オスは売れ残る [社会]
昨日の続きの話。
筍(たけのこ)の目利きをした結果、主婦たちが賢くなり、結果私が出荷した筍が売れ残ってしまった。
やはり黒くて持ち運びには大きくて重たいオスの筍が2個、廃棄コーナーに置いてあった。
筍は1日に10センチも伸びると言われている。それだけ成長が早く大きくなると食感がキスいのである。(キスいというのは山口弁なのだろうか?固いという意味である)筍は小さいもの(子供)・大きくてもメス(やわらかい)から売れていく。
何だか人間と似ているなぁ。。。
ある学者によると定年を過ぎて働かない(家事も含め)男性は世の中に貢献していないので存在価値が無いのだとか。片や女性は歳をとっても孫の面倒などに欠かせない存在だから益々今後の社会に必要になるのだとか。
先日も国内大手のたばこメーカーの人と話をしたが、増税後売上も下がっており、たばこ人口も減ってきて先行きが暗い為、50歳以上は退職勧告に遭うのだとか。。。年功序列ではない、歳をとっても存在価値が問われる世の中になったのだ。
お店の店内でも金魚のフンのように奥様のカゴを持つでもなく、奥様の後を付いて歩いている男性を見て「この人は今、何の役に立っているのだろうか?」今まで働いたことによる年金収入を奥様にプレゼントしているのは分かるが、その人が死んでも奥様が食べていけるだけの年金は入るからねぇ。今、役に立っているかが重要になるのでは?
生涯現役という言葉を最近は意識しているが、健康を維持していないと可能ではない話だ。男性としては歳をとっても存在価値があるように生きていきたいものだ。
筍のように捨てられないようにね!
花が終わると隣のように野いちごの実が成る。人間も何かを残していきたいものだ!