一緒懸命 [社会]
「いっしょうけんめい」という漢字は精一杯生きるという意味合いの「一生懸命」、ひとつの事に集中してという意味合いの「一所懸命」がある。
昨日は「一緒懸命」という言葉がふさわしかった。
長男が所属する高校の野球部の甲子園地区予選大会を観たというより、応援してきた。
私の場合、離婚して子供と離れ離れであり、往復200キロ4時間の移動となる。
子供は1年生でスタンドからの応援であった。大会情報を見ると部員が少ない学校は1年でベンチ入りも珍しくない。息子の同級生で遠い親戚にあたる子供さんはメンバー登録されていてビックリした。
炎天下の中、プレーする選手をはじめとして、スタンドの野球部員、応援団、チアガール、吹奏楽団、先生生徒、父兄、OB、地元の人、虫たちetc 皆が一緒になって応援した。何だかそれを見ているだけで感動して泣けてきた。(人生折り返して残り少なくなると涙もろくなるのかなぁ・・・)
応援団は勝ったチームにも負けたチームにもエールを送る姿に更に感動。
毎回1回戦敗退の息子の学校は10対8で1回戦突破し、次につながった。
子供には「父さんが高3の時、奇跡の逆転に次ぐ逆転で、学校創立100年で初めて甲子園に出たんよ!最後まで皆あきらめなかった。〇君も応援がんばって!」と伝えた。
※参考記事http://harukaze0013.blog.so-net.ne.jp/2006-11-27
子供たちの学校の試合が終わった後、どうしようかと思って次の試合の組合せを見ると・・・何度も甲子園出場経験もある強豪校 対 田舎の高校で応援団も少ないため、そちら側のスタンドに行って応援していた。
結果的には7点差コールドで終わるも、最後まであきらない選手や応援にまたまた涙があふれてきた!(泣きすぎやろ!)
部外者の私にまで女子高生が差し入れのコーヒーをくれたことにまた涙!恩をいただいたことにこちらもまた応援に熱が入る。好循環である。
負けたら終わり!というところに今を生きている命を燃やす高校野球の甲子園地区予選ってやっぱりいいなぁ!
何か人生と似ているなぁ・・・何か誰かと一緒に懸命になってみませんか?