バイク事故の原因は「止まれない」 [社会]
私は5対5の割合で車とバイクに乗る。バイクに乗るようになってから、車の運転も更に気をつけるようになった。それだけバイクは危険な乗り物で事故=死に直結するからである。
43歳で生まれて初めて自動二輪(といっても125cc。欲にキリ無しな自分を知っている為、制限を持たせている)の免許を取った際、ひと回り年下の後輩といっても日本をバイクで2周した経験を持つから大先輩にお願いしてツーリングしてもらった。その際のアドバイスはこうだった…
「まず、教習所では絶対に教えない急ブレーキの怖さを体験しましょう!」ということだった。
だだ広い敷地に連れて行かれて「○○さん、ここで時速30キロで走って思いっきり急ブレーキを踏んで下さい!」という指示だった。
これなら教習所でも「急制動」という試験がある。しかし、教習所の場合は、この白線でちゃんと止まるというものである。これなら事前に予測しているから心理的には急でも何でもない。
でも公道での事故は、急な飛び出し!急な右折車!とこちらの直進と急!な出合い頭と不測の事態での急ブレーキとなる。
バイクは前輪のブレーキを右手レバー、後輪ブレーキを右足のフットブレーキという車とは異なるブレーキングになる。
先輩の指示に従い急ブレーキをかけた。
すると、どうだろう…
後輪がロックし、フラフラと滑り出した。思ったように止まらないのである。こけはしなかったが、こんな体験をするとは思ってもみなかった。教習所ではちゃんと毎回フラフラせずに止まれたからである。正直、怖かった。
その先輩曰く「教習所でまずこれを教えるべきなんです!」
「この止まれない怖さを知って、初めてバイクに乗るべきなんです!」と。
その先輩の経験に基づくご指導である。それなのにその後、私は止まれない単独事故を3回も起こし、その内1回で骨折も経験した。その先輩とは疎遠になったが、それを聞いたら「あれだけ言ったのに!」と言われそうでお恥ずかしい。
本日は雨の為、農家は晴耕雨読。
バイク事故を引き起こす原因は『止まれない』がダントツ!という記事に目を奪われ、命を守る行動を取らなければならない為購入した。
※命を守る行動は災害時や事件でもそうだし、車や自転車を運転する人も『止まれない』は共通認識であるべきだ!
他にも「白バイ隊員に聞いた事故回避の極意」「白バイ隊員が見た『こんなライダーは危ない!』」とか興味深い記事多数。またいつかご紹介します!
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