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映画アナログ「本編映像~母からの愛の言葉」 [社会]



「人には、自分だけの幸せのカタチがある。それを信じて貫きな!」

映画「アナログ」で二宮演じる悟の母(高橋惠子)が、一人息子に病室で語るシーン。

これは真実であろう。十人居れば十人十色。百人居れば百通りの「幸せのカタチ」。

なのに、私が育った環境では、保育園に行きたくないのに無理やり行かされ(登園中車から飛び降りケガをした私)、小学校では皆と仲良くしなさいと言われ(全員とは無理だ!と思いながらも学級委員長で皆のまとめ役にさせられ)、中学校では夏休みの宿題を全くしない科目があり、その先生からは無理難題な宿題を私だけ課せられるイジメ、高校ではある科目では赤点(平均点の半分以下)三昧。親からは「いい大学に行きなさい!」と無理やりレールを敷かれる。大学でもゼミの教授から「全国区の大手企業に行きなさい!」と言われ推薦されるも「山口に帰りたい!」と断った。

幸せのカタチが一律なのに氣付く。ちゃんと学校に行って、先生の言う事を素直に聞いて、みんなと同じ連帯行動。学校の勉強をし、いい高校、いい大学、いい会社に行き、いい奥さん(伴侶)をもらい、いい子を産み、そして社会が言ういい子に育てる。これの無限ループなのではないか?

今まで散々、社会が言う「幸せのカタチ」を演じてきたが、離婚を機に、全てを辞めたら、すっきりと楽になった。

「私の幸せのカタチ」を追究すればいいのか?そうだ!いいのだ!「これでいいのだ!」

※私の母は決してこんな事を言わないので、覚醒者「ビートたけし」からの有難い言葉として心に留めておこう。

アナログ (集英社文庫)

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