨てがたき人々 [DVD]

捨てがたき人々 [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

ジョージ秋山氏といえば、漫画「浮浪雲」を第1巻から20巻?ぐらいまで読んだことがあり、武士時代の物語だが、エロティックあり、必殺仕事人的天誅あり、達観した世界観があった。なんと今も連載中で今現在107巻まで続いているという・・・才能ある人って枯れることが無いんだろうなぁ・・・

その息子:秋山命がプロデュースした暗部にスポットをあてた作品「捨てがたき人々」はR18指定の作品である。

私は大森南朋出演作品にハズレ無し!と感じているのと(大河ドラマ「龍馬伝」の彼は凄かった、映画「キャッチボール屋」も大好きな作品)紹介文に「人は何故生きるのか?」という文言に惹かれた。

人間というか動物の三大欲求①食欲②性欲③睡眠欲の②にスポットを当てた作品といったらいいだろうか?

先日読んだ漫画「まだ、生きている…」が①食欲にスポットを当てたのと真逆な作品だが、衝撃的な内容だった。理解出来ずに3回観たが、今も自問自答している「私は何故、この世に生を受けたんでしょうか?」「私は何故、本名(○○○○)なんでしょうか?」 

今日は月に一度の二人の子供との面会日。性欲が無ければ二人の子供も生まれていない。食欲も大事、性欲も大事、睡眠欲については私なりの考えを今度書きます。人間として動物として避けて通れない内に秘めた大事なものである。

以下は〔映画(捨てがたき人々)作りの舞台裏〕 です→

http://www.moviecollection.jp/news/detail.html?p=6986

http://www.moviecollection.jp/news/detail.html?p=6987

http://www.moviecollection.jp/news/detail.html?p=6988 


捨てがたき人々 上 (幻冬舎文庫)

捨てがたき人々 上 (幻冬舎文庫)

  • 作者: ジョージ 秋山
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2013/02/07
  • メディア: 文庫


捨てがたき人々 下 (幻冬舎文庫)

捨てがたき人々 下 (幻冬舎文庫)

  • 作者: ジョージ 秋山
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2013/02/07
  • メディア: 文庫

 


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映画「岳-ガク-」 [映画]

小栗旬主演の映画「岳-ガク-」を観た。

原作は最近ハマッて、あちこちに配りまくっている漫画「BLUE GIANT」の原作者石塚真一氏の前作物語と知り、借りて観た。二回連続で観た程。あるレビューでは「岳」はスーパースターの物語、「BLUE GIANT」はスーパースターになるまでの物語。まさにその通りの内容である。山岳救助隊とそのボランティア話である。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%B3_%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%AE%E5%B1%B1


岳 -ガク- DVD通常版

岳 -ガク- DVD通常版

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD

 原作18巻も読もうかどうしようか迷っている程。恐らく、原作の方が面白いんだろうなぁ・・・。原作にハマリ過ぎるとその後の映画化も観たくなくなるほど(「僕だけがいない街」の私の例)。アニメ版「頭文字D」にハマリ、原作漫画48巻を読破。息子は漫画から入り、アニメには興味を示さないほど音の出ない原作の面白さを体感している。卵が先か鶏が先か・・・。いやぁそれだけ面白い世の中を私たちは生きています!(卵か鶏かどっちが先か関係無く楽しめる時代ということで)

 


岳(1) (ビッグコミックス)

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  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2005/04/26
  • メディア: Kindle版


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映画「向日葵の丘 1983年・夏」 [映画]

現代と30年前の過去が交錯する素敵な映画「向日葵の丘 1983年・夏」を観た。

 http://himawarinooka.net/

1983年・夏・・・私は中学2年生。キャッチコピーの通り「懐かしい80年代の青春が甦ります!」

メイキング映像30分も併せて観ることをおすすめします。 

高校時代の映画研究部、一生懸命大人を巻き込んで最後の文化祭の為にがんばって映画を製作するも報われず、その出来事から、30年間故郷とも親友とも疎遠になっていたシナリオライターの多香子(常盤貴子)。しかし、余命あと少しと知った親友と再会するために帰郷する。30年も経れば、いろいろなことが変わっているし、無(亡)くなっている。その現実を目の当たりにしながら、お蔵入りの8ミリ映画の上映会を行う。 

 映画なんて必要ない!という堅物の親父も出てくるが、本当にそうだろうか?

