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玉石混交 [社会]

玉石混交(ぎょくせきこんこう)とは良いものと悪いものが入り混じった状態をいう。

玉というのは勾玉(まがたま)とか宝石のような価値のあるものと石ころとの違いであるが、ネット情報は玉石混交であるという使い方だろうか?

先日あった身近な事件。

店内でレジで並んでいたお客さんが落とした1万円をすぐ後の人が拾って自分のポケットに入れる事件。かと思えば、「10円駐車場に落ちていましたよ!」と親切に届けてくれる人。

1枚の抽選券をひくのにまとめて何枚もひいて、その中から当たりを選ぶ人。くじは要らないから次の人へチャンスをまわして下さいと言う人。

世の中の人間も玉石混交である。

本当は皆、玉(宝石)として生まれてくるんだろうけど(性善説)、親の教育が悪いのか、我良しの自我が強くなるのか、類は類を呼ぶ法則で悪に染まってしまうのかわからないが、石に変化していってしまっている状態である。でも自分次第で磨けば玉にも戻れるんだろうけどね。。。誰も磨いてくれないからね~。

60代のパートのおばちゃんが教えてくれた。

「丹波哲郎が言ってたけど、この世で悪いことをしたらあの世では地獄に行くというけど、地獄に行ってもその人はそこは地獄と思っていないらしいよ!」と。私も以前別の人が書いたあの世の描写を読んでそう感じたのを思い出した。地獄と感じて「抜け出したい!」と思った人は成長が生まれるのであって、感じない人は永遠に地獄のままなんだと。

この世も同じである。自分が成長しようと思ったら変われるのである。過去の過ちは過去として反省し、白紙の未来を自分で作れるのである。

世の中のニュースや身近な人を見て鬼畜か!?と思う人間もいれば、神様か!?と思う人もいるので、まさに、この世もあの世も玉石混交なのだろう。

(もとい、あの世は混交は無いらしい。玉は玉だけ(天国)、石は石だけ(地獄)。だから成長するにはこの世での修行が必要らしい。故に変化が欲しくてみんなこの世に生まれたがる。なのに自殺者が昨年も2万7283人も。あの世に行って気付いても時既に遅し!らしい。)


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