新・岩戸開き [精神世界]
約20年前のこの時期、宮崎県の高千穂峡に行ったことがある。古事記の「天の岩戸開き」の舞台である。この時期だけなのか、毎夜毎夜、神楽が奉納されていた。
高天原の天の岩戸に天照大御神がお隠れになり、太陽の輝きが消え失せ、災いが起こっていた。
困った神々は「どうしたら、天照大御神を外に連れ出すことが出来るのか?」の会議をした。出た結論は、岩戸の外が、にぎやかで楽しそうなことがあれば、氣になって外の様子を伺うのではないだろうか?その一瞬の隙に外に引っ張り出す作戦である。
岩戸の外で始まった楽しい音楽や踊り、にぎやかな笑い声・・・。
確かこんな話だったのだが、最近ふと思うことがあった。
離婚して出戻った私は70代半ばの老夫婦との生活。そこに笑いなど無い。子供との月に一度の面会日でも親が離婚した辛さからか、そこに笑いは無い。職場でも仕事に追われ笑う余裕が無い。
「そういえば、最近笑っていないなぁ・・・」
youtubeで検索して漫才やコントを「わざわざ」観た。
「これだ!」・・・と。
本来、人間が明るかった自分を外部要因のせいにして、自分を暗く押して込めているのは自分そのものだ。
無理やりでも笑うことで、自分の中で「岩戸開き」が出来るのではないだろうか?
音楽しかり!
笑うことで免疫力が増す(癌細胞をやっつける)というのも裏付けになる。
私の今のお薦めバンドはこちら→BAND-MAID (音楽をやってた頃を思い出させてくれます)
https://www.youtube.com/watch?v=axF56i4spio
改めて、芸能の大切さを感じた今日この頃です。
音楽と笑い・・・そして踊り(運動)を大事にして生きましょう!
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