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ドラマ「花燃ゆ」-16 [ドラマ]

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第16話「最後の食卓」を観た。

安政の大獄に際し、江戸送りとなる松陰が萩での最後の夜、獄中から自宅に戻るのが許されるのである。許されるといっても司獄の配慮で、藩には内緒で夜明けまでの数時間だけなのだが…

母との最後の別れのシーンは…涙、涙だった。

ドラマであるので史実と異なるのは十分承知だが、野山獄の責任者である司獄:福川犀之助(さいのすけ)も松下村塾の塾生の一人である。恐らく、最初に獄につながれた際、囚人でありつつも松陰の人柄、考え方、言動、姿勢に心を打たれたのではないだろうか?

その福川犀之助の配慮で江戸送りになる最後の夜、自宅に戻すことを許可するのである。松陰より4歳年上であるが、年齢や身分や立場には関係なく学ぶ姿勢が素晴らしい。

福川犀之助はこの一件が発覚して後に処罰を受けるのだとか。

そこまでしてでも、松陰を思うのも、それほどまでに松陰が素晴らしかったのだろう。

身分制度は無くなった現代社会とはいえ、身分や年齢や立場に関係なく学ぶ姿勢は忘れずに居ようと感じた。


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ドラマ「花燃ゆ」-15 [ドラマ]

大河ドラマ「花燃ゆ」第15話【塾を守れ!】を観た。

いつもなら午後8時からの放送であるが、統一地方選の影響で午後7時15分からの放送変更の為か、視聴率は9.8%と落ち込む。連続ドラマは継続して観ないと面白く無いので、恐らく落ち込み分は再放送を観るものと思われる。

まぁ国営放送だから、広告主が居ないのだから、視聴率は関係無いと思うが、内容は実に面白い。

昔、歴史を学んだ際に、松陰が老中暗殺を企てたのは覚えていたが、「伏見要駕策」というのは知らなかった。(というより記憶しなかったのだろう・・・)

NHK花燃ゆHP用語集より~ 

【伏見要駕策】長州藩主・毛利敬親が参勤交代で江戸へ向かう際に尊皇攘夷派の公卿が伏見で待ち受け、藩主を京へ入るよう説得。その後、藩主と公卿が協力し、京を中心に尊王攘夷運動の旗揚げをするという策。

【吉田松陰外伝】がより詳しく伝えておられる→ http://www.rekishi.info/library/syoin/scrn2.cgi?n=1056

インターネットは有り難い。図書館や本屋さんにわざわざ行かなくても自在に調べられる。また今度と思っている内に忘れてしまうより、よっぽどいい。

以前勤めた会社の上司の口癖が「即、即、即」(※今すぐに実行)だったのを思い出す。

松陰の企画した「老中暗殺」も「伏見要駕策」も即実行でなかったために、機を失ってしまった。

しかし、それが結果として松陰処刑となり、門下生が維新(復古)の為に動き出すのだから、世の中に偶然は無いのであろう。

スカッとさわやかなドラマも良いが、毎回、深く考えさせられるドラマもなかなかいい。死ぬまでにいいドラマをたくさん観たい…


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ドラマ「花燃ゆ」-14 [ドラマ]

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第14話【さらば青春】を観た。

泣けた…。

幽閉の身でありながら、老中暗殺を計画するのである。自分では出られないということは、実行犯を門下生に乞うということになる…国難を憂い、やむにやまれぬ大和魂の姿が描かれていた。

話は少し変わって、オープニング曲に歌詞があるのに初めて気付いた。いつも「今日は誰が出るのか?」というキャストに目が行き、そんな歌詞まで耳に入って来なかった。NHKのホームページで「テーマ曲で歌っている歌詞を教えて下さい。」という質問コーナーで気付いた。http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/faq/index.html

https://www.youtube.com/watch?v=sRTGGVH5wYw

「愚かなる 吾れのことをも 友とめづ人は わがとも友(ども)と
吾れをも 友とめづ人は わがとも友(ども)と めでよ人々
吾れをも 友とめづ人は わがとも友(ども)と めでよ人々 燃ゆ」

斬首刑になる二日前から前日までに書き上げた16節からなる「留魂録」を元にしているのだとか。先日「留魂録」について少し勉強したのでまたの機会に…


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ドラマ「花燃ゆ」-13 [ドラマ]

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第13話【コレラと爆弾】を観た。

高校で歴史を選択する際に日本史か世界史に分かれる。本来なら両方とも選択できてしかるべきであるが、大学受験で「日本史」or「世界史」な為、時間効率を考えてのことなのだろう。でも同時並行的に学べると複眼思考で物事がよく理解できるはずである。そんな中、私は世界のことよりも日本が知りたい為に「日本史」を選択した。

その日本史の先生の授業は面白かった。教科書の内容に付随した教科書に載っていないエピソードをあたかも自分が見て来たかのように話すのである。進学校でありながらも落ちこぼれの寄せ集めのようなクラスだったが、皆その授業だけは先生に質問したり、話の内容に大いに笑ったり、授業をちゃんと聞いていた(笑)。

今思えば、大河ドラマを観るが如くだったのだろう。20代の若者にこの話をすると…「私が通う高校の日本史の先生は糞みたいな先生でした。」先生によって授業も面白くも糞にもなるのだ。

大河ドラマが面白いのも、歴史の史実だけでなく、そこに生きる人間を、あたかも自分がその現場に立ち会っているかのように垣間見ることが出来るからである。そして、知らなかったことに興味が湧いて自分で調べてまた面白みが増す。

梅田雲浜(うめだ うんぴん)という小浜藩の思想家が登場する。外国人排斥という攘夷派の急先鋒で、朝廷の意に背きペリーとの条約を締結した幕政を批判。まさに尊王(朝廷を尊ぶ)と攘夷という二つの流れが一つの流れの尊王攘夷に合流する。しかし、安政の大獄で囚われ獄中死する。享年45歳。年齢といい名前といい他人事とは思えない(笑)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%85%E7%94%B0%E9%9B%B2%E6%B5%9C

「龍馬伝」は一週間で1年分を一気に観てしまったが、リアルタイムでの大河ドラマは1週間の間にいろいろと自分で調べて、自分なりの大河ドラマを楽しめるのも「ダメよ~!ダメ!ダメ!」では無く、その反対で…「イイよ~!イイ!イイ!」

この機会に面白く歴史を学びましょう!(生徒に糞みたいな先生と言われないように、我々大人も努力しましょう!)


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ドラマ「限界集落株式会社」 [ドラマ]

ドラマ「限界集落株式会社」を観た。

何故なら、私も限界集落に住んでいるからである。山口県の農家の平均年齢は75歳、30年前は45歳。これはどういうことかというと若い人が農家をやっていない。30年前の人がそのままやっているということである。ということは、老人が亡くなれば、そのまま農地は耕作放棄地となるのである。私の棚田の田んぼの上と下の農家もまさにその通りで耕作放棄地のサンドイッチになっており、うちの家もそうなる予定だった。幸いにして私が7年前に離婚して戻って来たから、偶然それはまぬがれたが、似たようなもんだ。

http://www.nhk.or.jp/dodra/genkai/

ドラマ「問題のあるレストラン」でも味のある役をやっていた松岡茉優ちゃんが主演でこちらでもいい味を出している。


ウィキペディアより→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%90%E7%95%8C%E9%9B%86%E8%90%BD%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE

NHKオンデマンドより転載→限界集落の村を「農業」で再建!?農家の大内正登は、かつて有機農業に挑戦したが失敗。多額の借金をつくり、両親と娘を置いて東京に逃げていた。13年たった今、父・一男が亡くなり、一男の畑を継ぐと言い出した娘・美穂と年老いた母・弥生を助けるため故郷に戻った。だが、待っていたのは「農業」をとりかこむ低収入の壁だった。寄せ集めのポンコツチームが、村唯一の産業「農業」で起死回生の村おこしに挑む!

