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四コマ漫画 [社会]

先日、小6の甥っ子が暇つぶしに遊びに来ていて、もてあましていた私の母(祖母)が昔、自分が読んで面白かったという「フジ三太郎」(サトウ・サンペイ著:朝日新聞に掲載)という四コマ漫画を見せていた。

母は笑うのだが、甥っ子は何がおかしいの?と解説を求める始末。

四コマというのは必ずオチがあり、想像力や行間を読む空気感、時代背景など高度なものであることを悟った。

「宿題と思って、全部読みなさい!そして、何がおかしいのか勉強しなさい!」

「読み終わったら、おじさんに貸して!」と伝えた。

空気を読む(いわゆるKY(死語かな?))というのは社会に出て非常に重要になる。恐らく、学校では教えてくれない。友達関係などで自分で学び取らないといけないものなのだろう。

昨日、FMラジオでお笑いトリオ「東京03」のボケ担当の角田氏がライブで入れ替わるお客さんの空気によってアドリブを入れることが出来たらもっと面白いのに、練習上通りにしか出来ないと漏らしておられた。突っ込み担当の飯塚氏が指摘。ライブは一日2回公演とかあり、「角ちゃん、ほんとそうだよね!」「さっきのお客さんと今回のお客さん違うから、さっきのアドリブ何で入れんだよ~!」「今、あのアドリブ入れるべきなのに、何故入れねぇんだよ!」とか公演後の反省会で言うけど、角田氏は「それが、わからないんだよね~」と。

プロの世界でもそうなんだから、空気を読むというのは一朝一夕では作れないのだろう。

読める人は絶妙のタイミングでその行動や言動を取るし、読めない人は何年経過しても何も変わらない。

本日、甥っ子が読んだという分厚い(笑)四コマ漫画集がテーブルに置かれていた。

甥っ子「おじさん、お前も空気を読め!」ということなのだろう。

しっかり、勉強させていただきます!(笑)

フジ三太郎

フジ三太郎

  • 作者: サトウ サンペイ
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 1991/10
  • メディア: 大型本



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