私は辛い時、映画やドラマや音楽に救われた。誰も救ってはくれない。自分の力で這い上がらないといけない。誰も自分の替わりにトイレには行ってくれないのだから。そんな時、ヒントになるのが映画やドラマや音楽ではないだろうか?もしも必要ないのなら、とっくに無くなっているはずだ。 

それにしても、80年代ってどうしてこんなに懐かしいんだろう?きっとマイケル・ジャクソンの「スリラー」とか観たくなりますので事前に貼り付けておきますネ。

 https://www.youtube.com/watch?v=4V90AmXnguw

10代としての青春はもう二度と戻って来ないが、今が青春と思えば、いつでも後悔の無い人生を楽しむことが出来る。

過去のわだかまりを変えるのも今にかかっています。未来は白紙、上書き更新が可能なのが人生。

常に人生をやり直して生きましょう! 

向日葵の丘 1983年・夏 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: オデッサ・エンタテインメント
  • メディア: DVD

 


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映画「アホハライド」 [映画]

ホンダWING、もとい、本田翼を最近追っかけていて、彼女主演の映画「アオハライド」を観た。

http://www.aoha-movie.com/ 

アオハル(青春)とRIDE(乗る)という言葉を掛け合わせた造語で「青春に一生懸命乗っていく」という意味が込められているらしい。原作は「全国書店員が選んだおすすめコミック2012」の第3位らしい。

無邪気で明るい子供だった私の息子。小4で(小1~小4までの年少チーム)キャプテンを務めていた。責任感があり、クラス担任の先生からも「将来クラスや学年を引っ張っていく存在」とまで言われていた。

しかし、その年に離婚を決意。少し早い思春期が始まっており、離婚経験者の話を聞くと・・・「思春期中の離婚は子供の転落人生になる。荒れ(グレ)るか引きこもりの二つのパターンが多い」とのこと。息子の将来を思い、離婚を決意した。

離婚後、再婚して苗字も変わり、息子の卒業アルバムを学校の許可を得て、拝見したが、苗字のところにシールが貼られていて、息子も辛かっただろうなぁ・・・会員制のアミューズメント施設に入る際、更新時に学生証の提示が求められ、新しい苗字で会員証を作ることを拒否して、それ以降そこにも行かなくなった。 

東出昌大演じる田中洸(こう)→馬渕洸が息子とダブって見えて泣けた。

離婚後、笑顔を見せず、同級生とも距離を置き、好きだった双葉(本田翼)とも本音で話さない。

洸は何も打ち込むことが無く、似た境遇の成海(高畑充希)が唯一の拠り所。しかし、仕方ないが屈折した青春時代を過ごしているところに双葉と4年ぶりに再会。歯車が元に戻り始める・・・。

私の息子はその後も野球を続け、高校最後の試合はたまたまTV中継があった試合。PL学園(清原と桑田がいた当時)と甲子園で決勝戦を戦った宇部商の名将:玉国(たまくに)元監督が解説で、息子の守備やバッティングにお褒めの言葉をいただいたのが親バカだが、自慢の息子である。野球が息子を救ってくれた。草葉の陰から練習を見たことがあるが、私には見せない笑顔だったのが救われた。

※「親バカ」という表現を使ってよく思い出すのは・・・「あなたがこの子の親バカにならないで誰が親バカになるっていうの?」という言葉を掛けてくれたことだ。「親バカ」でいいんだ!・・・と。

少女コミックだけど、息子の離婚当時の心境を知るためにも読んでみようかな? 

離婚経験者は語る:子供が思春期中の離婚は絶対にしない方がいいですよ!ではどうするべきか!?耐えるべし! 

 


アオハライド DVD 通常版

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映画「江ノ島プリズム」 [映画]

映画「江ノ島プリズム」を観た。

http://enoshimaprism.com/ 

ドラマ「恋仲」の主演三人(福士蒼汰、野村周平、本田翼)がそっくりそのまま、似たような配役で演じてた3年前の作品。

病弱な同級生(野村周平)が高2の冬、死んだのは自分のせい(彼の自転車を借りたため、無理に彼を走らせた)と思い込み、過去を引きずる主人公が、何度もタイムトラベルして彼が死ぬ前日に舞い戻って、何度もやり直すパラレルワールド物語。

過去を変えると未来まで変わってしまう!その危険性を顧みず、友人の死や好きな幼馴染の気持ちを思い、失敗しながらも何度もタイムトラベルをやり直す恋愛ファンタジー。

でも観るものも、主人公本人も最後にどんでん返しを受ける、涙の物語でもあった。

ドラマ「恋仲」好きな人はこちらの作品も見ることにより、全く別の物語だけど、三人をもっと好きになります!

