山口県しゅうニャン市 [社会]
私が住む山口県周南市は人口約15万人の県東部に位置するコンビナートの街である。
以前、奥田民生のソロライブを周南市文化会館(1800人収容)で観た時、民生が曲中のMCで「周南市???徳山でしょう!?」と言っていたのを思い出す。
まぁ昔の人からしたら徳山なのである。
平成の大合併で、徳山市・新南陽市・鹿野町・熊毛町が合併して出来たのが周南市である。
昨年のエイプリルフール企画で「しゅうニャン市宣言」動画を製作。全国的に注目を集めたとかで(全然知らなかった)、今年に入り専用サイトを開設し、「しゅうニャン市」のロゴマークをあしらったポスターを作成してきた(全然知らなかった)。新年度予算に2500万円を計上し、市議会に諮ったところ「市の知名度向上につながるか疑問」「歴史的、文化的に見て何の裏付けも根拠もない」として事業費を別の予算に回すように反対意見が出た。事業費削除の修正案は反対14:賛成13の1差で否決された。故に「しゅうニャン市」で推進することが決まった。
人がネコになれるまち。
ネコのように自由に、のびのびと。
みんなが居心地よく暮らせるまち、山口県周南市。
ここは、人がネコになれるまち。
だから、「しゅうニャン市」という愛称なんです。
ゆるやかな時の流れに包まれて、ほっこりと。
あなたも、ご機嫌で、愉快な毎日へ。
さあ、しゅうニャン市でネコになりましょう。
サイトを見る限り、観光や飲食・物販、移住の推進やふるさと納税で人やお金を呼び込もうということなのだろう。市議会の議論も2500万円の費用対効果のようだった。
私からすると「面白いから賛成」である。
先日の記事にもあった自宅の倉庫全焼火事で焼け死んだ犬の代わりにネコを飼い始めた。犬は鎖で繋がれて飼われて自由でない。その結果、逃げれずに焼死。ネコなら鎖に繋がず自由に生きていけるからだ。命名は私に任され「ニャン太」と命名。そんなことを思い出した。
本日、SCANDALのライブが周南市RISING HALL(600人収容)であるらしく、完売らしい。県内には適度なライブハウスがここしかなく、恐らく県内各地から若者が集まるのだろう。面白いものがあれば場所は関係なく行くものである。息子なんかは友達と100㌔先から駆けつけてくるぐらいだから・・・
前述の奥田民生ではないがSCANDALの20代の女の子たちがMCで「ここ、しゅうニャン市なんだって!?」「面白いじゃん!」と言ってくれそうな予感。
時代は変わっていくのである。