第1話「父の帰還」
関東山間部にある架空の村・止村を舞台に廃村の危機を迎える集落を、農業で再建する21世紀の村おこしエンターテインメント!村唯一の有機農家・大内正登(反町隆史)と怪しげな経営コンサルタント・多岐川(谷原章介)が、ときに共闘、ときに対立しながら、村を復活に導く!頑固な村の老人たち(平泉成・寺田農)の抵抗や村を襲うゲリラ豪雨に立ち向かう正登と多岐川、正登の娘・美穂(松岡茉優)。果たして村に未来はあるのか?

第2話「多岐川の秘策」
廃村寸前の止村に突然現れた謎のコンサルタント・多岐川(谷原章介)は、奇抜なアイデアで村を再生する、と豪語する。菅原(寺田農)はじめ村の農家たちは、旧来のやりかたしか知らず多岐川と対立する。一方帰還した正登(反町隆史)は不安定な有機農業の収入ではとても生きていけないことを知り、有機農業を諦めることを決意、一男(井川比佐志)の畑を守りたい娘・美穂(松岡茉優)と衝突する。

第3話「嵐」
閑古鳥がなく直売所。姿を消した多岐川(谷原章介)が再び現れ、村を本格的な株式会社にすると宣言する。生産の責任者を引き受けた正登(反町隆史)だったが、ふたりの対立はますます深まる。そんなとき、村をゲリラ集中豪雨がおそい、作物が全滅する。果たしてトマリファームに生き残る道はあるのか? 正登の東京時代の恋人・瑞希(井上和香)が登場!

第4話「大逆転!幻の野菜」
止村を襲った集中豪雨は、正登(反町隆史)の観光農園はじめ、多くの作物をダメにしてしまった。しかし、多岐川(谷原章介)はめげずに東京から大御所俳優・南部猫助(古田新太)を呼び、テレビ中継を画策する。中継の中で、猫助が注目したのは、村で弥生(長山藍子)が昔から栽培していた「ある野菜」。中継が話題を呼び、視聴者から注文が殺到する。はたして、トマリファームは大逆転なるのか?

最終話「畑のちから」
鉄平(加藤虎ノ介)が誤って農薬をまいた畑の作物は有機野菜として出荷され、トマリファームは食品偽装の疑いをかけられる。記事が出た翌朝から注文キャンセルが相次ぎ、美穂(松岡茉優)は企業にとって信用がどのくらい大切かを思い知らされる。信用を守り、ファームの生き残りをかけるには鉄平を切るべきだとする多岐川(谷原章介)に対して、生産責任者の正登(反町隆史)が出した答えとは? 社会派農業ドラマ、ここに完結!


近くの直売所は毎月前年比約5%ずつアップしている様子。安全・安心・安くて・採れたて・新鮮野菜が一番良いのは誰でも考えれば分かることである。約20年前に倉庫からスタートした直売所であるが、本日新規店舗がオープン。開店前に野菜を持っていったが、数十人並んで待っている。これが本来の日本の姿なのかもしれない。三方良し!は世の中の幸せの秘訣である(生産者・消費者・販売者の三者が皆ハッピー)。

欧米のような大型スーパーで、年中いつでも顔形の同じ野菜が買えるのは便利だが、便利の裏側には何があるのかよ~く考えた方がいいと思う。

久々に続編を希望するドラマに出会えた。原作があるから脱・限界集落株式会社も読んでみたくなった。

それにしても松岡茉優ちゃんはかわいい!(結局、そっちかい!?)

限界集落株式会社 (小学館文庫)

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  • 発売日: 2013/10/08
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ドラマ「花燃ゆ」-12 [ドラマ]

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第12話【戻れないふたり】を観た。

1857年12月5日結婚。久坂玄瑞 満17歳、文14歳。今で言うと高校2年生と中学3年生の結婚である。何とも早熟である。

(てか、今が未熟…教育の弱体化でそうなったのではないか?いや当時は早く社会人化しなければ、食べることも生きることも出来なかったのでは?)


関厚夫『ひとすじの蛍火―吉田松陰 人とことば』278頁(wiki参照)によると…玄瑞に対しては松下村塾の年長者である中谷正亮が文との縁談を持ちかけた。この時、玄瑞は文のことを「好みの容姿ではない」と断ろうとしたが、中谷はそれに立腹して「見損なった、君は色で妻を選ぶのか」と詰め寄り、玄瑞はやむを得ず縁談を承諾したという。

ドラマでも前回よりこのエピソードを引きずっている。

「文は美人じゃないから俺の好みでは無い!」

世の女性は「綺麗」派か「可愛い」派の二種類しか居ないとしたら…

恐らく、玄瑞が京都で惚れ、隠し子まで残した女性が「綺麗」派なら松陰の妹、文は「可愛い」派だったのだろう。故に当初、好みでは無いため縁談を断ろうとしたのでは?と想像してみる。それとも、松陰先生の妹は畏れ入るから、そういう断り文句でとも取れる。どちらにせよ、天涯孤独の秀才が伴侶を得て、松陰先生の親族になったということは、血湧き肉踊ることであっただろう。まさに彼はその後の7年の短い生涯を「血湧き肉踊る」が如く駆け抜けるのである。

兄、松陰の言葉「志は有っても、成す所が無いままに死んでも何の意味があろう?」「文の志はなんじゃ?」に文も答えを見出すのである。

「私があなたを想うとって差し上げます!」 

「そうすれば、あなたはどこにいても、一人じゃ無いでしょ!」 

「私はあなたと共に生きて参ります!」

いやぁ感動した。私も誰かの為に生きていこう!

世の中の女性たちよ!あなたは「綺麗」派ですか?それとも「可愛い」派ですか?

そして世の男性諸君よ!あなたが好きなのは「綺麗」派ですか?「可愛い」派ですか? 

また、ドラマ中で嬉しい気付きもあった。

久坂の膳に茶碗山盛りのご飯・・・それが玄米であったことを。松下村塾で差し入れで出される握り飯が丸い玄米だったことを。やはり、玄米産巣日が維新の原動力の源であったことを!

むすびとは漢字では産巣日と書く。日は太陽、巣とは卵、産むとは全ての始まりなのである!


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ドラマ「花燃ゆ」-11 [ドラマ]

ドラマ「花燃ゆ」第11話【突然の恋】を観た。

維新十傑と評される前原一誠がたった10日間の塾での学びを終え帰郷する。

その帰郷先は目出村(今の山陽小野田市)である。今でこそ、セメントの町として知られるが、当時は陶器製造と農業と漁業が中心であった。私が以前住んでいた場所近くに「前原一誠旧宅跡」があった。三年寝太郎で有名な灌漑(用水路)がある近くである。それだけ水の問題に苦しんでいた地域でもある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E5%8E%9F%E4%B8%80%E8%AA%A0

ドラマの中でも印象的なセリフがある。私の記憶の範囲内ですので正確では無いのでご了承下さい。

一誠「皆さんの議論がどこか遠い世界のことのようで…」

一誠「何故、農民が苦しむのか?」

晋作「天候が良ければ豊作で、日照りが続けば凶作。ただそれだけのことじゃろう!?」

一誠「・・・」

その議論を静観していた松陰が大切なことに気付くのである。まさに灯台下暗し!といった感じで…。

学びを終えて去る一誠に「ありがとう!大切な事に気付かせていただいた!」と言って餞別に書物「日本政記」を手渡す。※「日本政記」は神武天皇から始まる日本の歴史書

ドラマはイケメン久坂と主人公、文との結婚に話が移って行くが、私はこの前原一誠が好きになった。農民の気持ちを代弁してくれたからである。

そもそも、皇族は方々の民の家のかまどから上がる煙を見て幸せをお感じになり、民安かれ国安かれと日本の安寧を祈ってこられたのだ。

武士は民からの年貢という形の上納金や米で生きている。その代わりとして武力を持って土地や民を守る。その民が苦しんでいれば元も子もない。その民が苦しむのは収穫不足である。天候に左右される収穫の出来不出来。しかし、年貢は一定。この矛盾…。

一誠は明治政府後、越後府判事(現在の新潟県副知事)に就任した際、農民のために独断で年貢を半減させている。http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/cast/issei/index.html?no=03 

まさに松陰の「日本政記」から学び、実践を主とする松陰に従ったのではないだろうか?