最近、ホンダWINGもとい、本田翼を追っかけている自分がいます。音楽でいうヘタウマというやつかな?演技の一生懸命さが伝わってくるのをみて、自分も人生の演技をがんばろう!って思わせていただいております(笑)。 


江ノ島プリズム [レンタル落ち]

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映画「ふたりの桃源郷」 [映画]

映画「ふたりの桃源郷」を観た。まさにリアル「北の国から」だった。そんな現実の話が遠い北海道では無く、私の住む山口県にあったとは!?

http://www.kry.co.jp/movie/tougenkyou/

以下はチラシを転記します。


夫婦とは、家族とは?”生きること”の原点がここにある。

誰もが自分や家族に重ねずにはいられない。25年間の貴重なドキュメント。

山口県のローカル放送局・山口放送が、ある夫婦と彼らを支える家族の姿を足かけ25年にわたり追いかけたドキュメンタリー。カメラが静かに捉え続けた、電気も水道もない山で暮らす夫婦と、離れて暮らす家族の姿は、多くの人々の心を掴み、再放送を望む声が局に寄せられるなど大反響を呼んだ。山口県内および日本テレビ系列「NNNドキュメント」で長きにわたり放送され、「第4回日本放送文化大賞 テレビ・グランプリ」ほか数々の賞を受賞した伝説のシリーズ、待望の映画化!

山口県岩国市美和町の山奥で暮らす田中寅夫さん・フサコさん夫妻。二人が、電気も電話も水道も通っていないこの山で暮らすのには、ある理由がありました。山は、戦後まもなく一からやり直そうと自分たちの手で切り開いた大切な場所。高度経済成長期に大阪へ移住し、三人の子供たちを育て上げた寅夫さんとフサコさんでしたが、夫婦で還暦を過ぎた時、「残りの人生は夫婦で、あの山で過ごそう」と思い出の山に戻り、第二の人生を生きる道を選んだのでした。畑でとれる季節の野菜、湧き水で沸かした風呂、窯で炊くご飯・・・かけがえのない二人の時間に、やがて「老い」が静かに訪れます。山のふもとの老人ホームに生活の拠点を移した後も、山のことが心から離れない二人。離れて暮らす家族の葛藤と模索。そして夫婦亡き後、残された家族に<芽生えた>ものとは-?そこには、現代における”幸せの形”のヒントがありました。


ナレーションは、ドラマ「北の国から」純役の吉岡秀隆。

農家の私としても非常に考えさせられる内容だった。二人が生きる為に自分たちが食べる野菜を作る。

タバコも吸うし、ビールも飲んでおられたし、車も運転され、耕運機で畑を耕しておられたから、ガソリン代も掛かるが・・・夫婦で年金合せて6万円でやっていけることに感動した。(そこに感動すんのかい?!) 

お二人は93歳まで長生きされるのだが・・・農家が長生きなのを証明している。土に触れ、自然に触れることで、微生物や大自然から鋭気を養うのかもしれない。病気を患い、一旦老人ホームにお世話になるのだが、朝から晩までTVを見ているとボケるとご本人が言っていた。今の日本を象徴しているかもしれない。

当初、2週間限定上映の予定が好評につき、延長している。県内のある映画館では週間ランキング1位を獲得していたほど。全国では東京と名古屋のみらしくDVD化されるのかも不明だが、機会があれば是非観て欲しい映画である。

便利な世の中の今だからこそ、新しい”幸せの形”があります。ドラマ「北の国から」を初めて観た時のような衝撃がありました・・・。こんな夫婦に私も成りたかった(過去形 笑)。 

 

 


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映画「orange-オレンジ」 [映画]

映画「orange-オレンジ」を観た。

http://orange-movie.com/

https://ja.wikipedia.org/wiki/Orange_(%E6%BC%AB%E7%94%BB) 

https://www.youtube.com/watch?v=nwhkIfS8b6E

原作は累計発行部数600万部、全国書店員が選んだおすすめコミック2016では第6位、映画で主演の二人(土屋太鳳と山崎賢人) が日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。

この映画は学生をやっている子供たちに観てもらいたいし、原作が読みたくなりました。 

予備知識が全く無く、ジャケットを見ると・・・「高校生向けの映画」なのかな?と思いきや、大人向けの映画であることが後半分かってきた。大人になったからこそ分かる後悔。後悔を取り除けば未来が少し変わる。やはり、実践あるのみ!なのだ。

ネタバレになってしまうので多くは語れないが、何か小さなことでも「良かれ!」と思うことを実践することで未来を良い方向に変えていきましょう!いい映画だった・・・。もう1回観たくなった。


orange-オレンジ- DVD通常版

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  • 出版社/メーカー: 東宝
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  • 作者: 高野 苺
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2013/12/25
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  • 作者: 高野 苺
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2013/12/25
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  • 作者: 高野 苺
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2014/08/22
  • メディア: コミック


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  • 作者: 高野 苺
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2015/02/20
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  • 作者: 高野 苺
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2015/11/12
  • メディア: コミック

 


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