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一物全体という食育 [健康]

「一物全体」という言葉を初めて知った。twitterで「食」の大切さを訴えるお医者さんのつぶやきから。wikiでは以下の通り。

一物全体(いちぶつぜんたい)とは、ありのままの姿で分割されていない状態のこと。食養で使われることが多い用語で、食材を丸ごと使用するという意味で使われる。穀物を精白しないこと、野菜の皮をむかずに使うことや、根菜でも葉を用いること、小さい魚を丸ごと食べることを意味する。
仏教用語:生物が生きているというのは、丸ごと全体で様々なバランスが取れているということであり、そのバランスのまま人体に摂取することが人体内のバランスを取るのにも望ましいという考え方から、人間が食物を摂取する際、穀物を精白したり、野菜の皮をむいたり、動物の肉や魚を部分的に食用にするのではなく、できるだけ丸ごと食べるのが健康に良いとする考え方。 栄養学の観点からも、植物の皮や葉、小魚の骨は栄養が豊富である。


以前、ご紹介した白米と玄米の成分対比:https://harukaze0013.blog.ss-blog.jp/2023-03-29

で調べた程度で、じゃが芋の皮を剥いた場合と皮ごとの成分とか観たことも無いが、一目瞭然と予測される。大根も葉っぱを捨てて売られているが、「葉」にも栄養があるので、自家製のメリットとして、葉を炒めて食べる事が出来る。人参もジャガイモも「同様」だと今回初めて知った。スーパーでは「葉付大根」や「葉付人参」「葉付じゃが芋」は観た事が無い。これも「常識を疑え」の一環で、今までの現代社会は「大事な物を捨てている」「粕(カス)を食べている」まさに粕という漢字は「白い米」と書くでしょう!と20年前に教わった料理教室の先生はおっしゃっていた。その先生は「実と皮の間に宇宙がある」とも表現されていた。

魚も頭を残す事が多いが、エラの部分の身が美味しい(そりゃそうだ、エラが一番動くのだからその筋肉は美味しいだろうよ)とか、眼球にはDHAが含まれるとか、尻尾のカリカリもカルシウムがありそうだ。

もしも、私が人間を食べる宇宙人に食用として捕獲されたとしたら、眼球含め骨も全部食べてもらいたい!そう願うのは魚も野菜も一緒だろう…。

物事の全体を観るという意味で「俯瞰(ふかん)する」と表現するが、食も俯瞰して生きましょう!

※この歳になっても知らない事だらけ~「無知の知」「生涯勉強」だ!

ジャガイモの葉とサツマイモの葉


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