その後、彼は萩の乱を起こし処刑される。その後、明治政府に対する士族の不満を一手に担う西郷どんの西南戦争という内乱に繋がっていく…。享年42歳。

私よりも3歳も若く死している。彼も松陰に学び、何かを成した一人であろう…。

私たちは何を成すのか?今日も問い続けている…。

花燃ゆ成す.jpg


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ドラマ「花燃ゆ」-10 [ドラマ]

ドラマ「花燃ゆ」第10話【躍動!松下村塾】を観た。

初代総理大臣となった伊藤利助(のちの博文)が登場。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E5%8D%9A%E6%96%87

私が住む近くに伊藤利助生誕の地があり(旧:大和(やまと)町)、伊藤公資料館があるから今度行ってみたい!http://www.city.hikari.lg.jp/kyouiku/bunka/ito-museum.html

映画「長州ファイブ」も幕末イギリスに渡った利助たちの活躍が描かれているからおすすめである!

大河ドラマでは死をも恐れない松陰先生が「毒のある美味しいフグ」を何故食べないのか?その答えを利助が見つけるのである!賢い利助らしいエピソードである。

では何故食べないのか?

現代社会に生きる私たちにとっても永遠のテーマである。

「美味しいものを食べたい!いい暮らしをしたい!」しかし、それは手段に過ぎない。

「目先の誘惑やつまらん毒に囚(とら)われないことである!」

「何事も成さないこと、成そうとしないこと」が一番恐ろしいことなのである!

それまでの士農工商という身分による差別社会から、農民の息子が世の中を変えるとは…一農民の私も希望が持てる世の中である!

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ドラマ「龍馬伝」 [ドラマ]

遅ればせながら、ドラマ「龍馬伝」を見始めた。

というのも、ドラマ「花燃ゆ」で吉田松陰先生を演じる伊勢谷雄介氏が「龍馬伝」では高杉晋作を演じているというのを知ったからである。晋作好きとしては、何としても見たい!と思った。そして、「花燃ゆ」と「龍馬伝」の時代経過を併せて見ることで、長州藩で起こっている同時期に土佐藩では何が起こっているのか?を複眼思考で捉えることができる面白みを発見した。ここに薩摩藩の幕末ドラマ「篤姫」、会津藩の幕末ドラマ「八重の桜」と同時進行だともっと面白そうだが、時間の関係上二つに絞ることにする。

物欲にキリ無しだが、こういった知識欲、見識欲は大いに結構なのではないだろうか?

10話まで一気に見て、やっと本日の「花燃ゆ」の時代1857年に追いついた。 【略年表】

江戸幕府が終わる時代を幕末というが、今の時代も何かが変わる、終わる?そして新しい夜明け前の幕末を感じる。何末なのだろうか?ひとつの世紀が終わるのを世紀末というが、既に21世紀に突入している。「戦後レジームからの脱却」という言葉を耳にするが、「戦後体制末」なのか?…長すぎる。

まぁ幕末第2章、新幕末といったところだろうか?

これから何が起こるのか?ドラマもそしてこの現実も非常に楽しみである!

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ドラマ「花燃ゆ」-9 [ドラマ]

学園大河ドラマ「花燃ゆ」第9話【高杉晋作、参上】を観た。

何故だか分からないが(年齢と共に涙腺が緩くなったのか?)最初から涙が出っぱなしだった。

今から17年前、明治維新の歴史本を読んでいて…「幼名は春風(はるかぜ)、幕末の風雲児」という一節に心を奪われた。動けば雷鳴の如く、発すれば風雨の如しと称えられる高杉晋作である。それ以降、高杉晋作のファンになった。高杉晋作に似ていますね!と言われたこともある。今思えば…若干、破天荒だった生き方を揶揄されたのかもしれない(笑)。そして社会に発する機会をブログという形で得た際に、「はるかぜ」をいただいた。

高杉晋作を演じる高良健吾氏の目力が凄かった。まさに適役である。なんと龍馬伝では伊勢谷友介氏が晋作を演じていたとか。こちらもいつか必ず!観たい!時代を平行して二つの幕末ドラマを観るのも面白いかもしれない!

約束された将来(藩の重役)があり、裕福で三味線や酒や女遊びしながらも「つまらん!」とばかりこぼす晋作に、先に松陰の下で学ぶ幼なじみの久坂玄瑞が…「つまらんのは、お前がつまらんからじゃ!」というシーンはまさにその通り!と現代に通ずる代弁で感動した。

花燃ゆ立志.jpg

これは松陰が晋作に問うシーンである。晋作は即答できなかった。ここで晋作は自問自答して変わるのである!

晋作の家から松本村の松陰の家まで自転車で走ったことがあるが、かなりの距離がある。夜、親の目を忍んで、走って駆けつけたと聞く。恐らく当時の武士の走り方で…両手を腰骨に当ててサッサと走る、あの独特の走り方である。忘れてしまったが、当時の時刻…例えば丑三つ時に出発して、何とか時に着いてとか学んだが、かなり早かったという。それだけ「学ぶ」のが楽しかったのだろう!

私も小・中・高・大と学んだがほとんど役に立っていない。しかし、こうしてドラマや映画や本やインターネットや実社会で学ぶのが楽しい。学歴など関係ない。それを晋作がこれから証明してくれることであろう。身分を問わず共に松下村塾で学び、上海へ渡り世界の現状を目の当たりにし、身分を問わない騎兵隊を創り、尊皇攘夷(外国を打ち払い、王政復古)へとかじを取るのであるから…。

益々ドラマ「花燃ゆ」から目が離せない!

あなたは、何を志しますか?


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ドラマ「花燃ゆ」-8 [ドラマ]

ドラマ「花燃ゆ」第8話「熱血先生、誕生」を観た。

視聴率はイケメン俳優:東出昌大効果か?前回より1.4ポイント改善。

久坂玄瑞(くさか げんずい)を東出昌大が演じる。久坂玄瑞は身長が180センチ(記録では六尺)という長身でイケメンで美声の持ち主(詩吟の世界では久坂流として今も受け継がれているとか)で、医者の息子、しかも秀才。今のご時勢でももてるが、当時もかなりもてた様子。長州藩として京都御所警備滞在中も「長州の久坂はん!」と入れあげた芸妓も多く、隠し子も残している。まぁそんなことを大河ドラマで描くのかどうかは分からないが…史実としては知っておこう。

http://www.sankei.com/west/news/150131/wst1501310001-n1.html

15歳で松陰と出会い、24歳(満年齢)で自刃して死ぬのだからドラマではあと9年の命。でも彼の死が松下村塾の双璧と言われた高杉晋作にも多大な影響を与え、維新を大きく動かしていくのである。龍馬土佐藩脱藩も玄瑞と面会した翌月ということからも何かがあったのだろう。

松陰と玄瑞が出会うシーンでは涙が止まらなかった。

この若者とどうしても会いたい!しかし、自宅幽閉の身で一歩も外に出ることが出来ない。野山獄の高須久と娘との再会にヒントを得たのだろうか?(娘を怒らせて敢て面会に出向かせる手法)相手を知り、自分を知り、そして戦術を取る。非常に勉強になる。

ドラマというのは今後の展開が分からないから面白いが、歴史ドラマは結果があり、その途中経過を観るのが非常に面白いものですね!と大河ドラマ初体験中である。

来週は幼名「春風」の高杉晋作登場である!益々面白くなき視聴率が面白くなりそうである!


