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サルコペニア [社会]

先日、病院に行った際、掲示板に「サルコペニア」に注意しましょう!みたいなものが貼ってあったのでメモ。


近年、コンビニの菓子パンや惣菜パンだけで食事を済ませてしまう高齢の方が多くなっています。このような食事ではエネルギーは確保できても糖質と脂質に偏った食事になってしまい、たんぱく質が不足してしまいます。特に高齢者は筋肉の量や機能が低下する「サルコペニア」が問題となっています。サルコペニアは寝たきりの原因にもなってしまいます。筋肉量を減らさないために、肉類や卵、魚介類や乳製品、大豆製品等さまざまな食品から偏りなくたんぱく質を適量摂り、適度な運動が勧められます。
※サルコペニア(wikiより抜粋):進行性および全身性の骨格筋量および骨格筋力の低下を特徴とする症候群である。筋肉量の低下を必須項目とし、筋力または身体能力の低下のいずれかが当てはまればサルコペニアと診断される。

これは、まさに私の父の話だ!と感じた。毎日、弟が経営するコンビニで菓子パンを買い、食べている。運動することもなく、寝たきり、しかも運動しないから、昼も夜も食欲がない。この悪循環なのである。運動せず、寝たきりで筋肉が無いから、一般的に寒く無い日でも5枚も6枚も厚着をしても「寒い寒い」と言っている。

身長は私とほぼ同じ。私は53キロに対し、父は38キロしかない。昔は高血圧だったのだが、低血圧になっている。恐らく、体重が減った為に、心臓から送り出す血液の圧力(血圧)が必要ないから下がったのだと思われる。近くにコンビニが出来たことにより、こんな父のような高齢者が今後も増えるだろう。若い人たちは働くことで運動をしているから問題ないと思うが、年金生活で働く必要もない高齢者は要注意である。

私の知っている高齢者で、毎日毎日小学生の通学の交通立哨(りっしょう)をしていたおじさんがいたが、このおじさんを見習うべきだと感じた。

便利な世の中だが、何が災いするのかわからない。できるだけ、昔ながらの生活(食事や運動)をしていきたいものだ。と身近な例を見て感じた今日この頃です。


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