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日本と米国の災害に対する危機意識 [社会]

▼先日ラジオである大学教授が、昨年の水害に対する日本の国民性と米国の国民性の比較の話をしていた。▼米国で大型ハリケーンが迫ってくる過程で、ある州の州知事が避難指示を出したところ、その地域の住民数300万人に対し、実際は600万人が避難したのだとか。避難指示を出した地域の近隣まで含めて避難したという結果。▼解説では米国人は、広大な土地にポツンと住んでおり、防犯上警察を呼んでも数時間掛かる場合があり、自分の身や家族の身は自分で守るという意識が元々あるという。▼その点、日本人は農耕民族で集団的だから、隣近所を意識して様子見で、自分で自分を守る意識が低いのではないだろうか?という見方。果たして本当にそうだろうか?▼TVやマスコミによる飼い慣らされたポチ的日本人が戦後育ってしまい、飼い主の言うことにも反応出来ず、常々聞くようになった「命を守る行動」すらも出来ずにいるのかもしれないなぁ・・・と。▼これは私に対する戒めの意味をもって書いています。▼東日本大震災や福島原発や近隣で言うと山口や広島や岡山での豪雨災害、熊本地震や大阪地震、その他様々な天災(人災)に対処できるのだろうか?▼今年はねずみ年だが、よく聞く災害の前にねずみが一斉に逃げるというような動物的行動が、私たち人間にも取れるのかどうか?が問われる一年とみても自分を試す意味でも面白いかもしれない。▼動物的感覚を養うというより取り戻したいものだ。

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