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ドラマ「花燃ゆ」-7 [ドラマ]

ドラマ「花燃ゆ」第7話「放たれる寅」を観た。

野山獄で唯一の女囚:高須久子(松陰の12歳年上)を妖艶に井川遥さんが美しく演じておられる。松陰に浮いた話が無い中で唯一恋をしたのでは?とされる女性である。

「高須未亡人に 数々のいさをしを ものがたりし跡にて」 と前書きして松陰が高須久子に贈った和歌

清らかに 夏木のかげに やすらえど 人ぞいふらん 花に迷えど

そして、野山獄から出ることになった松陰に、囚人一同が開いた送別句会での久子の句

鴫(しぎ)立つて あとの淋しさの 夜明けかな

※松陰のあざな:「子義」

松陰はこれから松下村塾で教えることとなるが、江戸で斬首刑になる前にもう一度、野山獄に収監される。その時、久子と再会してまた別れるというより、永遠の別れである。

久子が松陰に贈った句

 手のとはぬ 雲に樗(おうち)の 咲く日かな

※樗(おうち)とはセンダンという庭木

それに対する松陰の返し句

一声を いかで忘れん ほととぎす

久子は死の行脚に旅立つ松陰に餞別に自ら手縫いした手布巾を渡す。

そして、「高須うしに せんべつとありて 汗ふきを送られければ」と前書きして

箱根山 越すとき汗の 出でやせん 君を思ひて ふき清めてん

二人がやりとりした和歌や俳句は公式に残っているのはこれぐらいだが、恐らく獄中時代の一年間、様々な歌のやりとりがあったと想像する。二十一猛士:松陰先生も男、身分の高い武士高須家の後家さんとの恋は許されなかったであろうが、心の中ではお互いに想い逢っていたのかもしれない。まさに純愛に生きた御人である。

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ドラマ「花燃ゆ」-6 [ドラマ]

ドラマ「花燃ゆ」第6話「女囚の秘密」を観た。視聴率は13.3%と前回より0.5ポイントアップ。妖艶な着物姿が印象的だった井川遥さん効果か!?


一生獄の中にあろうと、心を磨き、己の心に目を凝らし、誠を尽くせば、人は生まれ変わることができる。

鳥と書けば、鳥が見える。

花と書けば、桜が匂う。

心にそれを感じたのであれば、それは幻ではない。

ひとは変われるのです。

己の心から目を背けてはいけん。


花燃ゆの言葉というNHKページがあり、壁紙にすることも出来、ドラマと共に学ぶことが出来るというものである。http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/special/kotoba/index.html#umarekawaru

花燃ゆの言葉.jpg

これから松陰先生は、野山獄から出て、松下村塾で教えることとなるのであるが、映画「獄(ひとや)に咲く花」を思い出した。獄中での松陰先生の物語である。恐らく、ドラマでは松下村塾に舞台を移しイケメン志士達が登場するので展開が早くなると思われる。故にこの獄中期の映画は貴重になる。松陰の恋というサブタイトルもある通り、松陰が唯一恋をしたとされる人物である。

その高須久子(松陰の12歳年上)と和歌や俳句のやりとりがあるが、次回のドラマ(7話以降)で出るかもしれないので、別途ご紹介することにする。

大河ドラマを観るのは人生初であるが、いやぁ実に面白い。今後、「安政の大獄」や「蛤御門の変」が出てくると思われるが、それに関連した映画も観てみたい。龍馬伝もいつか…。

松陰先生では無いが…学ぶ意欲がどんどん出てくる。

「とにかく、知りたいんじゃぁ!」

獄(ひとや)に咲く花 [DVD]

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ドラマ「花燃ゆ」-5 [ドラマ]

ドラマ「花燃ゆ」を観た。12.8%と同作ワーストを更新とな。だからどうした!?こちらは毎回涙して涙活して癒されている。感性は人それぞれだから仕方ない。それぞれが信じる道を突き進もう!

第5話は…黒船密航という国禁を犯した吉田寅次郎(松陰先生)と金子重乃輔が、江戸から籠に入れられて萩に戻ってくる場面。

武士である寅次郎は野山獄へ収監され、商人の息子である重乃輔は道を挟んだ岩倉獄へと収監される。 

萩散策で野山獄・岩倉獄跡地を訪れたことがあるが、岩倉獄は「こんなに狭い敷き地なんじゃぁ…」と驚いたのを思い出す。身分の高い士族は個室。士族以外は狭い部屋に多くで雑居。もしも、当時捕まれば、農民の私は岩倉獄行き。現代社会は士農工商という身分制度が無くなり良かったなぁ…と胸を撫でおろす。

寅次郎「金子君!」

重乃輔「先生!」

と別れ際、叫んでいたが年齢差を調べたところ…

吉田松陰:グレゴリオ暦1830年9月20日生まれ、金子重乃輔:1831年3月26日生まれ…と身分の差こそあれ、今でいう同じ学年である。重乃輔は23歳で獄中で病死(といっても、江戸からの搬送中もお腹の具合がかなり悪かったようだ。籠で搬送途中の糞尿の処理も身分で扱いが違ったようだ。籠を人が担いで下田から萩までの1000キロを数ヶ月。相当細菌にやられたのだろう。)松陰(先生)は29歳で斬首刑。

その差6年、恐らく死ぬまでの6年間、重乃輔の事を忘れることは無かったのではないだろうか?獄中にあっても食事を切り詰め、その浮いたお金を金子家に寄付している。

http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/special/hakunetsu/index12.html

連続ドラマをリアルタイムで観るのは久しぶり。(DVDで全話一気に観ることはあるが)こうして1週間の間に色々と当時を深堀りするのも結構深みが増して面白いなぁ…。


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ドラマ「花燃ゆ」-4 [ドラマ]

ドラマ「花燃ゆ」のシナリオ放送をNHKラジオ第1で聴いた。

毎週土曜日の午後0時15分~30分までの1話を15分間、NHKアナウンサーがシナリオを朗読するのである。どうやらこれは山口県だけの放送らしい。TVでは45分の映像が、15分で情景や心情などを語りながら一人何役もプロのアナウンサーが演じていく。最後にはTVには無いプチ解説まである。なかなか面白い。

「かくすれば かくなるものと 知りながら やむにやまれぬ 大和魂」

松陰先生の句が紹介されていた。

山口県内で「松陰」と呼び捨てすると怒られると言うが、萩では実際にそうらしい。タクシーに乗ったある人の話…。

その人(歴史好きな元学校の先生)ははるばる兵庫県から萩を訪れてタクシーに乗り込み…

「松陰の生家跡に行きたいんですが…」と運転手に伝えると…

運転手「はぁ?もう一度お願いします!」

「いや、その、松陰の…」

運転手「あの、お客さんすみません…松陰先生の?…ですか?」

「あ、そうです。すみません…松陰先生の生家跡です。」

運転手「かしこまりました!では松陰先生の生家跡に参ります!」

嘘か本当か知らないが、その人が講演会で言っていた。

萩市内の小学校では松陰先生の言葉を朗誦(ろうしょう)するのは本当らしい…。


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ドラマ「流星ワゴン」 [ドラマ]

ドラマ「流星ワゴン」第1話を観た。今はインターネット環境さえあれば何でも観れる。いい時代になったもんだ。もうテレビは必要ない。

Yahoo!JAPANのGYAO!から無料視聴した。

http://gyao.yahoo.co.jp/player/00505/v13444/v1000000000000008283/?list_id=2041176

てか、各テレビ局もドラマ見逃しても7日間無料視聴ということで違法アップロード対策に乗り出しているようだ。

http://www.tbs.co.jp/ryusei_wagon/

「とんび」原作者の重松清の110万部のベストセラー小説をドラマ化。

リストラに離婚、子供の家庭内暴力と、どこからか歯車が噛み合わなくなった真面目な夫(西島秀俊)と死直前!?の父親(香川照之)とで人生を再生・修復する「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のような話。

兎に角、香川照之の演技がスゴイ!半沢直樹でも凄かったが、今回はその上を行っている!

