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ドラマ「月に行く舟」 [ドラマ]

恋愛の神さまと呼ばれる脚本家:北川悦吏子(「愛していると言ってくれ」「ロングバケーション」etc) 作品<月シリーズ三部作>の二作目「月に行く舟」を観た。
 
ある田舎の駅で「帰る人」と「待つ人」という全く異なる方向を向く二人が、一瞬の出会いを通していろんな事に気付く恋一歩手前の物語。和久井映見演じるりおは、目が見えない。今読んでいる漫画「聲(こえ)の形」では耳の聞こえない少女がテーマ。私の日常では接することが無いだけに、想像力を働かせて読んでいるが、欧米では障害を持つ人のことを「チャレンジ・パーソン」と呼ぶらしい。カッコイイではないか!?「挑戦する人」「挑戦している人」あの世から神さまに懇願して「人とは違うハンディを持って今世を生きている人」それに比べて私はどうだ!?日々クヨクヨしながら生きている。「離婚がなんだ!」「痛風がどうした!」「食えない農家が何?」誰かの座右の銘ではないが「生きてるだけで丸儲け」じゃないか!
 
漫画「聲の形」の耳の聞こえない女の子が意中の男の子に「好き」と言うも…「ちゅき」と聞き取られ、「月?」空を見上げた男の子は「月がキレイだね!」と応える。でもこれは理にかなっていて、夏目漱石が英語の「I LOVE YOU」を「月が綺麗」と訳したらしいから。漫画ではこの解釈は無いんだけど。この月シリーズ三部作を観て私の中で妙に繋がった。私だけのストーリーに変換してしまった。漫画や小説には行間らしきものが存在するから、人それぞれの解釈があって面白い。
 
このドラマ「月に行く舟」も漫画「聲の形」も、一般的には問題がある人を好きでい続けられるか?がテーマだが、「挑戦する人」は変わらない訳だから、その人を好きになった伴走者次第である。一緒に歩み続ける覚悟があるのか!無いのか?
 
同時並行して二つの作品を偶然にも知ることが出来て勉強になった。今日からまたがんばって生きよう!と思わせてくれる素敵な作品たちでした。
 

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