原発は止められず [社会]
近くに上関原発予定地がある。
その予定地から３０キロと隣接する選挙区での結果である。
当初、無投票予定だったが告示日の３日前に突如立候補した「原発反対」を訴える地元候補者。
１９７票差で落選。
この選挙区（光市）の投票率は５８％であった～投票率が上がれば恐らく、逆転していたであろう。
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/senkyo/ES_TOUHYO.htm
このご時勢でも何も考えない（考えることが出来ない）有権者が多すぎである。
それが彼らの思うつぼとも言えるが・・・
私はこの候補が敗北したことよりも、この地区投票率の低さに正直驚いた。まあ県全体の投票率より６ポイント高いから関心の高さは読み取れるが。。。
各地区の投票率を見ても高齢化が進んでいる地区は高い。
裏を返せば、若者が投票に行っていないと予想される。
原発問題などは若者の問題である。自分が結婚して配偶者がどうなるのか？将来のわが子がどうなるのか？子孫がどうなるのか？ふるさとがどうなるのか？日本がどうなるのか？世界がどうなるのか？
あれだけTVで報道しているにも関わらず、TV世代であるにも関わらず、である。
残念ながら行動できない世代とも言える。。。
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2011/0412/2.html
原発予定地の上関の選挙区は投票率８１％と驚異的である。戦前の日本並み（調べていないが）の投票率である！
ちなみにわたしの選挙区は５２％と県の平均に近く、おB化度がわかると思う。。。
※名前だけ選挙カーで連呼する若いのに旧態依然の選挙をした現職議員は予想通り落選した。現職なら何をしたかの実績をアピールしないと。逆に言えば何もしていないのを露呈した結果である。うちの店も選挙前にこの人の売名行為のおかげで迷惑している。尊敬する人物にスポーツ関係者を挙げるのも３S政策の捕囚であるから致し方ない。
県の選挙管理委員会が発表する投票率を見ても世の中が少し見えてくる。
昨日の記事ではないが、益々若者に対して、教育に対して日本に対して危機感を持とう！