女性視点ではどうなのか分からないが、男目線では泣けた。順風満帆に人生が行っている人には分からないかもしれないが、私としては大いに泣けた(笑)。

「過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる。」の前半部分にメスを入れた面白いドラマである。日曜日の夜9時からの放送なので8時の「花燃ゆ」と続けて楽しみが出来た。

これ以上のドラマは無い!と思っても、次から次にどんどん斬新な面白いドラマが出てくる!

私たちの日常生活でもそうだが、面白くしようとする人が居る限り、未来は明るい!


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ドラマ「花燃ゆ」-3 [ドラマ]

ドラマ「花燃ゆ」を観た。

ネットでいろいろ調べていると…ゲーム界では「妹キャラ萌え」なるものがはやっており、ゲーマーがドラマを見た感想として「意外と面白い!」とあり、意外は余計だろうが!と思いつつも松陰の妹が主人公なので若い世代にも「妹萌え」か何だか知らないが、少しでも浸透していけばいいのではないか!と納得。第3話視聴率も15.8%と前回より2.4ポイントアップとゲーマーが貢献?している。

第3話では、寅次郎(松陰)が妹 文に、「『知行合一』という言葉があってのぉ…知識だけじゃぁ意味が無いんじゃぁ。行いを伴ってこそ、その知識には意味があるんじゃぁ!」と熱く語った。山口弁が心地良い。

確かに頭でっかちの人も居る。口だけの人も居る。まぁそんな人には誰も付いていかないから孤立するので、自業自得なのだが…。松陰は山口~長崎~江戸。江戸~青森~江戸。脱藩の罪で武士では無くなり、遊学を許可される。そして、山口~長崎~山口~伊豆と歩いたことになる。昔はお伊勢参り以外、平民は藩から出ることも出来なかった時代、よくも歩いたもんだ。さすが「知行合一(ちこうごういつ)」の男である。

私なんかは…萩往還といって、山口市の瑠璃光寺~萩城跡までの維新の志士たちが歩いた35キロを朝6時に出発して、午後2時にやっとたどり着くのが精一杯だった。最後は足を引きずりながら倒れこむようにゴール。帰り道は車で帰り、「もう二度と歩かない!」という「不知不行」の軟弱者である。

そんな軟弱な私はゲームこそしないが、行動力の女:井上真央の妹萌えに燃えちょります!

https://www.youtube.com/watch?v=NZKcqc42Pu4

50話ある中での3話終わったばかりです。見逃した人もまだまだ間に合います!

松陰先生が第3話でおっしゃっておられました。「自分の人生を、自分の命をどう使う!?」

面白き無き世を面白く生きるのも・・・あなた次第です!


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ドラマ「問題のあるレストラン」 [ドラマ]

2015年冬ドラマクールもスタートした。

数ある中であれやこれやと観れないので、大好きな脚本家:坂元裕二氏のドラマ「問題のあるレストラン」を観ることにした。http://www.fujitv.co.jp/mondainoaru_restaurant/story/story_02.html

彼は「最高の離婚」「Woman」「Mother」「それでも、生きてゆく」と社会派なドラマを得意としている。

今回は、セクハラ・パワハラ・ゲイなど男性・女性という性別の差による社会の表に出ない面をあぶり出している。

第1回目は主演の真木よう子のけな気ながんばる姿に泣けてきた。

昨日の「洗剤の法則」では無いが…少しでも今以降を良くしようと思い、実行することで、何かが良い方向へ変わる。そんな氣にさせてくれるドラマである。さすが、坂元裕二氏!http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%82%E5%85%83%E8%A3%95%E4%BA%8C


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ドラマ「花燃ゆ」-2 [ドラマ]

ドラマ「花燃ゆ」第2話を観た。いよいよ女優の井上真央が出た。初回はそっくり!?の子役が熱演。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150113-00000078-spnannex-ent

視聴率は初回16.7%、第2回は13.4%

もう、視聴率の概念も改める時期なのでは無いだろうか?老夫婦がにリアルタイムで観る時代でもなく、ハイテク機器を駆使して録画やオンデマンド、youtubeやfc2と自分が観たい時に観ているのである。今年から録画の視聴率も始まると聞いているが、時既に遅し!といったところだろうか?まぁそれでも今のところ、それしか数値化する方法が無いから仕方ない。時代の方が後から付いてくる感じである。

伊勢谷友介演じる吉田寅次郎(松陰)と大沢たかお演じる小田村伊之助という長州藩きっての頭脳が二人揃っての江戸遊学を許され、寝食を共にする内に(というより最初の出会いから)伊之助は寅次郎に魅了されていくのである。ロシアの脅威が迫る東北視察の通行手形が降りないことから寅次郎が脱藩。それを伊之助が切腹を覚悟してまでかばうのである。

「わしは・・・寅次郎に惚れたんじゃぁ!」

と言うシーンに私は涙がこぼれた。

至誠の男~吉田松陰に触れる人、触れる人が皆惚れたと聞く。 

女性には分かりづらいだろうが、男色家という訳では無く、男が男に惚れるというのは有り得るのだ!地域や職場、社会に於いて…男はそんな生き物なのでは無いだろうか?

「そんなことに意味があるの?」と女性に言われるかもしれない。上司に仕事を命じられ、サービス残業で遅くまで居残り。「給料も出ないのに…早く帰りなさい!」と奥様には言われる。しかし、男はこの人の為なら!という至誠が伝播していくのである。それがつまらん上司なら家族優先でさっさと帰る。こんなもんである。

てか、私だけ?

「花燃ゆ」は松陰の妹が主人公だが、やはり、松陰先生に惹かれてしまう私は男色家なのだろうか?


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2015年冬のドラマ [ドラマ]

昨年はいいドラマに出会いました。といっても数年前に放送された倉本聰氏脚本の富良野三部作と言われる「優しい時間」と「風のガーデン」でしたが…リアルタイムに生きていない私。

今年は「花燃ゆ」で幸先の良いスタートを切ったドラマ関連ですが、冬ドラマの概要が明らかになっております。ドラマも映画も音楽もそれで何を生むのか?と言われてもドラマを食べたり、飲んだり、ドラマを植えて芽が出て実が成ったり…とはしませんが、昔から芸能は生きる原動力として必須で、田植えの重労働を癒すために田楽や能や神楽、先の大戦の戦場でも劇団が結成された程。明日もがんばろう!とか今日もあのドラマがあるからがんばろう!とか生きる勇気をもらえるものである。

http://ure.pia.co.jp/articles/-/29259


『警部補・杉山真太郎~吉祥寺署事件ファイル~』 1月12日~

TBS系 月曜20時  期待度★★☆☆☆

3人の子供の父親でもある敏腕刑事が、育児と捜査に奮闘する姿を描く。主演は谷原章介。他に、要潤、本田望結、高橋恵子、佐野史郎、片瀬那奈、榎木孝明などが共演する。前クールの『SAKURA』と同じ原作のないオリジナル作品で、今度は東映の制作。結局、この枠は『水戸黄門』のノリに戻っていく感じ。杉村三郎シリーズの頃のテイストは忘れて見たほうがいいかも。

