先日死にかけました [社会]
先日死にかけました~
よく、農作業中に機械の事故により亡くなられる方がいる。
まさにその一歩手前だった。
急傾斜の坂道をバックで耕運機を降りていた。(前進で降りると前方部のエンジンが重たいためシーソーのような状態になり危険なため)
直前まで耕していた田んぼのヌルヌルした泥が長靴に付着していた。
ツルツルした草に足を取られて後ろに転んでしまった。起き上がろうとしたら目の前にバックの耕運機が迫ってきていた。
脳裏に「内臓破裂による圧死」→「逃げろ!」と浮かんだ。
とっさに隣の田んぼに飛びこんだ。
もしも判断ミスや足腰が弱い高齢者だったら本当に下敷きになっていたかもしれない。
しかし、今度はその田んぼに方向を失った耕運機が横転して田んぼに数十センチ埋まった。
今度は横転したエンジンがかかったままの耕運機から油が漏れている。
今度は脳裏に「引火して爆発するかもしれない!」と浮かび、すぐにエンジンを切った。
両親が居ない時の作業であり、もしも下敷きになっていたとしても発見が遅れていただろう。
事故というのは様々な偶然が重なった結果起こるものである。
冗談で言えるが「私の命日だったかもしれない」と。。。
改めて、生きているのではない、生かされている命の不思議に感謝した。
一度死んだと思ったら、何だって出来る氣がしてきた。
この話を友人にしたら、「何回目かの人生じゃね!お誕生おめでとう!」と言われた。
事故に遭いそうになった3月14日が私の新しい誕生日である(笑)。
ちっぽけな私たち