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常識を破る [社会]

私の息子が高専の野球部に入部して最初の夏を迎えた時。と、いっても1年生なのでスタンドでの応援。私はその姿を見て、驚きと共に感動した!息子が5厘刈りだったからだ。息子だけというのでは無く、1年生全員。後で本人に聞くと、強制では無く、先輩に対する応援を気持ちを表す意味で、1年生全員で決めたのだと。

今年の夏の高校野球の甲子園出場校の内、8校が坊主では無いとのこと。

全国調査では約1/4の26%が坊主では無いとのことである。

時代が変わりつつあることに、少し嬉しくなった。

私の高校では、野球部と柔道部のみが坊主だった。弓道部だった当時の私は、髪を伸ばせることに幸せを感じた。

何故、「野球部」と「柔道部」が坊主なのか?うちの高校には無かったが、もしかして「ラグビー部」や「レスリング部」がある学校はそうなのかもしれない。これは勝手な偏見に過ぎない。「サッカー部」は長髪OKで「野球部」はダメ。「アメフト部」は良くて「ラグビー部」はダメ。これも私の偏見だ。

伝統だから?みんながしているから?それが部の規則だから?先生に言われたから?

少子化で、野球やりたいのに「坊主」は嫌で入部拒否もあるだろう。間口を広げないと部員数が集まらないのも実態かもしれない。指導者側の支配が段々及ばなくなってきているのもあるかもしれない。

「右向け『右』!」(ピッ)と言われて「右」を向くのに、疑問を持っていた私。中1の秋、野球部顧問をしていた理科の先生に、夏休みの宿題をしなかった為に「理科の教科書1冊丸々ノートに複写させられた」程の罰を受けた私。

あれから40年、子供達への支配が段々と及ばなくなってきているのかもしれない。脱「個性」の支配型教育から「個性」を尊重する本来の自由な社会へ変化している。先日もラジオで…夏休みの宿題が全く無い小学校が北海道にあるというのだ。夏休み最終日に徹夜でする小学生だった私にとっては理想の学校だ。

大人たち自ら、今までの常識を破り、子供達が伸び伸びとやりたい事が出来る時代に1/4なったのだ!

まずは、「常識を疑い」、そして「自分の頭で考え」・「常識を破って」生きましょう!

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