『デート~恋とはどんなものかしら~』 1月19日~

フジ系 月曜21時  期待度★★★★★

恋愛力ゼロで恋愛不適合者の男女が、それぞれの事情から結婚を目指すことになり、恋愛感情がないままデートを積み重ねていくロマンチック・ラブコメディ。杏と長谷川博己が共演。脚本は『リーガルハイ』の古沢良太が担当する。出演は他に、国仲涼子、中島裕翔、風吹ジュン、松重豊、和久井映見、松尾諭など。企画・P・Dなどにも『リーガルハイ』のスタッフが揃っているので、かなり面白いラブコメディになりそう。

『太鼓持ちの達人~正しい××のほめ方~』 1月12日~

テレ東系 月曜23時58分  期待度★★☆☆☆

ビジネスマン向けのコミュニケーションハウツー本「正しいブスのほめ方」「正しい太鼓のもち方」を原案にしたドラマ。出演は、手塚とおる、木南晴夏、柄本時生など。3人の太鼓持ちの達人が、コミュニケーションに悩む口下手な人々に絶妙な褒め言葉を授けていく。「世渡りWARS」というオンラインゲームの中で3人がさまざまな人に褒めの知恵を授けていくスタイルのようなので、ドラマとしての見せ方がどこまでハマるかがカギになりそう。

『マジすか学園4』 1月19日~

日テレ系 月曜深夜24時59分  期待度★★★☆☆

第1シリーズから第3シリーズまでテレ東系で放送されていた、AKB48グループが出演するヤンキー学園ドラマが、日テレ系に移って続編放送。今回は第1・2シリーズと同じ馬路須加女学園が舞台で、島崎遥香と宮脇咲良がW主演する。四天王は、横山由依、川栄李奈、入山杏奈、木崎ゆりあ。敵対する激尾古高校の生徒で山本彩や渡辺美優紀も出演する。若手メンバーも多く出演するので、AKBファンはかなり楽しめそう。過去のシリーズの名キャラクターたちのゲスト出演もあるかも。

『ゴーストライター』 1月13日~

フジ系 火曜21時  期待度★★★☆☆

天才と謳われながら自らの才能の枯渇に悩む小説家と、ゴーストライターとして生きる女性の対決と友情、成長を描くヒューマンサスペンス。出演は、中谷美紀、水川あさみ、三浦翔平、田中哲司、石橋凌、菜々緒、高杉真宙、キムラ緑子、江波杏子など。企画としては安易な感じもするけど、女性が生きていく上での普遍的な苦悩まできちんと描ければ見応えのある内容になりそう。脚本は『僕の生きる道』などの橋部敦子。

『全力離婚相談』 1月6日~

NHK 火曜22時  期待度★★☆☆☆

企業法務が専門だった敏腕弁護士が、ある事をきっかけに離婚相談室を開くことになり、そこから自らの離婚経験も踏まえてさまざまな離婚問題に挑んでいく。主演は真矢みき。他に、舘ひろし、上地雄輔、竹富聖花、近衛はな、関めぐみ、利重剛、渡辺哲、中尾ミエなどが出演する。女性弁護士が離婚問題に特化して相談に乗るというのはよくあるパターンなので、これまでの作品とは違う面をどこまで出せるかかがポイントか。

『まっしろ』 1月13日~

TBS系 火曜22時  期待度★★★☆☆

最高級のセレブ病院を舞台にした『大奥』のナース版。堀北真希、志田未来、高梨臨、木村多江、水野美紀、柳楽優弥、石黒賢、眞島秀和、菜々緒、MEGUMIなどが出演する。脚本は2003年度版の『白い巨塔』を書いた井上由美子で、プロデューサーは植田博樹、チーフDは今井夏木という安定した布陣。エンタテインメントに振り切れたテイストになるとは思うけど、井上由美子が親の入院で感じたことを元に作ってあるらしいので、ある種の理想的な病院が描かれたらそれはそれで面白そう。

『銭の戦争』 1月6日~

フジ系 火曜22時  期待度★★★★☆

パク・イングォン(韓国)の同名コミックをドラマ化。韓国でも2007年にドラマ化され、最高視聴率37%を記録した。すべてを失ったエリート証券マンが、自分や家族を苦しめた金貸し業となって這い上がっていく復讐劇。主演は草なぎ剛。他に、大島優子、木村文乃、渡部篤郎、玉森裕太、津川雅彦、ジュディ・オング、大杉漣、高田翔、志賀廣太郎、木野花などが出演する。草なぎ剛、大島優子、木村文乃の愛憎に満ちた三角関係がひとつの見どころ。お金に翻弄される男の痛快なエンタメ作品になりそう。

『◯◯妻』 1月14日~

日テレ系 水曜22時  期待度★★★★☆

自分の人生を夫のためだけに捧げてきた妻と、その言動には世論を動かすほどの影響力がある人気キャスターの夫との究極のラブストーリー。出演は、柴咲コウ、東山紀之、黒木瞳、城田優、蓮佛美沙子、奥貫薫、平泉成、渡辺真起子、岩本多代など。脚本は『家政婦のミタ』の遊川和彦。プロデューサー、チーフDなども『家政婦のミタ』のスタッフが揃っている。タイトルがこれでいいのかどうか分からないけど、柴咲コウが演じる妻には秘密があるようなので、単純なラブストーリーではなく、『家政婦のミタ』のような裏のある内容になりそう。

『残念な夫。』 1月14日~

フジ系 水曜22時  期待度★★★☆☆

妻の出産をきっかけに家庭内の評価が下がってしまった夫が、最高のパパを目指して奮闘する社会派ライトコメディ。主演は玉木宏。出演は他に、倉科カナ、岸谷五朗、大塚寧々、浅田美代子、黒木啓司、林遣都、高橋メアリージュン、笛木優子など。乃木坂46の生田絵梨花もピアニストに憧れる女子高生役として出演する。産後クライシスを扱った内容だと思うので、うまくドラマとして消化できれば主婦層の共感は得られるかも。

『出入禁止の女~事件記者クロガネ~』 1月15日~

テレ朝系 木曜19時58分  期待度★★☆☆☆

京都の新聞社を舞台に、さまざまな取材先から“出禁”をくらうほどの執念の取材をする事件記者の活躍を描く。主演は観月ありさ。主人公と対立するデスク役に財前直見。他に、小林稔侍、益岡徹、宅間孝行、甲本雅裕、前田旺志郎などが出演する。『科捜研の女』はもう15年もやっているので、そろそろ新しいシリーズを作ろうとしているのかも。あのノリが好きな人には楽しめそう。

『DOCTORS 3~最強の名医~』 1月8日~

テレ朝系 木曜21時  期待度★★★☆☆

自分が信じる医療のためなら手段を選ばない非情な一面も持つ医師・相良浩介を主人公にした医療ドラマの第3弾。主演は沢村一樹。今回もこれまでと同様、高嶋政伸が演じる森山が珍行動をして、それを相良が何とかするというパターンになりそう。この作品も安定のテレ朝テイストに入ったので、飽きられるまで続くかも。伊藤蘭、野際陽子、比嘉愛未、小野武彦、滝沢沙織、黒川智花なども引き続き出演する。

『美しき罠~残花繚乱~』 1月8日~

TBS系 木曜21時  期待度★★★☆☆

岡部えつの同名小説をドラマ化。不倫をしている地味なOL・りか、りかの不倫相手である大手企業の常務・柏木、夫の不倫に気づいている柏木の妻・美津子、美津子を慕いながら美津子の策略でりかと見合いすることになる青年実業家・圭一、この4人を中心に繰り広げられるドロドロの愛憎劇。りかを演じるのは田中麗奈で、民放の連ドラレギュラー出演は2008年の『猟奇的な彼女』以来になる。他に、村上弘明、若村麻由美、青柳翔、池畑慎之介、三浦理恵子、高橋かおり、平泉成、吉田里琴などが出演。脚本は浅野妙子で、プロデュースがこれまた久々に現場に出てきた栗原美和子なので、ホントのドロドロが楽しめそう。

『問題のあるレストラン』 1月15日~

フジ系 木曜22時  期待度★★★★★

『最高の離婚』の坂元裕二が脚本を担当する女性応援コメディ。ポンコツのレッテルを貼られた問題のある女性たちが、自分たちを苦しめてきた男たちを見返すために新しいビストロをオープンさせる。出演は、真木よう子、二階堂ふみ、東出昌大、高畑充希、臼田あさ美、松岡茉優、杉本哲太、吹越満、菅田将暉、YOU、安田顕、田山涼成など。キャストも揃っているし、『最高の離婚』の時のようなセンスのある会話が堪能できそう。主題歌はきゃりーぱみゅぱみゅ。

『五つ星ツーリスト~最高の旅、ご案内します!!~』 1月8日~

日テレ系 木曜23時59分  期待度★☆☆☆☆

京都の旅行会社を舞台に、窓際社員たちが厄介な観光客の理不尽な要求を次々とクリアしていく姿を描く。どんな観光客でも満足させる伝説のトラベルマスターに渡辺直美。他に、山本裕典、寺島進、有森也実、高月彩良、綾田俊樹、星田英利などが出演する。京都が舞台なので提示される旅行プランに汎用性があれば役に立つかも。いずれにしても社員たちのキャラクター次第か。

『保育探偵25時~花咲慎一郎は眠れない!!~』 1月16日~

テレ東系 金曜19時58分  期待度★★☆☆☆

吉田よしきの探偵小説、花咲慎一郎シリーズをドラマ化。保育園の園長先生でありながら、元刑事の探偵という2つの顔をもつ主人公が、子供たちのために奮闘する姿を描く。主演は山口智充。黒谷友香、鹿賀丈史、中村俊介、真剣佑、富田靖子、白石美帆、藤吉久美子、ちすんなどが共演する。元NMB48の福本愛菜も出演。脚本はなんと土田英生だし、制作会社も変わっているので、これまでのこの枠とは少し違う雰囲気になるかも。

『ウロボロス~この愛こそ、正義。』 1月16日~

TBS系 金曜22時  期待度★★★★☆

神崎裕也のコミック「ウロボロス 警察ヲ裁クハ我ニアリ」をドラマ化。同じ養護施設で育った2人の男が、姉のように慕っていた先生を殺した犯人を暴くため、刑事とヤクザになり、真実を探っていく。出演は、小栗旬、生田斗真、上野樹里、中村橋之助、吉田羊、広末涼子、光石研、滝藤憲一、吉田鋼太郎、ムロツヨシ、清野菜名、武田久美子など。『花ざかりの君たちへ』以来となる小栗旬と生田斗真の共演や、脇を固める役者の充実度なども期待できるけど、ストーリーや映像もかなり見応えあるものになりそう。

『セカンド・ラブ』 1月~

テレ朝系 金曜23時15分  期待度★★★★☆

大石静が脚本を担当する大人のラブストーリー。夜のメロドラマを意識して、亀梨和也が演じるコンテンポラリーダンサーと、深田恭子が演じる年上の高校教師との激愛を描く。同じ大石静が描いた2010年の『セカンドバージン』でも、深田恭子は個性的なお嬢様妻を好演していたけど、今回は同僚との不倫関係にむなしさを感じているところに、年下のダンサーから積極的なアプローチをかけられる役を演じる。金曜ナイトドラマ枠でこのテイストのラブストーリーをやるのは初めてなので、新たな視聴者層を獲得できそう。

『怪奇恋愛作戦』 1月9日~

テレ東系 金曜深夜24時12分  期待度★★★★☆

ケラリーノ・サンドロヴィッチが脚本・演出を担当するホラー・ラブコメディ。アラフォーの3人娘が恋愛をすると、なぜか怪奇現象もいっしょに起こり、知らないうちに巻き込まれていく。出演は、麻生久美子、坂井真紀、緒川たまき、仲村トオルなど。ケラがテレビドラマの脚本・演出をやることは少ないが、『時効警察』の多め亭、早め亭の回を担当した人と言えば分かる人も多いはず。とにかく、この枠でこれだけ豪華なメンバーが揃うことは珍しいので、かなり見る価値はある。音楽担当は鈴木慶一。

『限界集落株式会社』 1月31日~

NHK 土曜21時  期待度★★★☆☆

黒野伸一の同名小説をドラマ化。関東地方の奥深くにある限界集落を舞台に、寄せ集めの男たちが農業で村おこしを目指すサクセスストーリー。出演は、反町隆史、谷原章介、松岡茉優、井上和香、長山藍子、平泉成、寺田農、井川比佐志など。原作とは主人公が変わるようだけど、ドラマ向きの内容なので見やすい仕上がりになりそう。

『学校のカイダン』 1月10日~

日テレ系 土曜21時  期待度★★★☆☆

裕福な生徒が集まる名門高校に編入し、底辺の扱いを受けることになってしまった主人公が、天才スピーチライターと出会い、言葉の力で革命の階段を登っていく学園ドラマ。出演は、広瀬すず、神木隆之介、浅野温子、生瀬勝久、泉谷しげる、石橋杏奈、杉咲花、須賀健太、金子ノブアキ、野波麻帆、金山一彦など。姉の広瀬アリスは15歳で昼ドラの主演を務めていたが、妹の広瀬すずも16歳で連ドラ初主演となった。内容的にスピーチがポイントになるはずなので、そのシーンでの広瀬すずに注目。

『お兄ちゃん、ガチャ』 1月10日~

日テレ系 土曜深夜24時50分  期待度★★★☆☆

家事全般を任され、うんざりする毎日を送っていた小学生の少女が、お兄ちゃんが出てくるガチャの存在を知り、次から次へと出てくるお兄ちゃんの中から理想のお兄ちゃんを選ぶ。野島伸司が脚本を担当するファンタジー。出演は、鈴木梨央、岸優太、野村麻純、小山内花凛、西原純など。野島伸司らしい内容だけど、その中でいろいろな愛が描かれそう。

『流星ワゴン』 1月18日~

TBS系 日曜21時  期待度★★★★★

重松清の同名小説をドラマ化。リストラ宣告に家庭崩壊と、絶望の淵に追い込まれた男の前に、親子連れのワゴンカーが現れ、過去を巡る旅に出る。さまざまな家族関係を軸に描く、人生再生のファンタジー。出演は、西島秀俊、香川照之、井川遥、吉岡秀隆、倍賞美津子、市川実和子、高橋洋、入江甚儀、町田啓太、高木星来、横山幸汰など。ファンタジーではあるけど、キャストは揃ってるし、チーフDは福澤克雄だし、かなり見応えのある作品になりそう。主題歌はサザンオールスターズの書き下ろし。


 個人的には…脚本家:坂元裕二氏の「問題のあるレストラン」、農業を扱った「限界集落株式会社」、吉岡秀隆出演の「流星ワゴン」が気になりました。あと1と2にハマッた「マジすか学園4」も・・・(笑)。
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ドラマ「花燃ゆ」 [ドラマ]

私は山口県在住。この山口県が大河ドラマの舞台となるのは38年振りだそうだ。

私のペンネーム「はるかぜ」は高杉晋作の幼名から頂いている。

ということで、私が好きな「吉田松陰」(先生…萩では吉田松陰と呼び捨てにすると怒られる。)や「高杉晋作」が登場するとあって、騙されたと思って第1話を観てみた。

泣けた!

これは1年間通して観るぞ!と決めた!

無知を知ること!学ぶことの大切さ!を伊勢谷友介演じる吉田松陰先生が熱く語ってくれたからである。

http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/cast/index03.html

「維新」とは「復古」である。「改革」や「革命」とは異なるのである。どう違うのか?改革や革命は首(考え方)をすげ替える(すり替えるといってもいいかもしれない)、維新とは王道の復活である。(政党等で使用しているのは明治維新の良いイメージを植え付けるだけの戦略で、何も復古では無い場合が多い)

160年前よりも今の世界の方が宇宙も膨張しているのか?世界は広いはずである。未だに知らないことだらけである。

当時の人たちも真剣に学んでいた。今の私たちも、もっと学ぼうではないか!?


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続・最後から二番目の恋 [ドラマ]

ドラマ「続・最後から二番目の恋」を観た。

10/2の涙活という記事「涙の効果・効能http://harukaze0013.blog.so-net.ne.jp/archive/20141002

にもあったが泣くことで心のデトックスになり、ストレス解消になるらしいが、このドラマで泣き、笑わせてくれた。

日常生活を送る中でこんなに笑わせて(ほろりと泣かせて)くれることは無い。やはり映画・ドラマは心のデトックスだ!

続・最後から二番目の恋 DVD BOX

続・最後から二番目の恋 DVD BOX

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
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あのドラマから2年経過。和平さん(中井貴一)は52歳になり、千明(小泉今日子)も48歳。足して100歳カップル誕生か!?癒し系未亡人も参戦し、大人の恋はどうなることやら、ドキドキワクワクさせられた。大人の感情をセリフとして代弁してくれることも多々あり、自分の人生を振り返るにはいいドラマだった。

辛い時に「話、聞きますよ~!」と一緒に飲んでくれる、こんな異性飲み友達が欲しいなぁ(笑)・・・と。

若い時には感じなかった。大人の恋っていいもんですね。

※放送中ではカットされた未公開「和平と千明のトークバトル」も特典映像としてvol.6には収録されていて、シナリオなのかそれとも素なのか役者魂たっぷり詰まったトークバトルを観るのもいいもんですよ!


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ドラマ「最後から二番目の恋」 [ドラマ]

ドラマ「最後から二番目の恋」&「最後から二番目の恋 2012秋」を観た。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%8B%E3%82%89%E4%BA%8C%E7%95%AA%E7%9B%AE%E3%81%AE%E6%81%8B

最後から二番目の恋 DVD-BOX

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最後から二番目の恋 2012秋 [DVD]

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ドラマ「風のガーデン」で好きになった中井貴一が気になり・・・(黒木メイサとかじゃないのかよ!?)
ドラマ「最後から二番目の恋」を観た。久々に大人のラブコメドラマを楽しめた。どこに行っても貸出中で2年前のドラマなのに???と思ったが、どうやら今年続編が放送されたらしく、10/24にレンタル開始のようでその前に観ておこうという感じのようだ。
50歳の真面目な鎌倉市職員の中井貴一演じる和平(わへい)さんと、45歳のTV局プロデューサー独身女性:千明(ちあき)を小泉今日子が演じている。


二人は夫婦では無いただの?お隣さんだが、めおと漫才のような掛け合いが楽しく、この脚本家はあの名作ドラマ「泣くな、はらちゃん」と同じ脚本家ということを途中から知り、妙に納得した。

ドラマに限らず、「これが最後の恋だ!」と思うと重たいし、でも「最後の恋」から久しい人からすると、恋愛ってどんなんだっけ?ともなるから「最後の恋」から次の恋だと思えば、少しは楽になるし、失恋しても先に進む勇気も出てくる。このタイトルは結局どういう意味なんだろう?と今も考えさせられる。(ドラマの中でちゃんと解説してくれているのだが、自分流に考えるというか、感じるのが楽しい。)

最近アンチエイジングを意識しているが、それは健康面に於いてであるが、ドラマを観ていると・・・歳を重ねることも悪く無いなぁ・・・と感じさせてくれる。

ドラマも映画と同じように星の数ほどあって全てを観ることは出来ないが、必要な時期に必要なものを観させていただいているなぁ・・・とつくづくドラマとの出会いの不思議さもある。続編を観るのが今から楽しみだ!毎日、何かの楽しみがあるのはいいもんだなぁ・・・。


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ドラマ「風のガーデン」 [ドラマ]

ドラマ「風のガーデン」全11話を観終えました。脚本家:倉本聰氏の「北の国から」「優しい時間」に続く富良野三部作で、どれも甲乙付け難い名作でした。俳優:緒方拳氏の遺作となったドラマです。

風のガーデン DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD
wikiによると、この作品を取り終えて2日後に制作発表、当然、緒方拳氏も出席(この時の模様は最終話のDVDに特典映像としてあります)、その5日後に緒方氏はあの世に旅立たれるという、まさしくこのドラマの続きのような話です。タイトル題字は緒方拳氏の筆によるものです。
自分の死や家族の死という終末をどのように迎えるのか、主人公も46歳と私たち世代なので非常に考えさせられました。前半の3話までは東京や最先端医療現場が舞台で、都会や病院が苦手な私としては退屈な感じでしたが、4話から舞台を北海道富良野に移してからは、笑いあり、涙ありで、風景と共に癒されました。


ドラマ「優しい時間」では父親と息子との関係でしたが、今度は、娘と息子との関係となり、私も息子も娘も居るのでまたまたダブらせて観てしまいました。「優しい時間」で十分満足していましたが、三部作で自分の中でもいろんな事が完結することが出来て幸せです。

人は必ず「死」を迎えます。しかし、逃げているというか、避けているというか、考えないようにしていますが、こうしてドラマを通して疑似体験出来て本当に良かったです。残りがいつまであるのか分かりませんが、日々大切に生きていこうと思います。ありがとうございます!


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ドラマ「優しい時間」 [ドラマ]

ドラマ「優しい時間」全11話を3日間で一気に観ました。

優しい時間 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD


いつも読んでいるブログのnaonaoさんの記事で、ドラマ「北の国から」で有名な脚本家 倉本聰氏の富良野三部作があることを初めて知り、迷わず借りてみたのです。

私も単身赴任中のある事件がきっかけで息子と離ればなれになって暮らしているので、ドラマの主人公(寺尾聰)とダブらせて観て毎回涙を流していました。二宮和也君が息子に見えてきました。寺尾聰氏(私が最初に買ったレコードは「ルビーの指輪」でした)と二宮和也君のファンになってしまいました。

寺尾聰演じるエリート商社マンの主人公はニューヨークに単身赴任中、息子(二宮和也)が運転する車の事故で最愛の妻(大竹しのぶ)を亡くしてしまう。そのことがきっかけで仕事を辞め、妻のふるさとの富良野で喫茶店「森の時計」を始める。事故以降、息子とは絶縁状態なのだが、その親子がゆっくりとした時間の中で心を修復していく話。その中で1話完結のサイドストーリーもゲストと共に展開していく上質な内容である。

「北の国から」でも共通するのだが、俳優陣の演技もさることながら、映像と音楽も素晴らしく、平原綾香「明日」もドラマにピッタリであった。http://www.youtube.com/watch?v=EVIrcOlhUKw

「このドラマの最後を観るまでは死ねない!」最後を見終えた後は「いつ死んでも悔いは無い」と思えた程(相変わらず極端な感想ですが)。

次は三部作目の「風のガーデン」を観る前に、息子(二宮和也)がどうしても気になるので「拝啓 父上様」を観ることにする!

風のガーデン DVD-BOX

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拝啓、父上様 DVD-BOX

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